- 1 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 19:14:05.99 ID:lAJIr3qH0.net]
- 依頼をほったらかしにして自分だけ出しゃばります、寒い下ネタを連発します
敵・味方関係なく銀時以外のキャラは全員銀時マンセーの為の道具です
他キャラを悉く没個性化させ、個性を自分の物にするので無駄な設定付きまくりです
他人の価値観を無視し、有り難味のない説教を長々と説き押し付けます
銀魂の中では銀時の言うことが全て正しいです、誰にも否定出来ません、させません
一番この世界を憎んでいる（という設定な）のに、（楽々と）耐えているはずが
仇が目の前に現れた瞬間復讐に突っ走った坂田銀時のアンチスレです
・基本sage進行
・萌えスレへの特攻は厳禁
・信者立ち入り禁止
・荒らし、信者の特攻は徹底スルー
・他キャラや信者の話題は程ほどに
・ネタバレ可
・次スレは>>980が宣言後に立てる
前スレ
銀魂 坂田銀時アンチスレ21
medaka.5ch.net/test/read.cgi/cchara/1542523958/
- 2 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 19:17:23.19 ID:lAJIr3qH0.net]
- 神楽新八→もう仲間でもなんでもないけど万事屋フックは欲しいし便利だから小間使いとマンセーはよろしく
定春→動物虐待しちゃうそんな銀さん優しいよねだから感謝してマンセーよろしく
真選組→警察という権力を踏み台にそれよりすごい銀さんやりたいからマンセーよろしく
忍者組→忍者話は忍スキルのない万事屋中心で展開しにくいからギャグだけよろしく
攘夷組→攘夷活動やめたけど復讐はするしそれは銀さんだけでやるから白夜叉やりたい時だけよろしく
女子達→女は守られてこそなので戦闘没収ハーレム描写はするから銀さんが一番素晴らしいってことでよろしく
高杉神威→銀さん蚊帳の外にしたくないから目的から外れて不自然でも興味持ってマンセーよろしく
見廻組→エリートに一目置かれる銀さんやりたいから興味持ってマンセーよろしく
敵組→銀さん説教中は黙って聞いて終わったら改心するか死んでくださいよろしく
ゲスト→光の速さで銀さん認めて銀さんにのみ感謝してくださいもちろんマンセーもよろしく
女キャラ→銀さんに惚れるのは当然だから他キャラはアウトオブ眼中でよろしく。ただし処女に限る
- 3 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 19:20:29.52 ID:lAJIr3qH0.net]
- ･その場その場で自分に都合いい理屈しか持ち出さない
･なので自分の過去の発言が物語が進む内に痛恨のブーメランになる
･過去に自分がやった事は全て棚上げ、罪を償ったわけでもないのに他人を居丈高に糾弾する
･戦闘描写がある場合は戦闘面で強キャラ、設定面での強さは事実上最強。その癖ありえない負け方を するので無能と言われる
･視聴者から見れば最低のキャラなのに、なぜか物語上で誰にもそれを咎められない
･それどころか周りのキャラクターはそのキャラをマンセーするだけ
･その結果周りのキャラクターに人格パッチ、キャラクター崩壊の二次被害を出す
･身勝手なエゴで甚大な被害･犠牲を出しながら、結局最後までその報いを受ける事は無い
･目前の危機を取り除くのが精一杯、事態の根本的な解決を図る事は無い
･しかし物語に守られているので演出などで、さも「全ては解決した！」と言わんばかりの描写をされる
･大体において「現実的な手段で事態の解決、収束」を図る対立キャラ、勢力が存在するがそちら側は 「間違っている、悪である」という様な演出ばかりされ、どこまでも否定されるだけ
･対立キャラ、勢力に対しての反論は「説得力の無い幼稚な精神論、理想論」が鉄板
･物語が完結後、全ての設定と描写を考慮して考察すると「何も解決してない」のは良い方で「むしろ 更に悪化している」のもザラ
- 4 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 19:24:00.19 ID:lAJIr3qH0.net]
- ・パロディでしか笑いが取れなくなる。
・ギャグマンガなのに恋愛要素が出てくる。
・作者のメッセージを作品自体で語れず、登場人物のセリフにしてダラダラ語らせる。
・力がやたらとインフレする。
・寄り道ばかりで本筋に触れようとしない。 見てて「もういい加減終われよ・・・」という気持になる。
・主人公が自分の理想を具現化したようなキャラ。 そして動かしても絡んでも凄いつまらない。
・展開がとろくさい、回りくどい、どうでもいい様な事に何週、何ヶ月も費やす。
・敵に悲しい過去やトラウマをくどくど語らせて、読者の同情を買おうとするが失敗する。
・歴代の偉人を元ネタにしたキャラを主人公が説教。
・主人公が糞過ぎるフォローを周りのキャラを落とす事でしかできない。
・単調なバトルしか描けない。
・テンション高いが物凄い空回り。
・登場人物に逆ギレが多い。
・一話で頼りないにいちゃんが、ヒロインが襲われてお涙頂戴シーンで覚醒して凄く強くて実は特殊能力持ちで、 解説役があれは伝説の〜と説明し、はじめて敵倒してまるで読みきりのように一話終了。
・覚悟がどうの運命がどうの、薄っぺらいセリフをキャラが叫びまくる。
・ご都合主義でストーリーが流れ。 最後のコマは取り巻きが総並びで、「主人公がやっぱり最高！」と言って終わる漫画。
・主人公の言うことだけが正しい。
・信者がネットで工作活動をする。
・当て字を多様する。
・ハーレムの理由付けに国がどうの宇宙がどうのとスケールをでかくする。
・作者が作品のテーマについてべらべら語る。 しかしその作品を読んでも作者の言うテーマが全くつたわってこない。
・強敵が出るたびに主人公が負ける。
・台詞がベタ杉。
・何が本筋なのか分からなくなってくる。 又は筋すらない。
・主人公の行動が短絡的すぎ。
- 5 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 19:27:39.99 ID:lAJIr3qH0.net]
- ・そんなつもりないけど巻き込まれて事件解決しちゃう俺カッケー
・そんなつもりないけど美女に惚れられる俺カッケー
・際どい下ネタ言えちゃう俺カッケー
・タブーを恐れず業界もネタにできちゃう俺カッケー
・出来の悪い連中を影から見守ったり裏で頭下げられる俺カッケー
・カタキには容赦しない伝説の白夜叉な俺カッケー
・女体化したら美少女な俺マジきゃわうぃうぃー
・いつでも何でもお見通しで深イイ説教できちゃう大人の男な俺マジパねえ
- 6 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 19:31:53.01 ID:lAJIr3qH0.net]
- テンプレここまでで良かったかな
- 7 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 19:54:51.84 ID:Q1NMGqyP0.net]
- >>1乙
ありがとうございます！
- 8 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 20:01:51.09 ID:Q1NMGqyP0.net]
- とりあえずまた20までageながら保守してみます
- 9 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 20:07:37.73 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 規制でしばらくスレ立て出来ない私が言うのもなんですがもし荒らしが来ましたら立てられる方は次スレをよろしくお願いいたします
- 10 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 20:18:40.58 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 11 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 20:22:42.95 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 12 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 20:35:10.09 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 13 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 20:46:18.94 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 14 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 20:53:00.93 ID:gvG6L4JD0.net]
- 保守
- 15 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 20:56:54.31 ID:gvG6L4JD0.net]
- 保守
- 16 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 21:03:16.06 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 17 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 21:08:05.88 ID:gvG6L4JD0.net]
- 保守
- 18 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 21:08:36.12 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 19 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 21:09:39.17 ID:Q1NMGqyP0.net]
- 保守
- 20 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 21:14:37.71 ID:gvG6L4JD0.net]
- 保守
- 21 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 21:32:46.11 ID:lAJIr3qH0.net]
- 保守終わりかな
- 22 名前：名無しかわいいよ名無し [2018/11/22(木) 21:35:37.81 ID:Q1NMGqyP0.net]
- スレ立て&保守お疲れさまでした！
信者は気に入らないならマンセースレでも立ててそっちでやればいいのに
- 23 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:13:44.99 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 24 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:13:45.01 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 25 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:14:00.90 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 26 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:14:00.94 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 27 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:14:16.67 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 28 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:17:55.43 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 29 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:17:55.43 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 30 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:18:11.25 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 31 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:18:11.27 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 32 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:21:49.20 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 33 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:21:49.21 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 34 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:22:05.09 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 35 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:22:05.14 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 36 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:25:42.98 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 37 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:25:42.98 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 38 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:25:58.82 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 39 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:25:58.85 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 40 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:29:36.92 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 41 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:29:36.92 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 42 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:29:52.88 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 43 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:29:52.88 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 44 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:33:31.20 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 45 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:33:31.23 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 46 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:33:47.11 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 47 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:33:47.13 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 48 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/22(木) 22:36:15.94 ID:28QVcSLx0.net]
- 乙です
- 49 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:37:26.40 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 50 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:37:26.41 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 51 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:37:42.16 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 52 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:37:42.19 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 53 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:41:19.55 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 54 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:41:19.79 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 55 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:41:35.61 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 56 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:41:35.61 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 57 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:45:13.23 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 58 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:45:13.23 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 59 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:45:29.19 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 60 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:45:29.23 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 61 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:49:07.20 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 62 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:49:07.26 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 63 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:49:23.05 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 64 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:49:24.12 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 65 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:53:01.38 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 66 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:53:01.52 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 67 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:53:17.26 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 68 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:53:17.27 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 69 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:56:55.06 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 70 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:56:55.09 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 71 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:57:11.28 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 72 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 22:57:11.30 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 73 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:00:49.08 