- 1 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 02:50:12 ID:QWbMqZqT● BE:371242548-2BP(1510)]
- ・ここは画像とはビタ一文関係ないスレです。
・実も蓋もない言い方をすると、１行リレー小説スレッドです。
・しかも今のところツンデレ娘の萌え小説ですらありません。
・考えるな、感じるんだ。
前スレ
ツンデレラ姫11発目
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1154732553/
- 2 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 03:00:17 ID:fYgcyPWM]
- 過去スレ
10発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1145147467
９発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1137768012
８発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1131418879
７発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1127186645
６発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1122474956
５発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1117955459
４発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1113488934
３発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1110892385
２発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1108881078
１発目：sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1106559528
- 3 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 03:03:35 ID:fYgcyPWM]
- ※ツンデレな画像をお探しの方は↓のスレへどうぞ。
ツンデレスレ17デレ
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1163325798/
※本編開始は>33から。
9 名前： 名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [sage] 投稿日： 2005/06/05(日) 23:06:16 ID:+kXxkNXU
初代スレの>1の全文は「(・∀・)ｲｲﾖｲｲﾖｰ」だった。
意図が不明なスレはおぼろげにツンデレ娘を語る方向に行くかのように見えた。
しかし>33の「――やがて文明が滅びときが訪れた。」がすべてを断ち切った。
そして>34の「そんな時、とある小さな国でツンデレラという貴族の娘が生まれた。」で方向が定まった。
２代目の>33-34が初代スレのコピペになったのは、この偉業をリスペクトしての事だと思われる。
３代目、４代目で早速崩れる事になるのだが。
強制する程の事でもないだろうが、新スレの準備期間としても丁度良いのではないだろうか。
- 4 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 03:13:43 ID:1OuxCcmr]
- だが時代は待ってくれない
- 5 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 18:07:56 ID:i2qURwUE]
- すげぇ、ちっとも人が来ない
- 6 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 22:10:15 ID:Sus9SSZK]
- ――やがて文明が滅びときが訪れた
- 7 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/21(木) 22:37:17 ID:i2qURwUE]
- 早い、早いよ！
- 8 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/22(金) 00:53:12 ID:W7Ax3aW0]
- やっぱ>>33まで待ったほーが…
- 9 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/22(金) 01:15:01 ID:DJYDqRbW]
- しかし最近は随分書き込みペースが落ちてきたねえ
- 10 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/22(金) 05:34:34 ID:DJYDqRbW]
- ところで前からちょくちょく出てくる「うつーじん」と
「北斗チン拳(またはチンチン拳)」て何か元ネタがあるの？
- 11 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/22(金) 09:33:39 ID:cXD291CK]
- >9
展開をリセットしまくる奴がいるからなぁ。「だが断る」とか馬鹿
の一つ覚えみたいにね。夢落ちとかも酷かったね。
安易なリセットは「華麗にスルー」ってことで。でもまぁ、核の炎が
なくなっただけでもよい傾向なのかもね。
- 12 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/22(金) 12:53:41 ID:DJYDqRbW]
- そうだねえ
無視じゃなくて、いなす感じで華麗にスルーをきめたい所
ただ、そういう手合いに限って妙に食い下がって来るんだよな
否定の積み重ねになるのも萎えるんで、つい折れてしまう
もちょっと"リレー"小説である事を意識して欲しいよね
- 13 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/23(土) 00:59:51 ID:4LTI9/aZ]
- ちょっと待ってくれ…
リレー小説だったのか？
- 14 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/23(土) 02:35:37 ID:6tMMrkPl]
- 何だと思ってたんだ？
>1をよーく見ろ。
…て前スレ落ちた！？
あ～あ～あ～あ～
- 15 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/23(土) 09:17:50 ID:0JaLSmUU]
- 前スレだけでは辿り着けないとしても
レスのバトン繋いで願いを引き継いで行け
と、中島みゆきも歌ってる
33まで繋いで行こう
- 16 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/24(日) 00:28:35 ID:G2H77cyu]
- この舞台裏感・・・
俺の好きな時間だｗ
- 17 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/24(日) 00:30:16 ID:yLplaey+]
- しかしあまりにも過疎化が激しくないだろうか…
今さら人が増える事は無いのかね。
思い切ってage進行にしてみる？
…無謀すぎるか。
- 18 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/24(日) 16:02:53 ID:OAqNyT4C]
- 無駄に増やす必要もあるまい。
- 19 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/25(月) 03:08:38 ID:e3V6GGbe]
- ／＼
／ヽ/ ○ ヽ/.＼
/,.-‐-､,.‐‐-､ ヽ- 、
／::::::::::::::::/⌒丶 ヽ._______|
/::::::::::::,ｨ〃//ﾞヽ::::::ヾ:::ヽ::::::::｝
/:::::::::∠_ `'､::::::::::ゝ:::::j
｛:::::::::/,.=､＼ ／= `ﾒ ヾ ｝ﾒ
ノ）ｲ ｒ-r-- ｒr---r/⌒ヾ:::ｿ メリークリスマスですわ
ﾘｿ,ヽ|＿|. | /仆⌒!ソ
八/// ＿ ￣//.!|f_ノﾘ
ﾘヽ. ィﾙﾘ从ﾒ
` ┬ ﾄx
- 20 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/26(火) 01:04:10 ID:/w8Ur4rL]
- , /ゝ ,､ __／＼__ ,､
(（ ,| ､ヽ､ i ∨/ ◎ ヽ/. i＿
` ト ゞ ＼,.-‐-､,.‐‐-､ ∠､.
ゞ ゝ／ /⌒丶 ヽ._ ７_＿_＿
∠ / ,ｨ〃//ﾞヽ ヾ,〆~^^ ／
/ ∠_ `'､ ゝ,゛ｿ゛^__ゞ
｛ ﾉ ヽ､ ィ''"^ヾ ヾ __,ゝ
ノ）ｲ yr==､ ,.=＝ィ/ __ゞ
(（ ＼i､|___|` ｲ＿/,仆 !ｿﾉ、 ちょ、ちょっと！
,ｿ`人 ⊂⊃ _______ ⊂⊃メノ ﾉ、 本当に誰もいないんですの!?
（ 人人 'ヽ i､ / ,(ヽ､ﾙ ノ ノ、
ソヽ ＼＼ ｿゝ 、~ ／＼ ＼ﾉ ノ ﾉ、
- 21 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/26(火) 10:34:23 ID:cLXA0b6N]
- まだだ、まだ終らんよ
- 22 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/26(火) 16:39:25 ID:/w8Ur4rL]
- _,...-､,-､.,_ ,､.,､
∩∩,.'i＜_ﾍ_ii_/冫-' i'''i' '､
.i'"ﾆi--ﾋ i`''_-ｲ__ヽ'"i￣ }
ﾞ､ ＿＿ i- ､l ＿,.!/i- '' "´ オレオンナ死ねぇ！！
｀`' - ､,/＼_i＿_,!/ヽ､｀＼ (正直、本編ではそういう定形レスは
/ ＿＿ ヽノ /´> ) なるべく控えて欲しいな)
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
- 23 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/26(火) 20:08:53 ID:d8xZl3pC]
- 33までフルストロットル
- 24 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/26(火) 21:52:18 ID:/w8Ur4rL]
- OK、ストロットル全開！
- 25 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/27(水) 06:42:30 ID:2Ya+7m2m]
- ステレットル(´･ω･`)？
- 26 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/27(水) 11:54:08 ID:4rk0UKnY]
- スットロレッテッテ？
- 27 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/27(水) 22:21:37 ID:LHxzq/Xd]
- すっとこどっこい
- 28 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/27(水) 22:22:13 ID:9iDXOFpB]
- >>22
すげえ久しぶりで砂鉄吹いた
- 29 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/28(木) 03:37:49 ID:UX1XrHo5]
- 狂乱の渦
- 30 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/28(木) 09:41:59 ID:wEmG47qx]
- もうすぐだ・・・
- 31 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/28(木) 11:24:05 ID:123POLjs]
- くっくっく、はたして本当にそうかな？
- 32 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/28(木) 14:17:24 ID:ddhc7iFT]
- しかしその時代は長く続かず――
- 33 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/28(木) 21:28:33 ID:YCLE6f2b]
- ――やがて文明が滅びときが訪れた。
- 34 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/28(木) 23:57:06 ID:YQeXW7hk]
- そんな時、とある小さな国でツンデレラという貴族の娘が生まれた。
- 35 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/29(金) 00:27:52 ID:fb7atJAO]
- 両親の愛情をいっぱい注がれ、すくすくと育っていった。
一寸お転婆だが、それは愛嬌というもの。
- 36 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/29(金) 01:22:46 ID:wNcDdMYF]
- しかし彼女が16になった年の春、交通事故で短い一生を終えてしまおうとは…
そうツンデレラの人生は一度終わったのだ。
そしてツンデレラが次に目覚めた時、彼女は鋼のサイボーグとして蘇ったのである。
- 37 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/29(金) 23:37:23 ID:FbPteE9I]
- しかも博士―孔明の手により、古今東西のｻｲﾎﾞｰｸﾞから設定をパクりまくったおかげで
加速装置はついてるわ電磁干渉は可能だわの反則くさい性能が実現。
- 38 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/30(土) 00:02:29 ID:V15BisRe]
- その名も「ツンデレラフリーダム」
- 39 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/30(土) 02:39:38 ID:vNpWssEn]
- しかし、ツンデレラの国では法律で人間のサイボーグ化が禁止されているのである。
その為、故郷を追われることとなったツンデレラ。今は孔明博士と共に
サイボーグの楽園を求めて、トレーラーで世界中を放浪しているのである。
- 40 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/30(土) 17:56:07 ID:ZmUi1CQ9]
- そんなツンデレラ達に、ある日黒スーツの男が接触を図ってきた。
彼は単刀直入に言った。
「孔明博士の頭脳、そしてツンデレラ嬢のその性能を我々の組織による世界征服の為に貸してもらいたい」
- 41 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/30(土) 22:00:08 ID:AAbkD7M7]
- やだ
- 42 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/30(土) 23:30:26 ID:oA4MWMZu]
- 「１年契約で8千万円に出来高払い5千万円ということでどうでしょう？」
「うーん。少なくともツンデレラ姫はサイボーグですよ？来期は二桁は固い
ですし、まだ若いから将来性もある。ちょっと安すぎませんかね」
結局交渉は物別れに終わったが、ツンデレラは悔し涙を滲ませた。
翌日のスポーツ紙に見出しが踊った。
「交渉中に放屁。ツン姫屈辱の保留」
- 43 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/31(日) 05:04:35 ID:UTixFyld]
- ちなみにツン姫とは、ツンデレラが応援している女子プロ野球選手、ツン・マシナガ投手の事である。
さておき、謎の組織の接触から１週間後、今度は『サイボーグ帝国の使い』を名乗るものが訪ねてきた。
「サイボーグのサイボーグによるサイボーグの為の世界創造に貴様の力を貸せ、ツンデレラ！」
- 44 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/31(日) 05:44:14 ID:eQ/+Y0kz]
- 「私は心安らかに暮らせる土地を探しているだけですわ。
誰かさんの私利私欲に貢献するつもりは一切ございませんの」
この考えに孔明博士も賛同。かくして彼女達はサイボーグ帝国と秘密組織
その両方から命を狙われることとなったのである。
- 45 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/31(日) 06:46:45 ID:Ue7lD/3W]
- それは孔明の罠であった。
- 46 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2006/12/31(日) 13:39:45 ID:UTixFyld]
- そもそも孔明が慈善事業でツンデレラを救うわけが無い。
実は両勢力に対して交渉決裂の後、こっそり挑発的な文書を送って煽っていたのである。
こうして作った敵対勢力を撃退してみせる事でツンデレラの商品価値を上げようという算段なのだ。
- 47 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/01(月) 20:11:17 ID:/vWm4k+J]
- しかしその様子をモニターしていた角界の識者から
「やらせではないか」と物言いがついたのを皮切りに
- 48 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/01(月) 23:45:49 ID:MNCtFFSG]
- 力士が仲裁に入ることとなった。
しかしこれが逆に事態を混乱させ
- 49 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/02(火) 23:18:39 ID:Ak5R2Eg9]
- ついには角界の掃除屋とも言われる『裏番付衆』をも敵に回す事になってしまった。
ここに至って、命の恩人と思っていた孔明に対する疑念が拭えなくなってきたツンデレラは
- 50 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/02(火) 23:29:32 ID:HfUf0QbI]
- 孔明の研究室に忍び込み、日記を発見した。あの忌まわしき事故の日を読ん
でみた。
「小娘の怪我はたいしたことがないが、頭を打って混乱しているらしい。
サイボーグとして生まれ変わったのだと冗談を言ったら信じたので、面白い
からそのまま」
「命の恩人と言うわけではありませんのね」
もっと重要な事が書いてあるのに気がつかないまま、復讐を決意した。
まずは夕食に孔明の嫌いな
- 51 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/03(水) 00:00:17 ID:1nLK2MJf]
- ちくわを大量に料理して出してみた。それを見て戸惑う孔明。一体何が・・。
実は日記には続きがあり、そこには孔明の思わぬ本音が書き込まれていた。
「・・面白いからそのままにしておいたのだが、段々気の毒な境遇の少女であることが
わかってきた。最近、悪役化著しいし・・たまに良いキャラにもなってみたい。なので
しばらくこのツンデレラを助けてあげるとしよう・・。早速、正義の策を練らなくちゃ・・」
そんな孔明の秘められた心を知らず、ほくそ笑むツンデレラ。孔明は脂汗を掻きながらちくわを食べて行く。
- 52 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/03(水) 00:20:47 ID:t1VKmyuN]
- ひとしきり孔明の苦しむ様を眺めた後、ちょっと可哀相だったかなと思いつつツンデレラはバスルームへ。
(ちなみにトレーラーサイズのキャンピングカーで風呂、トイレ、キッチンに研究室やツンデレラの個室も完備)
湯船に浸かりながら、ツンデレラはふと気が付いた。
「サイボーグが冗談だとしたら、私のこの超常的な能力はなんなのでしょう？」
- 53 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/03(水) 03:01:46 ID:1tjPnfag]
- 「事故により超能力に目覚めた…というのは安直すぎますわね。
日記ではああいうことを書いてあったが、実は本当に改造されていた…
というのもいまいち説得力に欠けますわ…
では、どうして？…」
- 54 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/04(木) 02:52:55 ID:3m6ZZO3T]
- ツンデレラは風呂から上がると、リビングでちくわを食べ終えた孔明が青い顔して
唸っているのを確認してから再び研究室に忍び込んだ。
そして棚の裏の方から「ツンデレラ観察レポート」と題されたファイルを発見。
表紙をめくると、
- 55 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/04(木) 05:29:41 ID:NJVMmdx8]
- 「・・目撃証言によれば、事故を起こした車両はサイボーグ帝国産車、運転手は黒スーツの男達であるという。
しかし、警官に賄賂を握らせて閲覧した調書では、容疑者は素行不良の力士見習い。車はただの一般乗用車。
車両所有者は角界の大物力士となっていた。詳しい話を聞く為、容疑者とコンタクトを取ろうとしたが
彼は獄中で自殺を遂げていた」
「・・サイボーグ国産車は人間に操縦できるものではない。それを人間に操れる様、改造できる科学者となると
世界に数えるほどしか存在していないのだ」
「・・調べを進める内、ツンデレラには人智を上回る凄まじい力が潜んでいることがわかった。
恐らく、敵も彼女のそんな力を狙って行動を起こしたのだろう。私はその力を探ることで、彼女の不幸の原因を突き止めて上げたい」
この様な序文が添えられている。ツンデレラは孔明が普通に味方だったことに驚きつつ、先へと読み進めて行った。
- 56 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/04(木) 11:36:29 ID:aU8RXJx8]
- 「調整と称して色々検査してみる…ツンデレラ超スゴイ。私はこの事を彼女の両親に直接問い質してみた」
「ツンデレラは幼児期に３日ほど神隠しにあった事があるらしい。念の為、彼女と両親のDNA鑑定を行ったが間違いなく親子、何か人外の物と入れ替わったという事はなさそうだ」
「ツンデレラの能力は使えるかもしれない…私の、奴等への復讐の為にも力を貸して貰おう。その為には金が必要だ」
「○月○日、就寝したはずのツンデレラが何も言わずに外出。こっそりあとを付ける」
- 57 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/04(木) 21:48:58 ID:ov2jw4t8]
- 「行き先は・・・えっ？ 墓地・・・？」
- 58 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/04(木) 23:35:40 ID:3m6ZZO3T]
- ツンデレラにとって、にわかに信じがたい事だったがとりあえず読み進める。
「墓地の真ん中で立ち尽くしていたかと思うと、不意にどこかの方を見ながら手を振り出した。誰か来たのだろうか」
「誰も来なかった…ように見えるのだが、ツンデレラは誰かと会話をしているようなしぐさをしだした」
「妙にオーバーな身振り手振りを交え、時折『ＨＡＨＡＨＡ』などと笑う」
- 59 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/05(金) 00:24:54 ID:ip6cm118]
- 「もしかすると分裂症の可能性もある。以後、この事は心に留めておくこととしよう」
「ある晩、たまたま私が食料の買出しで留守にしていた不意を突いて、サイボーグ帝国の暗殺兵が襲って来た。
買出しから戻った私は、大慌てで武器を取り出し応戦したのだが、既に何名かの兵士がトレーラー内に侵入した後であった。
急いでトレーラー内部に入った私を待ち受けていたものは、バラバラになった暗殺隊の姿と、隅で震えるツンデレラ・・。
一体、何が起きたのか、問いただしてもツンデレラは知らない、わからないの一点張り。力の発動時は記憶が損なわれるのか？
あるいは、心の奥底で力を使うことを忌避しているのだろうか。では、彼女のもうひとつの人格とは・・」
- 60 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/05(金) 00:32:33 ID:DxZB4zY1]
- 「そして、トレーラーの壁面にあった謎の落書きのことも気になる。
壁にはこう記されていた。『ゴリアテ参上！』と…」
- 61 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/05(金) 14:10:01 ID:gsGgSroS]
- ツンデレラは溜息をついた…あの晩の事は覚えている。
自分がサイボーグだと思っていた以上、力を振るったからと言って記憶が損なわれる筈が無い。
あの時はただ恐ろしかったのだ。
ゴリアテと言うの名のメイドをつれた金髪碧眼の少年…
トレーラーに侵入してきた暗殺兵を一掃したツンデレラを、彼は圧倒的な力でねじ伏せた。
彼は言った。
「今夜はこれで引き上げるけど…悪い事は言わない、サイボーグ帝国に下った方がいい。さもないと
- 62 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/05(金) 17:27:15 ID:vGalCgnt]
- 私はお前の注文を無視して私の賄を作るぞ・・・」
- 63 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/06(土) 01:14:20 ID:cinbjCFL]
- そしてツンデレラにとどめを刺すでなく、メイドを連れて去っていった…三日前のことである。
レポートはひとまずそこまでだった。
結局、自分の正体はまだ判らない。
孔明も、とりあえず味方なようだがツンデレラを己の私怨を晴らす目的に利用しようともしているらしい。
「でも追手がある以上、国にも帰れませんし…もうしばらくは世話になりましょう」
一方その頃、
- 64 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/06(土) 01:54:46 ID:Jk1HaQF5]
- サイバトロン基地では
- 65 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/06(土) 04:34:15 ID:Gwa1pSiR]
- コンボイの謎！
