- 160 名前:日出づる処の名無し mailto:sage [04/02/02 20:52 ID:dqYm9l6D]
- そういえば第二次大戦でも日本は、朝鮮出兵時と同じようなミスをしてる。
日本が負けた原因の一つに、補給線の確保を軽視したからってのがある。 (もちろんどっちにしろ負けたのは間違いないけれども) 本来なら輸送船団には護衛の艦隊が付くべきだったんだ。 しかし日本はこれを軽視した。結果、敵の潜水艦にことごとく沈められ、 弾薬や食料の補給のままならなくなった日本軍は敗退を続ける。 こういった敵の補給線を破壊する作戦を「通商破壊作戦」と言う。 では日本は何故にこれを行わなかったのか。 大日本帝国海軍軍人は、非武装の無力な輸送船を攻撃する事を良しとしなかったのだ。 輸送船よりも駆逐艦、駆逐艦より軽巡洋艦、重巡洋艦、戦艦、空母と より強力な相手と戦う事を、良しとしたのだな。 美しいではないか、非武装の輸送船は襲わない、魚雷が勿体無い。 敵戦艦に一撃加えんとする、その気概。 武士道に通ずるものを感じるのは、私だけだろうか。 しかしそれが日本の敗北を加速する事になるとは、何とも皮肉な話だ。
|
|