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【兄妹なのに】生殺し妹文学館【募る想い】第十八巻



1 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2007/12/28(金) 02:34:18 ID:fY+xCXjT●]
このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんも常時 щ(゚Д゚щ) カモーン!! で、降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん欲しいっ子、
幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイドロボットまで何でもどんと恋!

基礎ルール
1:煽り&荒しは放置もしくはネタ化の方向でシクヨロ。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いシクヨロ。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァシクヨロ。
4:>>970辺りで次スレ設立お願いしたい

136 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 01:45:06 ID:E0mt3ikF]
「てっきり、何よ?」
「う、うるさい、なんでもない。お前こそかゆいくらいで思わせぶりに相談なんかするな。
かゆいなら自分で掻いとけよ」
「それができないの」
「できないってなんだよ。じゃあ、薬でもつけときゃいいだろ」
「薬もダメなんだってば」
「なんだよそれ、掻くこともできない、薬もぬれないって」
「だから、どっちもできないデリケートな場所なの」
「はぁ?」
「なんでここまで言ってわかんないのよ。少しは察してよ。アソコがかゆいんだって」
「あそこ?あそこって、どこ?」
カズトは首をひねっている。からかっているとかではなく本当にわかってないようすだ。
ユイの苛立ちが限界に達した。
「ここよ、ここ!」
ユイは布団の上から指で自分の股間を指し示した。
「えっ?……えーっ!」

137 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/05(土) 01:49:07 ID:E0mt3ikF]
カズトは思わず妹の股間を凝視してしまう。
「それって大変なことじゃないか」
「だから、そういってるでしょ」
ユイはそう言いながらも、体をもぞもぞと動かしている。思うようにかゆみが解消できなくて苦しそうだ。
先ほどから小刻みに動いていたり、布団の中で動いていたのはそういう理由からだと、いまさらながらにカズトは気づく。
「どうするんだよ」
カズトは言った。
「わからない。だから恥ずかしいのを我慢して相談してるんじゃない。本当に、つかえない奴」
「とにかく、まず落ち着こう。こういうときは落ち着くのが一番大事だ」
兄は眼を閉じて深呼吸を始める。それを見たユイは「慌てているのあんただけでしょ」と思う。
2〜3回深呼吸をした後、カズトは眼を開けて言った。
「よし、思いついた。こういう場合はなんで痒くなったのか、その原因を調べるのが大切なんだ。
思い当たるのは何かあるか?」
ユイは首を横に振る。
「カズトは?」

138 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 01:54:00 ID:E0mt3ikF]
カズトは険しい表情をしてから、ユイに小声で囁いた。
「これって性病じゃないのか」
「えっ……」
兄の言葉にユイは不安な顔をする。
「性病って、そんな……」
「なんか性病の中には痒くなる奴もあるらしいぞ。雑誌で読んだ」
「性病だなんて、ありえないよ。だって……」
「だって、なんだよ?」
「私、誰ともしたことないんだからっ」
ユイは言った。顔を下に向けて布団を握り締め、恥ずかしさに耐えている。
「まあ、そうだと思ってたよ。お前に男っ気がないのは俺が一番知ってるからな」
カズトは言った。
「なによ、偉そうに。自分だって童貞の癖に」
ユイはすぐに言い返す。

139 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/04/05(土) 01:59:32 ID:tXmoVDZL]
∀・)リアルタイム遭遇…

140 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 02:00:02 ID:E0mt3ikF]
「なあ、お互いを傷つけあうのはよそうぜ。いま、大切なのはお前の体のことじゃないか」
カズトは本格的な言い合いになる前に話題を元に戻そうとする。
こういう言い合いで妹に勝てる気がしなかった。
「とにかく、なんでかゆくなったのかを調べないとな」
「そんなの私にもわかんないよ。昨日までなんともなかったのに、いきなりなんだから。
今日だって学校終わるまでは平気だったんだし」
「じゃあ。家に帰ってから何かあったってことだな。そういえば今日お前早かったな」
「部活が休みだったから」
「そうか。で、どうなんだ」
「なにが?」
「時間はあったんだろ?家に帰ってから何してたんだ?」
「う、それは……」
妹は視線をそらして、そのまま黙ってしまう。
「どうした?」
「だから……今日は時間があったし、
最近部活が忙しくてなんかいろいろとモヤモヤしてて、だからリラックスのつもりで、その……」

141 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 02:04:06 ID:E0mt3ikF]
「なんだよ、早く言えよ」
「だから、久しぶりにナニをしていたと言うか……」
「ナニ?ナニって何だ?」
「オナニーしてたのっ!いちいち言わせないでよっ!」
そう言って、ユイは顔を両手で押さえてベッドに倒れる。脚をじたばたを動かしてかゆみとは違うものに悶えた。
「もーヤダーッ。何で馬鹿カズトにこんなこと言わないといけないのよっ」
「別に恥ずかしがることはない。普通のことだ。お前くらいの年ならみんなやってる。
俺はオナニーしていたからといって、その人に対する評価を変えることはない」
兄は言った。
「そういう風に落ち着いて言っているのが、逆にムカつくんですけど」
妹はムクリと起き上がり、兄をにらむ。
「別にムカつくのはお前の勝手だけど、その後どうしたか話せよ」
「は?」
「まだ、かゆくなった原因がわからないだろ。帰ってきてからお前がしたこと全部話してみろよ」

142 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 02:08:05 ID:E0mt3ikF]
ユイはため息を一つ吐いてから話し始める。
「別に。何もしてません。オナニーして疲れたからそのまま寝ねました。
下半身が裸なのは着替えをしないまま寝てしまったからです。
眼を覚ましたらすでにかゆくなっていました。
すぐにカズトがやって来たので、とっさに寝たふりをしてしまいました。
これで全部よ。どお、わかった」
ユイは言った。なにかもう、いろいろと諦めたようすである。
「うーん」
兄は少し考えてから言った。
「帰ってきてすぐオナニー始めたのか?」
ユイは兄を睨む。
「そうよ」
「もちろん外から帰ってきて手は洗ったよな?」
「なんで?洗ってないわよ。だって汚れてなかったもの」
「ばかだなぁ。眼に見えないだけで汚れてるかもしれないんだぞ。細菌とかばい菌とか」
ユイは不安な表情になる。

