- 512 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2018/11/27(火) 22:38:24.89 ID:AwopzRno.net]
- 大人になって挫折した末にクリスチャンになった人は、
「この素晴らしい教えをぜひ子供たちにも」と言いたいところでしょうが、 まだ子供は「人生の挫折」というものを知らないのです。 それなのに、「これは重荷が下りる素晴らしい教えだから」と押し付けるのは、 子供にとってありがた迷惑以外の何物でもありません。 特に、子供に「罪の意識」を植え付けた上でキリストの救いを教えるのは、 「やめてくれ〜〜〜!」と声を大にして言いたいです。 むしろ、子供に「罪の意識」という名の「重荷」を背負わせることになるのです。 私の信仰生活には、常にこの「罪の意識」が心にありました。 一般家庭に生まれ育ち、一般社会の中で生きてきた大人には、 「処世術」という、世の中を要領よく生きていく術(すべ)が身に付いています。 したがって、そういう大人が教会へ行ってキリスト教の話を聞いても、 自分が身に付けた常識の範囲内で情報を処理して理解できます。 しかし、子供たち、特にまだ物心も付いていないような小さな子供は、 まだそのような能力が備わっていないため、 大人がする話を文字通り信じ込んでしまいかねません。 したがって、例えば「あなたの心は黒く汚れている」などと教えると、 本当に胸の中が真っ黒に汚れているなどと受け止めかねません。 また、「罪びとは死んだ後に地獄に落ちる」と私は教わってきたので、 小学生のある時期、本当に夜も眠れないほど死後のことを心配したことがありました。
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