- 113 名前:774RR mailto:sage [2015/07/18(土) 23:28:46.84 ID:pUEE8SLU.net]
- 新刊『ひとかどの父へ』を語る
在日を描く女性作家として注目を集める深沢潮さん(48)。新刊『ひとかどの父へ』 (朝日新聞出版)は、複雑な家庭環境で育った主人公、朋美が葛藤を乗り越えて、 自分の出自を受け入れるまでの姿を綴っている。本書について「在日について あまり知らない日本の人たちに読んでもらい理解してほしい」と話す。 朋美の父親は在日朝鮮人だった‐。ある日、日本人の母が衆議院議員選挙に出馬 したのをきっかけに、幼いときに行方知れずとなった父親の素性を報道で知る。 衝撃を受けながらも父親を捜し出し、自身の出自とともに、両親の歩んだ人生を 理解する朋美を、深沢さんは温かい目で見つめる。 深沢さんは上智大学卒業後、外資系金融機関に就職。その後、出版社の広告部 を経てフランス系企業に転職した。 深沢さんの両親はともに在日韓国人。1世の父親は厳しく、結婚まで男女交際は 禁止。27歳のとき、在日男性と見合い結婚し、夫とともに帰化した。それは子ども www.mindan.org/upload/559cc2d679df0.jpg の職業の選択肢を広げるためであり、地域市民として自身の声が反映される 選挙権を持つことが必要と考えたから。 「私は同化というふうには思わない。韓国籍のままそこで闘うという姿勢ではなくて、 日本のメンバーになって在日のために何ができるのかという思いはすごくある」 小説を書き始めたのは離婚してからだ。「自分が辛かったことをフィクシ 今秋にヘイトスピーチを題材にした『ここではない』(実業之日本社)を刊行予定だ。 主人公は在日韓国人の女子大生。「声を出して主張できない在日の人たちのために 表現できたらいいなと思うし、祖父母の代からの歴史も書きたい」 ソース:民団新聞 2015.7.8 www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=6&newsid=20591 www.mindan.org/upload/559cc2d679e73.jpg
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