143 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 02:12:02 ID:E0mt3ikF]
「そんな……じゃあ、それで性病になったってこと?」
「まあ、性病ではないと思う。でも他の雑菌で炎症を起こしてかゆくなったとか……あ」
「なにっ?」
「もしかして、あれじゃないか。花粉症」
「花粉症!?だってあれって鼻水とか眼のかゆみとかでしょ」
「そう、それ。そもそも花粉症ってのは、体の粘膜に花粉が付くことによっておきるアレルギー反応だろ。
その……デリケートな部分だって粘膜なんだから花粉が付いたらアレルギー反応でかゆくなったりするんじゃないのか。
きっと外歩いていた時に手に花粉が付いたんだな。今ちょうど季節でいっぱい飛んでるし。
で、そのままオナニーを始めたから今度は花粉がデリケートな部分に付いてかゆくなったと」
「でも、私いままで花粉症になったことないのに」
「急になることもあるらしいぞ。
何でも現代人はいろいろな添加物やら何やらでアレルギーを起こしやすくなっているんだそうだ。
テレビで見た」

144 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 02:16:08 ID:E0mt3ikF]
「じゃあ、どうすればいいのか言ってよ」
「花粉症対策だろ。アソコにマスク付けるとか」
「まじめにっ!」
「わかったよ。ようは花粉がなくなればいいわけだから、とりあえず風呂に入って綺麗になってみたら?」
「そんなことで治るの?」
「やってみるだけやってみろよ。親には俺からうまく言っといてやるから、今から入るといい」
「うん、わかった。そうする」兄を見てはにかみながら言った。「ありがとう、お兄ちゃん」



145 名前:129 mailto:sage [2008/04/05(土) 02:22:57 ID:E0mt3ikF]
>>139
支援ありがとうございます

とりあえず、今回はここまでです
次はエロシーンの予定ですが
いままで、そういうシーンを書いたことがないのでうまく書けるか不安です
とにかくやってみるので、そんなに期待せずに待っていてくださいませ

146 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/04/05(土) 02:26:59 ID:tXmoVDZL]
あ、アソコが花粉症…w
そんなデリケートな部分の痒みを母親じゃなくて兄に相談してる辺り妹も妹だな

次回に超期待

147 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/05(土) 09:07:30 ID:SHGgUD1g]
あそこが花粉症という斬新な発想ワロスw
続きをwktkして待ってます

148 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:46:41 ID:KICq4q9U]
なんとか桜の咲いている時期に間に合った…?
葉桜になってるところも多数ありますが…

というわけで時期ネタ書いてたんですが
あんまり桜がシナリオに関係なくなってしまってorz
とりあえず、投下してみます


まだまだ文章は未熟ですのでお目こぼしを…



149 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:47:28 ID:KICq4q9U]
桜の咲く頃 〜雄一と裕香B〜

裕香「満開だね〜」
雄一「きれいだな…」

春爛漫の、親の実家の小高い丘に二人で来ていた。
時期的にちょうど桜が咲く頃。
今宵は満月。
夜桜見物にはちょうど良かった。

裕香「上に一番大きな桜があったよね、行ってみようよ」
雄一「そうだな」

150 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:48:46 ID:KICq4q9U]


雄一「ふう、ちょっと休憩」
裕香「もう…お兄ちゃん運動不足だよ…」
だったら荷物を持ってくれ…とは言わないでおこう。

そう、お花見をしよう、とお弁当とお茶と酒を持ってきている。
…裕香には酒は内緒だけど。
前みたいに即寝てしまっては大変だしな。

裕香「大丈夫〜?」
雄一「ああ、行こうか」


151 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:49:53 ID:KICq4q9U]


丘の上までたどり着く。
そこには大きく、見事な桜があった。
満月の光に照らされて、とても幻想的な姿を見せていた。

裕香「すごく綺麗…」
雄一「ああ…」

優雅な桜を一通り見終えた後、ビニールシートを引いて弁当を食べる。


152 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:50:34 ID:KICq4q9U]
裕香「いいね、こういうとこで食べるご飯って」
雄一「裕香の作ってくれたご飯おいしいぞ」
裕香「えへへ、ありがと〜…ってお兄ちゃん何を出してるの…」
雄一「酒。お前は飲んじゃダメだぞ」
裕香「あ、甘くておいしそう。わたしも飲む〜」
雄一「前に数分で酔いつぶれたのを忘れたのか?」
裕香「あの時は…えと…、そう、度数が高かっただけだよ」
雄一「それでもダメだ」
裕香「む〜」
雄一「また酔いつぶれたらここから帰れなくなるだろうが…」
裕香「じゃ、家でならいいよね?」
雄一「そういう問題じゃなくてだな…」
裕香「じゃ、一口だけ、いいでしょ?」
雄一「…食べた後でな」
裕香「お兄ちゃん、ありがと!」

153 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:51:40 ID:KICq4q9U]
さて食後。
約束なので一口飲ませてみた。
度数は5度くらいなので酔っ払うもんでもないはずなのだが…。
裕香「やっぱりおいしぃ…」
雄一「寝るなよ」
裕香「ふわふわ…」
軽く回ったか…
でも寝るような感じではなさげ。
裕香「気持ちいい…」
そう言うと体を俺に預けてくる。
雄一「お、おい、裕香?」
裕香「お兄ちゃん、あったかい…」
雄一「しょうがねーなぁ…」
裕香の温もりが伝わってくる。
雄一「…裕香もあったかいぞ」

154 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:52:33 ID:KICq4q9U]
桜の咲く夜、二人で寄り添いあう。
ふと、裕香が顔を上げる。
裕香「お兄ちゃん…」
雄一「裕香…」
裕香は俺に体を預けながら、振り向くようにそのまま顔を近づける。
俺もゆっくりと裕香に顔を近づけ…