- 66 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/07(日) 10:53:55 ID:glvUuRel]
- で新春オナニー！
- 67 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/07(日) 14:01:02 ID:wdHbEzpY]
- というアダルトビデオが昨年末の大掃除の際に出てきた事について、緊急会議が行われていた。
ちなみにビデオの内容は、高難易度で知られるファミコンソフト「トランスフォーマー コンボイの謎」を晴れ着姿の
主演女優が挿入したハドソンスティックを腰使いのみで操りゲームクリアするという超絶攻略映像集である。
しかもゲーム画面が主で、女優の痴態は終始画面右下の子画面内にしか映っていない。
議題は「正直これでヌケる奴はいないと思うがどうか？」というものであったのだが、ここから後にサイバトロンの
母星であるセイバートロン星と我々の地球の間のある問題に発展するのだが――
はたまた同時期、別の場所では
- 68 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/08(月) 03:21:56 ID:pmfV4f24]
- ゼントラーディーによる新春隠し芸大会が
- 69 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/08(月) 04:17:48 ID:1Vbr7K/y]
- ゼントランとなったレイザーラモンHGと江頭２：５０のおかげで
新春隠しゲイ大会へと変更になってしまった。
- 70 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/08(月) 04:53:43 ID:u5im9sV+]
- そんな年の初め。
みなさんあけましておめでとう。
さてトレーラー生活のツンデレラの元にも年賀状が届いた。
「いったい誰からですの？」
- 71 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/09(火) 03:25:27 ID:dYlRqRPs]
- それは幼少の頃によく遊んでくれた、じいやからの年賀状であった。
「そう・・引退して今は田舎で静かに暮らして居りますの・・」
若しかすると幼い頃の自分を知るじいやであれば
この異常な力について、何かを知っているかもしれない。
そう考えたツンデレラは孔明にじいやの居る町へ向けて発つことを提案。
早速、トレーラーは動き出すのである。
- 72 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/09(火) 05:02:29 ID:ztLrNLFS]
- 年賀状を送ってくる事からも解るとおり、じいやは日本人。
ツンデレラ達は大型輸送船を使って海路で日本へ。
しかし、じいやは餅をのどに詰まらせ
- 73 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/09(火) 11:47:36 ID:Df6zminB]
- た友人を救う為入れ違いにメキシコへ飛んでしまっていた
- 74 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/09(火) 18:37:59 ID:I9vEf75k]
- メキシコでいう餅とは「モチ(MOUCH)」という寄生生物の事である。
動物の咽喉部に取り付き、その動物が摂取する食料を僅かに得る事で生きている。
このモチの存在に気付かずにいると、やがて肥大化して喉を詰まらせてしまう事があるのだ。
モチを排除するには
- 75 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/10(水) 03:53:32 ID:wS3O/iE/]
- 後頭部へのアックスボンバー
- 76 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/10(水) 05:30:42 ID:pEU6HG2X]
- が成功したときに発生する地球外物質、その名も
- 77 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/10(水) 17:29:03 ID:5C8+A369]
- 無い物質をサボテンと一緒に鍋で煮込む事３日、出来上がった煮汁を
- 78 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/10(水) 23:43:24 ID:TGq/lBG6]
- 標高3000メートル以上の高地にのみ生息するという
幻の生物オレオンナモドキの吐息で冷やしたものでなければ
モチを排除することは叶わない。
じいやは友の命を救うべく冒険へ出発したのである。
- 79 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/11(木) 02:11:59 ID:omnwPaj+]
- やっとの思いで帰ってこられたのは４分後のことである。
- 80 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/11(木) 02:50:17 ID:phYpnNWK]
- まあ細かい事はともかく一人暮らしだったじいやがどこへ行ったのかツンデレラには知る術も無く
ひとまず手紙を置いて移動することにした。
都心ではなかなか大型トレーラーを駐車する場所が見つからなかったのだ。
そして工場跡と思しき草ぼうぼうの造成地に来たところでまわりを囲まれている事に気が付いた。
そう、ここは日本…角界の本拠地である。
- 81 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/12(金) 12:31:07 ID:5G0S+UMw]
- トレーラーの周囲をぐるりと取り囲んだ力士達、その数23人。
彼らにかかれば特殊装甲のトレーラーと言えどものの数秒でぺちゃんこである。
ツンデレラと孔明は
- 82 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/13(土) 15:36:19 ID:FvH55hd0]
- こんな時のために用意していた
- 83 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/13(土) 16:26:20 ID:suvpJNlF]
- 細いジーパンを大量にばらまき、力士を嫌な思い出の中に突き落とした。
トラウマに悶え苦しむ力士達を見た孔明は
「君の交通事故の背後には裏番付衆も絡んでいる。
こいつら、ちょいと尋問してみようじゃないか。何かわかるかも」
と、提案。早速、力士を拘束して尋問を開始した。
- 84 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/14(日) 02:01:29 ID:DLDI61VN]
- まずはコンビニの店長をしているという36歳の力士に訊いてみた。
彼によると、
- 85 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/14(日) 03:49:25 ID:JhGivQlA]
- 角界の実行部隊である裏番付衆には何も知らされていないという。
「では他の力士に聞いてみようか」
「…それにしても力士があの事故に関係があるなんて、私初耳ですわよ？」
腰を上げる孔明に、ツンデレラは訊ねた。
勿論ツンデレラは知っているのだが、それは孔明の記録を盗み見たからである。
だが孔明はしれっとした顔で
- 86 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/14(日) 04:37:06 ID:kMm9zBjH]
- 「君、僕にちくわ食べさせたあの夜、僕の研究室でレポート読んでたろう？
ちくわから立ち直って研究室に入ってったら、読み耽ってる背中が眼に飛び込んで来たよ。
隠してた僕も悪かったけど黙って読む君も君。おあいこだよ」
まあ、お互い様ですわね、とツンデレラも孔明の言葉に納得。尋問を再開した。
- 87 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/15(月) 00:24:11 ID:Oy+QFd7H]
- などと言っているが、孔明がツンデレラを騙した事はその程度でおあいこなどと言える物な訳が無く。
この後しばらくの間、ツンデレラは無言のままちくわメニューを出し続ける事になるのであった。
さて尋問であるが、結局全員に聞いても特に有益な情報は得られなかった。
解ったのはここに来たのは一番上でも十両だという事くらいである。
- 88 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/15(月) 03:28:17 ID:G7W1KtGW]
- しかしこの力士達23人は全員ノンコストで召喚可能という特技を持っていた。
- 89 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/15(月) 07:48:58 ID:EK6Vqoz7]
- 彼ら自身は「我々は『封印されし朝青龍』への当て馬的存在である」
という事実からその事をあまり良しとしてはいなかったのだが
- 90 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/15(月) 12:02:51 ID:2378H0rT]
- それをバネに横綱目指して頑張れている事も事実であった。
だがそんな彼らの夢は次の瞬間潰えてしまう。
不意に細いジーパンが中に浮かぶと力士達の下半身に無理矢理装着されたのである。
23人の力士達は全員足の筋肉や腱に深刻なダメージを負い、相撲生命を絶たれた。
「これは…超能力!?」
身構えるツンデレラと孔明の前に、今度は黒スーツの男達が現れる。
- 91 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/15(月) 12:29:10 ID:iZDQHRsr]
- その人数、１人２人どころではない。ざっと５０人はいるだろうか。
しかしその中に１人だけ、白いスーツの男がいる。
- 92 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/15(月) 13:17:51 ID:FZ6itDEr]
- 白スーツの男はグラサンを直しながら
「ミス・ツンデレラァ～、ウェルカムバァ～ック」と喋りながら近づいてくる
孔明は「なに、やっぱり知り合い？」と聞くが、ツンデレラには覚えが無い。
「狙われていることも忘れてノコノコ日本までやって来るとは・・ククク」
- 93 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/16(火) 00:52:40 ID:F1+jw5TZ]
- 「にしても忌々しい力士どもめ・・。彼女の力をお前らごとき肉塊が自由に
扱えると思ったか、身の程知らずめ！」
白スーツはそういうとパチンと指を鳴らす。途端、力士達が一瞬で消え去ってしまった
どうやら先ほどの力はツンデレラのものではなく、彼らスーツの男達の手によるものらしい
ツンデレラは戦闘態勢を取りながらも、彼らが敵対し合う勢力であることに驚いていた
一体、誰が本当の黒幕だと言うのだろうか・・
- 94 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/16(火) 17:29:00 ID:NIlwg0QB]
- ちなみに力士達は全員最寄の病院にテレポートさせられていた。
謎の組織、容赦は無くとも慈悲はある集団であった。
「マ～イネィムイズ、バビノレ・ザ・サーイキーッカァー！」
名乗りも高らかにビシッとポーズを決める白スーツ。
「ミス・ツンデレラァ～、君は
- 95 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/16(火) 19:54:31 ID:7au9yA91]
- 俺の
- 96 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/16(火) 21:17:02 ID:GLFsmR+i]
- ナニを
- 97 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/17(水) 00:38:18 ID:bFLSL2yz]
- 前に膝を屈することだろう・・」
ちなみに「ナニ」とは言うまでもなく、彼らのサイキック能力のことである
どうやら、彼らの方が力士達よりもツンデレラの秘密に近い位置にいるようだ。
「あいつらを捕らえて尋問したい所だけども・・どうやら今の僕らじゃ無理っぽいね・・」
そんな孔明の言葉通り、ツンデレラ達は着実に追い詰められていく。
- 98 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/17(水) 01:01:02 ID:JQtBKYsj]
- だが、その言葉とは裏腹に孔明の顔にはあせりの色は無い。
「ふふふ…この状況は利用できますね」
- 99 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/17(水) 22:41:29 ID:/t38Y5fS]
- 孔明はツンデレラの能力はまだまだ強力になると見ていた。
そして飛躍的に能力上昇が見込める条件もある程度予測していたのである。
すなわち、この状況はその条件を満たせる可能性があるという事であった。
その条件とは…
- 100 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/17(水) 23:53:52 ID:2og0Fz3R]
- ハウス栽培に適しており
- 101 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/18(木) 03:22:36 ID:26SKZ5AS]
- 傘に適用すれば視界も良好…すなわち「透明」。
ツンデレラは裸体を見られる事で能力の上昇すると予測されており、敵に透視能力者がいれば条件が満たされるという訳だ。
ちなみに裸にひん剥かれても結果は同じだというのは秘密である。
- 102 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/19(金) 16:48:43 ID:6qv/97vw]
- ツンデレラvsスーツの男達…
その様子を１kmも離れたビルの最上階ラウンジから機械の瞳で見つめる金髪碧眼の少年。
「ジミーさまぁ、放っといていいんですか～？」
傍らに控えるメイドの少女、ゴリアテの問いかけに
- 103 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/21(日) 03:13:59 ID:okoj9LzC]
- 彼は無言でポケットから一枚の
- 104 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/21(日) 05:32:17 ID:uqE6n5Z5]
- 瓦を取り出し
- 105 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/21(日) 13:19:39 ID:izzRD4KS]
- 何やら書き始めた。
どうやら梵字のようだ。
- 106 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/22(月) 00:07:59 ID:P4bDCGbL]
- サンスクリット語で書かれたそれはゴリアテへのおつかいメモだった。
「マック行ってメガマック3個と
- 107 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/22(月) 02:26:33 ID:VKhg2jlN]
- それからスーパーに行って納豆と不二家のカントリーマアムを買ってこい」
- 108 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/22(月) 03:14:13 ID:r0SsqitY]
- 「この程度で負けるなら、僕の計画には不要な人間ってことさ・・」
お使いのメモ用紙を渡しながら、ジミーは不敵にそう言い放った。
一方、地上のツンデレラと孔明。ついに孔明の化学兵器もエネルギー切れとなり
あわやこれまでか、という時、パトカーのサイレン音が高らかに鳴り響いた。
「邪魔が入ったか」とスーツ軍団は撤退。パトカーに乗りながら現れたのはメキシコ帰りのじいやである。
ツンデレラの来日を聞きつけて、大慌てで馳せ参じたのであった。
「知り合いの警官に頼みましてな。東京中探し回りましたぞ！」
- 109 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/23(火) 00:36:56 ID:Ac+VyLs0]
- 「じいや、助かりましたわ。でも手紙には連絡先の携帯電話の番号も
書いておいたのになぜ警察を？」
ツンデレラが言っているのは、じいやの自宅に残した手紙の事である。
じいやはツンデレラ達の来日を知り、海外から急いで戻ってきた事を語った。
だがツンデレラ達が日本に着てから、まだ一日も経っていない。
それをどうしてこんなに早く知る事ができたのか？
…答えは一つしかない、それはじいやが
- 110 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/23(火) 01:51:13 ID:Yz2AGddz]
- 携帯電話を持っていない、ということである。
「何度か公衆電話を使って掛けさせて頂きましたが、出てはくださらなかったので・・」
ツンデレラの身に何かあったのではないかと思い、警察に捜索を頼んだのである。
確かに携帯には着信が幾つか入っていた。「なんとか助かりましたわね・・」
- 111 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/23(火) 02:24:27 ID:Ac+VyLs0]
- さて、諸君はこう思ったのではないだろうか。
「じいやが『携帯電話を持っていない』と、なぜ『ツンデレラの来日を迅速に知る事が出来る』のか？」と。
確かにこの２点は一見なんの関係も無いように見える。
だが解ってしまえば非常に簡単な事なのである、つまり
- 112 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/24(水) 02:35:07 ID:tj2piiMU]
- 解らない人には説明するのも難しいという事でもあり、
ゆえにこの件については各自で考えてみて欲しい。
ともかく、じいやと再会できたツンデレラは
- 113 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/24(水) 02:54:44 ID:zs5pylO6]
- とりあえず、今日の所は連戦で疲れた身体を癒すことにした。
久しぶりに同じ食卓を囲むじいやとツンデレラ。
じいやは事故のことを知らなかった様だ。
「よくぞご無事で・・」と、ツンデレラの不幸を心の底から悼んでいる。
老齢のじいやに今以上の負担を掛けてはいけない。
ツンデレラの幼少期に関する質問は明日行うことにした。
その夜更けのこと
- 114 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/24(水) 13:12:46 ID:BzjaZFLm]
- じいや宅に泊まったツンデレラが不意に目を覚ますと、枕元にコ
- 115 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/24(水) 15:58:38 ID:397LSI5M]
- リアンが
- 116 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/25(木) 00:11:11 ID:LlT65kPJ]
- ドリアンを振りかざし、今まさに
- 117 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/25(木) 00:33:41 ID:Kp7bBi+j]
- ドリアンにココバットをかまそうとしている所だった。
- 118 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/25(木) 01:06:15 ID:kRIoKmju]
- しかし変身パワーのチャージが間に合わない。
そこへ
- 119 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/25(木) 16:25:00 ID:RiNNJBjE]
- じいやが飛び込んで来た。
「お嬢様！」
じいやのタックルを受けたコリアンの手からドリアンが落ちる。
落ちたドリアンはパックリと割れ、部屋に強烈な臭いが充満する。
- 120 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/25(木) 23:57:27 ID:6GWCJ4SV]
- 「フフフ・・・快感、快感！」
- 121 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/26(金) 01:47:13 ID:OTYEWU6Y]
- 不気味な笑みを浮かべるコリアン、その変身パワーがチャージ完了した。
「しまった、遅かったか！」
じいやの呻きを掻き消すように、閃光と轟音がコリアンを包み
- 122 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/26(金) 03:16:02 ID:MtRM7tuQ]
- 香草仮面コリアンダーへと変身した！
- 123 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/26(金) 17:32:40 ID:p+U+KqVe]
- アメリカ人留学生、コリアン・ロバーツは改造人間である！
彼を改造したサイボーグ帝国はサイボーグの為の世界創造を企てる軍事国家である！
コリアンは強い匂いをエネルギーに変え、香草仮面コリアンダーとなるのだ！
- 124 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/27(土) 18:48:22 ID:aqH9LQKe]
- といっても彼はツンデレラの敵ではない。良心回路がどうとかお約束な問題で
サイボーグ帝国に牙を向ける一人であるからだ。
「平和防衛、変身、敵前、無理。安全確保必要。貴殿宅、借用」
と単語だけでツンデレラの部屋に侵入した経緯を説明するコリアンダー。
「つまりサイボーグ帝国の輩が近くに居るという事ですわね？」
- 125 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/28(日) 03:28:10 ID:4t3iAIZi]
- 鼻をつまみながらツンデレラは警戒態勢を取ると、じいやに
- 126 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/28(日) 03:44:49 ID:i6Jip9Ce]
- 「とりあえず、その床に落ちたドリアンを処分しなさい。
じいやの胃の中に…」
- 127 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/29(月) 03:02:51 ID:Yi3NXWrF]
- と言ったものの、すぐに「しまった」とばかりに口を押さえた。
じいやはもう彼女の世話係では無いので、命令をできる筋合いではないのだ。
「ははは。ようございますよ、お嬢様。」
だが、じいやは嫌な顔一つせずドリアンを食べ始めるのであった。
そして鼻と口を押さえる形になったツンデレラは呼吸が
- 128 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/30(火) 03:10:19 ID:8T9lZ+EQ]
- 出来なくなると気付き、とりあえず孔明の鼻と口を押さえた。
- 129 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/30(火) 22:19:33 ID:vnnW2jXK]
- 隣の部屋で寝ていた所を突然、鼻と口を押さえられた孔明は
夢の中で唐突に溺れる事となった。
そして水中の夢といえば付き物なのが「おねしょ」である。
- 130 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/30(火) 22:57:38 ID:bQGE1DMH]
- 医学的に言うなれば「夜尿症」である。
もともと孔明は軽度ではあるがそういう症状を自覚していたため、
特別驚きはしなかった。実際に通院も何度かしている。
だが今回は違った・・・
- 131 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/01/31(水) 01:31:49 ID:1zGKP5xc]
- 大のほうも…
- 132 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/02(金) 03:48:10 ID:3mtbxoFS]
- だが現時点ではまだ布団の中の出来事なので誰も気付いていない。
「邪魔するよ」
その時、一人の少女が堂々と玄関から入ってきた。
「俺の名はオレオンナ…そこにいる裏切者、コリアンダー抹殺の命を受けて参上した。
ツンデレラ、あんたの事は聞いてるけど邪魔をしないなら見逃してやる。」
- 133 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/03(土) 04:21:29 ID:pcG7KKr8]
- 「…尋ねもしない事を勝手にベラベラ喋る敵役というのは
大抵ザコ敵と相場が決まってますわね。」
- 134 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/04(日) 01:00:45 ID:uRcCOG8F]
- その台詞を言い終わるか終らないかのうちに、オレオンナの肘から先が飛び
ツンデレラの顔面にアイアンクローを極めた。
「無駄口を叩く奴は早死にするって相場が決まってるんだぜ？」
ギリギリとこめかみに食い込む激痛にツンデレラが膝を付いた時、孔明が目を
- 135 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/05(月) 23:27:40 ID:uhF+YQfM]
- うっすらと開けて寝たふりをしているのに気付き
- 136 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/06(火) 02:17:28 ID:IBfk3yFA]
- アイアンクローをしていたオレオンナのロケットパンチをあっさり外し
孔明の鼻と口を、そのロケットパンチで塞いだ。
- 137 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/07(水) 13:30:44 ID:DCrpPKIG]
- 「うぐっ!?」
突如、じいやが苦悶の声をあげる。
ドリアンを喉に詰まらせたのだ。
一方コリアンダーは、その隙をついてオレオンナを外に誘い出し、その場を離れた。
残されたのは、ツンデレラと急速に顔色が悪くなっていくじいや＆孔明。
しかし、そ
- 138 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/07(水) 23:53:29 ID:uYkfkfRn]
