- 199 名前:名無しの笛の踊り [2008/06/30(月) 20:55:55 ID:C7GstiCB]
- 興味深い記述を発見した。「芸術の体系」アラン/長谷川宏訳 光文社古典新訳文庫より
…そして、ほかに共同の神聖な儀式がない以上、厳密な区切り目をもち、さまざまな 決断がなされ、終局へと足早にむかうミサこそが、たぶん音楽劇にもっともふさわしい。 …要するに、音楽劇はけっして贅沢なものではなく、必要なものー貧しい人々にとって 必要なものーだ。それは都市の民謡だといってよい。都市の人々の窮屈な生活、忙しい仕事、 季節感のない日々、機械的に過ぎていく時間などを思い、そのなかで必要なものが刻一刻、 満たされていくことを考えると、ワーグナーの楽劇の冗漫さにたいして厳しい判断を下し たくなるのは、理に叶ったことといえるのだ。(第5章 演劇から) このようなアランの指摘に対して翁シンパはどう思うのかしら?
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