- 44 名前:日出づる処の名無し mailto:sage [2020/10/24(土) 23:18:58.11 ID:B2Qf5ziS.net]
- 批准50カ国に迫る核禁条約 ICAN・川崎さんに聞く 会員記事
聞き手・佐々木亮、武田肇 2020年10月24日 20時00分 ttps://www.asahi.com/articles/ASNBS5JN2NBMTIPE02Z.html > 核兵器を全面的に禁じる核兵器禁止条約の批准が50カ国に迫っている。10月23日時点で49。 >50カ国の批准から90日後に発効され、早ければ来年初めにも実現する見通しとなった。 >核兵器保有国や日本を含む「核の傘」の下の国々は背を向けるが、 >核兵器を人道的に否定した条約を旗印に「核のない世界」を求める声は確実に広がっている。 >条約推進に貢献した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員で、 >ピースボート共同代表の川崎哲さんに発効の意義と展望を聞いた。 > ――日本政府は核保有国と非保有国の「橋渡し役」を目指しているというが、 >核兵器禁止条約には否定的だ。 > 「橋渡し」とは、さまざまな議論や立場の違いがある時、それぞれの話を聴いて、 >落としどころや共通基盤を見いだす努力をすることではないか。 >締約国会議のような場に出て、そこに集まっている国々の言うことを理解した上で、日本の立場を説明し、 >条約に反対する国々や人々に「彼らはこう言っている」「日本はこう思う」と伝えてほしい。 > ところが、日本政府は核兵器禁止条約の交渉会議にも参加しなかった。 >国連に毎年提出してきた核廃絶決議を今年も出したが、核兵器禁止条約には触れてもいない。 >これまでの日本政府の行動を見ると、「橋渡し」というより、核保有国と同じ側に立っているとしか見えない。 > ――日本も批准はしていなくても締約国会議にオブザーバーで参加すべきだ、という意見がある。 > 参加しなければ、核兵器廃棄の検証方法などが日本抜きで決まっていく。 > 何ごともそうだが、新しい何かが生まれる時、そこにいなければプレーヤーにはなれない。 >例えば、同じように「核の傘」の下にいるオランダは、国連の条約交渉会議に参加し、 >主張した上で、採択で反対した。日本がどんな立場を取ろうとも、核軍縮や核不拡散に関して >国際社会で主たるプレーヤーでありたいなら、その場に行かなければはじまらない。 > 日本が参加すれば、歓迎されるだろう。「核の傘」の下にある国々の中でも、 >日本は被爆国であり、「核兵器廃絶への思いがあるはずだ」と各国から見られている。 >逆に、参加しなければ「この問題に関心がない」と受けとめられる。
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