- 660 名前:代打名無し@実況は野球ch板で mailto:sage [2011/07/10(日) 18:14:05.98 ID:R/C2edKkO]
- その言葉を安易に使うことの虚しさも危うさも、十分にわかっているつもりではある。
いや、わかりすぎていたがゆえに最近では、使おうという思い自体が浮かばなくなってきていた。 それでも、彼のプレーを初めて見たとき真っ先に浮かんできたのはあの言葉だった。 王貞治に対しても、 イチローに対しても、 松井秀喜に対しても浮かんでこなかったあの言葉だった。 ジニアス−−天才。 世界で「プレーする」日本人選手ではなく、 世界のホームランバッターとなる日本人選手が誕生したのではないか、と。 アレックス・ロドリゲスにも、バリー・ボンズにも負けない至高の才能が現れたのではないか、と。 中村剛也。 いま、わたしを最も興奮させる男の名前である。 (スポーツライター)
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