- 46 名前:日出づる処の名無し mailto:sage [2015/03/14(土) 14:40:46.40 ID:3//y1Ol3.net]
- 米連邦債務上限問題が再燃―共和党内分裂で複雑化
2015 年 3 月 14 日 09:07 JST このままならば15日には到達してしまう米連邦政府の債務上限をめぐる政治的駆け引きが 再燃している。以前の駆け引きと同様、党利党略と瀬戸際戦略に基づく戦いになりそうだ。 米財務省は、現在の上限のままでもその到達を先に延ばす具体的な準備を始めた。 この財務省の緊急対応と歳入が前回の景気後退以来最も多くなる見通しから、上限の引き上げ なしにもある程度の先延ばしが可能なようだ。一部の試算では、ある部分の年金支払いを 中断するなどの例外措置を使えば上限到達を10月ないし11月まで先延ばしできる。 今回については、上限引き上げの交渉を複雑化させかねない二つの力学が働いている。 今や上下両院を支配する共和党がその賛否について内部分裂していることがその一つだ。 共和党長老議員らは、デフォルト(債務不履行)転落の脅しをせずに上限を引き上げると 公約しているが、それは政治的にまずいとみる同党の一部議員が反乱を起こす様相だ。 もう一つは、交渉期間が来年度予算の承認期限の今秋まで続く可能性もあることだ。 ボブ・コーカー上院議員(共和、テネシー州)は「議員になって8年3カ月となるが、 過去のどの上限引き上げ交渉も簡単ではなかった」と話す。 オバマ大統領も政権内高官も従来からの立場として上限の引き上げを引き換えとする 予算や政策変更の交渉には応じないとしている。 大統領経済諮問委員会(CEA)のジェイソン・ファーマン委員長は 「われわれは、彼ら(共和党議員ら)が不要な瀬戸際戦略やドラマ性を持たせることなく すませる(上限を引き上げる)ことを信じているし、また強く希望している」と話す。 債務上限の引き上げても、政府の予算支出の増加を認めたことにはならない。 これまで負った債務の返済のために借り入れを単に認めるだけだ。
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