- 1 名前:学生 [01/09/18 22:13]
- デミアンはいいね。
- 191 名前:183 mailto:sage [02/03/25 03:37]
- >>186
183の根拠=製作順ということです。このあと 「知と愛」「ガラス玉演戯」と続きます。 185の人の意見もわかる気がします。「荒野のおおかみ」より 「知と愛」は後退しているようだからです。
- 192 名前:188 mailto:sage [02/03/30 22:26]
- >190
ツッコミをどうも〜。 「作家である前に詩人だ」との発言は知ってますが、 小説家としてのヘッセの方が有名ではないかと思うのですが、 181さんにレスしてあげて下され。
- 193 名前:吾輩は名無しである [02/03/31 00:35]
- 春の嵐もいいだろ。
俺なんか音楽とか好きだし、その道で生きていきたいとも思ったこともあるから なおさらね、感動。 恋愛についても、まだ未熟な点がいくつもあるけど、 もっと春を謳歌したいと思う今日この頃。
- 194 名前:吾輩は名無しである [02/03/31 01:29]
- >>193
謳歌してくれ! 春の嵐、内容がうろ覚えだ・・ダメダメだぜ>俺。 ただ、ぐいぐい引き込まれて読んでしまった記憶があるな。 ヘッセって日本人好みな気がするが、アメリカでも読まれていると 知ってチョト驚き。 感性が日本人にも近い気がしてるのだが・・。
- 195 名前:186 mailto:sage [02/03/31 01:53]
- >>191
根拠をありがとうございます。 荒野のおおかみ → 知と愛 → ガラス玉演戯 の順で読み進めてみます。
- 196 名前:名無しさん [02/03/31 06:10]
- くぬるぷ・・・語感がいい。
くぬるぷは結局ずっと死に場所を求めて旅をしていた。 最後はやはりふるさとの山で人知れず雪になる・・・ ヘッセ的な気高い厭世観の集大成。 デーミ庵もいいね。ここでも車輪の下よりデーミ庵の方が人気あるんじゃない?
- 197 名前:吾輩は名無しである [02/04/02 09:29]
- 僕も昨年の12月から読書をはじめました。
「読書をはじめた」という表現も変ですが、気合い入れて 読むという観点から見ての話ということで。 カミュ『異邦人』『ペスト』 ヘッセ『シッダールタ』『郷愁』『クヌルプ』『知と愛』 マン『トニオクレーゲル』『ヴェニスに死す』 カフカ『変身』 バルザック『ゴリオ爺さん』 と一応有名っぽいところから読んでみたんですが、僕は ヘッセが一番好きです。中でも『シッダールタ』と『知と愛』 は最高。知識ではなく、自分の中から涌き出る思想の大切さ などを教えてくれました。カミュは『ペスト』が最高にすばらし いと思いました。硬質な文章と、終始描かれ続ける不安と絶望の 表現、その文章で一見淡々と続けることで、そういった重苦し さなどが効果として出ている気がして良かった。 『トニオクレーゲル』『ヴェニスに死す』は 表現者とは何か、芸術とは何か、それをマンが2つの小説で さまざまな角度で描いていて為になりました。『ゴリオ爺さん 』は昔の白黒の海外映画の様な雰囲気で読みやすく、それでい て映画を越える様な立体感を感じました。 ヘッセについては、出版されているものであれば全て読む 積もりです。 範囲を少し広げて、ドイツ文学について、何かおすすめの作品 などがあれば教えて欲しいです。
- 198 名前:吾輩は名無しである [02/04/11 16:09]
- デミアンって「猿でもわかるグノーシス思想」って感じでつまらんかった。
- 199 名前:吾輩は名無しである [02/04/12 18:38]
- 我々一流学者による最新の研究では、「車輪の下」こそがヘッセの最高傑作となるのだ。
この作品にはドイツの分割と統一の予言、実存主義の勃興と衰退、そしてカント哲学における本質的な矛盾の指摘が こめられているのだ。
- 200 名前:老人と海馬鹿にした奴は殺す ◆zIdJrjf. [02/04/16 23:20]
- シッダールタは
川の流れのように ゆっくりと 進んで行く ゆっくりと 熱い日差しにもたれながら 夕陽の 影と光をじっとみつめるように。
- 201 名前:吾輩は名無しである [02/04/18 00:18]
- 「私は考えることができます。待つことができます。断食することができます」
「それだけですか」 「それだけだと思います!」 就職活動の最中にこの部分を読んで、爆笑すると共に自分が恥ずかしくなった…。 でもそんなシッダールタにこそ商才が与えられたという展開もまた面白い。
- 202 名前:吾輩は名無しである [02/04/20 00:10]
- 「知と愛」読了!
