- 62 名前:古書商人 ◆1OFM5sCyWg mailto:sage [2006/11/20(月) 01:26:10 ]
- (うわ、広い部屋だ…。しかもこの本の量!)
「あげる」って…背表紙を見ただけで絶版と判る貴重なものが何冊も混じってますよ!?(←魔道書としての価値:低) (前回交換してもらった古書は、溜まってた店の家賃を先払いできるだけ高値が付いたのに!) もらうと言う訳にはちょっと…交換するなら、えーと持ってきたアレは… 〔禁じられた魔術儀式の記録〕 〔魔術具大全〕 〔魔力付与の術式一覧〕 初版で状態が中程度なので、この三冊でどうでしょう?(自称「魔導士」いわく評価は「なかなかだ」だったし。) 三冊とも、作家としてはあまり有名では無かったけど、この手の研究では有名だった著者のものです。 (その手の人達以外には全く需要が無いんで、店頭に置けずに倉庫行きになったんだよな…。) この商売をやってる理由ですか? 簡単に言っちゃうと、爺さんがやってた商売の後を継いだんですよ。 両親が居ない私を育ててくれた爺さんが、殺さ─失礼、亡くなって、残ったのが借金と古書だけでして。 他に出来ることも無いし、何だかんだ言っても本が好きですしね。 危ない目、ですか…。何度か遭いはしたと思いますけど、何というか悪運だけは強いもんで。(自嘲気味にフッと笑う)
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