- 532 名前:名無しの与一 [2009/10/28(水) 20:31:59 ID:AMYz7q1N]
- 的中の事・・・矢色の甚だしき矢でも中るのだから、正直な矢が外れるだろうか。
心は姿に表れ、心は矢飛びに現れる。ただ、直ぐなる心をもって弓矢をとること。 ただし、直ぐなる矢飛びを射出せば、頬摺り羽は掻き削れるものである。 また、関板に弦が正面から打ち付けるので、その傷みは甚大となる。 そうであるけれども、道具は射術の前には立たないし、射術は心の前に立つものではないから、心が射術を極めようと思えば、大切な道具もついには役立たぬ物となるのが定めである。 さて、たとえ一世でも、両手で掬い上げた砂子の数ほどの射手が居るのである。 その中で、とりわけ抜きん出て的中する射手になろうとするのなら、弓射の基本を身に備え古今の射術を学び試して後に、己の射技を打ち立てなければならない。 射技の鍛錬には巻き藁前に勝るものは無いから勧めるのだが、直ぐなる心持ちが矢飛びに現れるように道具なども調整し、心技体が相まって一となる射を打ち立てることである。 「技を磨いて、技の無いのが良い。」と古人が言っているのは、深い味わいのある言葉である。 各人の素質の差なんて知れてるよね。 弓道暦の長い人、練習量の多い人、研究熱心な人なんかに、経験の少ない者が優って的中するためには、弓矢の時代に鉄砲で戦うような画期的な技術革新が必要だと思うよ。 オジサンは、試合で反則にならない程度のカケの改良とそれに対応する離れの所作をほぼ確立したかな。 的中制度が、明確に変化したよ。 竹弓からグラス弓なんて、曖昧なものじゃない。 オジサンは弓射の才能が平凡だから、出来たんだろうな。 みんなも、オリジナルの必殺アイテム目指そう。。。
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