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 74 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:00:49.09 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 75 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:01:04.82 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 76 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:01:04.86 ID:abXqDqOi0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 77 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:12:30.66 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 78 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:12:30.71 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 79 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:12:46.46 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 80 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:12:46.48 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 81 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:16:26.53 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 82 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:16:26.67 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 83 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:16:42.65 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 84 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:16:42.68 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 85 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:24:12.67 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 86 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:24:12.69 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 87 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:24:28.56 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 88 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:24:28.57 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 89 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:28:06.86 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 90 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:28:06.91 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 91 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:28:22.66 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 92 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:28:22.69 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 93 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:32:00.86 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 94 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:32:00.89 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 95 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:32:16.76 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 96 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:32:16.77 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 97 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:35:54.77 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 98 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:35:54.79 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 99 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:36:10.67 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 100 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:36:10.75 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 101 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:39:48.97 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 102 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:39:49.01 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 103 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:40:04.85 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 104 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:40:04.86 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 105 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:43:42.91 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 106 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:43:42.97 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 107 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:43:58.69 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 108 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:43:58.71 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 109 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:47:37.07 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 110 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:47:37.10 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 111 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:47:52.84 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 112 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:47:52.87 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 113 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:55:24.82 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 114 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:55:24.84 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 115 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:55:40.57 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 116 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:55:40.58 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 117 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:59:18.98 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 118 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:59:19.00 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 119 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:59:34.79 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 120 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/22(木) 23:59:34.81 ID:Cza1X66G0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 121 名前：名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2018/11/23(金) 00:02:17.77 ID:u+4QuiAD0.net]
- お前アニメキャラ板にも湧いてるだろ！
さっさとアク禁喰らえアホ！
- 122 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:03:13.56 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 123 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:03:13.65 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 124 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:03:29.40 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 125 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:03:29.42 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 126 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:07:06.67 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 127 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:07:06.67 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 128 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:07:22.81 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 129 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:07:22.83 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 130 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:11:00.99 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 131 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:11:01.14 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 132 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:11:16.92 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 133 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:11:17.03 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 134 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:14:54.60 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 135 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:14:54.66 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 136 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:15:10.61 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 137 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:15:10.65 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 138 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:18:49.00 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 139 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:18:49.07 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 140 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:19:04.84 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 141 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:19:04.87 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 142 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:26:37.08 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 143 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:26:37.13 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 144 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:26:53.12 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 145 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:26:53.13 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 146 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:30:31.02 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 147 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:30:31.08 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 148 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:30:46.91 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 149 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:30:46.93 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 150 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:34:24.93 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 151 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:34:24.95 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 152 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:34:40.86 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 153 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:34:41.08 ID:BvLh0Egp0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 154 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:38:18.81 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 155 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:38:18.87 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 156 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:38:34.62 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 157 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:38:34.63 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 158 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:42:12.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 159 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:42:13.06 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 160 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:42:28.93 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 161 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:42:28.