- 290 名前:代打名無し@実況は野球ch板で mailto:sage [2008/08/27(水) 22:10:51 ID:+sthwk+U0]
- ええ記事や・・マジで泣けた GG負けるな・・・
今回、両競技を見て感銘を受けた選手が2人。その2人ともが「佐藤選手」だったのは、偶然だろうが。 1人はソフトボールの「5番・一塁」として優勝に貢献した佐藤理恵選手。(以下省略) 野球では、G・G佐藤選手の姿勢に感銘を受けた。 準決勝の韓国戦で2つのエラーを犯した佐藤選手は、試合後に、がっくりと肩を落とし、 阿部選手に支えられて宿舎にもどった。あまりの憔悴した姿に取材団は誰も取材エリアで 声がかけられなかったほどだった。 佐藤選手は、そのことが心理的にトラウマになっていたのだろうか。米国との3位決定 戦でも高く上がったフライを落としてしまった。 試合後も、佐藤選手の談話をとろうと待っていたが、私を含めた取材団はほとんど あきらめていた。 ところが、「G・Gさん」と控えめに呼びかけたら、佐藤選手はしっかりと取材団の前に歩いてきた。 そして、しっかりと前を向いて話し始めたのだ。 「守りについては、全力でやった結果ですが、皆さんに迷惑をかけてしまいました。 自分の力不足です。いいわけにはできません。すべて自分の力不足。 いいことも悪いこともあった五輪。いい経験をさせてもらった。 正直、試合に出してもらったことは感謝しています」 佐藤選手は、記者団のすべての質問に答えてロッカールームに帰っていった。 立派だった。記者団からは「あいつ、大したもんだなあ」という声が上がっていた。 私は、この選手が将来この経験に対して「逆にサンキュー」と思える日が来ることを願わずにはいられない。 五輪での野球は終わってしまったが、まだWBCがあるではないか。逆転のチャンスはまだまだあるはずだ。 私はG・G佐藤のファンになった。今度、西武球場に家族を連れて応援に行こうと思う。 帰国後に日本で受けるであろう沢山の罵声を肥やしに、将来の日本野球を背負って 立つ日が来ることを祈っている。(運動部 下山田郁夫) blogs.yomiuri.co.jp/beijing2008/2008/08/post_0f26.html
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