- 26 名前:名無シネマ@上映中 [2009/03/02(月) 20:49:56 ID:EKlUOoTJ]
- (>>25の続き。)
たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。 これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。 この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、 彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。 アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。 女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。 強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。 彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、 すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。 男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性と セックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。 私には、言葉も出なかった。 彼女は自分を育ててくれたハクジン両親はいい人で、とても幸運だったという。 統計などなくてわからないけれど、幸運なアボリジニーは少ない と言った。 彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、 会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。
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