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 162 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:46:06.68 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 163 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:46:06.69 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 164 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:46:22.52 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 165 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:46:22.53 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 166 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:50:01.37 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 167 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:50:01.50 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 168 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:50:17.23 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 169 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:50:17.24 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 170 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:53:54.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 171 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:53:55.04 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 172 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:54:11.15 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 173 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:54:11.24 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 174 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:57:48.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 175 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:57:48.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 176 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:58:04.63 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 177 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 00:58:04.77 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 178 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:05:37.01 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 179 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:05:39.08 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 180 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:05:55.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 181 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:05:55.05 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 182 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:09:30.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 183 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:09:30.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 184 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:09:46.77 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 185 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:13:24.65 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 186 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:13:24.74 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 187 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:13:40.47 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 188 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:13:40.60 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 189 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:17:18.87 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 190 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:17:18.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 191 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:17:35.05 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 192 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:17:35.12 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 193 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:21:12.76 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 194 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:21:12.87 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 195 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:21:28.72 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 196 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:21:28.72 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 197 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:25:06.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 198 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:25:06.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 199 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:25:22.66 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 200 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:25:22.79 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 201 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:36:48.59 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 202 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:36:48.61 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 203 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:37:04.34 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 204 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:37:04.35 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 205 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:40:42.73 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 206 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:40:42.73 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 207 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:40:59.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 208 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:40:59.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 209 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:44:36.98 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 210 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:44:52.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 211 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:44:52.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 212 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:48:30.81 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 213 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:48:30.83 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 214 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:48:46.52 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 215 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:48:46.54 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 216 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:52:25.30 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 217 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:52:25.30 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 218 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:52:41.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 219 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:52:41.05 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 220 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:56:27.92 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 221 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 01:56:27.95 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 222 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:00:13.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 223 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:00:13.23 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 224 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:00:28.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 225 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:00:29.06 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 226 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:04:07.56 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 227 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:04:07.57 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 228 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:04:23.76 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 229 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:04:23.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 230 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:08:00.76 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 231 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:08:00.78 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 232 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:08:16.68 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 233 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:08:16.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 234 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:11:55.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 235 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:11:55.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 236 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:12:10.79 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 237 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:12:10.91 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 238 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:15:48.94 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 239 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:15:48.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 240 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:16:05.21 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 241 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:16:05.29 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 242 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:19:42.68 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 243 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:19:42.80 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 244 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:19:58.59 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 245 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:19:58.71 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 246 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:23:36.60 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 247 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:23:36.61 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 248 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:23:52.32 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 249 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:23:52.33 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 250 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:27:30.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 251 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:27:30.