- 765 名前:名無しの笛の踊り mailto:sage [2009/03/01(日) 15:02:52 ID:zmaKWK8M]
- >>763
スレチですね。 「物凄い勢いでお薦めの演奏者を答えるスレ」に行っていただけれけば、 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニーの全集が、私の聞いた限り では最も枯れていたということを回答したいと思います。 1番は大河の流れるような序奏に始まりますが、金管楽器が弱く、展開部の 一番盛り上がるところではほとんど聞こえません。テンポ遅めで第2楽章の美しさ は比類がありませんが、他の楽章は燃焼度が足りないと感じられるかも。 2番は重厚で感興に富んだ名演です。第2楽章の憂愁は感動的。まさに秋の夕映えを 感じさせます。 3番は剛毅木訥な感じ。やることはやってますが燃えが感じられません。有名な第3楽章 もあっさり。まあ、それが孤独感を醸し出してはいますが。2楽章は美しいです。 4番は力みというものが全くなく、1楽章コーダなどは不満を感じるかもしれません。全体に 骨太で、3楽章はたくましく、4楽章は立体的な感じがします。しかし感傷に欠け、ロマンに 不足していると感じられるかもしれません。 そういうことをお答えする予定です。
|

|