- 330 名前:押川勝太郎 [2019/02/05(火) 18:06:08.23 ID:WZ0xtUMa.net]
- >>313のつづき
A試されたのなら、医療用麻薬の副作用である便秘と主作用の鎮痛効果を天秤にかけて試行錯誤されたでしょうか? 確かに医療用麻薬の副作用は初期の吐き気やずっと続くかもしれない便秘など、それなりにあります。問題はその副作用は軽減する処 置が無効なのか、疼痛よりも辛い副作用なのかということです。 がん性疼痛と副作用の折り合いをつけることで、極端な痛みに耐える生活を先送りできるかもしれません。 例えば癌性腹膜炎で食事すると腹痛が生じる患者さんがいます。 この場合は痛みがあるから食事しないようにと言うわけにはいきません。 そこでモルヒネ速効剤を食事30分前に内服してもらい、鎮痛効果を得て食事してもらう事もあります。この辺はアイデアと試行錯誤が ものを言います。 消化管の通過障害が疑われるときには経口の医療用麻薬は吸収の問題が生じることもあります。その場合はフェンタニル貼付剤を試し てみても良いでしょう。
|
|