- 450 名前:無名草子さん [2012/06/14(木) 13:24:36.71 ]
- 恐らくツッチーが書くでしょうが、前もって少し書いてみましょう。
青空文庫は紙の本を電子化するので必ず文字をコードに変える必要 があります。そのさいシフトJIS(要するにX0208)に従うことにし ました。その中に、「こ、か、が」と読む「ケ」がないのです。 そこで仕方なしに「こ、か、が」と読むと規定している「ヶ」を使用 することにしました。しかし底本尊重という方針も護持したいので、 あのテキスト最後の注記を必ず付けることにしたわけです。 ASCIIとかなら、すべてのアメリカ人の共通理解で、規格がいい加減 でも正しく入力できるそうですが、とにかく日本語というのは複雑な 過去を背負っており、今も地方差個人差が大きいので、読みとか スクリプトとかの規格を与えておかないと、お互いに通じ合えない 混乱状態になります。読みとかスクリプト(漢字スクリプト、 仮名スクリプト、漢字仮名スクリプトなどなど)とかの規定がある のはそのためで(トミーやツッチーのいうスクリプトは誤用です) 、ASCIIのように、使用者の常識にまかすと言った程度の規格で おさめておけば、ケヶ問題(ががもんだい)は生じなかったでしょう。 ツッチーのいうのは、第2次ケヶ問題です。第1次ケヶ問題との 関連はツッチーの言及も批判も反論もないので不明です。 以上かならずツッチーは富田氏の妄想とペテンにひっかかった ○○の○○の妄言だ、JIS漢字はただの工業規格で、読みなど 規定していないというでしょう。どっちが○○なんでしょうね。 歴史が判定します。 ユニコードの漢字に読みがないのは、ASCIIなんかではそもそも文字の 読みという問題は起こらないからです。Aをどうよむか。そんなことは アメリカ人にとっては常識ですから。ウムラウトやオングストローム 感覚で、半濁音のつく字を合成しろと言うのも、ASCII感覚です。 「ないです」さんの疑問にはあまり答えられませんでしたが、要するに JISコードというのは、かなりやっかいなものであるということです。 一筋縄ではいかない。工業規格だといって軽く済ますわけにはいかない。
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