- ばアレルギーの症状もこの中のある人物に出始めていたことに
本人を含め誰一人として気付いていない。
- 139 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/09(金) 00:11:24 ID:Ev2C0hI6]
- ところで『そば』といえば一般的に
- 140 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/10(土) 02:22:29 ID:hrRbUw/h]
- 長い
- 141 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/10(土) 03:41:38 ID:Cn1JHXTB]
- そば粉の麺を想像するだろうが、ここで言う「そばアレルギー」のそばとは
他人に側に寄られるとアレルギー症状を起こす、という一種の対人恐怖症
のことである。
- 142 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/10(土) 21:32:22 ID:hrRbUw/h]
- 私はこの症状を"側に立つ"ことから『スタンド』と名付けたッ！
- 143 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/13(火) 14:58:55 ID:jz4RSrGF]
- ……と、ここまでは良かったのであるが
- 144 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/13(火) 21:30:17 ID:RDED1lC0]
- 『スタンド』という症例を発見したジョセフ博士は、それが学会で正式に認められる前に
飛行機事故で帰らぬ人となってしまい、スタンドについて引き継いで研究する人間も
現れなかったのである。
ゆえにこの「スタンド＝そばアレルギー」には
- 145 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/14(水) 02:39:09 ID:PGR8U4HG]
- 3794の謎があるといわれている
- 146 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/14(水) 12:44:15 ID:ClxN/PIe]
- それについて、様々な識者が英知を結集し、3793の謎が解けた。
- 147 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/14(水) 12:54:35 ID:rGxy1S1z]
- 研究する者はいないはずなのに、解明された部分があるとはおかしな話である。
だがこの識者たちは研究はしておらず推理しただけなのである。
というか識者とか言いながらこいつら全員探偵なのだ。
謎は全て解けた、と言いたいだけなんじゃねえかというような
- 148 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/16(金) 11:03:22 ID:eLu+gL8E]
- まぁそんな状況なのでそばアレルギー自体が世間に認知されていない為
気付かなくて当然と言えよう。
それはともかく、このままだとじいや＆孔明の命が危ない。
ツ
- 149 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/16(金) 23:28:21 ID:tR1lz3mO]
- ービート
- 150 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/18(日) 01:13:48 ID:SvgznP/k]
- のネタよりもヤバイ。
ツンデレラはまず、じいやの口に
- 151 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/20(火) 00:42:26 ID:25ZeFM+3]
- オレオンナのロケットパンチの指を
- 152 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/20(火) 01:00:11 ID:mtpo5mtB]
- ちぎっては入れ、ちぎっては入れを繰り返していた。
「うおおおおっっっ！！指が痛ぇぇぇ！！」
突然叫びながらオレオンナが飛び込んできた。
どうやらオレオンナのロケットパンチは切り離されていても
感覚はそのまま伝わるようだ。
- 153 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/21(水) 02:31:37 ID:oUUBgS1A]
- 「ふうん、なるほど…」
ツンデレラはおもむろにロケットパンチに指四の字をかけた。
- 154 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/22(木) 11:50:22 ID:WFRzrMGb]
- 「いでででで！てめぇいい加減にしろ…ふぃんふぁねーう！」
オレオンナが叫ぶと彼女の背負っていたバックパックから何かが飛び出した。
_,...-､,-､.,_ ,､.,､
∩∩,.'i＜_ﾍ_ii_/冫-' i'''i' '､
.i'"ﾆi--ﾋ i`''_-ｲ__ヽ'"i￣ }
ﾞ､ ＿＿ i- ､l ＿,.!/i- '' "´ オレオンナ死ねぇ！！
｀`' - ､,/＼_i＿_,!/ヽ､｀＼
/ ＿＿ ヽノ /´> )
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
- 155 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/22(木) 16:17:55 ID:HJ6uSGFB]
- あまりに久しく見かけなかったが彼の名はふぃんふぁねーう。
近々リメイクする鋼鉄とはなんの関係もない。
「オレオンナ死ねぇ！！」は鳴き声であって殺意がある訳ではない。
その証拠に今のオレオンナ死ねぇ！！を訳すとこうなる。
- 156 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/22(木) 18:21:14 ID:Jfa7c7kQ]
- 「言っとくがなぁ…オレは最初から最後までクライマックスだぜ！！」
- 157 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/22(木) 21:07:12 ID:aTT4Bit/]
- 「ダンカ～ン、コロッケ取ってぇ～」
言葉の意味はよく分からないが、とにかく
凄い殺意に溢れるふぃんふぁねーうの言葉に気圧され
ツンデレラは思わず叫んだ。
すると雷鳴が轟き、どこからともなく
- 158 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/22(木) 22:48:28 ID:bc5RRSQF]
- カレーの匂いが
- 159 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/24(土) 21:49:55 ID:f+2YS1Gi]
- オレオンナが窓の方を向き、身構える。
そこにはカレーの鍋を脇に抱え、金色に輝くコリアンダーの姿が！
「ちっ、カレーフォームになったか！」
- 160 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/25(日) 23:01:46 ID:AnjZiQXD]
- だが手を滑らせて鍋を落としてしまい、
折角のカレーを床にぶちまけてしまった。
- 161 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/26(月) 00:30:50 ID:kpuYSo3W]
- 辺りには更に強くカレーの匂いが立ち込める…と同時にコリアンダーの輝きが増した！
匂いを力に変えて戦う、それが香草仮面コリアンダー。
そう、彼は手を滑らせたのではない、故意に落としたのだ！
コリアンダーがゆっくりと構えを取る。
コリアンダー・カレーフォームの必殺技、
- 162 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/27(火) 01:54:58 ID:fM8XrveD]
- 「必殺！オレの必殺技ＰＡＲＴ１３５！」
- 163 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/27(火) 13:08:32 ID:0y0OCrlt]
- だ。
「まずい、急げフィンファネウ！」
オレオンナが叫ぶと、フィンファネウは素早い動きでツンデレラからロケットパンチを奪い取る。
ついでにじいやの口から指も回収し、オレオンナと共にさっさとその場を脱出した。
直後、コリアンダーの必殺技が発動。
それは周囲500mを巻き込む凄まじい
- 164 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/28(水) 03:03:49 ID:2aU0Xx2m]
- 脱臭効果。
- 165 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/28(水) 03:50:02 ID:tQxJ7Lta]
- 「ふふふ…これはチャンスです」
寝たふりの後死んだふりまでしていた孔明が呟いた。
彼は漏らしてしまった大及び小を、この脱臭効果が利いている間に
何とかうまくごまかしてしまおうとしていた。
- 166 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/02/28(水) 11:52:21 ID:Ium7FxBJ]
- だが正確には『脱臭』ではなく『集臭』であり、技の準備であった。
次の瞬間、集められた様々な匂い、臭いが狭い室内に放出される！
瞬 殺 無 音
脳を突き抜けるような嗅覚攻撃にツンデレラと孔明は
- 167 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/01(木) 01:22:18 ID:NOdkzUfs]
- 思わずハァハァしていた。そう、
- 168 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/01(木) 18:17:48 ID:lWQQTUxA]
- 直感的に鼻をつまんだのだ。
一方、窒息しかけていたじいやは
- 169 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/01(木) 20:03:47 ID:K0S/NWE8]
- 有り得ないほどの激臭に失神してしまっていた。
これでじいやが嗅覚攻撃に苛まれることは、しばらくの間無さそうだが
戦闘が悪化した場合でも、逃げることができないわけである。加えて今のツンデレラは
両手が塞がっている為、救出も難しい状況。万事休すであった。
「なにか・・弱点はありませんの・・？」一縷の望みを求めて
ツンデレラは孔明の方を見た。孔明は「ンフフフ」と不敵な笑いを浮かべている。
これは・・
- 170 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/02(金) 11:36:42 ID:8FXa/3Yd]
- 面白くなってきた、そんな笑いだ。
だがその時、コリアンダーが変身を解いて謝ってきた。
「ぐぉめんなさぁい！」
そういえばコリアンダーは敵ではなかった事をツンデレラ達は思い出した。
和解した彼らは、とりあえず家中の窓を開け台所の換気扇を回す。
孔明はこのどさくさに紛れて、汚した服と布団を
- 171 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/02(金) 23:12:36 ID:GC1YEuPB]
- 焼却処分
- 172 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/04(日) 04:21:31 ID:dchRJeHN]
- 当然、今の姿はまっぱである。
- 173 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/05(月) 18:44:25 ID:fHAraRXy]
- 幸い汚したのは、じいやに寝巻きとして借りた浴衣であった。
孔明がいそいそと自分の服を着ていると、またしても何者かが現れた。
庭先で燃える布団の炎が浮かび上がらせるその侵入者は、身を潜めようともせず悠々と歩いてくる。
孔明はとっさに
- 174 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/06(火) 23:47:06 ID:fjPksJCt]
- 土佐に
- 175 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [2007/03/07(水) 19:26:33 ID:PB7X8DDq BE:145216962-2BP(330)]
- 祝 ツンデレラアニメ化
item.rakuten.co.jp/guruguru2/kiba-91369/
- 176 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/07(水) 19:35:04 ID:MAaSFFGD]
- という一見どうでもいい見当違いで取るに足りない情報を打電すると、そのまま
- 177 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/07(水) 22:04:30 ID:Ni9BGzFZ]
- 歌い始めた。
- 178 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/07(水) 22:22:30 ID:/TUfSRo+]
- その声、地の果てまでも
- 179 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/08(木) 00:53:49 ID:W/dI+CZI]
- 届いていなかったり・・・
- 180 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/08(木) 03:18:18 ID:HIYftRfc]
- だが、侵入者は突然耳を押さえてうずくまった。
「な、なんて下手な歌だ！」
これが孔明・２６の秘密の１３「ジャイアン・ボイス」である。
- 181 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/09(金) 17:55:18 ID:ASiuF9IH]
- 「おお、心の友よ！」
- 182 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/11(日) 21:12:50 ID:Zhue1s0a]
- 「おお、心の友よ！連帯保証人になってくれ！」
- 183 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/12(月) 19:44:47 ID:P3kj9Q8r]
- 「断る！ ましてお前を心の友などと思ったことはただの１度もない！」
- 184 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/12(月) 23:33:44 ID:9LOCoL5A]
- この歌は孔明・２６の秘密の１７「シンガーソングライター」による珠玉のナンバー、『心の友よ』の１番である。
２番もあるんだぜ？
- 185 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/14(水) 23:35:38 ID:Grp3YGzs]
- 「何事ですの！？」
その騒音を聞きつけツンデレラとコリアンが飛んできた。
それを見た侵入者は
- 186 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/16(金) 18:24:29 ID:bCntevN1]
- 首をかしげた。
「お前がツンデレラだと？」
- 187 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/16(金) 21:11:09 ID:zKzOpI9H]
- という侵入者の視線の先には失神したじいやがいた。
- 188 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/18(日) 23:31:57 ID:sTSISwp/]
- 侵入者はじいやの中に眠るツンデレラの真の力を見抜いたのだ。
その力とは
- 189 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/19(月) 03:36:37 ID:Gy0kMTkl]
- ザ・パワー
- 190 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/19(月) 11:03:33 ID:u6wubVWy]
- ・オブ・ストレングスフォースの八次元結界によって封印されたツンデレラ本人である。
そして今コリアンと共にいるツンデレラは、そのクローン…戦闘用に製造調整されたツンデレラの替え玉なのだ。
だがその事はクローンはもちろん、じいやも知らない。
侵入者は何かを確信したかのように薄く笑うと、
- 191 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/20(火) 11:33:53 ID:3xk9PFHm]
- 踵を返し夜の闇の中へと走り去った。
「青い肌の男…何をしに来たんですの？」
ツンデレラが独り言のように疑問を呟くと、孔明は
「目的は解らない…やった事といえば布団を燃やしたくらいだよ」
とさりげなく布団焼却の罪を侵入者に押し付けるのであった。
――慌しい一夜が過ぎ、朝が来た。
場所をじいや宅からトレーラーに移し、一息ついたツンデレラは
じいやに自分の超常的な力の事を単刀直入に聞く事にした。
彼女の問いにじいやは
- 192 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/21(水) 13:41:21 ID:YcJ6evAD]
- インベスティゲイト布
- 193 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/22(木) 12:33:24 ID:TuIBhilY]
- 川敏和、と書かれた一冊の
- 194 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/22(木) 12:55:27 ID:fz5ED40R]
- チャンピオンREDを取り出して、ひとこと。
- 195 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/23(金) 11:21:48 ID:TnZAUto9]
- 「この場所へ行ってみてください…」
そう言いながらじいやが指し示したのは裏表紙の怪しいグッズ通販広告、その会社の所在地だった。
- 196 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/25(日) 12:00:50 ID:axM2L6N+]
- 翌日、行ってみるとそこは
- 197 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/25(日) 21:18:40 ID:xXJG8QTp]
- ハマグリであった。
- 198 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/26(月) 15:21:21 ID:hRraBcko]
- すなわち佐賀県は神埼郡吉野ヶ里町の北部にある標高862ｍの山、蛤岳である。
そしてその頂上には
- 199 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/27(火) 20:51:43 ID:v3n4OWDK]
- スコップと水が入ったバケツがあった。
- 200 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/28(水) 01:24:16 ID:JtsTT2xe]
- そして怪しげなビル(三階建て)が。
- 201 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/29(木) 11:10:18 ID:OdKpwqa6]
- 「こんな山の頂上にビルがあるとはね」
「入り口の前に意味ありげに置いてあるバケツも気になりますわ」
ツンデレラは特にバケツの水底に沈むスコップが気になっていた。
そのスコップは
- 202 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/03/30(金) 06:26:52 ID:3bLwA+Ic]
- 無論、ただのスコップではない。
注意深く観察したところ、柄の部分に小さく文字が刻まれていた。
「サイボーグ帝国製」と書かれている。
「これも敵の罠なんですの?」
ツンデレラは慌ててビルを見上げた。
- 203 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/01(日) 09:52:43 ID:5KfKJWOl]
- ちょうど、窓から突き出た何者かの腕が、植木鉢を手放した所であった。
- 204 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/02(月) 02:39:05 ID:0Z5rAyrs]
- そして、となりにいた孔明の頭上に落下してきた。
- 205 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/03(火) 02:09:47 ID:2A2QV7p1]
- ツンデレラはすっと右手を延ばすと、造作も無く植木鉢をキャッチする。
その植木鉢には一輪の
- 206 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/03(火) 20:51:29 ID:ymjJnh5I]
- 菊。勿論食べられる。
- 207 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/04(水) 00:34:06 ID:WuOBuca/]
- 「菊の花一輪・・食用としても可、ってことは・・
死体も残さず灰になれ、ってメッセージだったりしてね」
不吉な読み方をする孔明だが
ここでスコップや植木鉢にばかり気を取られていても仕方がない。
ツンデレラ達はビルの中へ入ってみることにした。
当然、気になるバケツとスコップを持って。
- 208 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/05(木) 12:40:19 ID:OXHo8Ksh]
- ドアを押して中に入ると、男が1人にこやかな顔で立っていた。
「お待ちしておりました、ツンデレラさん。お花は気に入って頂けましたか？」
この男、顔は笑っているが
- 209 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/05(木) 23:13:21 ID:Wj8x1Ynq]
- あるある大辞典の納豆ダイエットに騙され
「テレビが嘘をついたら、何を信じていいかわかりません！」
などと投書したという、本物の馬鹿である。
- 210 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/07(土) 01:19:33 ID:w+QHt6Lz]
- 男はおもむろに蟹切りバサミを取り出し、鮮やかに一回転させた
- 211 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/07(土) 03:46:59 ID:2xKkxCf7]
- 更にもう２個取り出し、ジャグリングを始めた。
- 212 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/07(土) 11:09:50 ID:joJl4FRE]
- そしてそのまま奥の階段へと歩き出す。
「どうぞこちらです」
この男、腕では器用に三つの蟹切りバサミを回しつつその足運びは
- 213 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/07(土) 15:30:19 ID:+7iCdYaQ]
- フラミンゴのように、ちょいと一本足で
弱気なサインに首を振り、
- 214 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/08(日) 16:11:37 ID:zf+X0/Tm]
- お尻も振り振り、悩ましげに階段を登っていく。
ツンデレラと孔明は
- 215 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/08(日) 17:20:14 ID:Qolub+4J]
- 彼を殺し、目撃者も殺し、蟹切りバサミと菊をバケツに入れて逃走。
これがのちに「華道」として日本に伝わる事となる。
そのころ、お城では
- 216 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/09(月) 01:46:18 ID:ZAdA6DkL]
- 女皇ユリザベスが、突然のツンデレラの暴挙についての報告を受けていた。
「なんでまたそんな事になったのですか？」
「解りません、じいや殿も皆目見当がつかないと…」
女皇ユリザベス…彼女は弱冠20歳ながら、ツンデレラの母国でもあるストロットル皇国の最高権力者である。
「サイボーグ帝国、あるいは例の組織が原因という事は？」
「まだ調査中ですので確実な事は言えませんが、その線は薄いようです」
「ん～…宇宙は奴らは？」
「依然、例の艦隊は沈黙を守ったままです」
「では、魔界の方は？」
「門の異常は報告されていません」
「じゃあ、未来…」
「時空震も探知されておりません」
「…どれも関係ないって事ですね？」
ポリポリと頭を掻きながらユリザベスは
- 217 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/09(月) 03:43:09 ID:gJGvA2U7]
- ツンデレラの読めない行動に頭を悩ませていた。
一方、逃走中のツンデレラと孔明
「やっぱりさっきのあいつら、敵だったんだね」
そう、目撃者もそれから蟹切りバサミの男も人間ではなく、機械仕掛けの人形だったのだ。
「恐らく、敵が先回りして、あのビルの中の人間を始末してしまっていたんですわね。
皆、わたくしと係ることで災難に巻き込まれていく・・
わたくしの行く先には血の雨しか待っていないと言うのかしら・・」
結局、じいやが二人をこのビルへ誘った理由は何一つわからないまま
一抹の悲しみを抱えて、ツンデレラの逃亡生活は続くのである。
さて
- 218 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/09(月) 05:24:18 ID:vUKc6eFF]
- ライトステーションへとやってきた二人であった。
「ここのステーション名、なぜ最初の２文字だけ平仮名なのでしょう？」
- 219 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/09(月) 11:43:53 ID:CeX5eXO8]
- 『さてライトステーション』、ここは佐賀県にある小さな喫茶店だ。