キスをした。

さっき飲んだ酒のせいだろうか、甘く感じる。
目がトロンとして、裕香の気分もふわふわしているようだ。
そっと、裕香の右胸に手を回す。



155 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:54:49 ID:KICq4q9U]
裕香「もう、お兄ちゃんたら…えっち」
雄一「…イヤならやめとく」
裕香「…いい、よ。大丈夫な日だから…ゃん」
それを聞くが早いか裕香の胸を弄る。
一瞬裕香の体がこわばるも、すぐに身を委ねてきた。
裕香「ん…んんっ、あぅ、んむっ」
服の上から胸を弄りながら、もう一度唇を重ね合わせる。
そのまま優しく舌を口内に進入させる。
裕香「んんっ、んあぅ…」
裕香も合わせるように舌を重ねる。

156 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:55:44 ID:KICq4q9U]
しばらくしてどちらからともなく離れると、銀色の糸が二人の間を伝い、プツリと切れた。
雄一「…続き、するぞ」
裕香「えっちだよ…」
雄一「来る前から少し期待してた、なんてな」
裕香「…ほんとのこと言うと、私も少しだけ」
雄一「裕香も、いやらしいな…」
裕香「はぅ…」

裕香の上半身の服を脱がせる。
裕香「ちょっと寒い…」
雄一「着たままの方がいいか?」

裕香「お兄ちゃん、暖めて…」

157 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/07(月) 19:57:59 ID:KICq4q9U]
とりあえずここまで。
このシリーズはエロさが足らない!
今回努力はしましたが…あっさり気味になるのは…orz


158 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/07(月) 22:44:17 ID:mnA0lGQ8]
・・・    多すぎwww

159 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/07(月) 22:57:06 ID:IEYPodTU]
>時期的にちょうど桜が咲く頃。
>今宵は満月。
>夜桜見物にはちょうど良かった。

この時期の野外プレイは確実に風邪引きそうw w w

160 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:15:36 ID:WMFZOgTh]
昨日の続きですー。
えちぃシーン書くのむずい…




161 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:16:13 ID:WMFZOgTh]
俺は裕香を後ろから抱きしめる姿勢のまま直に両手で胸を弄り始める。
寒さのせいからか感じているのか、乳首は既に勃っていた。
裕香「あぅ…うぁ…んんっ…」
そして、首筋を上下に舐めてやる。
裕香「ひゃん、んんっ、ひゃぅ…」
雄一「首筋、弱いみたいだな」
裕香「そんな…ひゃん、言わないで…」

胸を弄っていた右手をそのまま下の方へ持っていく。
スカートをたくし上げ、下着の上から秘部を上下に触る。
裕香「あん、うあっ、あぅっ、んんっ」
雄一「声、我慢しなくても誰もいないよ」
裕香「いなくても、は、恥ずかしいよっ…んんんっ、んうっ」
少し、湿ってきたようだ。

162 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:16:55 ID:WMFZOgTh]
雄一は、裕香をシートの上に寝転がせると、裕香の下着に手をかけ、ゆっくりと下へおろした。
裕香「はう…」
雄一「もうエッチな匂いがするぞ」
裕香「お兄ちゃんのせいだよ…ひゃうっ!」
言葉の終わりを待たずに裕香の秘部の入り口を撫でる。
入り口はもう若干濡れていた。
裕香「あぅ…ああん…はぁう…」
雄一はそのまま秘部に指を入れる。
裕香「んあっ!」
裕香の声のトーンが上がる。
そのまま指を前後に出し入れする。
裕香「はぁうっ、やん、きゃふっ、はぅうっ…」

163 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:21:04 ID:WMFZOgTh]
雄一は、濡れた秘部から指を抜くと、今度は舌で秘部を弄ぶ。
じゅるっ!
裕香「きゃうっ!お兄ちゃん、さ、さっき登ってくるとき汗かいたから汚い…や、やぁん」
確かに少し汗の匂いがするが、愛液の匂いと混じり合って一段と淫猥な匂いになっている気がする。
裕香の言葉には構わずに舌先で秘部を弄る。
ぺろり…じゅる…ちゃぷ…ちゅぷっ
裕香「はああっ、ふあぁぁっ、はうぅぅっ、ああぅ」
じゅぶ…ぷちゅ…ちゅぷ…じゅるるっ
裕香「あああ…はああ…ああん…きゃうっ」
もう裕香の秘部はずぶ濡れだ。

164 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:22:08 ID:WMFZOgTh]
雄一は秘部から舌先を離すと、裕香の頭を撫でた。
雄一「裕香…かわいいよ」
裕香「お兄ちゃん…頭撫でられると…ぽーっとする…」
雄一「じゃ、最後までいくぞ…」
裕香「あ、お兄ちゃん…」
雄一「?」
裕香「ええとね…」

裕香「私も、お兄ちゃんの…見てみたい」



165 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:23:16 ID:WMFZOgTh]
雄一「…分かった、いいぞ」
裕香「…うん、じゃ」
言うと裕香は雄一のズボンのチャックを開く。
雄一「いつの間にこんなにいやらしくなったんだんだ…」
裕香「お兄ちゃんのせいだよ…わ、すごい…」
裕香の目の前にはすっかり怒張したモノがあった。
まじまじと見つめる裕香。
雄一「もう、いいか?」
裕香「…………」
すると、裕香は吸い込まれるように…雄一のモノを舐め始めた。

166 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:24:25 ID:WMFZOgTh]
雄一「!、ううっ」
ぺろ…ぴちゃ…ちゅる…
卑猥な音が聞こえる。
雄一は裕香の頭をそっと撫でてやった。
ぴちゅ…ちゃぷ…ちゅぷ…
裕香は舐めるのを楽しんでいるようにも見えた。
ぺろり…じゅる…じゅぷ…
上で咲く桜のように、裕香の顔も紅潮していた。
そのまま裕香は舌を止め、口に咥える。
口を動かしながら、また舌を動かしながら雄一を攻める。
じゅぷ…ちゃぷ…じゅるっ…
雄一「ん…ううっ」
つたない動きながら、雄一に快感をもたらすには十分だった。

