- 545 名前:名無しの笛の踊り [2010/04/27(火) 00:41:59 ID:WbplXqNA]
- >>543
テュルクは、『クラヴィーア教本』で知っています。 まだ、ピアノという楽器が存在しない時代の著作ですけど、学生時代、モーツァルトの楽曲分析か、 演奏法も含めた講義かなんかで、登場しました。 あと、C.P.E.バッハのやつもです。 現代の辞典の類だと、アフェットゥオーゾ(母音にはさまれたSは濁る)の項には、「愛」の文字は 必ず入ってますけど、やはり、当然のことと言えば当然かもしれませんが、時代によっても、楽語の 意味も変わってくるんですね。 18世紀と19世紀の音楽では、愛情の表現もかなり変わってますからね。 同時代でも、ショパン、シューマン、リストでも全然ちがいますよね。 私の見落としかもあるかもしれませんが、ショパンの作品には、Affettuoso、Con affetto が見当たらないんですよね。 これは、私がショパンの音楽にあまり「愛」を感じない理由になるかもしれないと思ってます。 「(叶わぬ)恋」とか「片思い」などの表現は他のどの作曲家の作品よりも卓越してると思いますが。 ショパンは孤独を感じさせる作品が多い気がします。 しかしこれは、あくまで、私の個人的な感想です。
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