- 900 名前:日出づる処の名無し mailto:sage [2024/12/13(金) 15:53:57.38 ID:0G1+v0oB.net]
- >>875
このように難民が大量に押し寄せたことで、欧州は制度的および政治的な限界点に達した。 新たにやってきた人々は、第2次世界大戦後に考案された人権擁護と亡命に関する 法制度を利用した。これは西側諸国が、アドルフ・ヒトラーのナチス・ドイツから 逃れてきたユダヤ人の受け入れに消極的だった恥ずべき過去を顧みて制定したものだ。 ただ、この亡命申請と申請裁定のプロセスは予想にたがわず遅く、煩雑だ。 今年9月の時点で、あるEU加盟国では100万件近くの申請にまだ初回の決定も出されておらず、 英国では13万3000件が保留となっている。申請書の大半はこの段階で承認される。 却下された申請者は不服申し立てをすることができ、そうする場合が多い。 このプロセスが長引けば、その間は税金で申請者の社会福祉や住居などを支援する必要がある。 これがなぜ欧州の有権者を悩ませる可能性があるのかは理解できる。状況は悪化している。 多くの移民は多かれ少なかれ法律に従っているが、従わない者もいる。 移民にテロリストが紛れ込んだり、移民がテロ組織に引き入れられたりする懸念は常にある。 8月に独ゾーリンゲンで3人が死亡した刃物による襲撃事件など、 一部のケースでは、シリア難民がテロ行為で非難されている。
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