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ワイが文章をちょっと詳しく評価する![3]



1 名前:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs [2010/05/02(日) 10:29:01 ]
急遽、新装開店!(`・ω・´)

掌編、いつでも募集中!
採点、100点満点!
評価、コメント数行!
結果、コメント一行!

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![2]
love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1254570717/

ワイが文章をちょっと詳しく評価する!
love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1249125836/

文章の一部、よい! オチがない、よい! 他人の文章、ダメ!

点数の意味
10点〜、日本語が書ける!
20点〜、日本語の意味がわかる!
30点〜、読み物に近い!
40点〜、形にはなっている!
50点〜、楽しめる域に入る!
60点〜、作品として出せる!
70点〜、欠点がほとんどない!
80点〜、佳作の域に突入!
90点〜、未知の領域!
満点――、神様は評価できない!

ここまでの最高得点78点!(`・ω・´)

71 名前:1/2 mailto:sage [2010/05/26(水) 03:18:29 ]
 レースのカーテン越しに春の暖かな日差しが差し込んでくる。その陽気に釣られ、用もないのに思わず窓を開けると、
清々しい風が部屋に吹き込み視界には隣家の美しい庭が広がる。
春の陽に照らされ、植木に生っている何かわからない赤い木の実が一段と豊かな色彩を得て、ツヤツヤと生の力を漲らせ、
真珠色をした花は開き、甘い香りを周囲に放っていた。目を瞑り、しばらく鳥の囀る声を聴いていたが、深呼吸をした後に、
意を決して窓を勢い良く閉じた。

 パソコン机の前に向き直り、椅子に座って、息を殺し耳を澄ます。物音が無いことを確認してからパソコンに電源を入れた。
起動音とともにパソコンが立ち上がると早速Eドライブの最深部にある「ero」フォルダを開く。
誰もいない部屋で「今日の気分は3次元だな」と一人呟き「AV」フォルダの中にある動画ファイルをダブルクリックした。
途端に部屋中に女性のあられもない嬌声がこだまする。息を飲むようにして食い入るように画面を凝視し、
ズボンに手を掛けたその時、部屋の外の廊下を誰かが歩くような気配がして動画の再生を止めた。
物音を立てないようそーっとドアに近づき聞き耳を立てる。気配はない。念の為ドアを開け廊下に出てみるが、何もない静寂が響く。
どうやら気のせいだったようだ、と判断し椅子に座り直したが、何か得も言われぬ不安感に襲われ、ヘッドホンをすることにした。
耳元で女性の扇情的な息遣いが聞こえて、再び意識が画面に集中していく。
今度こそ、とズボンを下げ、パンツを下ろし自分の一物をシゴキ始める。
途中で達しそうになる度に何度も寸止めをして絶頂寸前の快楽を貪り続けたが、
気付けば全身汗みずくで、膝の裏までビショビショになっていた。時計に目をやると事を始めてから既に1時間半が経過しており、
既に陽も傾き始めていた。そろそろ頃合いか、と手の速度を早めラストスパートをかけた瞬間、何かガチャガチャと音がする。
すぐさまヘッドホンを外し確認すると今度は気のせいではなかった。

72 名前:2/2 mailto:sage [2010/05/26(水) 03:19:12 ]
 玄関で鍵を開ける音が聞こえる。家族の誰かが帰宅したのだろう。
慌てて動画を閉じて、パンツを履いていると玄関の方から「ヒサシーーーー!居るのーーー?」と癇に障る声がする。
母親だ。ドスドスと廊下をこちらに向かって歩いてくる音がする。不味い!と思い返事もせずズボンを必死になって履き、平静を装い母親を出迎えた。
ドアを開けて部屋に入ってきた母はこちらを見るなり「居るなら返事くらいしな!」と吐き捨て廊下を戻って行った。
何とか危機を切り抜けたが、汗だくになるまで高まった衝動を我慢するのは地獄の苦しみである。
ベッドに飛び込み身悶するような飢餓感に枕を噛んで耐えていたが、その内にグッスリと眠ってしまった。

 次に目が覚めると朝だった。夕方頃からたっぷりと眠ったせいかとても晴れやかな寝起きだった。
小鳥の囀りと眩しい朝日に誘われて、ベッドを飛び起きフラフラと窓の方へ近づく。
窓を開け放ちまだ少し冷たい朝の春風を全身に浴びて大きく伸びをした。
何かわからない赤い木の実は昨日と同じように湧き上がるような生命の高揚感を表すが如く輝き、
真珠色の花も相変わらず甘い香りを湛えていた。昨日と違うところがあればそれは自分のパンツだけだった。
春の息吹の爽やかさとは程遠くベッタリ濡れている。夢精していた。涙が頬を伝って流れ落ちた。






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