- 529 名前:産婦人科医・パチンコ店」の3業態でした。
歯科診療においては1970年代に画期的な診療技法が加わったことで、 保険外の自由診療の治療を望む人が多くなり、歯科診療所には患者があふれました。 予約がひっきりなしでレジには万札がうなった診療所も少なくなかったといいます。 ところが90年代に入り、次々と保険診療の幅が広げられたことで、高額な自由診療による儲けは期待できなくなります。 そのうえ、厚生労働省は歯科医師が不足と見立て、歯科大学の新設・定員増で、 歯科医の数が毎年3000人単位で増えるまでの状況にしたのですから、業界はたまりません。 30年前は子供の9割に虫歯がありましたが、今では歯磨き習慣と早期治療でどんどんよくなり、半分以下に減っています。 患者の人数そのものも減少傾向なのです。 しかし、診療報酬は20年以上横ばいのままで、マイナスとなった項目まであり、 近年の日本歯科医師連盟(日歯連)による政治家へのヤミ献金事件や、 つい最近の迂回政治献金事件を引き起こすまでに業界は追いつめられました。 診療報酬が上がらないのでは、政治家に献金してアップを働きかけるよりなかったからです。 かつての脱税御三家はいずれの業態も右肩下がりですが、今日とりわけ悲惨な状況に置かれているのは歯科医なのです。 [] - [ここ壊れてます]
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