ひらがなの部分は"トイザらス"とかにインスパイアされたとは店主の弁である。
そしてこの店名は蟹切りバサミの男の残骸から入手できた、たった一つの言葉でもある。
このひらがな部分のおかげで、タウンページからあっさり特定できた。
ここに何か手掛かりはあるのだろうか…
その時、ツンデレラの携帯の着メロが鳴り響いた。
発信者は、じいや。
ツンデレラの表情が強張る…あのビルへ自分を差し向けたじいやも敵かもしれないからだ。
すると孔明が
- 220 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/10(火) 01:32:33 ID:3QeUj/vN]
- まさに孔明が
- 221 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/10(火) 01:59:01 ID:vqjQsaK2]
- よもや孔明が
- 222 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/10(火) 11:10:41 ID:3ci9YLQg]
- 突然ツンデレラと孔明に襲い掛かってきた！
サイボーグ帝国が諸葛孔明に対抗する為に作り上げた、三人の孔明型サイボーグである。
すると孔明「ンッフッフッフ」
まさに孔明「ンッフッフッフ」
よもや孔明「ンッフッフッフ」
- 223 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/12(木) 12:54:01 ID:fs/ELYFd]
- 「ツンデレラ、ここは僕に任せて電話に出てくれ。じいやさんの真意を知りたい」
そう言いながら孔明がベルトのスイッチを入れると、閃光と共にその体が眩い光沢を放つメタルスーツに包まれた。
孔明博士自らの発明により誕生した超戦士…その名も『 機動策士ショカツリョー 』だ！
- 224 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/12(木) 16:21:14 ID:kcfvIrtr]
- 機動策士ショカツリョーの活動時間は僅か０．０５秒にすぎない。
では、活動プロセスをもう一度見てみよう。
- 225 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/12(木) 20:04:52 ID:YiJ8u2vI]
- ショカツリョーの活動準備は毎朝のラジオ体操から始まる。
規則正しい生活と適度な運動、そして朝の大気によりショカツリョーの血行が促進され
ショカツリョースーツの装着に耐えうる鋭気が生成される。
その鋭気は免疫力を高めると同時に嗅覚をブロックし、
ショカツリョースーツに住み着いたあらゆる微生物の分泌物をことごとく無効化する
強靭な精神を肉体に焼き付け、0.05秒もの活動を可能にするのである。
- 226 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/13(金) 02:49:20 ID:AQ4pYU8F]
- 「機動策士！ ショカツリョー！！」
↑
このあたりでメタルスーツ解除
- 227 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/13(金) 14:28:40 ID:k9vamryA]
- される、わけではない事に注意したい。
活動停止したスーツは、只の重たい鎧と化し四肢の動きを阻害する拘束具となるのだ！
- 228 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/15(日) 19:43:12 ID:HFJiGAGx]
- 一方その頃、サイバトロン基地では
- 229 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/15(日) 20:07:09 ID:6FWpWUCL]
- 野点が開催されていた。
- 230 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/16(月) 01:53:27 ID:c97PEOo+]
- サイバトロン社は「サイバー」と「パトロン」を組み合わせた社名どおり、ネット上で科学者・技術者と投資家を仲介する事を業務としている。
そしてサイバトロン基地と呼ばれる本社社屋は、基地の名に相応しい科学技術で武装した要塞のような建物であった。
その屋上庭園でホトトギスの声など聞きながら和やかに野点が開かれている座に、白衣姿の男が駆け込んできた。
「しゃ、社長！たった今、まだ試作段階のショカツリョースーツが電送されました！」
「むう？はやまったな孔明君…」
- 231 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/18(水) 03:11:07 ID:6DfCry5v]
- 「それから君、私のことは『コンボイ司令官』と呼べ
と言っておいただろう」
- 232 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/20(金) 02:05:48 ID:MwhUtzFq]
- 「それはセクハラです、社長」
- 233 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/23(月) 21:09:15 ID:g0M+gOHK]
- 「まあそれはともかく、このままショカツリョーがやられてしまっては
我々のこれまでの研究も台無しだ。しかたない、援護する事としよう」
そう言うと、おもむろに目前のスイッチを入れた。
- 234 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/23(月) 22:23:25 ID:E+aa67KY]
- 「……しまった」
スイッチは２つあり、本来は左のスイッチを入れなくてはいけなかったのであるが、
間違えて右のスイッチを入れてしまったのである。
- 235 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/24(火) 00:40:30 ID:2qI8By3n]
- つまりレフトスイッチのつもりがライトスイッチをONしてしまったのだ。
- 236 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/24(火) 01:15:15 ID:iqeuqib+]
- すると、ショカツリョーに仕込まれた電飾が輝きだした。
サイボーグ孔明ズ「うおっ！まぶしっ！」
- 237 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/26(木) 00:29:37 ID:eDHyE2E5]
- その隙にツンデレラは通話ボタンを押した。
『お、お嬢様、ご無事でございましたか！』
「その口ぶりでは私達があの場所で、どんな目にあったか解っているようですわね」
『申し訳ございません、まさかこの様な事になるとは…』
「じいや、あなたが知っている事をすべて話してもらえますわね？」
『…解りました、それでは一度は私の家へお戻り下さいませ』
それだけ話すとツンデレラは電話を切った。
見れば孔明が
- 238 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/26(木) 01:03:54 ID:L8G3cMq4]
- 泣きながら馬謖を
- 239 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/26(木) 03:32:16 ID:9k6svWF2]
- 切った。
この場合、未完成のショカツリョースーツを転送した、という
作戦の失敗の責任は孔明自身にある訳なので、
要するに自決した、ということである。
- 240 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/26(木) 07:12:25 ID:F4+lQ0/l]
- しかしじっさいには、彼に似た男が各地で目撃されており、
ネットなどで生存説がささやかれている。
- 241 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/26(木) 21:14:52 ID:3+HbrQNb]
- これはひとえに「切った」だの「自決」だのといった言葉による誤解であり、実際誰も死んでいないのだから当然である。
孔明はショカツリョースーツの運用を己のミスであると真摯に受け止め
『馬謖』という現時点での彼の最高の手札を"切る"事を"自決(自身で決める事の意)"したのである。
さて、孔明が泣くほどの思いで使う『馬謖』とは如何なるものなのか。
それは孔明が開発した
- 242 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/28(土) 23:51:50 ID:euu+oOAR]
- 新種の「たまねぎ」であった
- 243 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/29(日) 05:27:24 ID:r0p7e1tF]
- 孔明が独自に開発した化学肥料を駆使して栽培した「たまねぎ」
それは生物であれ機械であれ、顔に近付けるだけで号泣してしまう
もの凄く刺激の強い「たまねぎ」である。
これを使えば、大抵の敵は視界を塞がれ、動きを止めてしまう。
そんなに効果的な「たまねぎ」なのだが、孔明はちくわの次にたまねぎが嫌いなのであった。
なのでこれまで使うかどうか散々迷って捨てられずにいたが、今回の反省を含め
泣いて「馬謖」こと「たまねぎ」を切ることにしたのである。
「やっぱり・・勿体なかったかなあ・・」
ちょっと後ろ髪引かれる孔明。
ツンデレラはそんな孔明を引っ張り、じいやの家へと向うのであった。
- 244 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/29(日) 13:58:21 ID:KnTzqBPT]
- じいや「あっ、あの馬謖を切られたのでございますか。せっかく新品種が出来た
というのになんてことを。球根はあれ一つしかありません。
切って捨てられたのならば、もう植えることができません。美味しいカレーや
肉じゃが、串かつが出来たのに。」
食いしん坊のじいやは、号泣し涙を流して悲しんでいる。
- 245 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/29(日) 15:03:36 ID:lI+6KK6c]
- 孔明「この場を逃れるにはこれしかなかったのだ。わしとてこんな事はしたくなかった。」
見ればサイボーグ孔明達がみるみる黒ずみ、腐食しながらくずおれていくではないか。
ツンデレラ「これは一体・・・」
孔明「馬謖とは、たまねぎに含まれる硫黄化合物の含有量を極限まで上げ、
化学兵器のレベルまで高めた品種なのだ。ひとたびこれを斬れば、
半径50メートル以内の金属は等しく腐食し、微生物は死滅し、
人間は瞬時に血行がよくなり風邪をひきにくくなる。
さあ、逃げるぞよー！」
馬謖による滅菌効果により、ショカツリョースーツの悪玉菌が死滅して少し元気になった孔明は
ちょっとハイになっていた。
- 246 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/04/29(日) 19:01:13 ID:8bBmk/0K]
- 「…なんて事を、逃げる時は言ってましたけど、じいやにはなんと言ってあったのかしら」
泣いて残念がるじいやを前に、しばし途方にくれるツンデレラ。
だがこのままでは埒があかない。
この際じいやの気持ちだとか、>245はその前二つの書き込みはちゃんと読んだ上なのかとか、そんな事には構っていられないのだ。
それに、引き返してきたものの「喫茶さてライトステーション」の事も気になる。
「じいや、とにかく私に関してあなたが知っている事…今すぐ全て話してもらいますわ」
- 247 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/01(火) 00:57:05 ID:IuLS3CjH]
- 「……わかりました」
じいやはゆっくりと話し始めた。
「但し……後で聞かなければ良かった、と後悔なさらぬように」
そういってツンデレラに釘を刺す。
「……まず姫様、貴方様は実は○○○ではなく、×××なのです」
「えっ？ よく聞こえませんことよ。はっきりとおっしゃいな」
「貴方様は実は
- 248 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/01(火) 02:18:34 ID:l1u8xMub]
- ジオンではなく連邦派なのです」
- 249 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/01(火) 03:31:41 ID:KYBSKeBJ]
- 「アルテイシアと知って何故銃を向けるか！」
ツンデレラはそう言いながらじいやの頭を叩いた。
「『姫様』などと呼ぶからおかしいと思いましたわ…まじめにおやりなさい！」
じいやは困惑した表情で目を逸らした…どうやら相当言いにくい話のようだ。
ツンデレラはため息をつくと
- 250 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/01(火) 03:55:47 ID:fYKhxuKS]
- 「ならば私が言ってあげましょうか？
つまりこういう事でしょう？私は…
- 251 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/01(火) 18:18:49 ID:g3hYivay]
- 本物のツンデレラのDNAから作り上げられた戦闘用クローン人間なのでしょう？」
「…お嬢様、実は私も詳しい事は知らないのです。 しかしさすがにそのような荒唐無稽な話ではないと思いますよ」
「やっぱりじいやもそう思う？ 私もさすがにそれは無いだろうという線を言ってみたのですわ」
ツンデレラはくすくすと笑う。
やがてその笑いが消え彼女が真剣な表情になると、じいやは語り始めた。
「十数年前、私は先代のストロットル女皇であるツンダレロス様の命により、幼いお嬢様をあの蛤岳のビルへとお連れしたのです」
「そこで何が…？」
- 252 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/03(木) 22:06:32 ID:hw453Tmk]
- 出されたのですか？
懐石料理？ フレンチフルコース？ それとも中華？ イタメシ？
あるいはエスキモー料理とかマサイ料理とか？
もしかしてアタラクシア料理でしたの？
- 253 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/04(金) 05:22:29 ID:6lCs43Qs]
- 突然、ツンデレラの口調を真似て馬鹿にしたような声が木霊したかと思うと
次の瞬間、室内に白スーツの男が姿を現した。
「あなたは…先日の超能力者！」
「イッエェ～ス！ ア～イア～ム、バビノレ・ザ・サーイキーッカァー！」
- 254 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/08(火) 16:17:16 ID:MaFkXsgE]
- 相変わらずの調子である。
「またあなたですの？」
「ミス・ツ～ンデ～レラァ～、君にプレゼントがアリマ～ス！」
「要りませんわ！」
ツンデレラも半ばあきれ顔…
が、白スーツの男がじいやを見た次の瞬間、その口調が一変する。
「ん？ どこかで見た顔だと思ったら…久しぶりだなジジイ…
いや、サイボーグ帝国暗殺部隊初代隊長！」
- 255 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/08(火) 23:04:41 ID:cumhbR5k]
- 「ここはとおさん！」
- 256 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/09(水) 01:49:21 ID:VTOSvVzd]
- バビノレは矢継ぎ早にそう叫ぶと携帯電話を取り出してどこかに電話をかける。
すると間髪容れず、眼帯をかけた白スーツの初老の男がテレポートで現れた。
「どうも、バビノレの父です」
「とおさん見てよ、とおさんの右目を奪った男だぜ！？」
バビノレの父は息子が指差す人物を見て、左目をカッ見開いた。
「これはこれは、サイボーグ帝国暗殺部隊初代隊長・ジーヤ・バトラー殿ではないですか。お久しぶりですな」
「なんの事やら私、解りかねるのですが…？」
そんなバビノレ親子の言葉にオロオロするばかりのじいやだったが
- 257 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/10(木) 01:49:00 ID:d50ymXDf]
- それもそのはず、記憶操作を施されていたのである。
そう、生涯で唯一任務に失敗してストロットル皇国秘密警察に捕まった「あの日」に…
- 258 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/10(木) 22:30:41 ID:T9VBPaAa]
- もどりたい・・・・と一瞬だけ思ったが
戻るのが、捕まる前でなければ意味が無い、と思いなおして
じいや は「あの日」の一日前に戻る事にした
- 259 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/11(金) 00:41:55 ID:UCI8l0DO]
- として、その翌日の運命を変える事は出来るのか？
そんな、取り留めの無い考えが一瞬頭を過ぎった。
記憶操作により封じられた過去の記憶が呼び覚まされようとしているのか･･･
だが断片的な記憶など理解不能のノイズのような物だ。
そんな「雑念」に囚われたじいやを、
- 260 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/11(金) 01:23:58 ID:qHre7YQK]
- 泣きながら孔明が
- 261 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/11(金) 03:31:24 ID:zDgqJmXH]
- にんにくを口に含んで抱き締めた。
これこそ馬謖たまねぎと並行して開発されていた、孔明のもう一つの切り札、馬謖にんにく。
口に含んで匂いを取り込み、それを武器として使うことも出来れば
匂いに宿る凄まじい量のスタミナを用いて味方を活性化することも出来る。
たまねぎは嫌いだから投げつける、の逆転の発想
にんにくは大好きだからあげない、という発想から生まれた新兵器であった。
「大好物だからね。今度こそ迷わず使うことが出来るよ」
そう、孔明は新兵器にんにくの力でもってじいやの意識を取り戻そうと試みたのであった。
- 262 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/11(金) 05:05:16 ID:713JrWFu]
- だが、その圧倒的な臭気を前にして
じいやは失神、ツンデレラは一瞬にして５００ｍ後方に下がり、
バビノレ親子は遁走した。
- 263 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/12(土) 01:31:06 ID:6XipfguV]
- あたかも前ダッシュするかの様な体勢で激しくバックダッシュするさまを見て
- 264 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/12(土) 02:32:09 ID:7p7ZylCY]
- 後の歴史家はこう称えたという。
- 265 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/12(土) 04:10:35 ID:V2W5roBw]
- 「すげー！」
- 266 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/14(月) 00:03:02 ID:GXdCtrtQ]
- さて、バックダッシュしたツンデレラはじいや宅の最奥部へと辿りついていた。
じいやの家は玄関側から見るとただの平屋一戸建てだが、やたら長細い造りなのだ。
だがこれだけ離れたと言うのに、廊下の遥か彼方からまだにんにくの匂いが漂ってきている気がする。
どこか逃げ込むところは無いか。
ツンデレラが傍らに目をやると、そこには厳重にいくつもの鍵がかけられた金属製の扉があった。
- 267 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/14(月) 04:19:22 ID:OJ18fm4H]
- そして、下の方にはネコ扉があった。
- 268 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/15(火) 15:34:43 ID:BQJXCmkV]
- ご丁寧にネコ扉にも鍵が付いている…
そのネコ扉がツンデレラの目の前でカチャリと音をたてて開かれた。
そして中から
- 269 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/15(火) 21:29:25 ID:dVBkCqBh]
- ２体のからくり人形が現れた。
そのうち１体には手紙が添えられていた。
- 270 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/16(水) 03:03:33 ID:t/UkaPGC]
- その手紙には一文だけ、こう書かれていた。
「私にいい考えがある」
- 271 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/16(水) 03:32:30 ID:BKqBtBkW]
- ツンデレラはそう声に出して読んだ。
するとどうだろう。厳重にかけられた鍵が次々と開いていくではないか。
余談だが、彼女には手紙でも辞書でも官能小説でも声に出して読む癖があり
それで何度か孔明の作戦を台無しにした事がある。
しかし本人にはその自覚はいまだなかった。
重々しい音を立てて開いた扉の向こうには
- 272 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/17(木) 03:31:04 ID:0hui9L7Y]
- 黒い光沢を放つ一台の
- 273 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/17(木) 03:49:32 ID:yVo1N8b9]
- テレビとファミコンが置いてあった。
ささってるソフトは『コンボイの謎』
- 274 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/17(木) 19:18:43 ID:G5eRTvUJ]
- だが黒っぽいグレーのハズのカセットが、なぜか赤いものになっている。
不審に思いつつツンデレラはファミコンのスイッチを入れた。
すると、テ
- 275 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/18(金) 10:23:37 ID:P53kdD2V]
- ーレッテレー♪
と奇妙な音が鳴り響き、
- 276 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/18(金) 12:13:19 ID:P+8r1eWs]
- 画面中央に「ﾔﾗﾚﾁｬｯﾀ」の文字が。
「なぜ殺した」
その声にツンデレラが振り向くと、そこでは孔明が泣きながら
- 277 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/18(金) 21:47:14 ID:jaLusp2r]
- 馬謖にんにくをすりおろしていた
- 278 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/18(金) 23:51:19 ID:d6Iia1ng]
- 「…にんにくをそんなに嫌うんだ！なぜ！」
どうやら先ほどの「なぜ殺した」は「なぜおろした」の聞き違いだったようである。
「そんな事より孔明、これを見てちょうだい。ただのファミコンでは無いようなのだけれど」
ツンデレラはそれを無視して話題をそらすと孔明もソレに興味をしめしたようだ。
「なるほど…ただのファミコンに見せかけて、実際は後の機械に繋がってるみたいだね」
「手っ取り早く、じいやに聞いてみましょう」
元の部屋に戻ってみた二人だったが
- 279 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/19(土) 23:32:36 ID:6DRz/RTy]
- ファミコンは消え、PS3とWiiそっくりの機械が残されていた
そしてその2台をTVに繋いで一人じいやがプレイをしている
- 280 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/20(日) 02:18:12 ID:XXT+OVRv]
- 「じいやは確か外で失神していたはず…
それに私が元いたところは屋敷の廊下だったはずなのに…」
- 281 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/20(日) 10:01:40 ID:NXaj8x1D]
- おかしな事を言い出すツンデレラに孔明はギョッとした。
『元の部屋』とはじいやと会話していた部屋、いわゆる普通の居間のことである。
孔明はツンデレラを見た。
彼女は２台のゲーム機(PS3とWiiにそっくりだが海外製のパチモノらしく両方とも中身はファミコンのようだ)が
繋がったTVを虚ろな目で見つめている。
ワイドTVに左右分割で映し出される２つのゲーム画面、アスキーグリップで両方のゲームを同時にこなすじいや。
たしかに見惚れるほどの見事なプレイだが…
そこで孔明の意識は途切れた。
気が付くと
- 282 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/20(日) 20:41:59 ID:m8su/1Pl]
- そこはゴルゴダの丘。
どうやら誰かに連れてこられたようなのであるが、人の気配はない。
- 283 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/22(火) 21:47:26 ID:qbu5pVvf]
- 孔明は一人だった…
一方、ツンデレラはじいやと共に奥の部屋の赤いコンボイの謎が挿さったファミコンの前に居た。
(※WiiとPS3のパチモンと入れ替わってたのは、居間にあった普通のファミコン)
じいやが赤いコンボイの謎を微妙に斜め挿しにしてファミコンのスイッチを入れる。
すると画面に男の姿が映し出された。
『じいや殿、どうしましたか』
じいやは現女皇ユリザベスとの直接通信を願い出た。
「こちらに今、ツンデレラお嬢様がおられます。女皇陛下に直接お話を伺いたいのです」
- 284 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/23(水) 13:19:14 ID:lNqrkXmj]
- ｽｶﾞｰﾝ!!
突如チープな爆発音と共に映像が途切れ、会話が中断された。見ると画面では自機と思しきロボットが破壊されていた。
じいやはリセットボタンを押し、もう一度男と通信を試みた。
『じいや殿、どうしましたか』 「こちらに今、ツンデ」
ｽﾞｶﾞｰﾝ!!
再び通信は中断された。
『じいや殿、どうしま』
ｽﾞｶﾞｰﾝ!!
ｽﾞｶﾞｰﾝ!!
ｽﾞｶﾞｰﾝ!!
