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++ヘルベルト・フォン・カラヤン ++ Nr. 26



294 名前:名無しの笛の踊り [2008/11/21(金) 22:21:24 ID:GuwXmC97]
レコ芸12月号、立ち読みでサラッと読み流してから買った。
ちょっと気になった点。
33pに「80年代のカラヤンはベルリンpoとウィーンpoを使い分けるようになり・・・」とあり、BPOとVPO別に名盤が列挙されているのだが、
ヴェルディのレクイエムとモーツァルトの戴冠式ミサ(ヨハネ・パウロ2世の荘厳ミサ)がBPOの名盤にあげられているように読める。

「ベルリン・フィルとのベートーヴェンやブラームスの交響曲全集は(中略)名演の数々であった。
もちろんヴェルディのレクイエム、モーツァルトの戴冠ミサ、ディヴェルティメントなども素晴らしく、
巨匠が最後に到達した無垢な心の情景を見せたようである。
これに対してウィーン・フィルとのチャイコフスキー、ドヴォルザーク、シューマン、ブルックナー、モーツァルトのレクイエム(以下略)」
言いたいことは分かるが、文脈から言ってヴェルレクと戴冠ミサはベルリンpoとの演奏と思われても仕方ない書き方。

あとはこれから精読してみよう。
でも自分が知っているレコ芸のカラヤン特集では、昔の記事になるが
84年12月号の来日記念特集、89年10月号の追悼特集が一番だったな。
84年12月号の黒田恭一氏によるカラヤンへの単独インタビューは、読み応えあったな(友社の「ウィーン・フィル&ベルリン・フィル」に再録されている)。
同じくギュンター・ブレーストへのインタビューもおもしろく読んだ。

中学生の頃に読んだレコ芸77年1月号(?)の西村弘治氏によるルポ「カラヤン&ベルリンpoのベートーヴェン交響曲全集の録音風景を見た!」
とてもおもしろく読み、クラシックを聴き始めたばかりの自分にとって、音楽作りの緊張が伝わる手に汗握るルポだったのだが、2ちゃんのカラヤンスレで「あれは捏造記事だった」という事実を知ってショックだった。。。






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