167 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:25:19 ID:WMFZOgTh]
裕香「ぷはぁ…」
雄一「も、もういいぞ」
裕香「はぅ…えっ?」
簡単にイきそうだったのは内緒だ。

雄一「裕香…こんなことは初めてだったよな…?」
裕香「ええと…自分の部屋でちょっと練習してたの…バナナとかで…」
雄一「今度から毎回本番でいいぞ」
裕香「え、っと…はうぅ…」

168 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/08(火) 19:26:42 ID:WMFZOgTh]
続きます。

フェラなんぞ初めて書くもんだから言葉足りてないな…

169 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/08(火) 19:57:33 ID:32AhOUyS]
しえ                                        ん

170 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/08(火) 22:16:02 ID:08lGdk4J]
久々に見たよ、間の悪い支援芸w

171 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 19:55:33 ID:GLQwhOhd]
パート3。
これでラストです。




172 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 19:56:34 ID:GLQwhOhd]
雄一は姿勢を変え、もう一度裕香をビニールシートに寝かせ、そのまま足を開かせた。
雄一「んじゃ、いくぞ…」
裕香「お兄ちゃん…」
雄一はますます怒張したモノを裕香の秘部にあてがい、そのまま膣内へと進入させる。
裕香「んあああ…」
雄一「くぅっ」
裕香の膣は、名器というやつなんだろうか。狭くて咥え込んでくる。
奥まで入れるだけで達してしまいそうだ。
雄一「動くぞ、いいか?」
裕香「うん…」
その返事を聞くと、前後に腰を動かし始める。
動かす度に強烈な快楽が二人を襲った。
裕香「ああっ、うあっ、きゃう、ふああぁ」
雄一「ふうぅ…」

173 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 19:57:31 ID:GLQwhOhd]
自然と腰が動き、快楽がどんどんと溢れ出す。
ズッ……ズッ……ズッ……ズッ。
裕香「ああん、ううん、ああっ、ふああっ」
雄一「裕香の中、あったかいぞ…」
裕香「ふうっ、う、嬉しい…んんっ、ああぅっ」

次第に、雄一のモノに裕香の粘膜が絡みつき、快楽を生み出す。
ぴちゅっ、じゅぷっ、じゅちゅっ。
裕香「ひゃう、ああん、きゃう、ふあああっ」
雄一「くうっ」
雄一は快感に支配され、どんどんと腰を速める。

174 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 19:58:40 ID:GLQwhOhd]
ずぷっ、じゅぷっ、ちゅぷっ、ずぷっ。
裕香「きゃううっ、ひゃうっ、あううっ、ひゃんっ!」
雄一「裕香、ゆうかっ」
裕香の声がますます快楽を増長させる。
もう、止められない。最後までいきたい。体を快楽に委ねる!
じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!
裕香「ひゃうっ!ああん!おにいちゃ…きゃうっ!
雄一「裕香っ、裕香っ!」



175 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 19:59:56 ID:GLQwhOhd]
裕香「お兄ちゃん、も、もう…わたし…ああっ!」
雄一「俺も…ふぅ、そろそろ!」
裕香「お兄ちゃん、お兄ちゃーーーん!」
二人とも、ラストスパートの階段を駆け上がる!
裕香「…あああっ、ふあああっ、ああああああーーーーーーーっ!」
裕香の膣口が吸い付くかのように狭まり、絶頂を迎える。
その瞬間、雄一にも強烈な快楽が襲いかかる!
雄一「ううううっ!」
どぷっ、どくどくっ、ぴゅるっ…
雄一は、そのまま裕香の膣に熱い液体を注ぎ込んだ。

176 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 20:00:49 ID:GLQwhOhd]
裕香「はあ…はあ…お兄、ちゃんの、熱い…」
雄一「裕香…」
裕香「お兄ちゃん…」
二人はしばらく、快楽の余韻を楽しんだ。
上を向くと、大きな桜の木。
そしてその上には、満天の星空が。
二人の仲を祝福しているようだった。

177 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 20:03:27 ID:GLQwhOhd]



しばらくしての帰り道。
少し休憩してから下り坂を降りていく。
雄一「しっかし、どこで口でやることなんぞ覚えたんだ?」
裕香「お兄ちゃんの本」
雄一「な…俺そんな本持ってたっけか?」
裕香「持ってなかったか…こういうの好きじゃなかった?」
雄一「カマかけてからかうなよ…」
裕香「女の子には秘密がいっぱいなんだよ」
雄一「…やれやれ。でもな」
裕香「?」

178 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 20:04:34 ID:GLQwhOhd]
雄一「口でしてもらうのは…ちょっと気に入った」
裕香「え…」
言うと裕香は真っ赤になってしまった。
雄一「もちろん、裕香がしてくれたからな」
裕香「お兄ちゃん、恥ずかしいよ…」
雄一「俺もちょっと恥ずい」
裕香「今度から朝起こすときは…その…口で…」
雄一「待て待て待て!」
裕香「じょ、冗談だよ…」
雄一「その口ぶりは冗談じゃなかったろ…」
裕香「えへへ…大好きだよ、お兄ちゃん」

〜Fin〜

179 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/09(水) 20:08:07 ID:GLQwhOhd]
というわけで終了です。
お付き合いいただきありがとうございます。

もうちょっと本を読んで文章を学ばないと…

また、ネタが思いついたとき投下することがあると思いますのでその時はよしなに…

180 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/10(木) 13:18:53 ID:oNyWLwPp]
>>179

朝起きるたびにお口でされるのはうらやましくもあり、遠慮したくもあり
この妹だとお口だけじゃすまなくなりそう

GJでした

181 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/10(木) 13:30:58 ID:ta4HRGjV]
起きれんw

182 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/10(木) 13:54:14 ID:e0IAbbME]
>>179
妹「勿論、私は上ではなく下の口で」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`)


  むしろ上→下の順で」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`)


  いっそのこと無限ルーpんむぅ!?」
兄「ちゅ………ちゅぷっ………………っふぅ………黙る気になったか?」
妹「 (*´▽`*) 」


183 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/11(金) 01:14:36 ID:vBhghfjk]
>>182
兄者、なんか化けてないか?

