- 1 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 15:16:00.35 ID:nrKQ7vnzM]
- 俺は磯野カツオ。今年で高1。
パッと見は仲良し一家を演じている。 しかし、我が家はそんなままごと遊びのような平和な時間など、塵一つもなかった。 皆踊らされている………フグ田タラヲに………
- 2 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 15:25:15.81 ID:nrKQ7vnzM]
- カツオ「タラちゃん、そんなことしちゃだめじゃないか!」
タラヲは父さんの盆栽を次々と破壊していた。父さんが命の次に大事にしていた盆栽。 許せなくて俺はタラヲの横っ面を張った。 タラヲ「ぅうゎあああああああああああん! サザエ「どうしたのタラちゃん!」 タラヲ「カツオ兄ちゃんがおじいちゃんの盆栽壊した挙げ句僕を殴ったでぇすぅ」 カツオ「僕じゃないよ姉さん!」 サザエ「嘘おっしゃい!だったら何であんたのボールがここにあんのよ」 カツオ「………!」 サザエ「あくまでも認めないのね。わかった。父さんにきっつーくお仕置きしてもらうからね。 其れまで物置に入ってなさい」 カツオ「………嘘だ…嘘だ…糞が……」
- 3 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 15:48:42.11 ID:nrKQ7vnzM]
- ___夜
波平「ヴァッカモオオオオオオン!」 カツオ「だから僕じゃ」 波平「だまらっしゃい!サザエ、カツオは飯抜きじゃ」 カツオ(ファック………) ___一時間後 マスオ「ただいまー」 サザエ「お帰りなさい!聞いてよマスオさん、カツオがね………」 マスオさー「オーケー、わかった。カツオくんのことなら僕に任せてよ………」 サザエ「お願いするわ」 ゴト………… カツオ「……誰?」 マスオ「カツオくん、サザエから話は聞いたよ」 カツオ「けっもういいよ。どうせ僕が犯人ですよ、へっ」 マスオ「そんなこと言うもんじゃない。君の言い分を聞かせてくれるかな?」 カツオ「…わかった」 マスオ「カツオくんは、タラちゃんを憎んだことはあるかい?」 カツオ「そんなことないよ……」(そんなことマスオ兄さんに言えないよ……) マスオ「無理しなくていいんだよ。僕ですら憎しみを抱いてるんだから」 僕は驚きつつマスオ兄さんにすべてを話した。突然、マスオ兄さんが僕に頭を下げた。 声を少し上ずらせながら僕に謝罪を述べた。 マスオ「ごめんよ、カツオくん。僕たちがタラちゃん、いやタラヲの育て方を間違えた。 僕たちが甘やかしてきたから、こんな言動や行動をとるようになってしまったんだ。 それだけだったらまだいい。おまけにお義父さんやお義母さんから金を騙してせしめたり、 リカとか言う名前の女の子を孕ませたという話まである。」
- 4 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 15:52:32.61 ID:nrKQ7vnzM]
- カツオ「……」
マスオ「君もタラヲを憎んでいるというし、これで僕の決心はついた。」 カツオ「…どうするの?」 マスオ「決まってるさ、タラヲをこの手で始末する」 ___この時、マスオ兄さんは今までにない人間以外のものの目付きだった。
- 5 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 16:15:52.92 ID:nrKQ7vnzM]
- カツオ「でももしばれたら………」
