- 8 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2010/11/09(火) 04:20:11 ]
- >爆弾かもね
>投稿者:津原泰水 投稿日:2010年 7月 5日(月)03時40分24秒 編集済 > 新人作家に他ならない川上未映子さんが新潮新人賞の審査員になっていると知り、 >さすがにこれには、違和感をおぼえた。 > これまで黙ってきたことの一例。「読んどいたほうがいい本はなんですか?」と訊かれ、 >「いわゆる女流を目指すんだったら、せめて尾崎翠は」と答えたら、彼女には字がわからず、 >代わりに書いてあげたと記憶している。その情景を見ていた人達は少なくない。せまい店の中だった。 > 暫くして、彼女がブログにて、長年読者であったような調子で尾崎を紹介しているのを読み >、驚いた。というか背筋が凍った。 > 良心的に想像すれば、彼女ははなから尾崎など読んでいて、無学な僕を傷つけないよう、 >わざと「おさきみどり、どう書くんですか?」と訊いてくれたのかもしれない。 >「だいななかんたい?」という誤聴も、わざとだったのかもしれない。 > > 僕は、未熟な人は嫌いではない。むしろ積極的に好きだ。いつも、伸び代のある人達と >切磋琢磨していきたいと願っている。 > しかし未熟な人に、他者の命運を決する権利があるとは、さすがに思わない。彼らが、 >自分の立場を脅かしかねない人々を、推すとは、想像しにくいからだ。 > 中堅作家でもその多くが、審査員へのオファーを断る。金銭的、名声的には、 >魅力的な話なのだが、公募に応じてくるアマチュアの才能に、うっかり嫉妬してしまうくらいなら、 >自分の小説を磨きたいと思うもの。
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