- 332 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/03/31(月) 11:01:08 ID:sp+99yh6]
- 夕飯を食べ終えてベッドに寝転んでいた俺は、突如として襲ってきたひどい頭痛に苛まれていた。
窓の外にしとしとと降りしきる雨にでも打たれているような寒気さえ覚える。 心臓が脈打ち、脳に血液を送るたびに、ズキン、ズキンという鈍い痛みが身体の自由を奪っていく。 …いつしか空は明るくなっていた。 起こそうとした身体に覚える違和感。 自分のものながらやけに熱っぽく感じる吐息を漏らしつつ、俺は鏡の前に立った。 ―――朝起きたら風邪をひいていました。
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