マスオ「ピューイ」 ガササッ 穴子「おーぅ待たせーふぅーぐぅーたくぅん」 マスオ「ナイスタイミング!」 穴子「話は聞いてたぜマスオくん。腕がなるぜぶるゎああ!」 カツオ「穴子さんも協力してくれるの?」 穴子「もぉちろぉんさぁ。おじさんに任せなさい」 その晩、俺たちは作戦会議を開いた。 みんな興奮とタラヲへの怒りとタラヲを消せる嬉しさで目をギラギラさせて、眠気を全く感じていなかった。
- 6 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 20:00:06.88 ID:nrKQ7vnzM]
- ___翌朝
カツオ「………いよいよ時は来たね」 マスオ「そうだね」 穴子「うーでが鳴るぜぶるゎあああ!」 カツオ「協力者を3人呼んできたよ」 カツオ「中島、花沢さん、堀川くん」 中島「タラヲの奴毎回僕んちでピンポンダッシュしやがってぇええ! 潰してやるー!むきっ!むきききききっ!」 花沢さん「あたしもタラヲのくそガキに胸とお尻触られたのよ!磯゛野゛ぐんに゛協゛力゛ずる゛わ゛!」 堀川くん「僕もさんざんタラヲになめた口聞かれてきたからねぇ!ワカメちゃんを僕にくれるならお兄さんに協力します!」 マスオ「このメンバーで行けば絶対勝てる!さあ、みんな!」 全員「出陣じゃああああ!」
- 7 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 20:19:31.05 ID:nrKQ7vnzM]
- サザエ「……どうもマスオさんの様子がおかしいわね……」
フネ「大丈夫ですよサザエ」 波平「左様」 ワカメ「ちょっと待って!あれ!」ドヤドヤドヤドヤ タラヲ「!!敵襲でーす!」 サザエ「さあみんな!武器を持って!」 マスオ「おいそこのうんこ盛りヘアー女!何で僕は君の尻に敷かれ続けなきゃいけないんだい、えぇーっ!?」 サザエ「!!!ひどいわマスオさん!」 波平「ワシの娘を泣かすとは!」 フネ「お仕置きが必要ね!」 タラヲ「ママを泣かせる奴は死ねでーすw」ヒュンッ! カツオ「甘いッ!」ガキン! タラヲ「ハゲの癖にやるですねぇ!しかし相手が悪すぎたですぅww」 ワカメ「ピューイ!」 伊佐坂一家「準備出来ましたぞ」 裏爺・裏婆「悪い子にはお仕置きが必要じゃわいホッホッホ」 カツオ「よし、行くぞ中島」 中島「任せろ磯野!どいつもこいつも弱そうだなあ!僕があっという間に葬ってやるから感謝しろよぉ!むききききききっ!むききききききっ!」
- 8 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 20:29:09.40 ID:nrKQ7vnzM]
- 中島「ぅおりゃあああッ!」バキイッ
伊佐坂「かはっ、急所を狙うとは………」ドタッ 伊佐坂大往生! お軽「あなた!あなた!」 マスオ「そんなに旦那さんを愛してたんですねぇ………」 お軽「はい、それはm」バギューン! マスオ「ごたくはいいから消え失せろこのくそばばあ!www」 磯野家(タラヲ以外)「ブルブルッ!」
- 9 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 21:15:11.62 ID:nrKQ7vnzM]
- カツオ「びびってんじゃねーぞゴルァアア!」ガンッ
波平「親に向かってその口の聞き方はなんじゃ!」 カツオ「あーいとぅいまてぇーんw」バキッ 波平「カツオォオオオオ!死ねぇえええ!」ザシュ! 波平「グフッ!」バタッ マスオ「さようならです、お義父さん……」 波平「……ばか………もん……」 波平大往生! フネ「あなたあああああああああああああああ!」ザシュ! フネ大往生! マスオ「お義母さんが自害してくれたんで殺す手間が省けましたよ〜w」 カツオ「………そこまでする?」 マスオ「カツオくんは覚えてないのかい?タマを毒餌で殺したのはお義父さんとお義母さんだったんだよ。 『クソ猫に喰わす飯はない』って言ってたね」 カツオ「マスオ兄さんナイスぅ!」