184 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/11(金) 02:08:24 ID:mSFAJBRe]
カサマツさん(うpろだ)っていつの間にか閉鎖してたのね…(´・ω・`)ガッカリ

「お前さん、そろそろゑ炉書かないとファブリーズで退治されちゃいますぜ?」的な気配を感じたので
頑張って書きました!書き下ろしです!zipに混ぜるくらいでないとエロくなさすぎて泣けるような程度の作品です!

www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up31743.bin.html
何故かbin形式でDLされますが解凍自体はLhaplus等に放り込めば普通に解凍できます。多分。

PASSは>>12参照。分からないという方は音読マジオススメ。もしくは土下座。
前回うp(一昨年の夏)から先のものを全て詰めてあります。未発表込みで25作品あります(´ω`)
多分すぐに流れないとは思いますが流れてたら再うpしますのでレス下さい。


>>>>145>>179
これは(ι゜ω゜)ィィ・・・!そのエロ文成分を分けて下さい。切実に。何も返せませんが(←



185 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/11(金) 12:52:41 ID:91irfysE]
>>184
兄「う〜む……詩的というか、詞的というか……相変わらず氏にまくってるけど」
妹「 (*´▽`*) 」
兄「ま、せめて妹が独り立ちできるようになるまでは意地でも生きなきゃいけないな
  (こんなこと言ったら……あいつのことだ
   『じゃあ兄さんは私が立たせてあげます』とか言い出すに決まって…)」
妹「 (*´▽`*) 」
兄「(あ…あれ?) い、いやぁ…でも、ここまで愛が深いというのもある意味羨ましいというか…」
妹「 (*´▽`*) 」
兄「お〜い……もしも〜し?」
妹「 (*´▽`*) チューシチャッタ♪エヘヘ♥」
兄「……………


  あれ? 俺、寂しがってる?」


186 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/13(日) 23:03:06 ID:LXp+pkZP]
>>184
なんか一作ごとにヒロイック・ファンタジーの長編が書けそうな気がw
それにしても珍しくエロ成分が…


187 名前:道草  ◆uumichipSU mailto:sage [2008/04/13(日) 23:52:18 ID:uR7JChPZ]
前回えちシーンが「あっさり」だと言われたので
今回強調してみたんですが…なんとかなったですかね?

過去作品の要望あればうpします…が、あまり上手くないです

188 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/19(土) 05:35:37 ID:nyQHUq5s]
ホシュ

189 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/24(木) 00:33:24 ID:UMQVWbCO]
妹「兄さん、そろそろここも保守しないといけないんじゃありませんか?」
兄「ああ、そうだな」
妹「それと、そろそろ私の体の保守もお願いしたいのですが」
兄「俺はツルペタの保守には興味はない。ってかしたこともないししたくもないわ」
妹「 (´_J`)

190 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/25(金) 12:54:02 ID:7NrDIYqo]
妹「兄さん、保守しましょう」
兄「別に構わんが……昨日どなたかがしてくれてたぞ」
妹「そりゃ、『保守』一言だけで何レスも続くのはどうかと思いますけど
  私としても色々と趣向を凝らそうと思ってますよ?」
兄「へぇ、それはそれは。で、具体的にはどうするんだ?」
妹「ところで兄さん、子作りというのは人類の歴史における保守行為の一つと言」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」


191 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/25(金) 22:29:11 ID:Mb305GzV]
こいつらかわいいなぁ

192 名前:1/2 mailto:sage [2008/04/26(土) 15:04:35 ID:UASwD+OM]
妹「今朝は寒いですね、兄さん」
兄「だからといってくっつかれると暑苦しいんだがな」
女「おはよう、兄くん、妹ちゃん……相変わらず仲良しだね」
兄「お、おはよう女さん…ほら、いつまでもくっついてないで離れろ」
妹「仕方ないですね、もう少し兄さんの温もりを感じてたかったんですけど…」
兄「まったく……いつまでも子供みたいなことするんじゃないよ」
妹「私は、恋人もしくは新妻のように接しているつもりですけど」
女「……本ッッ当に仲良いわよねぇ……あたしなんかじゃ入り込む余地もないわねぇ…」
兄「いやいや、何言ってんの! 確かに仲は良いけど、それとこれとは話が別だから!」


193 名前:2/2 mailto:sage [2008/04/26(土) 15:05:14 ID:UASwD+OM]
妹「でも、正直女さんが羨ましいです。綺麗だしスタイルいいし……私なんて、ご覧の通り微乳ですから…」
女「そ、そう? ありがと…」
妹「まぁでも、最近少しは成長したんですけどね。やっぱり異性に揉んでもらうと大きくなるっていうのは本当なんでしょうか?」
女「へ、へぇ……異性に、ねぇ…(ジト―ッ)」
兄「ちょっと! 何でそんな目で見るんだよ! してないってそんなこと!」
妹「そうですよ。さすがにもうそんなことはしませんよ(ニコッ)」
兄「な、何言ってんだお前は! 女さん、違うから! 思いっきり誤解だから!」
女「ごめん、急がないと遅れるから先行くね。それじゃ」(スタスタスタ…)
兄「ま、待てって女さん! 話聞いて……行ってしまった………
  お前! 何であんなこと言うんだよ! シャレになってないだろうが!」
妹「兄さんに揉んでもらったのは事実ですよ?」
兄「してねぇよ! デタラメ言うな!」
妹「兄さんが寝てる時にベッドに侵入して、寝てる兄さんの手を使ってモミモミモミと…」
兄「何やってんだお前は―――!!!!!」


194 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/26(土) 22:31:41 ID:X+7DNPsG]
新たなる展開がwwww



195 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/04/27(日) 00:12:59 ID:VAOVj+by]
今読み終わったの
「俺的妄想」
ttp://gmiproject.rakurakuhp.net/i_218102.htm

最初は妹萌え妄想癖の兄とバッサリ斬り捨てる義妹の話で勢い重視だったのに、
進むたびにドロドロ ド ロ ド ロ  ド  ロ  ド  ロ  凝固剤か!っつーぐらいの修羅場展開にw
最後は3つのifストーリーを含めて4つに分岐するスタイルになっている
んで本命の妹ENDは……それまでの長々話が 前 フ リ と化した瞬間…叫んだよ俺は
珍走団に負ける勢いで、近所に迷惑を掛けないよう静かに

全年齢向けなので生殺し度は色んな意味で極大
総数150話あるんで2,3日くらいに分けて読むことをお勧めします

196 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/27(日) 20:59:00 ID:ejwArRpE]
>>195
かなり前に読み出したが、桐生君絡みの話でNTRに近いショックを受けて……
それで気分悪くなってから先読むのが怖くなってずっと止まってる
ラストまで安心して見られる内容なのか教えてくれないか?

