- 1 名前:陳陳 mailto:陳陳 [2007/09/01(土) 07:03:54 O]
- 陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳陳
- 146 名前:名無しになりきれ [2007/10/17(水) 00:55:40 0]
- なりきり群雄伝(陳泰伝)第1章「朔北の無法者」 オープニング(2)(ケ艾、陳泰、鍾会、張合β)
ケ艾 「陳泰殿、是非私もその陳朱道の鎮圧に加えてくれぬか?」 陳泰 「ケ艾か。しかし、お主は先の姜維との一戦で戻ったばかりだ。それに、相手はどの様な手を使ってくるのか分からぬのだぞ。 ましてやお主は連戦の身であり、尚更不利であろう。だからここは俺に任せて、休んでいてくれ。」 ケ艾 「そんな悠長な事はしてられぬ。貴方は私とは年が離れているのに、対等に、かつ親しく付き合ってくれたではないか。斯様な 貴方に万が一の事があっては困るゆえ、こうして頼みに参ったのだ。……なので改めてどうか、私も参加させてはいただけぬか?」 陳泰 「……そうか、分かった。だが俺もお主の事を大事に思っているのだ、余り無理をするでないぞ。」 ケ艾 「うむ。」 鍾会 「なら私もその無法者の鎮圧に加わらせてはくれませぬか?」 陳泰 「鍾会か。だがお主、ケ艾とは余り仲が良く無いそうではないか。大丈夫なのか?」 鍾会 「例え日頃、彼とは仲が良くなくとも、戦となればれっきとした戦友です。私事を交えて戦には出ませぬゆえ、どうか御安心 下され。」 ケ艾 「その言葉、本当なら良いのだがな……。」 鍾会 「ふん、私は生まれてこの方、嘘偽りは一度も言った事はあるまい。もし貴様が危機に瀕した場合、全力で助けてやる。 その時は感謝するのだぞ。」 陳泰 「(どうやらまた始まったようだな。全く、大事な時にこうも逆対照の者がいると、私でも苦労するというのに、 どうしたら良いのか……。)」 (次に続く)
- 147 名前:146 [2007/10/17(水) 00:56:56 0]
- 張合β 「陳泰よ、北伐に出るそうだな。それなら俺も参加させてはくれぬか?」
陳泰 「これは張将軍。長年、戦場を駆け回った歴戦の将である貴方から斯様な御言葉を頂けるとは、この陳玄伯、身に余る程 光栄でございますが、将軍はもう老境に差し掛かっておりますゆえ、ここは我々に任せてはくれませぬか?」 張合β 「何を言うか。この張儁乂、身体は老いれどまだまだ現役そのものだ。心配するでない。それに……、この者等が良からぬ 争いを起こさぬ為にも目付けが必要であろう? ここは俺がその目付けを果たすから、お主等は思う存分無法者を蹴散らすのだ。 お主等も異存は無かろう?」 ケ艾 「……魏の至宝なる将軍と共に戦えるのは願っても無い事。是非お願い致します。」 鍾会 「うむ、同感だ。張将軍、此方からもどうか宜しく御願い致しますぞ。」 陳泰 「ふむ……、では張将軍、此方からもどうか彼らの事をどうか御願い致します。」 張合β 「よし、任せておけ。俺も内政続きで退屈していたからな、ひと暴れしてやろうと思っていたところだ。我が魏の力を存分に 見せ付けてやろうぞ!!!!!」 陳泰・ケ艾・鍾会 「はっ!!!!!」
|
|