随分ボリュームがあって時間がかかってしまいました。 ゴルトムントのスケコマシっぷりにはびっくりしました。 でもペストの村あたりからエキサイティングして読みました。 ナルチスとの再会の感動と言ったらもう…! でも、 デミアンのところでも書いたのですが、 最期に衆道の関係に陥るのは、気持ち悪いのでやめてもらいたいです。 次はステッペンウルフ読んでみます。
- 203 名前:吾輩は名無しである [02/04/20 07:02]
- >ナルチスとの再会
うん、よかったでしょう。あの場面。 同性愛的なシーンっていうのは、わかるねえ。 今の感覚で言う「ホモセクシャル」とは趣が違うけど。 「母性的なもの」が語られがちなヘッセだけど、 じつは兄性的なものへの依存を思わせる場面も多いんだよね。 まあ202さん、その流れでステッペンウルフ読むとちょっと驚くかも。 もちろん、いい作品ですよ。
- 204 名前:吾輩は名無しである [02/04/20 08:04]
- ガラスだま演義って、長いのなw
尻ゴミしちゃったよ
- 205 名前:吾輩は名無しである [02/05/01 01:30]
- age
- 206 名前:吾輩は名無しである [02/05/05 15:56]
- age
- 207 名前:吾輩は名無しである [02/05/06 15:36]
- ヘルマンつながりってことで
こちらもよろしこ こちらでも質問してね comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1020612533/
- 208 名前:吾輩は名無しである [02/05/11 10:50]
- コリンウィルソンの『アウトサイダー』のヘッセ論、
『荒野のおおかみ』を彼は一番評価していて、 内容的にもなかなか充実している。 一読の価値はあるね。 イギリスではヘッセ人気が落ちてた時期に、 『アウトサイダー』が出版されたから ヘッセ再評価という意味では 貢献したといえるらしい。
- 209 名前:余談 mailto:sage [02/05/13 15:45]
- この前読んだ本にちょっとオモシロイ話があって、
ヘッセが精神的にすごく病んだときがあって 心理学者であるユングのところを訪ねたんだと。 そんで精神分析を頼んだところ、ユングは「少し考えさせてくれ」っつって しばらくしてやっぱり断ったんだって。 それは偉大な文学者の創作の源をここがこうこうだから…って一つ一つ 解明していくのはこれから生まれる人類の大いなる遺産を失うことだから、 と思うゆえだったそうな。 うろ覚えで悪いね。
- 210 名前:8 [02/05/16 04:34]
- age
- 211 名前:吾輩は名無しである [02/05/16 04:46]
- ガラス玉遊技よみたひ。
- 212 名前:吾輩は名無しである [02/05/16 08:54]
- >209
時期はいつ?それはヘッセがどの作品を書き終えたときなの?
