- 430 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/01(火) 22:24:00 ID:LmCEX22/]
- ttp://monster-girl.homelinux.net/up/No_3098.jpg
今日はデュラ子さんと一緒にお花見。 「綺麗…。」 満開の桜にデュラ子さんが感嘆の声を上げる。 咲く桜、散る桜、その美しい桜を眺めていると、僕の中に不意に寂しさが込み上げてくる。 (僕は、来年の桜を観ることはもうないんだ…。) すでに割り切ったつもりだったけど、やはりそう簡単にはいかないらしい。 ふと気がつくと、デュラ子さんが僕のことをじっと見つめていた。 その瞳に心配そうな、悲しそうな色をたたえて。 大丈夫だよ…、そう言う代わりに、僕はデュラ子さんの頭をやさしく撫でる。 デュラ子さんは嬉しそうに眼を細めた。 そう、たとえ限られた命だとしても、今僕はデュラ子さんとともに生きている。 彼女とのかけがえのない時を過ごしている。 残された日々を、一日一日を大切に生きよう…、あらためて僕はそう誓った。
|

|