197 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/04/27(日) 21:51:46 ID:VAOVj+by]
>>196
桐生君はキッパリフられますw やはりウケが良くなかったようで
あと妹関連で言えばもう一人の妹は相手役が出てきてそのままなんで一応注意
ただ妹ENDではないifストーリーでは妹の扱いが不完全燃焼してるので、妹ENDまできっちり読むのが宜しいかと

198 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/28(月) 00:53:32 ID:RdsiQtjS]
>>197
サンクス、安心して読みに行ってくる!

199 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:14:06 ID:XbQuliZN]
春の気温になってきたので春っぽいの書いたらえらいことになりました。

  ノ
 (∵) ヘーイ
 ( (7
 < ヽ




200 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:17:01 ID:XbQuliZN]
信じた物は壊れて。

信じた人は失われて。

得たものは塵と化して。

そして夢が終わる。

最後に見た風景は、貴方と二人、歩いた夢。

血の繋がりが齎す、愛と破滅の日々。


201 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:19:48 ID:XbQuliZN]
嗚呼…こんな想いをするのなら……

『生まれて来なければ良かった』なんて。

想うこと、それだけが罪。

願うこと、それだけで罪。

想いと想いが積み重なって。



―――愛憎に染まる春。


202 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:22:39 ID:XbQuliZN]


アノヒトハダレ?


舞う桜の下。

問い詰めるの。

鈍色を握って。


瞳に流る涙の落つる先。

大地に紅く貴兄が咲き。


203 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:25:21 ID:XbQuliZN]


アイシテタノニ。


聴こえない言葉。

遠ざかる貴兄の影。

忘れ去られた幼少の記憶。


銀色に滴るは、紅。

空の色と、同じ紅。


204 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:27:51 ID:XbQuliZN]
沈み逝く霞空。

愛した時を失えて。


その血を薫り思い出す。

やはり貴兄を愛していたと。


紅色の空に響く。

少女の涙と、桜の詩。



205 名前:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY mailto:sage [2008/04/30(水) 00:40:54 ID:XbQuliZN]
…以上です。華爛漫でしゃーらっ♪な作品を描こうとしてたのに蓋開けたらヤンデレになってましたwww


ここ最近、ニコニコ動画のVOCALOID曲に強く影響を受けてる傾向にあるようです。
URLは張り出すと止まらないので自重しますが、今回だとArk+初音型依存症候群+赤い鈴、みたいな。

向230=サンホラかつ音ゲーマーかつボカロ厨の方程式でいいんですね、分かります。

エロ作品はもうちょっと待って!大丈夫、描けるから待って!!
当面はボカロ曲からの派生とか色々。えろいのはG.W.終了後くらいに投下する予定です。宜しくお願いします。

>>195
頑張って読みます。明日から。明日から頑張ります!明日も同じこと言いそう!www

206 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/04/30(水) 06:20:40 ID:I0yCRcPv]
妹「向230さん、グッジョブです」
兄「何というか……相変わらず澱んでるな。いや、良い意味で、ですよ?」
妹「ところで兄さん。>>203の『>銀色に滴るは、紅。』
  ここを見て、バカでかいサバイバルナイフを想像した私はどうなんでしょう?」
兄「あー、まぁ何となく判る気はする。書き手さんはもう少し小さいのを想像してるのかも知れんがな
  ちなみに、俺は合口を想像してしまったんだが…」
妹「ではその勢いで兄さんの合口を私の鞘に収」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」


207 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/03(土) 00:58:11 ID:plT8kUvM]
妹系のスレをあちこち回ってきた流れ者ですが、ちょっと皆さんにお聞きしたいです。
「他人にレイープされる妹」や「deadエンド」はここではタブーですかね?
とりあえず、前振りが出来上がってるんですが、どこに投下しようか迷ってたりします。
悲哀に見え隠れする愛なんかを書きたくて、脳内で構想だけ組み立てて今ガリガリと駄文を書いとるんですが…

208 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/03(土) 03:31:37 ID:4Qy+ZiIC]
deadエンドは話の内容にもよるけど
レイープは…ろだに上げるのが良いかと思われ



209 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/03(土) 06:56:41 ID:89SR8xUb]
NTRはキツいなぁ

210 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/03(土) 21:27:33 ID:nLBYp83C]
>>207
deadエンドはしょっちゅうあるけどwwwww
でもレイープ系はあんまり・・・な流れはあるもよう
エロパロでそういうジャンルのとこにうpするのもいいかも

211 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/03(土) 22:19:49 ID:uuaN3vqb]
どうも>>207です。

やはりdeadやレイープが嫌いなお方もいるようなので、直落としはやめて適当なロダでうpしたいと思います。
一応、戦争物を予定してるんですが、難しい…

212 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/05(月) 01:26:57 ID:9irMhq2L]
>>207です。
前フリだけ先に投下しますので、暇があったら読んでやって下さい…
ろだうpでダウンロと解凍がめんどくさいので、恐縮ですが。
DLパス解パス共に「imouto」です。

ttp://s-io.mydns.jp/up/1/_/jump/1209918231.zip/attatch

213 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/05(月) 02:14:44 ID:9irMhq2L]
重ね重ね申し訳ないです。
上記ろだが繋がりにくいようなので、下記の場所にも上げました。
それだけです…

ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=392

214 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/05(月) 06:49:13 ID:8zMTKcFW]
戦争モノというか戦中モノですな。



215 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/05/05(月) 08:24:38 ID:q2KsgJvI]
火垂るの墓思いだした… あれ実話なんだよな(´・ω・`)ショボーン

216 名前:1/3 mailto:sage [2008/05/06(火) 10:00:33 ID:28ja7Uv/]
真夜中
ふ…っと脳内に囁く声に、わずかに意識が覚醒する

『 犯 せ 』

……犯す? 何を? それとも……誰を?

