- 780 名前:代打名無し@実況は野球ch板で mailto:sage [2012/08/28(火) 00:47:34.64 ID:BmWmTmzR0]
- 良太に和田イズム注入「経験」「技術」
虎将が歩み寄る。27日、真夏の日差しが降り注ぐ横浜スタジアム。三塁で捕球練習をする新井良の元へ足を向けた。 ジェスチャーを交えた阪神・和田監督の指導が熱を帯びる。飛んでくる打球などお構いなし。約20分。 直立不動で金言に耳を傾けた背番号32が、深々と頭を下げた。 猛虎打線の4番を任せて16試合。64打数15安打の打率・234。 現時点での力量以上のポストを与えていることは和田監督も承知の上。 ただ、残り試合と来季以降のチーム編成を考え、身を包む殻を破り、 ひとつ上の段階へ進むための時間とし、多くの経験を積んで欲しいという願いがある。 左肩、左半身で壁をつくれ。ヘソの前に間を作れ。助言を授ける光景。 4番に指名した時は、なりふり構わず、全力でぶつかってくれれば良かった。 ただ、相手も研究を重ねる。当然、弱点を突いてくる。ブチ当たる壁。 言い換えれば、ここが飛躍の契機。経験論や技術論。惜しみなく伝えた。 「打席の中での考え方とかね。ある程度試合に出始めてくるとデータとか、向こうも良太にはこういう攻めをしようと。 打てないものを捨てるか、もしくは打てないところを思い切って狙っていくか。 そういうことができてくると、幅が広がってくる。成長する過程の中で必要になってくるかな」。 自身も通った道。険しさを乗り越えた先に、何物にも代え難い自信が待っている。今は試練の時だ。
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