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 252 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:27:47.26 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 253 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:27:47.34 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 254 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:31:24.53 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 255 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:31:24.56 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 256 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:31:40.62 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 257 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:31:40.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 258 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:35:18.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 259 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:35:19.12 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 260 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:35:34.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 261 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:35:34.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 262 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:39:12.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 263 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:39:12.98 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 264 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:39:29.04 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 265 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:39:29.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 266 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:43:06.98 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 267 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:43:06.98 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 268 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:43:22.95 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 269 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:47:01.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 270 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:47:01.12 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 271 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:47:16.92 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 272 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:47:17.05 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 273 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:50:54.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 274 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:50:54.86 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 275 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:51:11.38 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 276 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 02:51:12.13 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 277 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:02:37.77 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 278 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:02:37.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 279 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:02:53.79 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 280 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:02:53.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 281 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:06:30.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 282 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:06:31.01 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 283 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:06:46.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 284 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:06:46.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 285 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:10:25.37 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 286 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:10:25.42 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 287 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:10:41.23 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 288 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:10:41.29 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 289 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:14:19.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 290 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:14:19.18 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 291 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:14:36.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 292 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:14:36.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 293 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:18:12.66 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 294 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:18:12.78 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 295 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:18:28.50 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 296 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:18:28.62 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 297 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:22:07.13 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 298 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:22:07.22 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 299 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:22:23.17 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 300 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:22:23.17 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 301 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:26:02.60 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 302 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:26:02.62 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 303 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:26:18.50 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 304 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:26:18.51 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 305 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:29:54.83 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 306 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:30:10.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 307 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:30:10.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 308 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:41:36.85 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 309 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:41:36.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 310 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:41:53.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 311 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:41:53.12 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 312 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:45:31.10 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 313 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:45:31.14 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 314 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:45:46.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 315 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:45:46.93 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 316 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:49:25.01 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 317 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:49:25.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 318 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:49:41.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 319 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:49:41.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 320 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:53:18.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 321 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:53:19.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 322 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:53:34.86 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 323 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:53:34.87 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 324 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:57:12.98 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 325 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:57:13.13 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 326 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:57:28.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 327 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 03:57:28.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 328 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:01:06.80 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 329 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:01:06.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 330 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:01:22.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 331 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:01:22.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 332 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:05:01.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 333 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:05:01.10 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 334 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:05:17.01 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 335 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:05:17.04 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 336 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:08:54.94 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 337 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:08:54.94 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 338 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:09:10.68 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 339 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:09:10.80 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 340 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:12:48.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 341 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:12:49.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 342 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:13:04.98 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 343 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:13:05.26 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 344 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:16:42.90 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 345 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:16:43.