- 206 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2007/05/14(月) 23:29:55 ID:GeI0ujpW]
- 階段を全力疾走し、速度を落とさずに曲がる。
見慣れたオフィスが見えた。そして、飛び込んだ。 「おらっしゃあああああああ!!」 ピッ。 タイムカードの示した時間は8時59分41秒……ギリギリで間に合った。 「(危なかったですね、ご主人)」 「(本当だよ……後20秒で遅刻だった……)」 「おはよう。今日は遅かったじゃないか。いつもは30分前に来る君が」 「社長、おはようございます。……今日は渋滞がひどくて……」 嘘は言ってないぞ嘘は。確かに渋滞が発生してたが俺は自転車ということを隠しただけで。 「にしては、汗がすごいぞ?」 「あははははは……」 苦笑いするしかない。嘘をつけば千影に叩かれる。
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