- 213 名前:209 mailto:sage [02/05/16 13:51]
- >>212
わかんない。確か本には書いてなかった。 因みにネタもとは河合隼雄対談集『こころの声を聴く』(新潮文庫)でした。
- 214 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [02/05/17 00:14]
- www.google.co.jp/search?q=ユング ヘッセ&hl=ja&lr=lang_ja
- 215 名前:209 mailto:sage [02/05/18 23:20]
- 『ヘルメティック・サークル : 晩年のユングとヘッセ』(みすず書房)
ミゲール・セラノ著 小川捷之・永野藤夫共訳(1985) こんな本を発見。>212
- 216 名前:214 [02/05/19 06:36]
- 「ユング ヘッセ」で検索してみてよ
- 217 名前:吾輩は名無しである mailto:age [02/05/25 03:44]
- あげちゃえ
- 218 名前:8 [02/05/26 17:57]
- ガラス玉遊技・・・読んでないです。
とっとと訳せ。そして文庫本として定価580円で売れ。
- 219 名前:吾輩は名無しである [02/05/29 19:48]
- ガラス玉遊技って
新潮の文庫本も無くなったの?
- 220 名前:吾輩は名無しである mailto:age [02/05/30 00:34]
- >>219
昔はあったの? と逆に聞いてみる。
- 221 名前:吾輩は名無しである [02/06/02 01:33]
- 本日、垂涎していた『ガラス玉演戯』を900円にて入手。
でも角川文庫リバイバルコレクション…。 だから『ガラス玉遊戯』か 噂に聞いていた読み難さとは何なんだろう、と思って中を開いてみると 確かに読めねぇ!古い漢字が使ってある! でも、堅苦しい感じの解説の中に、読者とヘッセの書簡が紹介されていて なかなか興味深いものでした。
- 222 名前:吾輩は名無しである [02/06/02 13:10]
- デミアンって新潮と岩波で出てるみたいだけど,どっちがオススメ?
- 223 名前:吾輩は名無しである [02/06/02 19:44]
- >>222
岩波。 新潮文庫の高橋健二訳ひどすぎ。醜い。 未だにほとんどの人がヘッセについて「車輪の下」書いた人という程度の認識しか持たないりは奴のせいですよ。
- 224 名前:吾輩は名無しである [02/06/05 22:51]
- >>223
それは >>63=64=67 あたりで議論されている。 高橋訳ではヘッセの瑞々しい感性がうまく表現されていない。 小生も福永武彦あたりが訳せばもっと日本でもヘッセが普及したに同意!
- 225 名前:吾輩は名無しである mailto:age [02/06/09 08:17]
- 「荒野のおおかみ」を読んだ。感動した。
「シッダールタ」→「荒野のおおかみ」と読み進んできた。 あるがままに生きればよい,ということと 知識よりも,経験,体験が大切,ということが書いてあった(ような気がする)。^^; もっと前に読んでいたら,人生違っていたかもしれない。
- 226 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 11:10]
- デミアン読んで人生間違えました。
- 227 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 11:47]
- >>223
そうなんじゃないかと思った。ヘッセの文体はかなり独特だと 聞いていたけど、高橋訳は結構凡庸な雰囲気だからね。 うーん。原文を読むほどには語学力がないからなあ。というか 独語とってなかったもんで。
- 228 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 11:51]
- ぼくちんは、何から読んだんだっけか。
確か 『少年の日の思い出』(教科書)→『デミアン』(感性が合わず、 途中で放り投げた)→『車輪の下』(ここから、ヘッセにはまった) →『クヌルプ』→『荒野のおおかみ』→『春の嵐』→『湖畔のアトリエ』 →『ガラス玉演戯』(今読んでる) だったかしらん。好きな割には、結構読んでねえな。
- 229 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 13:23]
- ヘッセの行き着くところはファシズム万歳だと
思うんだけど、どーよ。
- 230 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 13:29]
- >>229
どーよもなにも、ファシズムから程遠い人だと 思うが。。。
