- 216 名前：名無シネマ＠上映中 mailto:sage [2016/12/12(月) 00:37:25.32 ID:trmGrBJV.net]
- 中上映画全コンプリしたよ。渇望ってやつだな。
結果、俺がこの映画にみたものは中上ではなさそうだった。
青春の殺人者。これは初の中上映画なんだけど暴発後が主なシーンで
異色だと言える。監督も有名人みたいで本編より監督インタのが
長いってどうよ。
十九歳の地図。暴発前のみを描いたモラトリアム映画だな。
バイクが重要なのは火まつりまで全て共通らしい。
この主人公俳優は十九歳と火まつりの監督である柳町監督の
デビュードキュメンタリーであるゴッドスピードユー！ブラックエンペラーに
顔が映ってるようなので暴走族っぽい。宇梶ともヤンキーとも違う
いかにも生ッチロイ青年。青春の殺人者も同じ暴走族が協力してる
ゴッドスピードユー！ブラックエンペラーって2000年頃のポストロック
というインディーズロックシーンで有名だったアメリカのグループ名なんだよね
世界の柳町とも言うらしい。知らなかったよ。
柳町監督の最新作はカミュなんて知らないってタイトルで
原作こーちゃんの造形に影響あるっぽい。
軽蔑。だいぶ最近の作品になる。フィルムコミッションの
せいだと思うけど、溺れるナイフと同じ風景が多数登場するので
ソフト発売の暁には見比べるのが面白そう。高良健吾が
イケメン役なんだけど次作の千年の愉楽のイケメンぶりが突出してて
こっちは物足りない。運命的な恋なので見比べるならこれが一番
しかし破滅的なエンディングは伝統的なヤクザ映画と同じ
あと椿のエピソードもあり。ナツメってよそ者と思ってたけど
父親が浮雲の人間だから血は土地の人だったなともおもった
ナツメの父母の話としてみても面白い。ナツメ生まれないけど
この映画のある種の改良が溺れるナイフとも言える。
千年の愉楽。一族のイケメンたちが破滅してゆくのを描くオムニバス。
火まつりと全く同じ榊のエピソードが出る。
それとレオスカラックスの初期三部作も見たよ。
なんか中上映画に影響うけてね？と思ったが（日本ぽいものが出る)
しかしやっぱ共通の先祖がゴダールなのかなと妄想。
ポンヌフは必見だね。他と比べて鮮烈さが際立ってる。
溺れるナイフはレイプをポンヌフはホームレスを装置として選んだ
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