どうやらまともに会話するには、まずこのゲームを攻略する必要があるようだった。そこでじいやは
- 285 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/24(木) 00:03:31 ID:+UCmN1RK]
- コントローラを手に、早速攻略に取り掛かろうとする。そんなじいやの姿を見てツンデレラは慌てて声を掛けた。
「ちょ、ちょっと、使用する度にいちいち最初から攻略しなきゃダメな通信機なんですの？
緊急時に使用する特別回線とか、そういう便利な機能があるはずでしょう？」
じいやは首を振って応える。
「いいえお嬢様。この通信機にそんな機能は付いておりません。
申し訳ございません・・。何せ実用価は殆ど無い旧型通信機ですので・・」
この一刻を争う様な時に・・とツンデレラは溜め息をついた。「何とかなりませんの、孔明・・?」
そこでツンデレラはようやく孔明の姿が居なくなっていることに気がつく。
「じいや、孔明は何処へ行きましたの？」だが、じいやはコントローラを握ったまま一言も口を聞こうとしない。
もし、これが敵の罠だとすれば、孔明不在の今こそ襲撃のチャンス・・
ツンデレラの背中を冷たい汗が流れた。
一方、そのころ孔明は
- 286 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/24(木) 12:07:41 ID:34OPXLc8]
- 大統一理論の証明に成功していた。
- 287 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/24(木) 14:19:33 ID:7CFM53FC]
- 大日本史の編纂にも着手していた。
- 288 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/24(木) 23:06:10 ID:6phK9UDy]
- そして万里の長城を一人で築き上げ
クフ王のピラミッドよりの十倍大きいピラミッドを造り
次はメジャーリーグでの完全試合達成だと意気込んでいた
- 289 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/25(金) 00:32:52 ID:MOXexBJV]
- のであるが・・・
嗚呼、悲しきかな五十肩！
- 290 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/25(金) 03:15:36 ID:ZYI1/Xor]
- もはや完全試合どころかボールすらまともに投げられぬ有様。
この上はこれなるゴルゴダの丘にて腹掻っ捌き、野晒す骸と成り果てるも一興か
とマジ思い始めてきた頃、ようやく孔明は自らが置かれている状況の異常さに思い至った。
「私一人で野球はできぬではないか」
彼は早速メンバーを探す旅に出た。
だが彼は知らなかった。ここがヤプー
- 291 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/26(土) 13:34:33 ID:FxdRB0pA]
- スタジアムだという事に。
ヤプースタジアム、ただしくはYapoo!BBスタジアム。
インターネット内に存在するバーチャルな野球場である。
そう、孔明は今電脳空間の中にいたのだ。
- 292 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/26(土) 16:06:13 ID:QREHCmhH]
- この電脳スタジアム、論理的な広さはなんと東京ドーム56億7000万個分という、
まさに弥勒級の面積を誇っているため、孔明ほどの知能をもってしても、
万里の長城で囲んだ超巨大ピラミッドの天辺で地平をにらみ気を吐いている今に至っても、
ここが野球場であることに気付かぬのも無理は無かった。
そんな孔明がふと地平の一角に目をやると、長いコンテナをつけた白いトレーラーが
- 293 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/27(日) 01:42:56 ID:lQWPcSmZ]
- やってくるのが見えた。
そのコンテナの長さたるや尋常ではない。
車体が見えた後も、一向にコンテナの最後部は地平線の向こう側にあるのだ。
孔明は目を見張った。
アレはコンテナではない…荷台に載った巨大なナタデココの塊だ！
しかも
- 294 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/27(日) 09:53:17 ID:v37lNiVo]
- 巨大なレッドチェリーまで添えられ彩りを加えている！
巨大ナタデココは自重崩壊するであろうし、そもそもあのような巨大なチェリーが
そんざいするわけもない。
賢明な孔明はハタと膝を打ち、看破の叫び。
「遺伝子組み換えによる新技術に違いない！！」
孔明が電脳空間であることに気がついたのは、立小便をちようとしたらモザイクが
かかっていたのを見る、14分後のことだった。
- 295 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/27(日) 16:29:58 ID:mM+SRfg2]
- ただし、現実時間の1分は、電脳空間の1年に相当する。
孔明にとっては、すでに巨大ピラミッドと万里の長城の建設に25年を費やした後、
さらに14年の月日を費やす事になるのである。
しかしそれはまた別のお話。
じいやが通信機で丁度30回目のコンティニューをした瞬間、突如画面が激しくフラッシュし、
「ぐおぉぉぉお！おのれ勇者ども！だが我は滅びぬ！貴様ら人間の欲望ある限り
我は必ず、必ず帰って再び災いを成すであろう！！！」
と、なにやら向こうで仔細があったような捨て台詞をはきながら、孔明が現実世界に帰還した。
傍らには白いトレーラーと
- 296 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/28(月) 00:58:39 ID:PIMEScYZ]
- おぼしきミニカーが転がっている。
画面には「ﾔﾗﾚﾁｬｯﾀ」の文字が表示されゲームオーバーとなっていた。
驚いているツンデレラを尻目にじいやはカセットを抜くと孔明の前に突き出した。
「孔明様、申し訳ありませんがクリアーできるまで中にいてください」
「グワーッ！」
絶叫と共にカセットに吸い込まれる孔明。
「こうしないと無限コンティニューの裏技が使えないのです」
じいやはプレイを再開した。
…それからどれほどの時間がたっただろうか。
ツンデレラは
- 297 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/28(月) 02:21:25 ID:liAa/l8a]
- 飽きたので、DSで「真らき☆すた 萌えドリル～旅立ち～」をやっていた。
- 298 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/28(月) 02:31:35 ID:aY33iRQA]
- ふと脇を見ると孔明の落としていった白いトレーラーのミニカーが。
DSを放り出し、たちまち夢中になるツンデレラ。
「ぶおーん、ぶおーん」
「ぴぴーっ、左に曲がります。ぴぴーっ」
「トランスフォーム！ｷﾞｺﾞｶﾞｷﾞｺﾞ」
ツンデレラが持ち前の好奇心でドアをあらぬ方向に開こうとした、そのときだった。
「ｲﾀｲｲﾀｲ！ﾔﾒﾛ！」
突然ミニカーが喋りだした。
「ﾜﾀｼｦ ｺｳﾒｲｼﾃﾝﾉｳ ﾉ ﾋﾄﾘ ｳﾙﾄﾗﾏｸﾞﾅｽ ﾄ ｼｯﾃﾉ ﾛｳｾﾞｷｶ！」
ウルトラマグナスと名乗るそのミニカーは、テ
- 299 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/28(月) 22:57:02 ID:u92VSxNX]
- レポーテーションが出来ると噂されている驚異のミニカーだったが
真実はテレポーテーションではなくテンプラ定食を
- 300 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/29(火) 01:22:26 ID:3REFSuWP]
- グレードアップさせた、テンプラ・冷麺・ポークカレー定食レボリューションセット（980円･税込み）
略して「テ冷ポー定ション」についていた、佐賀県でしか手に入らない限定ミニカーなのであった。
これは先日喫茶「さてライトステーション」に赴いた際、孔明がミニカー欲しさに定食を注文してから
後生大事に孔明のポケットにしまわれており、一緒に電脳空間へ旅立っていた。
そのときはただのミニカーだったのだが、電脳空間での40年が進化を促したのか、はたまた孔明の策か
それとも「コンボイの謎」を斜めざししたのが功を奏したのか、とにかく知能を持つに至ったようだ。
ウルトラマグナスはツンデレラに
- 301 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/29(火) 02:56:27 ID:A3+OYyyE]
- 「ﾓｯﾄ ﾔｻｼｸｼﾃ ﾏﾏﾐﾀｲﾆ…」と
- 302 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/29(火) 21:34:39 ID:7/IG9U3R]
- ツンデレラの胸の谷間にもぐり込もうとしたが、逆上したツンデレラに
踏み潰されてしまったのだが
- 303 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/29(火) 21:58:32 ID:3REFSuWP]
- 三度もよみがえり、いまなお四度目を狙うほど盛ん
という過去を持つじいやに
- 304 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/30(水) 02:16:32 ID:fXDzbpzK]
- 不思議な共感を覚えていた。
ツンデレラの股間にもぐりこみながら。
- 305 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/30(水) 02:38:28 ID://RRveXV]
- そしてトランスフォーム
- 306 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/05/31(木) 22:25:40 ID:olGkhAY5]
- ツンデレラは思わず
- 307 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/01(金) 01:00:59 ID:QOnueswb]
- 内股に力を込める。
「パキョッ」
太腿に挟まれたウルトラマグナスは、小気味よい音を立てて圧壊した。
同時にじいやがついにゲームをクリア。
通信回線が開かれ、
- 308 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/01(金) 01:39:07 ID:1OERyNc0]
- ――やがて文明が滅びときが訪れた。
- 309 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/01(金) 02:20:28 ID:Rh94NJwD]
- そんな時、とある小さな国でコンボイという貴族の娘が生まれた。
- 310 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/01(金) 09:13:53 ID:GE1MuAK5]
- そのゲームのタイトルは「コンボイ姫13発目」
もちろん作者はツンデレラである
Wii用に作られたアクションゲームのはずだったが
- 311 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [2007/06/01(金) 09:32:12 ID:a2I9Aui+]
- あけ
- 312 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/01(金) 11:57:58 ID:1OERyNc0]
- るな
- 313 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/01(金) 22:02:14 ID:p/cAHHtk]
- とゲームの箱に
- 314 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/02(土) 03:19:00 ID:42aCt8B4]
- 書いてあるのを無視して開けると
中には一枚のメモがあった。
「今夏公開のトランスフォーマームービーの
オプティマスプライムの吹替えは玄田哲章に決まったそうだ」
- 315 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [2007/06/02(土) 11:34:40 ID:+Rze4U8N]
- 玄田哲章は嫌いなので製作配給会社を破壊することにした
使用する武器は小型反物質爆弾
- 316 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/02(土) 13:35:12 ID:sWsKhx+f]
- 報復なのか、赤い飛行物体が多数飛んで来る
見た所ヴァル・ヴァロの様だ
ツンデレラはじいやと共に
- 317 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/02(土) 17:45:47 ID:h5IRf22h]
- ＥＣＭ機器をフルパワーで作動させた上で
シククロトンビーム砲を乱射して迎撃を試みる
- 318 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/02(土) 20:45:26 ID:Y7d21Xk4]
- それはさておき通信先のおじさんが放置を食らってそろそろブチ切れそうであった。
ここはひとまず
- 319 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [2007/06/02(土) 22:42:45 ID:71VqB1Pa]
- おじさんにメンゴとわびて
牛タン定食を転送して
差し入れることにしようと
- 320 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/03(日) 00:38:32 ID:h3MGcjS5]
- したらなんと、じいやまで転送されてしまったのだ
しかも頭の一部だけが中途半端に転送されている
それを見たツンデレラは
- 321 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/03(日) 02:22:13 ID:aAtSj9wK]
- 幼少の頃、自分もよくああしてじいやの頭を
どこかに転送して困らせていたことを思い出した。
- 322 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/03(日) 10:34:06 ID:I6AMuGlD]
- 「なわきゃねぇだろう!」 と孔明は
- 323 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/03(日) 22:45:04 ID:JMNU3Rq8]
- マスヤ味噌の樽の中に転送されて来ていた、じいやの脳ミソを
一サジすくって味噌汁に溶かし込んだ。全ては無意識の内の行動だった
「うん、なぜか今日の味噌汁はコクがある。ふつーのマスヤ味噌のばずだったが？」
と味見をしながら
- 324 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/04(月) 00:25:34 ID:vL0pJaJh]
- 今日も電脳空間からの脱出策を練るのであった。
一方ツンデレラは記憶の糸を手繰り、自分がクローンかサイボーグだったりしたような
そうでもなかったような、なんかそんな悶着がずいぶん前のレスにあったことも思い出していた。
ためしにじいやの頭をもう少し削ってみる・・・やはり使える。
「そういえばこの超常の力、生き別れの兄さんも持っていた気がしますわ・・・あれはたしか、テ
- 325 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/04(月) 04:40:21 ID:dYzp5NJT]
- キスト１２３ページに載っていたはず」
と、何故か手元にあった「『悪魔の辞典』Ａ・ビアス著」のページをめくった。
- 326 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/04(月) 21:16:37 ID:bTfxD6wd]
- しかし１２３ページは千切れてなくなっていた
- 327 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/05(火) 16:13:25 ID:t9WjnXJ7]
- 代わりに生き別れた兄が挟まっていた。
にゅ
- 328 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/05(火) 16:31:28 ID:ktbztD3S]
- るにゅるしていたので、そのまま本を閉じた。
よくよく思い出してみたら今のは生き別れの兄ではなかった。
「それにしても生き別れの兄さんの事なんて今まですっかり忘れていましたわ」
ツンデレラは今、自分が封じられた記憶に触れている事に気付いていない。
ツンデレラの超常の力が発現したのは事故に遭い、サイボーグ化したと思わされてからの事であったはずだ。
ツンデレラは無警戒に記憶の深部へと入っていく。
兄との記憶は生まれ育った屋敷ではなかった。 どこかの研究所のような…
そこで幼い二人は、互いの力をぶつけあい、戦わされていたような…
そして…
あの時、兄の四肢を奪ったツンデレラはそのままとどめをさそうとして…
「そうですわ･･･私は、私はこの手でジミー兄さんを殺そうとした…！」
その時、にゅ
- 329 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/06(水) 00:56:25 ID:tiHHV59L]
- ぷり という音を立てて
- 330 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/06(水) 02:07:05 ID:6QajzRzJ]
- みたくなったので、
- 331 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/07(木) 05:21:47 ID:XEKNqRqy]
- 素数を数えて落ち着いた。
- 332 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/07(木) 05:35:39 ID:nnxl9Jhu]
- と、そこに
ぬる
- 333 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/07(木) 11:21:48 ID:/InZobWx]
- ぽ
- 334 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/07(木) 22:31:06 ID:XEKNqRqy]
- でおなじみの
- 335 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/08(金) 09:17:38 ID:2ZOOmSXQ]
- ｶﾞｯ という音をたてて
- 336 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/08(金) 13:01:58 ID:KkXETf7v]
- じいやが吐血した。
いいかげん元に戻さないとイタズラの度を越すと言うものだろう。
あと通信先のおじさんが
- 337 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/08(金) 16:46:18 ID:5vaF3jKH]
- いつになったらメシが食えるんだ！
と怒りまくり、ＩＣＢＭ を発射したようだ
- 338 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/09(土) 05:23:24 ID:kHhS+0pp]
- だが、軍の下請け業者が資金を横領した所為で
ICBMが配備されるはずだったのがテポドンになっていた。
- 339 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/09(土) 11:57:44 ID:+Ug1aYPQ]
- しかも資金不足で燃料が注入できなかった
- 340 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/10(日) 01:08:11 ID:x2JhispP]
- のでテポドンはただの飾りとなっていた
ツンデレラはいい加減にじいやの頭を元に戻した
そしてじいやは
- 341 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/10(日) 12:05:03 ID:MKsYggBe]
- 宇宙の森羅万象全てが見通せる超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才となっていた
- 342 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/10(日) 15:28:00 ID:UwOmWbUR]
- あまりに超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才だったため
誰もじいやが何を言っているのか意味が全く判らなかった
そのためツンデレラはじいやを
- 343 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/10(日) 21:32:26 ID:agKeX3sB]
- 寝かしつけ、直接通信員のおじさんと話をする事にしてみた。
じいやが王室とどう繋がっているのかは解らないが、とにかく話を聞いてみるしかない。
「私、事情が良く解っていないのですけれど、ユリザベス陛下と繋いで頂けます？」
ツンデレラの要求は意外とあっさり通り、モニターには女皇ユリザベスの姿が映し出された。
「久しぶりね、ツンデレラ。元気そうで何よりだわ」
ツンデレラに気さくに話しかけてくるユリザベス。
実はツンデレラの母は王族の出身で、二人は親戚として面識があったのである。
「ユリザベス、単刀直入に聞きますわ。私
- 344 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 00:19:28 ID:lQPMm3Xd]
- （中略）
- 345 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 00:39:37 ID:Lm4hzuym]
- ですの？」
「ゴメンよく聞こえなかったから、もう一回言って」
「私
- 346 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 01:44:05 ID:5T+S1SGJ]
- （それでも中略）
- 347 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 02:41:57 ID:/aXYLXG4]
- 以下略
- 348 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 12:32:52 ID:u9ZSpnzM]
- 」
まぁ内容はじいやへの問いと同じようなもので、繰り返すまでも無いだろう。
「そう…確かに私は母上、先代女皇ツンダレロスから全て聞いているから答える事はできるわ。」
ツンデレラの瞳に期待の光が点るのを見て、ユリザベスはため息をついた。
「でも、それはできないの。あなた達はいずれ嫌でも全てを知る時が来る、それまでは何も教えるなと言われているのよ」
「そんなバ
- 349 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 13:41:37 ID:lQPMm3Xd]
- バァの寝言は無視なさい。あなたは今の女皇なのでしょう？」
「そういえばそうね。」
そしてユリザベスは全てを語り始めた。
「ヌ
- 350 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/11(月) 17:30:14 ID:C9+VMfeg]
- ーブラが
- 351 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/12(火) 00:19:21 ID:4I95Uinl]
- すべての発端だったらしいわ。かつて
- 352 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/12(火) 03:03:03 ID:nXmOg2/w]
- 人間は海に青春を賭けた。
七つの海にはロマンと野心が
冒険心と功名心が炎と燃えて激突していた。
そして今、西暦２２００年の若者は宇宙の海へ挑む。
そこには、我々の想像を超えた世界が待ち受けているのだ。
- 353 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/12(火) 10:28:28 ID:rQEeg2+Y]
- でもそのロマンの陰には、少なからず犠牲があったの。
西暦2012年、第十二代皇帝ツンデロペドリフィリア3世指揮の下、
物質を亜光速で射出する実験に参加した、一人の天才女性物理学者がいたわ。
彼女はツンデリオンの妹だったけど、ツンデリオンとは兄妹以上の愛情で結ばれていた少女だった。
その少女の名は、ツンデレラ。」
「！」
ツンデレラは頭の奥で、封印されたシナプスがかすかに疼くのを感じた。
- 354 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/12(火) 15:11:44 ID:kdGU0p5i]
- 「物理学者であるツンデレラは、デレ・インパルス理論を証明した人物として有名ね。
デレ・インパルス理論は、人間の『ある精神状態の変化を物理エネルギーに変換する』という物。
でもそのエネルギーは誰からでも取り出せるものではなかった…ある程度の素質が必要だったのね。
そして、それを最も引き出せたのが他ならぬツンデレラ自身だったのよ。
彼女は自らのクローンを量産して実験を繰り返しデレ・インパルスを実用化に着手した。
そして2032年には彼女が完成させたデレ・インパルス・エンジン…『DIE』を搭載した外宇宙調査船
『DIEラガー号』が出航し、2060年には別天体の知的生命体との接触に成功した…」
「宇宙人という事ですの？そんなの初耳ですわ」
「一般には公開されていない情報だから、知らなくて当然だわ。
でもこの出会いは幸せな物ではなかったの…その宇宙人は、おそるべき略奪者だったのよ。
奴らはデレ・インパルス・エンジンのコアとなっていたツンデレラのクローンに目をつけた。
そして奴らによるツンデレラ狩りが始まったのよ…それが100年ほど前の事。
- 355 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/13(水) 02:02:34 ID:7gWFfUII]
- 」
「まさか、そのクローンの一人が私だと言うのではありませんわよね？」
「違うわ。その宇宙人によってクローンはおろか、もう老齢だったオリジナルまで連れ去られてしまったんだから」
「じゃあ、そんな大昔の話が私とどう関係あるんですの？」
「デレ・インパルスに変換する前の精神エネルギーともいえるモノの単位は『ツンデレ(単位:T)』というのだけれど・・・
物理学者のツンデレラを基準の1Tとすると、生まれて間もないあなたが一人で275GTもの出力を持っている事が判った。
母上はこの事が外に漏れぬよう秘密にしたけれど、関係者のミスで情報はwinnyを介して漏洩してしまった。
何しろツンデレラ2750億人分よ？もしこれが兵器なんか転用されたら・・・
だから情報がバレてしまった以上、あなたが隠されなければならなかった！」
「隠す・・・ですって？」
「そう、あなたはあなたであってあなたではない。
オリジナルのDNAを元に戦闘用に造られツンデレラというこれみよがしな名前を付けられたオトリ役のクローン！」
- 356 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/13(水) 02:57:35 ID:OTkrnqyn]
- そう言ってユリザベスはツンデレラの胸元を指差した。
「ナルホドネ・・・」
その指が指し示す場所から声がしたかと思うと、ベージュの布のような物体─ヌーブラ─が
胸の谷間からはみ出してきた。
ヌーブラ＝ツンデレラは物怖じする様子も無く、訥々と語り始めた
「ワタシガ タダノ ぬーぶら デハナイコトハ ウスウス キヅイテイタ。
ヤハリ ピュ
- 357 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/13(水) 14:57:43 ID:T3LxoNTu]
- ウトイウ アノ」
「ちょ、ちょっとなんですのコレ!?」
「え、だからオリジナルのDNAを元に戦闘用に造られツンデレラという
これみよがしな名前を付けられたオトリ役のクローンよ。
正確にはクローン細胞で作られた生きているヌーブラ」
「…じゃあ私はなんなんですの？」
「さぁ…？」
「さぁってなんですの、さぁって！」
「んー、まぁなんというかあなたの出自は聞かされてないから…
とりあえずヌーブラとあなた、セットでツンデレラという事かしら？」
- 358 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/14(木) 12:26:49 ID:K3r78v/g]
- ツンデレラは頭を抱えながら席を立った。
今までまったく意識していなかったが、確かにこのヌーブラは幼い頃から肌身離さず身につけていた物だ。
ツンデレラはヌーブラを摘み上げると、語りかけた。
「あなたは私が何者か知っていますの？」
「マズ サキニ イッテオク。
ワタシタチガ フタリデ ツンデレラ ダトシテモ、ワタシガ シュ デ オマエガ ジュウ ダ。
クチノ キキカタニ キヲツケロ」
- 359 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/14(木) 12:43:24 ID:0mNgdQ9m]
- ツンデレラはベージュの布切れの両端をつまみ、左右に伸ばした。
優雅に、たおやかに、そして全力で。
「ヒギィ！ノビチャウ、メクレチャウゥゥゥ！」
- 360 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/14(木) 17:10:33 ID:Xd3Z6grN]
- ブチッ！
「あ！」
- 361 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/15(金) 01:07:27 ID:KmzjmyEz]
- 「ギャアアアアアア！」
つまんでいた部分がちぎれてしまった。
傷口からじんわり血がにじんでくる様は結構キショイ。
「もう捨てちゃおうかしら…」
そう思ったが、頭の中に「それを捨てるなんてとんでもない」という言葉が響いたような気がして
- 362 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/15(金) 02:12:11 ID:z4nqWHB4]
- 「ナニヲスル！ コノ ヨウジタイケイｇギニャアアアアァア！」
傷口にキンカンを塗るだけで勘弁しておいた。
- 363 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/15(金) 11:22:43 ID:h9pZVoiG]
- 「とりあえず二人でツンデレラとかややこしいので、あなたはヌーブラと呼びますわよ？」