『 犯 せ     欲 望 を   ぶ ち 撒 け ろ  』

微かに聞こえるその声に、ほんの少し表情が歪む
だが、浅いとはいえ以前眠りの中に沈んでいる今の自分には、声を払いのけるまでには至らず
結局は、ただそのまま声を聞いているしかなかった


217 名前:2/3 mailto:sage [2008/05/06(火) 10:01:50 ID:28ja7Uv/]
『犯せ……お前の大切なものを…………妹を………犯せ…』

その言葉が聞こえた瞬間、静まり返っていた心に小さな火が点る
そしてそれは、怒りと苛立ちという燃料が加わって、段々と炎と呼べるものへと進化していく

『犯せ………お前の愛する妹を………犯して………そして……………孕ませろ…』

更に続く声に、炎が一気に大きくなる
その、胸に宿った激情を一言で言い表すとすれば……それは、ある種の愛と呼べるものなのかもしれない

そして……その声は、次第に強さを増してゆく…



218 名前:3/3 mailto:sage [2008/05/06(火) 10:02:48 ID:28ja7Uv/]
『犯せ! 妹を犯せ! 妹を孕ませろ!

 可愛くて頭が良くて胸はまだ成長途上だけど全体的なスタイルは中々良くて家事全般も得意で
 友達も意外と多くて近所のおばさん達にも気に入られててクラスの副委員長を任されるくらい人望があって
 何より兄さんのことが好きで大好きで愛していて兄さんにいつ求められてもいいように本とかDVDとかで研究したりして
 一生兄さんのそばで心も体も兄さんの愛の奴隷として生きていきたいと思っている
 そんな妹なのでいっそのこと兄さんの欲情のままに襲ってくれた方がむしろ願ったり叶ったりと』

兄「……こんな夜中に人の部屋に忍び込んで何をしてるんだお前は」
妹「おや、兄さん。いつのまに起きてたんですか?」
兄「じゃかましい。人が寝てる時に耳元で何を訳わからんことを延々とほざきまくってるんだこのド阿呆」
妹「訳がわからない、だなんて……あれは私の純粋なる心の叫びで」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」


219 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/06(火) 12:17:12 ID:oSBCJIeD]
こえーよw

220 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/05/06(火) 12:57:13 ID:PrGKC3HM]
寝てる兄の枕元で愛を語る妹ってええなぁ

この場合やけに不純だがw

221 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/06(火) 14:26:21 ID:e2J+iEFo]
洗脳しようとしてついついアピールしてしまう妹GJ

222 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/06(火) 16:58:45 ID:uwh+gfmL]
新作と期待してスクロールした俺にwktkを返せ
だが、妹可愛い。GJ。

223 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/06(火) 18:59:13 ID:DL+vyyC9]
寝室の情景が目に浮かんだw

224 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2008/05/06(火) 20:39:06 ID:9eUDdXEV]
ホラーっぽい話かと思ったら全然違うしw



225 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:28:20 ID:yXxKkbVs]
 妹の結婚したのを知って、地元へ車を走らせた。下の道でもよかったものを、
わざわざ首都高に乗った。

 そこにあったのはとりあえず妹の旦那の顔を見てやろうという気持ちであり、
私へ結婚の知らせの無かったことへの苛立ちであり、急に帰って驚かせようと
いう気持ちであり、帰るなら一刻も早くという急いたような気持ちであり、要
するに、私は動揺していたのだった。
 家に着くまで景色を楽しむ余裕もなく、そもそもろくな風景のひとつも見え
はしないのだが、しかしもうじきに最寄りのインターだということだけは、私
は標識よりも景色から見て取っていた。
 赤白にペンキで塗った巨大な鉄のかたまりが視界の端に現れると、次のとこ
ろで下りるのが、私たちの決まりだったのだ。

226 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:29:30 ID:yXxKkbVs]
 ――帰ってきちゃった。
 妹はそう言って、私たちのドライブの終わりをいつでも、ひどく残念がって
みせたものだった。
 赤白のコンビナートは私たちにとって親しみの対象ではなかったし、父親の
勤め先でこそあれ、べつだん私たちの誇りではなかった。男の私にとっては憧
れの対象ではあったが、妹はそれに対して常に、好きでじゃない、嫌い、とい
う態度を示していたような気がする。
 ――だって、
 ――もう終わり、って気分にさせられるから。
 ――遠くからでも、見えちゃうとさ、そこで終わるんだ、っていう気持ちに
なっちゃうじゃん。
 十八で免許を取ったばかりの、ハンドルから手を離せない私を乗りこえて高
速代を払うと、シートベルトを締め直さないまま、妹は拗ねたように腕を組ん
でいたものだった。

227 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:31:17 ID:yXxKkbVs]
 妹が拗ねるから、私はいつも遠回りをして、隣町の公園まで走らせるように
していた。妹も私も、その公園をとくべつ気に入っていた訳ではなかった。た
だ、知り合いと会わないようにするにも、人の目を避けるにも便利な場所に、
その公園があっただけだった。私が未だ不慣れな手つきで駐車場へ止めると、
待ちかねたように妹が身を乗りだして、今度は私を超えずにそのまま私にキス
をした。
 ――すき。
 ――俺も好きだよ。
 妹はキスの味を覚えたばかりだったし、私も似たようなものだった。私たち
はお互いを撫でるように鼻をこすらせながら、顔をすれ違わせる向きを何度も
入れかえた。片方の手を握りあって、空いた手で私は妹の背を、妹は私の頭を、
寄せあうようにして抱きあった。
 唇に飽きると私は妹の首に唇を当て、舐めるように伝った。うなじに髪の匂
いを嗅ぎ、肩口、鎖骨に吸いつき、薄い胸元へ通じる辺りを舌で撫ぜた。握り
あっていたはずの手が、いつの間にか妹の足を舐めていた。

