- 219 名前:吾輩は名無しである [2014/06/17(火) 18:00:14.17 .net]
- ↓ これで一文。ひとたび、こういう安易な「ブンタイ」に慣れてしまうと
まともな文章が書けなくなるのだね。あの改行の嵐は、文章力のなさを誤魔 化すためのものでしかない。 スポーツ界における、本当はアスリート自身のものでしかない感動がも たらす影響力を、国威発揚の起爆剤に利用し、且つ、その国々が抱える致 命的な欠陥や、重大な問題から国民の目を逸らそうと画策する世界の為政 者の腹黒い思惑は、残念ながら、そのつど功を奏し、真剣に生きる気力な どさらさらなく、過酷な現実を直視する勇気もなく、自分以外の誰かに、 力のありそうな他者に、全責任を預け、自己自身の権利の数々までをも託 して、幼い子どものように、四六時中、年がら年中、のうのうと気楽に日 々を送っていたいとする大衆は、国家の支配者たちが次々に仕掛けてくる 罠にまんまと嵌り、というか、自分から進んで掛かり、実際にはおのれの 人生になんの益ももたらさない、〈感動ごっこ〉に熱中し、夢中になり、 さもなければ、熱中して夢中になるふりをすることで、偽りの充足感に浸 り、勝敗の行方に一喜一憂し、それを口実にして大酒をくらい、泥酔によ って麻痺した脳の痺れを生きることの充溢と無理やり思いこみ、「勇気を もらった」だの「元気をもらった」だのというたぐいの、束の間のきれい ごとでもって、心の底にいかんともしがたく横たわっている生の虚しさを 覆い隠し、隠しきれなくなったところで、今度はサッカーからオリンピッ クへと人生の期待を移行させるのですが、これではいつまで経っても国家 の主権者になれるはずがなく、悪そのものでしかない権力の思うつぼにま んまと嵌まりつづける、幼稚な愚者と言われたところでどうしようもない のです。
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