- 37 名前:774RR mailto:sage [2015/10/21(水) 23:29:08.67 ID:Z8wtyX3W.net]
- う〜ん、ヴァン・ショーで少しは良くなったかな。」
「じゃあもうちょっとかな。タマネギはあるかい?」 「タマネギだったら冷蔵庫にあったはずだよ。何するの?」 「まずはタマネギを薄切りにする。そして煮る。これに蜂蜜を入れたタマネギドリンクが風邪に効くんだ。飲むだろう?」 「もちろん。 ・・・ ・・・ う〜ん」 「口に合わなかったかな。まあ昔はきざんで鼻に詰めてたって言うから、それに比べたらましだと思ってくれ。それじゃあ安静にしてなよ。」 B ピンポーン 《ニホンさん風邪ですって?》 「あ、フラメンコ先生。いらっしゃい。」 「早く治さないと授業に遅れちゃうわよ。」 「多分大丈夫です。さっきヴァン・ショーと玉ねぎドリンクと飲みましたから。」 「そう、じゃあついでにホットミルクに蜂蜜入れて飲んでおきなさいな。メゾン・ド・イベリアの人たちは風邪ひいたら大抵そうするわ。」 「それからオレンジ持ってきたから毎日食べなさい。絞って蜂蜜を入れても良いわ。」 「オレンジっていうとビタミンCですね。」 「そういうことね。それじゃあ早く治すのよ。」 C ピンポーン 《風邪は大丈夫?》 「スオミちゃんね。」 「調子はどう?」 「だいぶ好くなったみたい。いろいろ貰って飲んだから。」 「私も持ってきたの。シラカバ樹液よ。」 「・・・ どんなのだっけ?」(ママの化粧品に書いてあったかな?) 「キシリトールの原料よ。家では昔から健康飲料として飲んでるの。春先にしか採れないけどね。」 「ん〜 ちょっと青臭いけどほのかに甘いのが美味しい。」 「本当は毎日飲むのが一番だけど流石にね。あとはサウナに入るわけにもいかないし寝てたらいいよ。それじゃさようなら。」 ウヨ君が帰ってきた頃、ニホンちゃんはすっかり良くなっていました。 各国の民間療法いろいろ欧州編です。
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