- 5 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2017/12/10(日) 21:23:48.35 ID:xGnASRga.net]
- ――映画『銀魂』は、どのような経緯で作られていったのでしょうか?
福田雄一さん(以下、福田):ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズがネットで騒がれている時に言われていたみたいなんです。 僕はその時、『銀魂』を知らなかったんですけど、銀魂ファンの人たちが『勇者ヨシヒコ』を観て、「この人だったら、(実写版)銀魂をやれるんじゃないかというようなことを言ってるよ」って、長男から言われたんですよ(笑)。 それが頭に残っていて……。でも自分の作品の『勇者ヨシヒコ』が何かに似ているという状況がムカつくじゃないですか。だから、「絶対『勇者ヨシヒコ』の方が面白いと思うよ」みたいなことを言ったと思います(笑)。 ――そうだったんですね。 福田:もともとは、ワーナーさんから「うちで映画を撮りませんか?」というお話があったんです。 でも、映画界の噂で、「ワーナーさんは、どうやら本国から厳しいリサーチがあるらしく、売れた原作と売れた役者でしかやらないらしいぞ」ということを聞いたことがあったので、「俺は今、売れた原作を言わなければいけないな」っていうのがあったんですよ。 僕はマンガを全然読まないし、小説も読まないので、なかなか言えないわけですよ。 そこで必死に考えた挙げ句、息子がそんなことを言っていたなと思って、「『銀魂』っていうマンガは、僕がやった方がいいんじゃないかって、ちょいちょい言われているらしいですよ」とプロデューサーさんにお伝えして、そこから始まった話ですね。
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