「フ、フザ…ギョホオオオオオオオ！ ワカリマシタ…」
そんな事をやっている間に、孔明が電脳空間から帰還したようだ。
「話はすべてこのウルトラマグナスから聞いたよ、ツンデレラ。
まさか
- 364 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/15(金) 21:49:39 ID:dgW+qGRS]
- コンボイの謎があんなクソゲーだったなんて…
- 365 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/16(土) 01:50:57 ID:BkNsvcNJ]
- そもそも…」
「そんなことはどうでもいいですわ。それより孔明、あなた私のDNA鑑定をしましたわよね？」
「ああ、したね」
「私とお父様、お母様は血が繋がっているんですわよね？」
「ああ、間違いないね」
ツンデレラは自身もオリジナルとやらのクローンである可能性を考えていた。
「では孔明、このヌーブラと私のDNAを比較してちょうだい」
自身もクローンであるなら、このヌーブラとDNAが一致するはずである。
それを聞いた孔明は、き
- 366 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/16(土) 09:26:12 ID:CaCyhWkm]
- でもふれたかのように
- 367 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/16(土) 21:45:03 ID:sZY2XKhm]
- 笑い出した。
「キミ、気でもふれたのかい？ ブラジャーの遺伝子って！」
ツンデレラは涙を流して笑い転げる孔明
- 368 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/17(日) 02:24:27 ID:ED9FNt4l]
- の股間を、流れるような優雅な動作で
思い切り踏んづけた。
- 369 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/17(日) 11:24:13 ID:6HrD4awu]
- グシャ！ と鈍い音が聞こえた
- 370 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/17(日) 14:36:00 ID:VLtgah1c]
- 音のした方を見ると、皿の上に崩れたプリンが。
まだ充分に固まってなかったのを
- 371 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/17(日) 16:06:29 ID:x7FroFUe]
- じいやが思いっきり壁に向かって投げつけたようだ
あっ! じいやがゾンビ状態になって暴れまわって
- 372 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/17(日) 21:48:48 ID:oSRyCMQV]
- ホップステップジャンプ！
そのままのイキオイに任せて
- 373 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/17(日) 22:24:34 ID:DSCXY7s1]
- 屋根を突き破り、空の彼方まで飛んで行ってしまった
じいや～オーイ、オーイ といくら呼んでも返事がない
そこでツンデレラは
- 374 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/18(月) 00:53:30 ID:n+efm9qw]
- 孔明にちくわをたらふく食わせる事に決めた。
ぺ
- 375 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/18(月) 01:43:02 ID:jPWHnp8C]
- ペロンチーノにしこたまチクワをブチ込んでやりますわ、と。
でも、その前に話を進めなくてはならない。
ツンデレラは孔明にユリザベスから得た情報を説明した。
「なるほどね…あ」
「どうしたんですの？」
「いや、キミのDNAを採取する時に乳首から細胞を取ったんだよ。もしかしたら鑑定したのは乳首に付着したヌーブラの細胞だったのかも」
ツンデレラは目を丸くして
- 376 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/18(月) 03:20:44 ID:EZHW1cN0]
- 目からビームを出した
- 377 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/18(月) 23:48:03 ID:hOFBvZov]
- ちなみに目を細めてビームを出すと威力が増す。
これはホースの水と同じ原理であり
- 378 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/18(月) 23:54:35 ID:n+efm9qw]
- ビーム圧を上げすぎると視神経がすっぽ抜けるという
諸刃の剣である。
孔明はそのビームを
- 379 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/19(火) 00:30:33 ID:s26a3OVS]
- 孔明レーザーで相殺した。
孔明レーザーとは孔明の目から発射されるレーザー。
こちらはピンホールカメラと同じ原理であり、目を細めると
孔明の脳内映像がより鮮明に映し出されてしまうという
諸刃の剣である。
あまりの騒がしさに眠りから覚めたじいやは
- 380 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/19(火) 00:34:54 ID:J1H9s/sA]
- いつの間にやら自分が空を飛んでいる事に驚いた。
だが超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才である今の彼にとって
- 381 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/19(火) 02:56:50 ID:qtXVt7y9]
- こんな事が現実に起こるはずが無い
これは夢に違いない。
と、そのまままた目を閉じて寝てしまった。
- 382 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/19(火) 21:52:08 ID:oXUo5nH/]
- グーグー
- 383 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/20(水) 02:03:25 ID:FGOONMf6]
- そうこうしているうちに、孔明はじりじり壁際へと追いやられていた。
このままでは孔明がやられる！
しかしそれは孔明の策であった。
伏兵のウルトラマグナスが
- 384 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/20(水) 02:16:26 ID:0QlFfjT/]
- 素早く動いた！
だが光速の壁を越えてしまったため時空をも跳躍してしまい
- 385 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/20(水) 13:38:21 ID:Eucs8dsv]
- 何もできずに消えていった。
（……何がしたかったのかしら？ というよりも一発屋？）
ツンデレラは首をかしげる。
結局、何も状況は変わらないどころか、孔明にとって更に不利になってしまっていた。
壁まで残り３０センチ、もう後がない。
- 386 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/20(水) 23:20:09 ID:wAzJFDAl]
- だが焦ってはいけない、ここはポジティブシンキング。
「まだ30センチもある…！」
- 387 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/21(木) 17:21:29 ID:gmo6rA2b]
- 孔明は壁を思いっきり蹴っ飛ばして30cmだった残りを30万㎞に拡げた
- 388 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/21(木) 17:30:55 ID:F6XVxYU6]
- しかしその代償はあまりに大きかった。
- 389 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/21(木) 18:29:02 ID:P69q3WRJ]
- 「足が…ッ!!」
やはり30センチの隙間では体勢に無理があったようで、若干足首を捻ってしまった様だ。
そして目標の月へは、まだあと8万キロほどある。
宇宙空間を慣性移動する孔明。
するとそこへ
- 390 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/22(金) 12:17:52 ID:n0geuM3i]
- ｼﾞｬｰﾝｼﾞｬｰﾝｼﾞｬｰﾝ
- 391 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/22(金) 15:19:34 ID:PqLF8bjn]
- ｼﾞｬﾝｼﾞｬｼﾞｬｰﾝｼﾞｬﾝｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ
ｼﾞｬｰﾝｼﾞｬｰﾝｼﾞｬｰﾝ
ｼﾞｬﾝｼﾞｬｼﾞｬｰﾝｼﾞｬﾝｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ
というテーマに乗って、ダースベイダー卿がタイファイターで飛来した。
- 392 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/22(金) 18:00:18 ID:XkGdnb92]
- ツンデレラのビームを受け豪快に爆散するするタイファイター。
その爆風に乗ってさらに加速する孔明だったが、
- 393 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/22(金) 21:47:09 ID:TwFaGecr]
- デススターに激突した
- 394 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/23(土) 04:33:55 ID:KFlV2Tl+]
- はずみでトランスフォームする
- 395 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/23(土) 07:46:26 ID:F5DKypev]
- デススター。
なんとそれはデススターではなく、惑星サイズのトランスフォーマー・ユニクロンであった。
地球まであと30万km。このままでは地球が危ない！
しかしそれは孔明の策であった。
伏兵のウルトラマグナスが
- 396 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/23(土) 10:05:46 ID:hBCk+pjP]
- 突然の心停止！
孔明「なんてこったい！」
- 397 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/23(土) 11:50:06 ID:12DGhdF+]
- すると突然、じいやが現れ
- 398 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/23(土) 19:24:00 ID:fyBuLyq+]
- 超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才の頭脳で考え抜いた言葉を
- 399 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/24(日) 02:46:56 ID:3v67L7sy]
- グッと飲み込むと、孔明にある一点を指し示した。
孔明がその方向に目をやると、はるか彼方にぐるぐると渦巻く
- 400 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/24(日) 05:14:55 ID:WOiYctIK]
- う
- 401 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/24(日) 17:42:07 ID:/HGLDn46]
- ん
- 402 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/24(日) 22:24:05 ID:X5vM7Vjo]
- も
- 403 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/24(日) 22:44:44 ID:Q8ifgiHP]
- のごとく煌めく
- 404 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/24(日) 22:48:21 ID:WOiYctIK]
- う
- 405 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/25(月) 01:18:16 ID:qWX0NCFT]
- ん
- 406 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/25(月) 21:15:26 ID:FwfdLT2D]
- め
- 407 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/25(月) 22:33:35 ID:uZAldcd5]
- い
- 408 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/26(火) 02:07:43 ID:oG64OQHr]
- と宿命の時が迫ってくるのが見える。
いや、しかし…孔明は『それ』がそうだとはどうしても思えなかった。
えてして、人はそういったものを受け入れてしまいがちだが、そんな考えはあまりに
ばかばかしい…と孔明が鼻で笑ったその時、彼の脇をかすめてユニクロンが飛び出した。
交戦を開始するユニクロンと『それ』…両者が激しくぶつかりあう衝撃は銀河中に
響くかのような凄まじさだ。
曲者だ、皆の者であえであえ！とダースベイダーもストームトルーパーを突撃させる。
第三のビールを不意にじいやから手渡された孔明は、ひとまず観戦と洒落込む事にした。
五万キロほど残された月への旅路、退屈しのぎにはちょうどいいかもしれない、と。
番人のように月の前に立ちふさがる人物に、孔明が気付いたのは
- 409 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/26(火) 02:46:23 ID:mxZbvx11]
- 発泡酒５本、焼酎８杯、日本酒１升、そしてウォッカのボトルを空けた所であった。
- 410 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/26(火) 03:30:33 ID:fQvlAdbQ]
- 東洋の伝説の武器・ＵｓｕとＫｉｎｅを手に、それぞれ上段と下段に構え、
まるで隙の無い体勢で、その二人は孔明を待ち受けていた。
頭部に何らかのセンサーと思しき突起物を備えた彼らは、地球のウサギという生物に酷似していた。
しかしウサギではありえない事は明らかだった。
その大きさたるや、月の端から端まであると言っても良いほどなのである。
おそらく地球からでも肉眼で彼らを観測する事ができるだろう。
孔明は戦慄した。
- 411 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/26(火) 13:47:37 ID:yCHe0s7R]
- ついでに孔明のモノも屹立していた。
- 412 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/26(火) 16:36:07 ID:s6aJqREo]
- どうやら疲労が蓄積されているようだ。
だが疲労を回復させるためには、まず目の前の「それ」を
処理しなければならない。
- 413 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/26(火) 22:49:42 ID:BPNrn9l5]
- そこで処理した。今日はよく飛んだ
- 414 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/27(水) 01:38:13 ID:JeKDyRsQ]
- だが宇宙空間でそれは無謀な行為であった。
その勢いで孔明の体はぐんぐんと軌道をそれて行く。
- 415 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/27(水) 03:02:29 ID:pNOnnC/c]
- 一方その頃サイバトロン基地では
- 416 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/27(水) 05:10:38 ID:kebRfVNZ]
- 梅雨真っ盛り。
- 417 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/27(水) 23:37:57 ID:4thcy70Z]
- 除湿しようと久々にエアコンを起動したら熱風と霧が噴出
とても耐えられないので基地から総員退去
サイバトロン基地は内部のアホ事故によって一瞬で壊滅してしまった
ナンテコッタイ！
- 418 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/28(木) 03:16:39 ID:xIIchpSR]
- お姉さんびっくりだ
- 419 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/28(木) 20:53:42 ID:LGzlzBTm]
- いみょうに咄嗟に変身、すぐさま現地へと向かった。
そこには壊滅したサイバトロン基地(※サイバトロン社の社屋)と、それを囲むように項垂れる社員達が
- 420 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/28(木) 21:14:56 ID:jTxU5OTx]
- 心肺停止状態で
- 421 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/28(木) 22:49:37 ID:I0Po8phv]
- 横たわるウルトラマンにコチョコチョを
- 422 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/29(金) 13:32:38 ID:1hJa6XNE]
- 台湾の業者に権利なし判決で棚。
- 423 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/29(金) 21:44:47 ID:7nji2mdE]
- を使って行っていた。
ちなみにこの棚の名前の由来は
- 424 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/29(金) 21:53:31 ID:ed08ck5j]
- 喋ると命に関わるので、ここでは伏せておくことにする。
- 425 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/29(金) 22:53:51 ID:U/kMpz2d]
- という、とても長いふざけた名前だ
- 426 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [2007/06/29(金) 23:34:19 ID:uq+PENOi]
- という理由が由来となっていると言うのはウソ
「ヘェ・・・」わずか１ヘェだった
- 427 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/30(土) 02:12:39 ID:dIIqkCOZ]
- にも関わらず、後々それがあんな事になろうとは…
びっくりだいみょうも超びっくりというヤツであった。
ところで、このびっくりだいみょうに変身したお姉さん、誰のお姉さんかと言うと
- 428 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/30(土) 02:56:14 ID:MlcWsVef]
- ママとあそぼう！ピンポンパンの
- 429 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/30(土) 10:02:47 ID:XNeVsaDr]
- 裏番組である
- 430 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/06/30(土) 13:45:38 ID:j4H8xu8i]
- 「実録！隣の団地妻」のメインキャスター
- 431 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/02(月) 12:48:18 ID:vZXrSCWb]
- ちなみにキャスターとは家具やピアノの足などに付いている小さな車輪である。
- 432 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/02(月) 16:37:53 ID:sTaPuoc1]
- 」
の台詞でおなじみの
- 433 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/02(月) 21:44:50 ID:pDlxrSMy]
- ジャーパネット高かった
- 434 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/03(火) 23:18:55 ID:ZUItR8NX]
- の隣のビルの地下１５階にある
- 435 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 03:41:00 ID:/Uawe+8z]
- 核施設の
- 436 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 11:06:31 ID:eU+MD3qA]
- 爆破をもくろむ秘密組織の
- 437 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 15:44:45 ID:Uf1wrATe]
- お茶くみ担当。
長い説明だが、簡単に言ってしまえば一般人だ。
別に特別な人物ではない。
- 438 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 18:47:17 ID:6ZmmQrY3]
- 誰もがそう信じていた。だが
- 439 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 20:42:22 ID:zM5dslKS]
- 地下組織では、とても変な人間だと嫌われまくり、ほぼ伝説と化している男
- 440 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 21:16:01 ID:eU+MD3qA]
- 、しかし物事の本質を誰よりも見抜くといわれる男には、
”その善良な仮面の下に、とてつもなく危険な香りを漂わせ
普通には生きられない、いずれ組織に災いをもたらす”
と評される不吉な男
のお姉さんなのである。
びっくりだいみょう（お姉さん）はサイバトロン社の社員たちを
- 441 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/04(水) 22:26:04 ID:zM5dslKS]
- スイカとメロンにしたいという願望をもって
- 442 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/06(金) 14:50:29 ID:kBjYS6Xq]
- しても
- 443 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/06(金) 18:33:39 ID:DW8H7hoV]
- アイスキューカンバーにしかならなかった
- 444 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/08(日) 12:08:23 ID:wcDoCTr8]
- だろうと推測していたところ、不意に彼女に指令が下った。
『びっくりだいみょうよ、裏切者の香草仮面コリアンダーを抹殺せよ』
そう、お姉さんはサイボーグ帝国所属のソルジャーなのだ。
「前任のオレオンナはどうなったのかしら…」
同僚であり友人でもあるオレオンナの事が気になったが
- 445 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/09(月) 22:43:51 ID:Y8IeZX7N]
- ピニャータ！
- 446 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/10(火) 23:11:03 ID:sRgw7oRN]
- ダーナ マレ ゴンジャレンコロフ！
- 447 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/10(火) 23:29:24 ID:VVUbS5PG]
- ガ？ ドラニャラ？ パナプトニャホホイ！
- 448 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/12(木) 20:17:34 ID:6NiQEmAQ]
- ひれまん ふれまん だ～なんなんなん ぷむへめるそん
- 449 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/12(木) 22:22:29 ID:F7NXMW8G]
- ↑の呪文を唱えると
- 450 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/13(金) 04:06:29 ID:EpgZwDXQ]
- おねえさんのメインコンピュータのCドライブがフォーマットされてしまうので
大変危険なので迂闊に唱えないでください
- 451 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/13(金) 04:47:06 ID:r86BoKT9]
- という注意書き（お姉さんのうなじに記載）を音読したツンデレラ（孔明追跡中）のおかげで
そんなモヤモヤも、瞬時にしゃっきりポンと忘れてしまった。
ぶ
- 452 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/13(金) 22:18:42 ID:JPhgj+vf]
- う～～ ぷう～～ すか～～
- 453 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/14(土) 20:47:15 ID:po7R433X]
- の三人、通称「サイボーグ帝国の黄色い三連星」たちの事も当然忘れてしまった。
ですがお姉さんはロボットじゃなくてサイボーグなので、脳みそは普通にあるのです。
だからそれらの事は単に「忘れたい事」だったのでしょう。
それよりもお姉さんにとってはメインコンピュータのCドライブがフォーマットされた事で
mixiにログインできなくなった事の方が重大です。
バックアップを取ったのはいつの事だったか…
一方、ツンデレラが宇宙に消えた孔明を追うべく向かっているのは
- 454 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/15(日) 10:39:12 ID:agNV/Xin]
- ・・・・・
・・・・・・どこだっけ？
- 455 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/15(日) 14:16:22 ID:xaXJVi1A]
- マジで分からなくなったツンデレラがヌーブラに聞いてみた。
「今、
- 456 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/16(月) 02:40:29 ID:WGi6j7Qt]
- 田耕司って最近どうよ？」
- 457 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/16(月) 04:03:34 ID:6Stqg/Tg]
- 「今田はナウロマンティック～
- 458 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/16(月) 06:46:29 ID:BTM/kBgM]
- ・・・」
ヌーブラはここ数日で発音などをみるみる学習し、誰が聞いてもネイティブに聞こえるくらい
普通に喋れるようになっていた。
しかし、この成長はツンデレラの知能と引き換えである事を、ツンデレラは
またヌーブラ自身も、このときまだ知る由も無いのであった。
その頃オレオンナはコリアンダーと
- 459 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/16(月) 12:01:18 ID:TsgoZsR3]
- なっとうをかき混ぜていた
昼ごはんのおかずである
グルグルグル、ネバネバネバ
と
- 460 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/16(月) 13:30:33 ID:NPjxSgz+]
- ふと思う。
（この納豆はにおわなっとうだったか？それともほねげんき・・・？）
- 461 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/16(月) 23:07:14 ID:bO0RGR2u]
- 「たかが納豆だろ」と諸兄はお思いであろうが、
銘柄についてはかなりうるさいのである。
もし所望しているものと全く違う銘柄のものを
口にしようものなら、
- 462 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/17(火) 07:01:02 ID:XbJrSdNQ]
- 思わず吐き出すも糸を引いてしまい、あちこちネトネトになってしまう。
- 463 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/17(火) 21:10:38 ID:rNeUkph+]
- 「そんな事になるくらいなら、いっそ・・・」
- 464 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/18(水) 07:25:16 ID:rxOoyodz]
- 「別の納豆を持ってくるかい？」
なっとうと混ぜられながらコリアンダーが言った。
これは「納豆と混ぜて食べちゃうぞ」という、一度はまったら脱出不可能という
オレオンナの超絶必殺技なのだ。
「だがかき混ぜるのをやめた瞬間、お前は死ぬ事になるぜ。
俺のエネルギーはこの納豆の臭気ですでにマックスだからな。」
- 465 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/20(金) 20:57:04 ID:Q65+GIep]
- しかしこれはコリアンダーのハッタリであった。
これほどグルグルネバネバと混ぜられているにもかかわらず
この納豆からは全くと言っていいほど納豆臭がしないのだ。
すなわち明らかに「におわなっとう」なのである。