- 10 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 23:29:44.52 ID:nrKQ7vnzM]
- マスオ「どんどん殺っていこうかぁwwwwww」ガガがガガ
カツオ「イヤッフー!」バリバリバリバリ 中島「むききききききっ!むききききききっ!むききききききっ!むききききききっ!」ズキュンズキュンズキュンズキュン 穴子「ぶるゎあああ!ぶるゎああ!ぶるゎああ!ぶるゎああ!」ズッガガーン! サザエ「」 マスオ「あ、サザエが死んだぞ!イヤッフー!」 カツオ「やったぜ。」 花沢さん「オラオラオラオラオラオラオラァ!」ダダダダダダダダダダダダダダダ 伊佐坂一家全員「」 花沢さん「磯野くん!伊佐坂一家は全滅させたわ!」 カツオ「ナイスぅw」 ノリスケ「花沢さんおいたが過ぎるよw」 花沢さん「あなたタラヲ派だったのね!」 ノリスケ「タイコと離婚してからすべてが面白くなくなってね。んでサザエさんたちにこの戦争にサザエさん側として活躍させてもらってるって訳さ」 花沢さん「磯野くんの邪魔をする奴は許さない!」ズガァン! ノリスケ「……ね゛ぎら゛ぁ゛め゛ん゛」バタッ カツオ「花沢さんsugeee!」 堀川くん「ワカメちゃぁん………僕のものになるんだ………」 ワカメ「いや…やめて……」 堀川くん「つべこべ抜かすなタコッ!」ビリビリ 堀川くん「ひょぉおーんっ!」ビビーン ワカメ「何を……するきなの………」 堀川くん「これをズブリする」ズブ ワカメ「らめぇイクぅ!」プシャアア 堀川くん「潮まで吹きやがって………だがまあいい。この女は俺のものだ」 堀川くんはそう言うと、ワカメを連れて逃走した。その後彼と磯野ワカメがどうなったかは誰も知らない。
- 11 名前:毒きのこの山 [2019/09/02(月) 23:44:56.31 ID:nrKQ7vnzM]
- タラヲ「………とうとう僕一人になっちゃったです。裏のおじいちゃんとおばあちゃんも花沢さんに消されたです。
次は僕が消されるです」 カツオ「タラヲォオオオオ………見ツケタァァアア…………!」 タラヲ「ひっ、カツオ兄ちゃん!」 中島「むききききききっ!むききききききっ!むききききききっ!」 マスオ「タラヲタラヲタラヲタラヲタラヲタラヲタラヲタラヲタラヲ殺す殺す殺す殺す殺す殺す」 穴子「ぶるゎああ!ぶるゎああ!ぶるゎああ!ぶるゎああ!ぶるゎああ!」 花沢さん「たらああああああああああああああああああああ」 マスオ「さあここからはカツオくんと中島くんのタラの解体ショー、はっじまりむぅあーーす!」 カツオ「おいタラヲ、お前のせいで俺がどれ程惨めな思いしたか教えてやるよw」ガツンッ タラヲ「ぴんむぅ………」 中島「何がぴんむぅだ!ふざけやがって!」ガスッドスッ タラヲ「はしゅ?はしゅ?はっしゅうう……」 カツオ「お前はもうすぐ死ぬぜ。助かりたくはないか?頼めば俺たちも鬼じゃねえから助けてやんよ」 タラヲ「………助けて……ください……」 中島「ダメェエエエエエエエエエエエーーーーッ!wwww」 タラヲ「…糞人間が………」 中島「せいやあっ!」ドシュッ タラヲ「ぶんずぇ?ぶんずぇ?ごぷごぷごぷ……」ガクッ カツオ&中島「………死んだぞ。いやったアア!」 みんな「イヤアアッホッホッホ!」 その後の顛末を述べる。 マスオ兄さんとタイコおばさんは結婚。穴子さんは僕らと居候。中島も同じ。 僕は花沢さんといい関係になって他のみんなから羨望の目で見られる。しかし僕はこんな生活が欲しかった。 全員「勝利じゃあ!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぅ!」 この咆哮はアメリカのホワイトハウスまで届いたということである。
完 制作・著作 毒きのこの山
|
|