- 9 名前:大人になった名無しさん [2008/01/02(水) 22:00:21 ]
- >>8の続き
一通り着替え終わった私は、とりあえず水着が入ってた袋に下着を入れ、服を着ようとした。 しかしその前に、着替え終わったのを見計らったかのように、芙美たちが入ってきた。 千佳:「お、結構似合ってるね」 春香:「あ、いや…その……////」 芙美:「ちゃんと水泳帽もあったでしょ?一緒につけなさいよ」 春香:「あの…服,着ちゃダメ?」 望みの薄いことを聞いた私は、千佳たちの顔を見てどう返事を返すかが予想できた。 静香:「当然ダメよ。何のために水着を着させたと思ってるの?」 芙美:「ほら,速く帽子も被って…」 春香:「……うん」 私はしぶしぶ水泳帽を被った。暖かく感じた家の中なのに、いつの間にか、寒く感じてしまっていた。 春香:「…ど、どうかな…////キャッ」 突然カシャッと音と同時に光った眩しい光に私は思わず目を閉じた。 そしてゆっくりと目を開けると、千佳が水着姿の私をデジタルカメラで、芙美が写メで撮っていたのだ。 芙美:「よーし、【パンツだけお嬢様】な春香のスク水姿の写メゲット♪」 【パンツだけお嬢様】ッて…いや、そんなことよりも 春香:「何とってるのよぅ」 静香:「あはは。可愛い。あとでその写メでメールしようね」 千佳:「ほら、アンタの可愛い姿,ちゃんと映ってるよ」 そう言って千佳は、とった私の姿を見せびらかした。その時、初めて私はどういう姿をしていたのか分かった。 白い水泳帽を被っていて、グレーのスクール水着を着ていて…自分で言うのも難だけど、スリムな生足に、 抜群のスタイル…確かに可愛らしい姿かもしれない。 泳ぐ事は少ないから水着を着る機械も少なく、こんな姿だったなんて今ごろ気がついた気がした。でも… 春香:「写真取り消してよ…恥ずかしいじゃない…」 千佳:「いいじゃんいいじゃん。減る物じゃないし。大体もう恥ずかしい目にあってるじゃん?」 春香:「そ、そおだけど…そんなのでなれるわけないし…」 静香:「ねぇ、茶巾されてた時、恥ずかしかったんでしょ?」 静香がいきなりそんな質問をしてきて私は「えっ」と思った。 春香:「と、当然でしょ…///」 千佳:「ふーん。じゃあ,スクール水着のまま外に出歩くのは?」 春香「え…?そ、そんなの、は、恥ずかしいに決まってるでしょ?!ッて…ま、まさか?!」 私はふといやな予感がし,その直感が当たったかのように千佳たちは笑い出した。 千佳:「ふふふふふ…」 春香:「ちょ,ちょっとぉ…ま,待ってよ…!」
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