- 12 名前:名無し名人 mailto:sage [2019/01/02(水) 16:59:58.01 ID:UNLUgjJ0.net]
- ■「自分が思う先手の有利さで(相手に関わらず)入札すれば良い」のかについての考察
自分が先手レート1750、後手レート1750かつ 相手が先手レート1800、後手レート1700 持ち時間減少によるレート変動は1分あたり両者とも-1/分のとき、 両者が50分程度を指定することで均衡解となり、両者ともレート1750相当で対局となる。 (これから大きくずれた入札をすると、50分指定した側が有利になる) 自分が相手のレートを見誤って、実際には相手の先手レートは1850、後手レートは1650なのに、 先1800後1700と認識しちゃってた、かつ、相手に先後レートを正しく認識していないとバレている場合、 自分が50分入札(誤った認識による均衡解)するが、相手は55分で入札することで、 自分は後手1750、相手は先手1795のレート差45で戦うことができる。 自分の相手が先後レートを正しく認識出来ているかどうか、また、 お互い、自分の先後レートがどう見られているか、ということが、 最適な入札戦略を決定づける要素になる。 「自分が思う先手の有利さで(相手に関わらず)入札すれば良い」というのが成り立つのは、 前提として「先手の有利さ(先後レート差)は棋士によらず一定で、かつ、持ち時間減少によるレート減少の影響度合いは棋士間で同じある」 という場合に限る。 自分は先後レート差0なのに、相手の先後レート差が100あるなら、 50分を指定しないと、自分の思う(自分の)先手の有利さ(0分)での入札が知られた場合、 レート差50弱ぶん、相手には有利に戦える入札戦略が存在する。
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