- 162 名前:名無的発言者 [2013/03/09(土) 16:45:38.16 .net]
- 中国大陸での共産革命を狙うソ連と毛沢東によって、日本は 蒋介石との戦いに引きずりこまれた そして、それが原因となって、中国市場を狙う米国とも対立することとなった。
日本が中国大陸に進出していなければ、毛沢東と戦う蒋介石を英米と共に支援していただろう。 歴史上のIFは繰り言にしかならないが、「日本は文化と海洋による国家を造らなくちゃいけないんだ」という李登輝氏の言葉は、今後の日本の進路を考える上で重要な示唆を含んでい る。 日本文化は自然と共生する。そしてわが国は世界第6位、 451万平方キロに及ぶ200海里排他的経済水域(EEZ) を持つ海洋大国である。美しく、豊かな、かつ自由な太平洋を、台湾を含めた海洋アジア、オーストリア・ニュージーランド、 そしてアメリカと力を合わせて守っていくことが、わが国の国家戦略であろう 台湾の李登輝前台湾総統が以下のように言われたと、産経新 聞論説委員長・千野境子氏が紹介している 後藤新平が満鉄などに行かないで、台湾にいて南進政策 をやっていたら、満州に手を出さないで日本は海洋国家と して違う日本になったと思う。大陸へ行ったがゆえに大変 なことが起きた。日本は文化と海洋による国家を造らなく ちゃいけないんだ・・・ 確かに、満洲へ向かう方向は、日本にとって鬼門だった。日 本はこの地に膨大な投資を行い、多くの優れた人材を投じた。 わずか10数年で、終戦時の中国大陸の重工業の約90%を占 める高度産業国家を忽然と出現させたのである[a]。後藤新平 [b]を含む我が先人の偉業を我々は大いに誇ってよいのである が、「大陸へ行ったがゆえに大変なことが起きた」という李登 輝前総統の言葉も歴史的な事実である。
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