- 189 名前:代打名無し@実況は野球ch板で mailto:sage [2011/08/25(木) 22:12:25.74 ID:fL8ZkUXG0]
- 7回裏、浅村が打席に入ったとき、俺は「.250も打てない無能が。おまえは
しょせん稼頭央やナカジのようにはなれなんのじゃ」と毒づいたが、浅村は 見事にカーブをおっつけて安打を放った。俺は「さすがセンスの固まりや」と 浅村を心の中で誉めた。 次に星が打席に入ったとき、俺は「貴重な無死一塁の走者を進めることすら できんかったら承知せんぞボケが」と毒づいたが、星はあっさりと三遊間を 破る安打を放った。俺は「さすがライオンズ希望の星や。正捕手はおまえしかおらん」 と心の中で星を誉めた。 次に熊代が打席に入ったとき、俺は「この三振三振、三球三振ヤローが。 おまえなんか、とっとと故郷に帰ってタコ焼き焼いとればええんじゃ」と 毒づいたが、熊代は無死一、二塁という最高に難しくプレッシャーのかかる 場面で見事に送りバントを決めた。俺は心の中で、熊代に対して焼き土下座をした。 次に栗山が打席に入ったとき「よっ、この首位打者も狙える位置につける3割打者! 前のチャンスで凡退したのは、この場面のための布石だよな!ヒーローはお前しか おらん!!最悪、犠飛でもええんや。やったれ、この男前!!」とエールを送ったが、 栗山はバットにかすることすらなく三振した。 俺は心の中で、栗山の顔にウンコをぬりたくり、コンクリブーツを履かせて狭山湖に沈めた。 そして平尾が打席に入ったときには何も思わないようにしたが、結局三振した。静かに泣いた。
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