- 272 名前:代打名無し@実況は野球ch板で mailto:sage [2013/02/04(月) 23:55:14.98 ID:TZ0MCYmu0]
- 確かに、斎藤佑樹のボールは動いていた。そして試合後のヒーローインタビューで、彼はこう言った。
「風がいいようにボールを動かしてくれたのかもしれません」 思わず、吹き出しそうになった。 果たして、そうか。 幾分か、風は手助けしてくれたのかもしれない。しかし、ボールを動かしていたのは風ではない。 紛れもなく、斎藤自身である。斎藤がこう話していたことがあった。 「ボールを動かすのは得意です。いつでも、ほんの少しだけ、動かせます。打ち損じたバッターが、 あれっという顔をするのを見るのは快感ですから(笑)」 それにしてもこの試合、いったい何人のバッターがあれっという顔をしていたことか。 チャンスで打ち上げた今江敏晃が、詰まらされた伊志嶺翔大が、バットを折られた岡田幸文が、 そして空振り三振を喫したサブローが──。 「いつも通り、打てそうで打てない」(今江) 「何がええか、わからない。すべての球が打てそうだから、ボール球に手を出してしまう」(サブロー) 報じられた試合後のロッテの選手たちのコメントだ。 いかにも与(くみ)し易そうなボールがやってくる。本能で、つい力が入るのか、バットを振りにいく動作に 力が入ってしまう。その瞬間、ボールが動く。斎藤のボールは140キロにも満たないのに、打った瞬間、 快音が響かない。ボールを捉えるバットの音が”グワシャッ”という、クラッシュ系なのだ。 築き上げる凡打の山。 リズムよく、球数少なく、アウトは積み重なっていく。 いやはや、堂々のピッチングだ。 sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/2012/04/12/___split_8/ 去年の石田の記事だけど、やっぱり>>11といい一味違うなw
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