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 346 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:16:59.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 347 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:20:37.27 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 348 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:20:37.39 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 349 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:20:53.23 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 350 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:20:53.23 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 351 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:24:30.91 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 352 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:24:30.93 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 353 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:24:47.29 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 354 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:24:47.38 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 355 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:28:24.75 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 356 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:28:24.77 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 357 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:28:41.04 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 358 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:28:41.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 359 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:32:19.15 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 360 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:32:19.26 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 361 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:32:35.13 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 362 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:32:35.14 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 363 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:36:12.75 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 364 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:36:12.87 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 365 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:36:28.85 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 366 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:36:28.85 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 367 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:40:06.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 368 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:40:06.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 369 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:40:22.72 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 370 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:40:22.73 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 371 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:44:00.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 372 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:44:01.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 373 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:44:16.75 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 374 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:44:16.77 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 375 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:47:54.75 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 376 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:47:54.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 377 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:48:11.28 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 378 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:48:12.08 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 379 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:51:48.86 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 380 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:51:48.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 381 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:52:04.62 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 382 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:52:04.63 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 383 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:55:43.11 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 384 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:55:43.16 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 385 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:55:59.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 386 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:55:59.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 387 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:59:37.53 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 388 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:59:37.65 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 389 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:59:53.40 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 390 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 04:59:53.50 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 391 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:03:31.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 392 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:03:31.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 393 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:03:46.72 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 394 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:07:25.20 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 395 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:07:25.20 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 396 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:07:40.94 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 397 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:11:19.08 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 398 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:11:19.10 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 399 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:11:34.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 400 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:11:35.06 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 401 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:15:12.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 402 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:15:13.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 403 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:15:29.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 404 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:15:29.13 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 405 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:19:06.81 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 406 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:19:06.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 407 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:19:22.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 408 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:19:22.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 409 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:23:01.41 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 410 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:23:01.42 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 411 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:23:17.52 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 412 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:23:17.59 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 413 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:26:54.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 414 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:26:54.99 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 415 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:27:11.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 416 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:27:11.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 417 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:30:49.08 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 418 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:30:49.10 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 419 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:31:04.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 420 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:31:05.06 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 421 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:34:42.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 422 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:34:43.04 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 423 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:34:59.31 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 424 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:34:59.46 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 425 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:38:36.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 426 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:38:36.85 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 427 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:38:52.64 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 428 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:38:52.77 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 429 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:42:30.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 430 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:42:30.88 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 431 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:42:46.60 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 432 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:42:46.