- 134 名前:吾輩は名無しである [02/01/05 14:42]
- 昔好きだった子は「春の嵐」を好きで、
会わなくなってからも時々便りをくれる友達は「デミアン」が好きで、 悶々と目的なく生きてる自分は「郷愁」が好きかな。 失恋したときに読んだ「春の嵐」の一節が忘れられないです。 --人生の悲しくも愚かしいもつれのこと考えた。 たがいに好意を持ちあっている人々が、 互いに素通りしあってめいめいの不可解な人生を生きており、 どんなにたがいに近づき助けようとしても、 意味のない悲しい悪夢のなかでのように、 助けることができないでいるものだ。
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