当然エネルギーはマックスどころではない。
このような状況で強がりを言ってどうするのか、と諸兄はお思いであろうが
この一見逃げ道を自らふさいでいるかのようなハッタリの裏には
巧みな作戦が隠れているのである。
その作戦とは
- 466 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/20(金) 23:14:33 ID:VZxapmXD]
- 泣きながら馬謖を
- 467 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/21(土) 11:17:57 ID:39VVgya7]
- 揉み殺す
- 468 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/21(土) 18:08:34 ID:7d3SWAK9]
- テクニックを
- 469 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/21(土) 18:26:51 ID:Zh0DOVnR]
- 日清焼そばU.F.O.から
- 470 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/21(土) 23:35:12 ID:TQsC64uk]
- 会得できるはずもなく
- 471 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/21(土) 23:37:17 ID:BV+Szhh3]
- むなしく甘納豆を
- 472 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/22(日) 04:25:03 ID:Q+vejoS2]
- 味噌汁の具に
- 473 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/22(日) 14:10:31 ID:kTH+IG7w]
- した時の事を想像してもらえれば、理解は容易だろう。
だがこのコロンブスの卵的発想は
- 474 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/22(日) 15:17:01 ID:F0oY1Ior]
- 鄭和がアメリカ大陸「へ」
- 475 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/22(日) 15:17:45 ID:7e/T8yDg]
- 日の目を見る事無く
- 476 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/22(日) 18:58:07 ID:/MY6Spja]
- 俺の目を見て
- 477 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/22(日) 22:18:00 ID:rWyLUwyJ]
- あっ! めクソが付いてる～ それに鼻毛もすごくのびてるよ
と言われてしまったオレオンナは
- 478 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/23(月) 21:37:37 ID:6mSgQanQ]
- 納豆をフィンファネウに食べさせた。
- 479 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/24(火) 03:21:09 ID:gG4yiR2R]
- 一方その頃、映画化も決まったというのに壊滅したサイバトロン基地は
- 480 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/24(火) 07:17:23 ID:8rSG3+0c]
- 覇王となったお姉さんの居城と化していた。
難攻不落のこの城の城下町では
- 481 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/24(火) 14:02:32 ID:iHRC3HHW]
- メロンの栽培が盛んで
- 482 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/24(火) 17:02:09 ID:iiU+F5OQ]
- スイカ農家は迫害されていた
- 483 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/25(水) 02:21:53 ID:4tPX1fu9]
- そして街角では「世紀末救世スイカ伝説」がまことしやかに囁かれていた。
- 484 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/25(水) 08:14:26 ID:16B42RSm]
- アタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ
ス、ススススイカアアアアァァァァァァァ
チン四郎「すでに既の股間は割れている」
- 485 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/25(水) 08:43:31 ID:wkvXB2RX]
- そんな時、とあるスイカ農家に、七つの傷があるスイカが訪れた。
- 486 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/25(水) 12:47:55 ID:Vr7dHaYQ]
- 当然、傷物のスイカなど売り物にはならない。
- 487 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/25(水) 21:30:46 ID:913J/3kz]
- 客寄せ試食用に細切れにした
- 488 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/26(木) 01:12:33 ID:JmigCMGe]
- ところが信じられないことに、これが想像を絶する旨さだった。
- 489 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/26(木) 08:17:47 ID:ptYRPILB]
- あまりの旨さに絶命するチン四郎が後を絶たないほどだった。
- 490 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/27(金) 01:50:01 ID:LadrN5ek]
- こうしてメロンとスイカの二本柱で更に磐石となったこの町に
- 491 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/27(金) 09:08:27 ID:dC5qxpI9]
- すでに滅んだと思われていたカボチャ農家の末裔が現れた事から
- 492 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/27(金) 21:34:32 ID:GNtufQcU]
- リンゴも栽培しようという者も現れた
- 493 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/27(金) 23:45:49 ID:D4dUu0Um]
- メロンやスイカ、カボチャ並みはデカすぎる。やはりリンゴ並みの大きさで美しい形がいい
と、チン四郎が言うと
興味ないわ、メロンもスイカもカボチャもリンゴも入る訳ないじゃない
やはりバナナよ、バナナとオレオンナ
しかし、入れるなら先細りのバナナより極太ナスが、と関西うまか棒が言い張ったが
おねえさんは、さらに過激に入れるならイボイボのゴーヤが一番ですわと
- 494 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/28(土) 11:08:06 ID:x3RKDWCf]
- 表明した事から、見た目がゴーヤのメロンやスイカという、遺伝子操作の産物が出回る事となった。
しかし皮肉にもこのゴーヤブームによって、本来の苦いゴーヤを作る農家は次々と姿を消す事となり
- 495 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/28(土) 14:38:26 ID:c6ei8mgH]
- かけたが、これらの発言がマスコミによる捏造だった事が発覚すると、ブームはあっというまに終ってしまった。
そうこうしているうちに孔明が地球を去ってから３年の月日が流れていた。
ツンデレラは新造宇宙船「DIEラガー15世号」を駆って木星軌道上へとやってきた。
数日前に、このポイントにショカツリョースーツが電送されたのだ。
- 496 名前：名無しさん＠そうだ選挙に行こう mailto:sage [2007/07/29(日) 02:25:44 ID:uCQu3r4K]
- だが、これは孔明の罠であった。
- 497 名前：名無しさん＠そうだ選挙に行こう mailto:sage [2007/07/29(日) 02:25:46 ID:dDzG1UZn]
- そして昨日、宛先人不明で送り返されてきたのだ。
- 498 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/30(月) 02:50:01 ID:Fuc4eOEy]
- そして明日、再び木星軌道上に電送される事になるのだが、
このときのツンデレラはそれを知る由も無かった。
ツンデレラ不在の地球では
- 499 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/30(月) 23:11:36 ID:i4s2HEaV]
- 夏の花火大会、浴衣のオネーサン
- 500 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/31(火) 04:03:49 ID:W66f6nDO]
- そして神輿の上で観客を煽る孔明が
- 501 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/31(火) 21:42:48 ID:zm497Uoa]
- 一匹のメザシをめぐって、ぬこ軍団と激しい火花を散らしていた
- 502 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/07/31(火) 22:41:37 ID:W66f6nDO]
- あっ
孔明が神輿から振り落とされた！
- 503 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/01(水) 09:17:01 ID:wsOcuzEq]
- 神罰が下ったのだ。
孔明「くやしいのうｗｗｗくやしいのうｗｗｗｗ」
- 504 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/01(水) 11:04:24 ID:FWrVuZq6]
- 彼の言葉のところに付いている「ｗ」は電波である。
周波数88MHzで発信されたその電波には
- 505 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/03(金) 01:58:39 ID:C9nVWmT2]
- 発がん性が指摘されている。
ところで、ぽ
- 506 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/03(金) 16:47:00 ID:HU40Jbo6]
- りふぇのーるは
- 507 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/03(金) 19:56:53 ID:zf6KhzzK]
- 摂りすぎは帰って有害であると
- 508 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/04(土) 17:43:43 ID:NBE6bhqj]
- 「帰って」有害ならば「行って」しまえば無害だろうと孔明は
- 509 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/04(土) 22:39:58 ID:hUvaiA9Z]
- ワケワカラン言い訳をしながら、カカオ１００％チョコをつまみに赤ワインをガブ飲みしていた
- 510 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/05(日) 04:06:12 ID:lTuY4XBi]
- というトリビアはガセであることは、あまり知られていない。
そうこうしているうちにメザシは浴衣のオネーサンの手に
- 511 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/05(日) 14:17:02 ID:tMR2yPFC]
- 入るハズであったが、その直前にプテラノドンが咥えて
- 512 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/06(月) 00:50:02 ID:US8dRqpY]
- オネーサンを巣に連れ帰ってしまった。
そうこうしているうちにメザシは夏の花火大会の手に
- 513 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/06(月) 11:01:50 ID:il0fiADs]
- 夏の花火大会 というのはもちろんコードネームである
その正体は
- 514 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/07(火) 03:42:41 ID:hulpCc3E]
- ３ねぇ～ん！Ｂぐみぃ～！
- 515 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/07(火) 05:01:42 ID:5mqQYLc+]
- きぃんぱぁち
- 516 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/07(火) 11:44:15 ID:nFqCbgVg]
- 花火大会である。
- 517 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/08(水) 13:07:55 ID:SHolYn7a]
- 例の秘密組織の幹部の1人で、白スーツの男の上司でもあったりする。
その彼の手にメザシが渡ってしまったのは
- 518 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/08(水) 16:20:15 ID:SELooFPm]
- このメザシと彼が、かつて男と女の関係であった事と無関係ではない。
メザシは今でこそこんなメザシだが、かつては
あっ
孔明がぬこ軍団に
- 519 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/09(木) 19:18:18 ID:XePXGgEF]
- 何か商談を持ちかけている模様…
- 520 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/10(金) 11:19:17 ID:l27Ja/s6]
- ・・・どうやら決裂したようだ。
ぬこウォリアーの爪が、孔明の額に食い込んでいる。
あーっとしかし、ここで孔明なぜか恍惚の表情だァーッ！
- 521 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/10(金) 21:01:56 ID:N0pZcueB]
- ・・・・・・
ﾎﾟｯ
- 522 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/10(金) 22:41:04 ID:f2ewwFho]
- ｯﾄﾞｷｬｽﾄでその様は全世界に発信された。
瞬く間に
- 523 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/10(金) 22:45:52 ID:+G3wR1lB]
- 抗議の電話・メール・手紙が殺到！
- 524 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/10(金) 23:37:03 ID:AP48CsN7]
- NTTのサーバーが爆発した
- 525 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/11(土) 03:02:58 ID:UNuw5hQO]
- 事により世界の主要な都市は消失。
また全ての通信手段をNTTに頼っていた人類の文明はたちまち衰退し、
世界は
- 526 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/11(土) 16:09:59 ID:AhIU1ReB]
- タイコと糸電話とノロシと手旗信号を使い連絡を取り合うことに
- 527 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/11(土) 16:55:01 ID:iAEQweLr]
- だが太鼓を叩きながらの手旗信号は流石に難度が高すぎたのと
狼煙の火が糸電話に燃え移る事故が頻発したため、普及には
至らなかった。
- 528 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/11(土) 22:18:51 ID:2hBsHiTL]
- そこで元サガワ急便のオッサンたちが飛脚組合を結成
- 529 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/11(土) 22:50:12 ID:zyLzEEa/]
- だが猛暑の中で走り回るのはとても苦しい
そこでツンデレラからテレポートを教わりたいと
- 530 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/12(日) 04:07:05 ID:juXwquzj]
- 願うも、当のツンデレラは木星軌道上でショカツリョースーツの
電送先を特定するのに必死であったため、各国の元サガワ達はこぞって、
ツンデレラに力を与えたとされる孔明のもとへと
- 531 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/12(日) 11:45:11 ID:W92Ia31R]
- しかし孔明はぬこ軍団との争いに敗れ、ぬこウォリアーの奴隷にされていた
- 532 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/12(日) 13:35:04 ID:KPD3C12s]
- だがぬこ軍団を通して孔明からの公式回答は出た。
「ツンデレラにテレポート能力なんてないよ？」
飛脚組合の落胆は大きかった。
そこへつけ込んだのがサイボーグ帝国であった。
サイボーグ帝国の甘言に乗り、元サガワ達は次々と飛脚サイボーグへと生まれ変わっていった。
- 533 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/12(日) 23:02:51 ID:nobcHckp]
- 飛脚サイボーグ最大の武器はロケットキック
足がロケットになって敵に向かいマッハ１００で飛んでいく
だが戻ってこないので以後は移動不能、という恐ろしい最終兵器だ
- 534 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/12(日) 23:26:32 ID:juXwquzj]
- そんな時に便利なのが、元クロヌコヤヌトがはじめた
「ロケットキック回収サービス」である。」
- 535 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/14(火) 17:42:10 ID:IAiGYnIv]
- 回収料は一回につきメザシ１匹である
- 536 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/14(火) 19:54:10 ID:K8TIh1n9]
- この「メザシ一匹」にピンと来た読者は賢明である。
そう、何を隠そう元クロヌコヤマトという組織は、あの
- 537 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/14(火) 22:47:35 ID:1VDSRkmk]
- ナゾの宗教団体「メザシのシッポも新人から」の
- 538 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/15(水) 09:49:32 ID:aeoT/iD3]
- 物体X
- 539 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/16(木) 12:53:37 ID:bMNO0+uJ]
- からかつて地球を守った伝説の黒ぬこ軍団が
- 540 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/16(木) 16:55:06 ID:yNjpBzKX]
- 一匹のメザシの奪い合いから内部崩壊して壊滅したのちに
- 541 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/16(木) 21:20:17 ID:W08o89uy]
- その孫ぬこ達がよってたかって
- 542 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/17(金) 14:13:57 ID:lyv9JC7U]
- 神輿の上の孔明を引き摺り下ろし、奴隷にするために作り上げた組織なのだ。
彼猫たちは、件の物体Xとの戦いの際浴びた宇宙放射線によってミュータント能力
を得た猫たちの孫であり
- 543 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/17(金) 21:13:16 ID:50pJ0rgs]
- ヌコパシーやヌコキネシス、ヌコポートを駆使するミャータント戦隊
- 544 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/19(日) 16:35:38 ID:eZqUSvE1]
- なのだ。
彼らの手にかかれば、どんな神輿に乗った孔明もひとたまりもない。
こうして、人類最後の希望であった孔明と元サガワ達は恍惚のうちにぬこ軍団の手に落ち、
地球は黒ヌコ時代に突入するかと思われた。
しかし
- 545 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/19(日) 21:58:29 ID:V3GoMMlD]
- その時、歴史が
- 546 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/19(日) 22:23:43 ID:nS1/d5Yz]
- 動かなかった、地球は戦国時代に突入し各地で戦乱が
- 547 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/20(月) 00:44:16 ID:ShXc6uYM]
- 起こらなかった。
そう、ついにツンデレラが地球へと帰還したのだ。
そして
- 548 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/20(月) 01:41:24 ID:j7XCQPpt]
- サイバトロン改めオートボットの司令官、コンボイ改めオプティマスプライムも一緒だった。
- 549 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/20(月) 22:34:37 ID:GGkaGB7E]
- しかし、オプティマスプライムは
地球に降り立つための最後の階段を踏み外してコケ
オプティスライムと変化してしまった
ドロ～ドロ～グチャ～グチャ～となりもがいている
- 550 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/20(月) 23:30:25 ID:ShXc6uYM]
- これは別に苦しんでいるわけではない。
初代トランスフォーマーをリアルタイムで視聴していた
このスレのほとんどの読者諸君ならお分かりだろうが、
彼らはもともと粘土のように変形する連中なので、
むしろ喜んでいると言って良いだろう。
その様子を見てツンデレラは
- 551 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/21(火) 07:44:39 ID:mRmvMJAI]
- 欲望をおさえ切れなくなり、触手と粘液の渦巻くドロドロの中に身を投じた
- 552 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/21(火) 13:49:19 ID:nDDEvfAn]
- ……でも「何か」が違う。
この「違和感」は一体……？
- 553 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/21(火) 19:26:51 ID:BGIv5pUb]
- なんとオプティマスプライムだと思っていたものはサブプライムだった。
- 554 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/22(水) 04:15:37 ID:GVXK799Z]
- サブプライムは星になった。
ウルトラマグナス「ﾕﾙｼﾃｸﾚ・・・」
- 555 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/22(水) 19:13:21 ID:ytPyapgT]
- だが、その星が突然トランスフォームを始めた！
そして星は、巨大なツンデレラの姿に変わった！
- 556 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/22(水) 20:46:53 ID:NW0kp//G]
- その時真夜中の12時を知らせる鐘の音が鳴り響いた。
- 557 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 01:21:44 ID:WMx3LDKZ]
- 「いけない、もう帰らなくちゃ…！」
巨大ツンデレラは全速力で宇宙の彼方へ飛び去った。
その場に片足の増加装甲を残して…
- 558 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 02:47:35 ID:GxRsuV1K]
- その後、ツンデレラ捜索の為、捜索隊が組織された。
隊長にはウルトラマグナスが就任する予定であったが
直前でロディマスコンボイへと変更になった。
- 559 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 12:38:14 ID:LCEJHISO]
- だが諸々の手違いで、捜索対象が「巨大ツンデレラ」から「ツンデレラ」になってしまった為
レストランで食事中のツンデレラが発見されると捜索隊はすぐに解散となった。
さてそのツンデレラだが、彼女は孔明がぬこ達に拉致されたと聞き正直どうしようか迷っていた。
もはや時が経ち過ぎて孔明への怒りもすっかり冷めており、また今後の行動にも彼の手を借りる必然を感じていなかったからである。
だがしかし少なからぬ時を共にすごした相手に、まったくの情が湧かない訳でもない。
「ねぇヌーブラ、孔明の事を助けてやった方が良いかしら？」
「ソンナノ
- 560 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 17:19:28 ID:26N7F+rH]
- ｺｯｸﾘｻﾝﾃﾞｷﾒﾚﾊﾞｲｲﾝｼﾞｬﾈ｣
- 561 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 17:57:48 ID:NDu7coQi]
- 「刻苦李惨・・・あのあまりの残虐さにA国駐留軍によって封じられたという
伝説の闘技大会をもって決定しようというのか・・・」
「知っているのかオレオンナ！」
「ああ。実際に目にするのは初めてだが・・・ 刻苦李惨とは、古代中国において
- 562 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 20:44:58 ID:mMCHE9Vm]
- インドの山奥で修行した者に対抗するために作られた謎の密教集団で殺人プロフェッショナルを養成するために編み出されたものだ。
- 563 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 22:51:35 ID:D1Qe5W2s]
- しかぁ～し、編み方があまりにも複雑怪奇だったため
実際には編み出されることはなく
集団となる前にあえなく解散したと伝えられている
だが、その内の約1名が
- 564 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 23:01:16 ID:WMx3LDKZ]
- …」
「別に説明はいりませんわ」
「そうか」
- 565 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/23(木) 23:36:41 ID:mMCHE9Vm]
- こうして、する事もなくなったので内職のぬこじゃらし作りを始めた。
- 566 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 00:13:57 ID:l/h107Ky]
- 「ダカラナンデスグダッセンスルンダ、コウメイヲタスケルカッテハナシダロウガ」
「ああ、そうでしたわね…でもコックリサンとやらはやめておきますわ」
「とりあえず助けてやれよ…仲間ってのは失ってから大切さを痛感するんだぜ？」
オレオンナは先の戦いでコリアンダーを倒す事と引き換えに相棒のフィンファネウを失っていた。
その後、失意のままサイボーグ帝国を辞め、フラフラと入ったレストランでツンデレラと再会。
意気投合してグラスビールなんか飲んで盛り上がったのが、ほんの1時間前の事である。
そんな彼女の言葉にツンデレラは
- 567 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 00:20:50 ID:9CmLBSPg]
- 「手が止まってますわよ」
「ｽﾐﾏｾﾝ。」
- 568 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 15:43:16 ID:0wTr52Zp]
- そのまま内職を続けるオレオンナだったが
妙な違和感を感じていた。
よくよく見てみると、ツンデレラの両肘、両膝がジャバラ関節になっており
首と額にはリベットが打ち込まれていた。
オレオンナ「お前偽者だな！！」
偽ツンデレラ「なぜわかったぁ！？」
- 569 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 16:17:08 ID:HjyVu3ij]
- オレオンナ「お前はツンデレと素直クールの違いが分かっていないからだ！」
- 570 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 21:29:03 ID:AGDSkQoB]
- 偽ツンデレラ「暴言を吐いていれば皆ツンデレのはずよ！
この雑誌の特集にも書いてあるじゃない！」
- 571 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 21:48:52 ID:LyoGNj9P]
- だが致命的な見落としがある。ツンデレはデレが必要だ!!!!!
