- 284 名前:名刺は切らしておりまして [2018/08/15(水) 21:09:44.92 ID:CjUYQ5as.net]
- 高橋是清は、外債の営業活動で有名だが、
日露戦争では、最新鋭兵器を大量投入して 消耗戦を繰り広げたにもかかわらず、 結果は、引き分けのような勝ち方となり、 賠償金が取れなかったことによって、 その後、大増税の嵐となり、 国民負担は増大し、庶民生活は困窮した。 そして、軍部でも、軍縮を余儀なくされ、 若手が軍縮に反対するクーデターを引き起こし、 緊縮の矢面に立っていた高橋らが殺されてしまった。 是清というと、積極財政の成功者として 土建屋に祭り上げられているが、 是清が限界を悟って、緊縮に転じると発表した途端、 クーデターが起き、是清たち閣僚は殺されてしまったんだ。 昭和維新の歌 映画 『2・26』 だから、太平洋戦争について、 日本国民が反省するところがあるとすれば、 役人やら、利権ゴロを抑え込むことができなかったということだが、 当時の政治状況を考えれば、これは不可能に近いのではないかと思われる。 それはともかく、 この日露戦争の借金を、日本が返し終わった頃に、 ちょうど、チェルノブイリ事故や、ソ連崩壊や、 バブル崩壊が起きた。 100年債とかいうのは、さいきんよく話題に上っているが、 通貨価値の変動なんかを考えると、サギみたいなもんなんだよ。 税金が上がれば、生活コストも高くなるが、 生産性は上がるわけないから、 ますます仕事が外国に逃げていく。
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