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 433 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:46:24.80 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 434 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:46:24.90 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 435 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:46:41.17 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 436 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:46:41.27 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 437 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:54:13.05 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 438 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:54:13.19 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 439 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:54:29.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 440 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:54:29.18 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 441 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:58:07.19 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 442 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:58:07.19 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 443 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 05:58:23.09 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 444 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:05:57.11 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 445 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:05:57.11 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 446 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:06:12.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 447 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:06:12.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 448 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:09:48.56 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 449 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:09:48.67 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 450 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:10:04.58 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 451 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:10:04.59 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 452 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:13:42.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 453 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:13:42.90 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 454 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:13:58.80 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 455 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:13:58.90 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 456 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:17:37.17 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 457 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:17:37.25 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 458 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:17:52.96 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 459 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:17:53.00 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 460 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:21:31.02 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 461 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:21:31.12 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 462 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:21:47.41 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 463 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:21:47.41 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 464 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:25:24.56 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 465 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:25:24.68 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 466 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:25:40.52 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 467 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:25:40.54 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 468 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:29:18.72 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 469 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:29:18.76 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 470 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:29:34.52 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 471 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:29:34.63 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 472 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:37:06.69 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 473 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:37:06.69 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 474 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:37:22.66 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 475 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:37:22.83 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 476 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:41:00.74 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 477 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:41:00.86 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 478 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:41:16.71 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 479 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 06:41:16.72 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 480 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:48:03.16 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 481 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:48:03.28 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 482 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:48:19.21 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 483 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:48:19.34 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 484 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:51:57.04 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 485 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:51:57.20 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 486 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:52:13.35 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 487 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:52:13.40 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 488 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:59:44.63 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 489 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 07:59:44.74 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 490 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:00:00.53 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 491 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:00:00.61 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 492 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:03:39.81 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 493 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:03:39.84 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 494 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:03:55.56 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 495 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:03:55.60 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 496 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:07:32.82 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 497 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:07:32.87 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 498 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:07:48.81 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 499 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:07:48.90 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 500 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:11:27.05 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 501 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:11:27.13 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 502 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:11:42.83 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 503 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:11:42.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 504 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:15:20.67 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 505 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:15:20.69 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 506 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:15:37.07 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 507 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:15:37.21 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 508 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:19:14.67 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 509 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:19:14.74 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 510 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:19:30.48 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 511 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:19:30.64 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 512 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:23:09.01 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 513 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:23:09.06 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 514 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:23:25.03 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 515 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:23:25.06 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 516 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:27:02.89 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 517 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:27:02.91 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 518 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:27:18.86 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 519 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:27:18.97 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
- 520 名前：アンチ殲滅部隊員 mailto:sage [2018/11/23(金) 08:30:57.22 ID:2mHyNkrq0.net]
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニヤーニヤー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然（しか）もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪（だうあく）な種族であつたさうだ。
此書生といふのは時々我々を捕（つかま）へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考（かんがへ）もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。
但（たゞ）彼の掌（てのひら）に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許（ばか）りである。
掌の上で少し落ち付いて書生の顔を見たのが所謂（いはゆる）人間といふものゝ見始（みはじめ）であらう。
此時妙なものだと思つた感じが今でも殘つて居る。
第一毛を以て装飾されべき筈の顔がつるつるして丸で薬罐（やくわん）だ。
其後猫にも大分逢つたがこんな片輪には一度も出會（でく）はした事がない。
加之（のみならず）顔の眞中が餘りに突起して居る。そうして其穴の中から時々ぷうぷうと(以下略)
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