- 231 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 14:07]
- そうかそうか。つまり君はそういう奴だったんだな。
- 232 名前:吾輩は名無しである [02/06/09 19:49]
- >>231
喉に飛びかかるぞ
- 233 名前:吾輩は名無しである [02/06/11 17:13]
- 行き着くところも何ももろファシズムだと思うんだが。
- 234 名前:吾輩は名無しである [02/06/11 17:17]
- むしろ行き着いたところはファシズムではなかったのか。
まあ「不安」「決断」「死」っつーかんじなんだよななんだかんだ言って。
- 235 名前:吾輩は名無しである [02/06/12 19:52]
- age
- 236 名前:吾輩は名無しである mailto:「sage」 [02/06/12 20:54]
- デミアンいいね。
- 237 名前:吾輩は名無しである [02/06/24 10:58]
- では初心にかえって。
- 238 名前:吾輩は名無しである [02/06/24 15:28]
- そうか行き着くところはファシズムだったのか
- 239 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [02/06/24 19:42]
- >>233
世界中のヘッセ愛読者はファシズムを愛しているということなのか。 君がそういうからにはちゃんと説明してほしい。
- 240 名前:吾輩は名無しである [02/06/24 21:16]
- お前らだって実は民主主義なんて糞喰らえと思っているくせに(w
- 241 名前:吾輩は名無しである [02/07/03 02:02]
- トーマスマンですら第一次大戦は熱狂的に祖国を応援していたが
この時から、ヘッセは祖国の参戦に激しく反対していた。 筋金入りだよ。ファシズムとは一番遠いのがヘッセ!
- 242 名前:吾輩は名無しである [02/07/10 13:18]
- あげ
- 243 名前:吾輩は名無しである [02/07/10 15:09]
- 失だーるた萌え!
失だ失だーるた萌え! ーるた萌え! 失だー失だ失だーるた萌え! ーるた萌え! るた萌え!
- 244 名前:吾輩は名無しである [02/07/10 15:10]
- >>243
シッシッシ、、、
- 245 名前:昭島人 [02/07/10 15:11]
- デミアン、ツマラン
- 246 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [02/07/11 23:17]
- >>129
「知られざるヘルマン・ヘッセの世界 水彩画展」 1995年夏〜1996年夏にかけて札幌・鎌倉・岡山・茨城・山梨・大阪・東京で 開催されてました。あの丸眼鏡が展示されていて思わず涙したなぁ。
- 247 名前:吾輩は名無しである [02/07/20 00:30]
- ゴミ行き阻止のために、好きな登場人物10傑挙げます。
クーン 『春の嵐』 よくぞ諦念にたどり着いた!感動した! ペーター・カーメンチント 『郷愁』 あなたはよい老人になるでしょう、小さな小さなニミコン村の。 シッダールタ 『シッダールタ』 「おん身の…」という丁寧な言葉づかいがよろしい。仙人級の精神の持ち主。 ゴルトムント 『知と愛』 最後の女狩りに向かう勇気に敬服! カール・バウワー 『ラテン語学校生』 自分の青春時代を見るようです。 ヘルミーネ 『荒野のおおかみ』 天真爛漫でよろしい ティーネ 『ラテン語学校生』 自分の青春時代を呼び起こしてくれます。 レベッカ 『知と愛』 気の強い女が好きです。 エンマ 『車輪の下』 初心な少年をリードしてくれる女も好きです。 カマーラ 『シッダールタ』 イチジクのようなくちびるとキスしてみたいです。
- 248 名前:吾輩は名無しである [02/07/30 18:24]
- >>200
- 249 名前:吾輩は名無しである [02/07/30 21:17]
- >>247
エ…エーミールは!?
- 250 名前:吾輩は名無しである [02/08/09 02:36]
- 俺も畑仕事したいぞアゲ
- 251 名前:吾輩は名無しである [02/08/16 23:47]
- 高橋訳じゃない「車輪の下」ってあるけどどんな感じすか?
- 252 名前:吾輩は名無しである mailto: [02/08/17 04:45]
- 「車輪の下」最強に良かった。
これより面白い本なんかあるのか?あったら教えて。
- 253 名前:吾輩は名無しである [02/08/18 00:23]
- 「庭仕事の愉しみ」は読むだけじゃダメ」。実践してこそその真髄を理解できるね。
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