- 909 名前:名無しの笛の踊り mailto:sage [2010/06/08(火) 10:58:52 ID:5Qmvy5ek]
- >狂おしい欲望や嫉妬に身を焦がしたことがない
そこが、今の所演奏の魅力につながっているのでは。 あらを探せばいくらでも言えるだろうけど、それでも明るい魅力があるから聴く。 屈折すれば、苦悩すれば、嫉妬すればいいというものでもない。 そういうのは厨房趣味っぽい。 それと別にピアノ漬けにしているわけでなく、家族もいろんなものに触れさせようと していたように見えたが。そのために映画が必須というわけでもあるまい。 それとも障害者だと心が豊かでなく教養に欠けるとでも? 三味線でも、全盲でも名人の人がいて演奏に味があった。 それと自分も、以前は辻井君のことを話に聞いていても、「また障害ということで注目されているのだろう」 と思って感心がなくて、いざ聴いてみたらその演奏が好きになった。 だから、辻井君の演奏をいいという人は、同情から、或いは辻井君本人のストーリーに 感動しているからだというのは妥当ではない。確かに一部にはそういう人もいるだろうけど。 勿論課題もあるだろうし、今までは母親の愛情が、あの先生の「喜びをもって弾く」 というのと本人の個性とうまく合っていい方に出たけど、 これだけ世間一般的に騒がれて、でもってママンが「やはり伸君はすごい」となってしまうと 今後生き残っていく上でうまく対策とれるかね、という懸念はある。
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