- 144 名前:名無シネマ@上映中 [2012/01/22(日) 20:19:19.60 ID:R2WrFGYm]
- 茶川は、勘当されたあと、小説を書き続けられた原動力は、
父に負けたくないという気持ちだったことに気がついたわけだから、 準之助が、「小説を止めたくなったら、茶川の家に帰ればいい。受け入れてもらえるだろう。」みたいな環境であったらだめなのよ。 準之助にしても、「もう、あの家には帰れない」という背水の陣で出て行かないと。 それが創作のエネルギーになる。 なのに、あのラストでは、茶川の「おもいやり」のほうが前面に出てしまってるわけで、 リアリティが無いどころか、子供だましの童話になってしまった。
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