- 376 名前:名無しの笛の踊り [2008/11/19(水) 23:46:48 ID:5GWVNO0A]
- 今日は仕事が終わらず後半のマーラーのみ。
都響の演奏会としては最低クラスの出来と思う。 こんな日だってある。しかし、弱点をわざわざ強調してしまうような指揮。 演奏を聞きながら、一所懸命いいところを探すような、終演後拍手も一切 しないような、そんな消化試合のような演奏。 福島の南相馬に遠征して聞いた大野の英雄の生涯のテンションとは雲泥の差の コンサート。 でも、良かったところはある。ティンパニーを中心としただ打楽器はそれだけで 演奏会に足を運んだ価値がある。コントラバスのソロもよかった。 トランペットも。弦のアンサンブルも。みんな心が指揮者からは離れていたけど。 「これはベルティーニが教えてくれたマーラーではない!」とそれぞれの団員がつぶやいているような。 でも、やっぱり憧れの人の、化粧していない寝起きの顔を見てしまったような 後味の悪さ。全ては、あのゆるすぎる指揮者のテンポ設定に起因すると思う。 そして、ホルンの首席陣・・あのゆるいテンポで、音を小さく、しかも 抜けのいい音で、都響派ホルンが吹けるはずがない。それがわかっていて なんで、あのテンポ設定するかなあ・・牡蠣が古いとわかっていたら とりあえずフライにするのに、生牡蠣を出すような・・・ 1楽章のクラリネットの失敗がインフルエンザのように他の奏者に 伝染したね。都響ファンはマーラーに厳しいけど、それ以前に負けるつもりの 消化試合のような・・・マーラーのときのホルンは、長老を首席にするのはやめてくれ。
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