228 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:32:46 ID:yXxKkbVs]
 ――ねえ、
 ――ん。
 ――して。
 ――言ってンだろ、車ン中はやべーって。
 冷たさに張ったような妹の足を、私は気に入っていた。柔らかさにも宿る硬
質さ、あるいは弾力、その感触に私は魅了されていた。
 ――じゃ、外行く? もう寒いよ?
 ひどく柔らかいものが私の中心に触れて、私の性器が妹の手のひらに包まれ
たことを、遅れて近くするのが私の常だった。 
 ――いーよ、寒くても。
 唇で首筋を噛むようにする。跡つけないで、と妹が言わなくなったのは、私
が跡をつけないことを学んだのか、それとも跡をつけられても構わないと思う
ようになったからだろうか。
 ――アタシがヤなんだけど。
 攻撃するように強く妹の手が握られて、しかしそれすら、硬直した私の性器
には、既に刺激になっている。

229 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:34:11 ID:yXxKkbVs]
 ――外行く、って言いだしたのお前じゃん。
 誘惑をなんとか押しのけて、私は車を出る。妹がしぶしぶ助手席から出るの
を見てから鍵を閉め、既に真っ暗な公園へ進む。茂みに十歩入ったところに身
を隠すともう、私たちを止めるものはなかった。
 一つしかないホックを外して、布をまくり上げると、やわらかさをたたえた
妹の胸が途端に外気に冷えるのがわかった。寒さにか、興奮にか、立った乳首
を指先で遊びながら、妹の下は一方で、指でいじるのもそこそこに、早々に私
の性器を押しこんだ。
 ――痛、
 ――大丈夫、すぐ、
 ――ンなわけな、あ、
 私たちは馬鹿のように腰を振って、声を漏らした。陳腐な言葉を漏らしなが
ら体をあわせ、言葉が尽きると、好き、と言った。言うべき言葉なんて、ほん
とうは私たちにはそれしか無かったのかもしれなかった。

230 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:34:49 ID:yXxKkbVs]
 ――好き、好き、
 ――好きだよ、好き、
 ――大好き、
 ――俺も、大好き、
 いつまでも続きそうな行為だったし、いつまでも続きそうな言葉だった。妹
に対してなら、いつまででも好きだと言っていられそうな気がしていた。ああ、
とか、ン、とか、意味をなさない言葉さえ、すべて、好き、という意味だった。
けれどただ一つ、違う意味のことを妹が言った。私も妹ももう達する、まさに
直前だった。

 ――連れてって。

 妹がそう言った記憶が、確かに私にはある。その記憶には音しかない。妹の
声の他に、なにも一緒に思いだせない。だから、妹はそのときそんなことは言
わなかったのかも知れない。けれど私は覚えている。

231 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:36:15 ID:yXxKkbVs]
 ――連れてって。
 帰りの車で、最の中それとは違う声音で妹が言った。
 ――おまえあと二年、高校あるじゃんか。
 ――東京から通うよ。
 ――馬鹿言うなよ。
 馬鹿言うな、と言いながら、あるいは、とも思っていた。ひょっとしたら、
許してくれるんじゃないかと思っていた。
 ――本気だよ。
 ――わかってるよ。
 妹と一緒に東京に行って、一緒に東京で暮らす。それはとても素晴らしいこ
とだった。私にとって、それ以上の幸せはないように思えた。しかし、
 ――無理だろ。
 両親がまず納得しないだろうことを、私たちは二人ともわかっていた。
 ――無理だよね。

232 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:37:48 ID:yXxKkbVs]
 正面を見すえたまま妹が言った。悲しみを帯びて引き締まったその横顔ほど
美しいものは、きっとないと私は思っていた。今でも思っている。私は妹を愛
していたし、妹も私を愛していた。
 ――適当な理由じゃ、許してくんないだろ。
 ――ホントのこと言おうか。
 ――もっと許してくんないだろ。
 ――だよね。
 冗談みたいな口振りで、フロントガラスの向こうを見たまま、私たちは驚く
ほど真剣に話をしていた。

233 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:38:26 ID:yXxKkbVs]
 ――逃げちゃおうか。
 ――ん?
 ――一緒に。どっか。遠くに。
 ぽつりぽつりと、切るようにしながら妹は言った。
 ――誰も知らない遠くに。
 ――東京?
 ――近いよ。人がいないトコがいい。
 ――無人島?
 ――探検隊とかに見つかったら最悪。
 ――砂漠。
 ――死んじゃうよ。

234 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:39:14 ID:yXxKkbVs]
 ――じゃあ、
 私は考えながら、言葉に詰まった。もう五分も転がせば自宅だったし、もう
三十分もすれば門限だった。私は路肩に車を止めた。
 ――南極。
 ――南極?
 ――誰もいないし、がんばれば住める。
 ――いいね、寒そうだけど。
 ――がんばれば食べ物も採れると思う。
 ――いいね、それ大事。
 ――俺とお前とペンギンしかいない。
 ――うん、
 妹が涙声になった。そんな場面を想像したのか、寂しさを想像したのか、ど
ちらでもないのだろうか、私にはわからなかった。
 ――悪くないね。
 妹はそのまま泣き出して、つられて私も泣いた。その日私たちは初めて門限
を破った。



235 名前:ペンギン / 梟 ◆yD.LvL/296 mailto:sage [2008/05/07(水) 22:42:08 ID:yXxKkbVs]
 私たちはもちろん南極へは行かなかった。私は東京へ出たし、妹は地元に残
った。季節ごとに私は実家へ帰るようにしていたが、帰るたびに逢瀬を重ねて
いて親が気が付かない訳がなく、三年目の夏に私は勘当同然で東京へ追い出さ
れた。十年近く経とうとしていた。

236 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:孕age [2008/05/07(水) 22:42:33 ID:Sm18IIbS]
・)支援…!






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