との大音声が
- 572 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 23:30:27 ID:7DCIt2Nf]
- するものの、実の所このツンデレラスレ12発を数えるもデレなど皆無であり
正直ツンデレラとツンデレの因果関係に疑問を呈したくもなる程なのである。
逆に言うとツンデレラにとってツンデレという要素はさして重要ではないのではないか
そんな
- 573 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/24(金) 23:58:12 ID:9CmLBSPg]
- 人類の深層意識の集合体が、このような悲しき偽ツンデレラを生み出してしまったのかもしれない。
とすると
- 574 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 00:37:52 ID:bBQJAVON]
- 当然、考えられることはただ一つ。
「やはりあの男が裏で糸を引いているのか……」
- 575 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 02:41:58 ID:9rlJ1QZD]
- 「間違い無い、これは孔明の罠だ！」
- 576 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 04:24:23 ID:mrEN/MPY]
- オレオンナ「おや？孔明、ぬこ軍団に拉致されたんじゃなかったのか？」
そう、先ほどの言葉は、孔明自らが自分の存在をアピールしようと発したセリフであった。
孔明「ぬこ達は非常に飽きっぽくてね…そんなことより、ここにいるツンデレラが偽者だとすると
本物のツンデレラはどうしてしまったんだろう？」
- 577 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 12:58:45 ID:g7fvkblG]
- すると偽ツンデレラがタオルを取り出し首と顔のリベットを拭い去った。
そうただのペイントだったのだ。
四肢の蛇腹パイプを外すと、すっかり元のツンデレラとなっていた。
「それでは随分時間はかかりましたけど、あそこを調べにまいりましょう」
一行は佐賀県の『喫茶さてライトステーション』へと向かった。
- 578 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 13:32:35 ID:KOAxUghI]
- だが一行は『喫茶さてライトステーション』へ向かう途中で宇宙刑事に呼び止められ、職務質問をされてしまった。
- 579 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 23:08:16 ID:kexGAkjr]
- 金はいくら持っている？
有り金全て出せ！ 出さなければタイホだ
- 580 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/25(土) 23:33:23 ID:/D9Aotu7]
- なけなしの現金を奪われ、３人は無一文になってしまった。
幸い移動は孔明のキャンピングカーなので問題無いが、金が無いのは心もとなすぎる。
キャンピングカーの駐車料金を延滞しまくったせいで口座の貯金も既に無い。
- 581 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/26(日) 04:29:39 ID:aDu7jflW]
- 仕方がないので、孔明の案内で足立区にあるクロヌコヤヌト本社ビル裏門横
に放置されたダンボール箱の中にあるヌコ帝国へとやってきた。
何とかみんなで奴隷にしてもらい、三食昼寝ぬこつき生活にありつこうという算段である。
- 582 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/26(日) 10:49:34 ID:5ghzHA1L]
- だが、ヌコ帝国へと続く段ボールの中の長いトンネルを抜けたら、そこは雪国だった。
- 583 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/26(日) 15:46:35 ID:W4Gfeukc]
- そこでせっかくだからと、雪だるまを造ることに
- 584 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/26(日) 20:48:34 ID:Ro5/swiz]
- 出来上がった雪だるまは未来の世界の猫耳付きメイドロボットだった。
しかも6体。
しかし5体目までは猫耳を付ける事が出来たが、最後の1体の猫耳を用意する事が出来なかった。
- 585 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/26(日) 22:20:18 ID:aBQ6uKxI]
- 仕方ないからゾウの耳と鼻をつけたのだが、この耳と鼻が問題だったのだ
まさかあんな事件がおころうとは誰も予想できなかった
- 586 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/27(月) 01:19:31 ID:vDdBQKXs]
- しかしその事件は、事前に予想できた者もいなかったが、事後に観測できた者もいなかった。
よって真相は永遠の闇のなかなのだった。
雪国のぬこは、例外なくコタツで丸くなっていたため、ツンデレラたちは
- 587 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/27(月) 12:01:39 ID:R2a+UUu3]
- コタツを製造販売して一儲けしてから雪国を後にした。
紆余曲折あったが、ようやく一行はさてライトステーションへとやってきた。
「では、行きますわよ…」
ドアに手をかけようとしたツンデレラは、そこに張り紙を見つけた。
- 588 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/27(月) 13:30:12 ID:sNhzB7aH]
- 「さてライトステーション佐賀店は裸牛ビルの外資系ファンド売却に伴い移転いたしました。
なお新しくガンダーラ店を開店いたしましたので、これからもご贔屓によろしくお願いいたします。」
- 589 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/28(火) 04:48:46 ID:u1jM08zO]
- 「また、生まれた直後に天と地を指し「天上天下唯我ツンデレラ」と高らかに名乗り
兄と共に現代に転生を果たしたツンデレラ姫は、16の時、孔明博士の運転するトラックにはねられ、
それがもとで一度死にました。それが原因で転生前の記憶を失っております。
延命改造手術を施した孔明博士は、その頃サイボーグ帝国で働いていましたが、
これをきっかけに懲戒免職となりました。
ちなみに同じ頃、裏番付衆の東の横綱が交代しました。
先代の東の横綱はツンデレラのじいやでした。
ゴルベーザはセシルの兄でした。
犯人はヤスでした。重ねてお詫びいたします。」
- 590 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/28(火) 11:21:02 ID:RT4JyEf8]
- 「孔明、どう思います？」
「内容の真偽はともかく、君の事を名指ししているという事はやはり何かがあるという事だろうね」
「とりあえず、犯人のヤスを捕まえてみりゃいいんじゃねえか？」
「ヤス…ココロアタリガ ナクモナイ ナマエダ」
- 591 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/29(水) 03:17:37 ID:Sb9ZOQ1W]
- 「トリアエズ、モンゴルニイッテミルトイイカモシレン」
- 592 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/29(水) 03:56:21 ID:cUNzeJ1j]
- ヌーブラの助言に従い、一行は通りの反対側にある
喫茶モンゴルへとやってきた。
「キッサ モンゴル デス
ドウシマスカ？
ボス？ 」
- 593 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/29(水) 11:49:58 ID:DJ5/pSPm]
- 「アイスコーヒー」
「同じくアイスコーヒー」
「俺もアイスコーヒー」
- 594 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/29(水) 17:06:31 ID:hwBSwMKZ]
- 「俺はレイコで」
- 595 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/29(水) 21:51:36 ID:izH6wUjJ]
- 「レイコさん、ご指名でーす！」
- 596 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/29(水) 22:13:27 ID:zpfP077X]
- 請求書をみてビックラゲーション 指名料は30分で5000000円
- 597 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/30(木) 00:51:59 ID:J2iKKIip]
- だが後から来たその男は慣れた感じで支払いを済ませると、さっさと店を出て行った。
アイスコーヒー一杯で粘っているツンデレラ達とは大違いである。
「よく解らない店ですわね…」
あっけに取られるツンデレラにヌーブラは告げる。
「チナミニ イマ デテイッタノガ ヤス ダ」
- 598 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/30(木) 03:32:25 ID:XhRVdnF8]
- 「ダイサーカスノクロチャンダ」
- 599 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/30(木) 03:44:42 ID:obSUVzdL]
- そう、いまや世界的売れっ子アイドルとなったクロちゃんは、
忙しい仕事の合間を縫ってはここを訪れ、故郷のモンゴルを思い出しているのだ。
レイコは本場モンゴルで
- 600 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/30(木) 13:33:59 ID:CFWXCdka]
- も通用するモンゴロイド系美人顔で店のNo.1だ。
「ヌーブラ、なぜこの辺について詳しいんですの？」
「…ホントウハオマエモ シッテイルハズダ」
- 601 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/30(木) 21:11:00 ID:R9ovaQq6]
- 「ＨＤＤナビ ヲ サッキ チェックシテイタダロウ ワタシ ノ アトデ」
- 602 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/31(金) 01:24:17 ID:CQbKcHwW]
- 「私は唐獅子通信社の所在地を確認していただけですわ」
- 603 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/31(金) 04:00:26 ID:xxms/+D3]
- 「ﾌﾌﾌ ｸﾁﾃﾞﾊ ｿﾝﾅｺﾄｲｯﾃｲﾃﾓ ｶﾗﾀﾞﾊ ｼｮｳｼﾞｷﾀﾞﾅ」
ヌーブラはツンデレラの乳首を
- 604 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/31(金) 10:06:45 ID:WL1l7s5e]
- 偽物だと見破った！
- 605 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/08/31(金) 14:25:44 ID:clFxaFfI]
- シャラポワが使っていた事で有名になった、付けニップルである。
- 606 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/01(土) 11:26:19 ID:qQdA3Skd]
- とってみた
- 607 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/01(土) 21:43:59 ID:eLJ5aX9I]
- おっぱいもいっしょにポロリととれた。
- 608 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/01(土) 22:08:26 ID:Hc9Q5qfW]
- なんとヌーブラの下にも精巧な偽乳ブラをしていたのだ
「ﾊﾞ･ﾊﾞｶﾅ ｺﾚﾎﾄﾞﾏﾃﾞﾆ ｼﾝｼﾞｶﾞﾀｲ ﾋﾝｎｙ 」
ヌーブラは星になった。
- 609 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/01(土) 22:18:25 ID:Sdy5THjQ]
- 経緯はともかくとして、ヌーブラは今や時代の寵児、超売れっ子スターとなった。
「お別れの時かもしれませんわね…」
舞台袖から寂しそうに呟くツンデレラ。
その
- 610 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/01(土) 23:04:53 ID:tAME6vco]
- 瞬間にヌーブラ星は爆発、超新星となって飛び散ってしまった
- 611 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 00:10:14 ID:YgDU8PES]
- …そんな事になってはたまらないと、ヌーブラは付けニップルを取るのを辞めた。
危ないところであった。
もし付けニップルをとっていたら、乳首から放たれる熱線、俗に言うチクビームによってヌーブラの命は無かっただろう。
ツンデレラがチクビームの制御を出来なくなったのは昨夜シャワーを浴びていた時、
- 612 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 00:10:18 ID:jGAgNyqO]
- ミ ヽ
二 ノ ( i
三 ⌒ へ /` |
二 ＿ ＿ |
三 ┰ ┰ |
ｌ＾ （
｝ ! ヽ ／ {＼ ﾉ
ｌ ｉ ( ､ , ) {
∪､ ｊ | ／￣￣￣￣￣
| ‐――――┴､ ＜ だめだこりゃ
| ￣`ー―ｧ'′
＼＿＿＿＿＿_） ＼＿＿＿＿＿
- 613 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 00:12:41 ID:jGAgNyqO]
- と、下唇の長い人が入ってきた。
- 614 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 00:19:35 ID:BQgyHXoO]
- たぶん、死んだイカリヤチョースケか、モアイ像の親戚の男とオモワレるが
係わりになりたくなかったのでシカトする事にした
- 615 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 00:40:11 ID:jGAgNyqO]
- 都合の悪い事が怒ったときは
「見なかった事にしよう」
と秋月郁氏も言っている事だし、
- 616 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 01:13:13 ID:YgDU8PES]
- とはいえそれでは何も解決しないのも事実。
ツンデレラスレに誤爆したからといって連続書き込みしてしまうのと同じくらいの愚行と言えよう。
そう考え直したツンデレラは侵入者に問う。
「何がだめなんですの？」
- 617 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 12:11:02 ID:VxMvGBCE]
- ダメになったんだ。歯は抜け、老眼と白内障でもうまともに見えない
髪は抜け毛も全部白くなり、ムスコは２４時間寝たきり。だめになったんだ
と侵入者がつぶやいた
- 618 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 16:40:56 ID:N2CnopnQ]
- 次の瞬間、浴室が激しく揺れたかと思うと、
ｼﾞｬｰｰｰﾝ
ﾁｬﾁｬﾁｬ ﾁｬｯﾁｬｶﾁｬｯﾁｬ ﾁｬｯﾁｬｶﾁｬｯﾁｬ ﾁｬﾁｬﾁｬ♪
という浮かれポンチな曲と共に部屋全体が回転し始めた。
- 619 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 17:42:11 ID:xLzqAy6M]
- その回転は徐々に上がっていき、ついには毎秒３万回に
- 620 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 20:11:16 ID:CYNkLHtE]
- ジャンプして更に2倍に
- 621 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 21:50:34 ID:YgDU8PES]
- そして乳首二つで、30000×2×2の12万倍だー！
で、乳首からビームが止まらなくなりました。
- 622 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 22:03:53 ID:kmc+l2Gy]
- もったいないので牛乳瓶で集めてみた。
- 623 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 22:29:53 ID:5bqjXM0c]
- フレッシュミルクが１ℓとれた
- 624 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/02(日) 23:50:59 ID:M22wbW3Z]
- さて、これを使って何を作ろうか・・・
- 625 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/03(月) 01:01:13 ID:lwQ4i55J]
- という訳でミルクを凝縮させて作ったのが付けニップルという訳である。
チクビームと同じ成分なので蓋としては申し分ない。
そしてそれを作ってくれた人物こそ、件の下唇の長い人である。
彼は一流の付けニップル職人で
- 626 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/03(月) 03:02:00 ID:r+8LbbGV]
- 喫茶モンゴルの店長でもあった。
店長は喫茶さてライトステーションで起こった出来事を
- 627 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/03(月) 15:49:08 ID:jDCQR4d0]
- 知る人物であったが、それらの事は何も語らず付けニップルを仕上げると去っていった。
そして今日は店長は店に来ていないようだ。
ゆえにツンデレラはここが下唇の長い人の店であることすら知らないまま
- 628 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/03(月) 17:10:34 ID:z8TjDqVC]
- 土曜の午後八時から舞台に立って
- 629 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/03(月) 22:44:09 ID:U/KCCTW1]
- オレオンナ王子と接吻した
- 630 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/04(火) 01:02:46 ID:27g9aVcE]
- い人、この指とーまれなどと客席に呼びかけたりした。
何の説明も無いまま王子ルックに男装させられていたオレオンナは驚きのあまり
- 631 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/04(火) 02:06:41 ID:rlH7mqB3]
- 10倍カメハメ波を
- 632 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/04(火) 04:18:41 ID:dsYkjxD0]
- 避ける事ができなかった。
これを放ったのはもちろん
- 633 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/04(火) 08:56:06 ID:CBuAvRJz]
- ○村～！
うしろ、うしろ～の人だった。
- 634 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/04(火) 21:12:09 ID:iosWjwQz]
- その10倍カメハメ波はあっさりとして、それでいて
- 635 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/04(火) 21:46:07 ID:i7gmpr7K]
- しつこくなく
- 636 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/05(水) 02:38:54 ID:WDxltfuh]
- そのしっとりとした舌触りは、例えるなら
- 637 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/05(水) 03:21:58 ID:+s7p59Fb]
- モンゴルの大地に春の訪れを告げる
- 638 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/05(水) 17:31:38 ID:VjjTbry0]
- アンゴルモアの大王のよう…！
- 639 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/05(水) 19:58:26 ID:NRhC81DZ]
- そして10倍カメハメ波大王は舞台セットの柱をなぎ倒し
- 640 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/05(水) 22:22:23 ID:6l3I/oVn]
- 借金執事から解放され
- 641 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/06(木) 03:10:18 ID:3qz8nqdO]
- ることは無かった。
この借金執事というのは、実は
- 642 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/06(木) 10:50:18 ID:Dwg79oeL]
- この場にはいなかったのだ。
そうとも知らず10倍カメハメ波大王は、1時間にわたって暴虐の限りを尽くし
喫茶モンゴルを笑いの渦に巻き込んだ。
- 643 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/06(木) 16:58:20 ID:xVXii1W9]
- 間もなく雨が降り出した。
風が吹いたら遅刻する10倍カメハメ波大王は雨が降ったら
- 644 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/06(木) 19:48:06 ID:3xxfuBM+]
- 膝や腰が痛くなる
- 645 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/06(木) 20:17:19 ID:ez9WEUJC]
- のと同時に10倍ハメハメ大王となってしまうのであった
- 646 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/07(金) 02:46:26 ID:9bCH6EDC]
- はずなのだが、今回は何故か仮面ライダー電王になってしまった。
- 647 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/07(金) 05:44:03 ID:aPCBADqD]
- それというのも「○村～」や、「うしろ、うしろ～の人」が
店長がいないのをいい事に調子にのって
- 648 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/07(金) 15:06:41 ID:H/qqCC8m]
- 台風の中を新幹線で
- 649 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/07(金) 17:20:59 ID:nHry+XgA]
- ２回転半捻り蹴りを
- 650 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 00:01:58 ID:8sCTn7GV]
- かますつもりが空振りして、３０回転横捻りコケになってしまった
- 651 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 02:10:10 ID:6/b8kDzX]
- 人を百人も連れてきてしまったからだ。
しかも仮面ライダー電王化だけならまだ良かったがそれに加えて
- 652 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 05:57:24 ID:ChDeM9dt]
- デンライナーまで手に入れ、それにのって時空のかなたに消えてしまった。
「しまった！これではさてライトステーションの二の舞だ・・・」
後に残された○村がつぶやいた
- 653 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 10:13:29 ID:iuGQ0FvG]
- ∴゜; ∵ ﾞ\ \: ´，; ∴ ﾞ
；:( (＼ （´∀｀ ）／) )):.,∴ﾞ゜.´ 毒粉だァ
; (（◎＼(＿)／◎）)゜; ゜´.,
ﾞ。；│≫ﾟ (＿) ﾟ≪│, ，;.ﾞﾞ
∵((（⊆／(＿)＼⊇） )∵∴;:.,
;∵ ゜； ，ﾞ ´: .∵。 ´, ,
- 654 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 15:06:50 ID:6/b8kDzX]
- 結局、喫茶モンゴルでヤスの情報を得る事は出来なかった。
「こうなったら『さてライトステーション・ガンダーラ店』に行くしかありませんわね」
「『そこに行けばどんな夢もかなう』という、あの国へか…やれやれ」
「これも何かの縁か…俺も付き合うぜ」
かくしてツンデレラとヌーブラ、孔明、オレオンナの一行はガンダーラを目指す。
- 655 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 15:24:58 ID:l7rdq+Cl]
- しかし、全てが釈迦の掌の上での行動であることに
この時点では誰一人として気付かなかった。
- 656 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 20:49:15 ID:EqqEcjBV]
- 一行はいきなり問題に直面した。
一行の誰も『さてライトステーション・ガンダーラ店』への行き方を知らなかった。
仕方がないので聞き込みを始めようとしたここでまた問題が発生した。
誰が一行の夏目雅○を務めるかだ。
- 657 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/08(土) 21:47:04 ID:eCg3hoDw]
- 結局、収まるべきツンデレラに収まり、ツンデレラが 夏目雅 ○亀平助 を務めることになった
- 658 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/09(日) 00:00:22 ID:8d2mtI0i]
- 夏目雅 ○亀平助とは夏町三丁目目雅９３１に住んでいた 出歯亀平助 のことである
- 659 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/09(日) 15:43:04 ID:KOtmxmcN]
- 出歯亀平助の得意技はカメハメ波
- 660 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/09(日) 19:55:16 ID:Fzn5darb]
- ただし、出歯亀平助のカメハメ波は藁で出来た家と木で出来た家を壊す事は出来ても煉瓦作りの家は壊せない
- 661 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/09(日) 21:53:46 ID:rdyGo0WA]
- その欠点をつかれて、赤ずきんちゃんとの果し合いの時に
股間を蹴られて1000年前に絶命したと伝えられている
- 662 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 00:50:32 ID:ZPW02wh+]
- ・・・そう、伝えられている「だけ」なのだ。
誰もそれを目撃したものはいない。
- 663 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 02:41:46 ID:4VzkK1Ad]
- そしてその伝説は後にTV人形劇となり、声を下唇の長い人が担当した。
更に、その人形劇の主役の声は○村～の人だった。
そして更なる問題が発生した。
坊主の人をツンデレラ、河童を孔明、ブタをオレオンナがやるとして、
「ちょっとまて！なんでオレがブタ役なんだ！」
…ともかく、主役であるはずの猿役がいないことが問題なのであった。
「ｵﾚｶﾞｲﾙｼﾞｬﾅｲｶ｣
「あなたはせいぜい加○チャン役ですわ」
- 664 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 03:05:43 ID:B0lZwnP+]
- 「イッテオクガ イマノハ ワタシガ イッタンジャ ナイゾ」
「なんですって？」
ヌーブラの言葉にツンデレラは驚いた。
「ワタシハ キホンテキニ『ゼンカクカナ』デ ハナス」
彼女が言うには過去にもこのような誤解があったと言う
(参照:>603-609、ただしとても誤解には見えない)
ちなみに一時は普通に喋れていたのに(参照:>457-458)
今はまた元に戻っている件については、後述する。
さて、それでは「半角カナ」で話すのは誰であったか。
それはもちろん孔明四天王の一人、ウルトラマグナスで
- 665 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 09:04:14 ID:FC28OClY]
- あるようなふりをした
- 666 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 17:23:42 ID:pcXE0zpl]
- ロディマスコンボイ
- 667 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 18:21:35 ID:hBgIzhxS]
- かと思ったら
- 668 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 20:16:50 ID:yi3mkP4x]
- 核・13世
- 669 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 21:55:33 ID:rKsbgw5P]
- とはバベル２世とヨミの子供である
- 670 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 22:19:08 ID:hBgIzhxS]
- はずがないと否定されて
- 671 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/10(月) 22:49:05 ID:B0lZwnP+]
- 学会追放の憂き目に会ったという、あの
- 672 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/11(火) 02:46:49 ID:xDZudYZT]
- シンデラーであった！
ツンデレラ「誰ですの？」
オレオンナ「知らないな」
孔明「記憶にありませんね」
- 673 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/11(火) 12:21:35 ID:6o1ElIcF]
- 「ﾊｼﾞ…はじめまして皆さん、私の名前はシンデラー」
シンデラーはペコリと会釈したかと思うと次の瞬間、その手に持った
- 674 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/11(火) 18:18:54 ID:dF+/4JMm]
- 携帯で２ｃｈのとあるスレッドを開いた
- 675 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/11(火) 18:44:11 ID:GHqio5GX]
- とたんにブラクラを受けて
- 676 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/11(火) 20:42:58 ID:3K3kGFpM]
- 爆発四散したウルトラマグナスの遺影
の角で孔明をぶん殴った。
彼女はかつて孔明四天王のNo.4として
ウルトラマグナスと共に
- 677 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/11(火) 21:25:01 ID:KuiGe1LG]
- カツ丼20杯と天丼15杯、味噌らーめん大盛20杯を一時間で平らげた
- 678 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 01:16:22 ID:p0SDR8/C]
- 孔明が食べすぎで唸っている所を看病した事もあるのに記憶に無いとはあんまりだ、と抗議した。
だが実の所、孔明は電脳世界で四天王を従えた魔王として君臨していた記憶を急速に忘却しつつあったのだ。
なぜならば
- 679 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 02:21:39 ID:nYL8VULL]
- 実は魔王として君臨していたのはデスラーだったからだ。
- 680 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 09:22:45 ID:YEO+khvo]
- 「久しぶりだね○○○の諸君」
- 681 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 11:06:01 ID:lZtHzuWf]
- 孔明「貴殿は！ 誰だっけ？」
- 682 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 11:41:16 ID:Fs4IxvjC]
- いま孔明は、自らの記憶の中を旅していた。
そこに浮かぶ巨大なピラミッド、万里の長城、
そして伊武雅刀風の声で喋る青い顔の男。
孔明「そうだ、私は
- 683 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 18:47:22 ID:tjdrgyJW]
- 一万年と二千年前から
- 684 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/12(水) 23:13:45 ID:yebn9t3q]
- カップラーメンの美味しい作り方を研究していたんだ。ずっとその事を忘れていた！
- 685 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/13(木) 09:15:18 ID:/9TNTccp]
- 八千年過ぎた頃から
- 686 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/13(木) 11:03:53 ID:F7craxPi]
- もっと美味しくなった
- 687 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/13(木) 11:58:23 ID:zZg/pn2Z]
- が、それはあくまで電脳空間での事。
現実世界で同し方法を試してもまったく美味しくなく
孔明は費やした膨大な時間が無駄であった事を知り
全てを忘れようとしていたのだ。
さてたった今脳裏に浮かんだ青い顔の男、デスラーだが
- 688 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/13(木) 20:19:42 ID:rLFk4l+p]
- 実はさてライトステーション・ガンダーラ店の店長だった。
- 689 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/13(木) 21:37:00 ID:9erbUnwi]
- が、「総統も相当ですな～」といって解雇されてしまっていた。
- 690 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/14(金) 12:30:57 ID:ePSzmcEv]
- その時のショックで雪のように白かった肌が全身真っ青になったのだった。
おっ
- 691 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/14(金) 19:14:09 ID:zhcZ23Cb]
- ぱっぴー、が嫌いな事でも一部で有名である。
さて、そんなデスラーを解雇した「さてライトステーショングループ総統」なる人物…
彼は今、1人の人物の釈明を聞いていた。
「ヤス君…キミの言い分はそれだけかね？」
「ハッ！あえて付け加えますならばアレはゴルベーザが
- 692 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/14(金) 20:59:06 ID:7DONWQK7]
- 裏で糸を引いていたはずだったのですが
- 693 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/14(金) 22:43:48 ID:7ryS02sU]
- 納豆菌が
- 694 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/14(金) 23:27:22 ID:pduNeI0R]
- 爆発、銀河系中に四散した事によって
- 695 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 01:50:26 ID:0/xQJiP9]
- 量産型コリアンダーの大量発生が
- 696 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 03:46:15 ID:L26R7Fi4]
- もはや宇宙環境にとって無視できないレベルに達してしまったため、
その段階で佐賀店をゴルベーザごと売却して証拠隠滅を図るしかなかったのです。」
- 697 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 11:41:17 ID:Ow2ofx75]
- だが、納豆の臭いがあまりに強く残っていたので買い手がつかなかった
- 698 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 12:13:03 ID:lI2K9iFt]
- だけでなく、隣のおばさんから
「お引っ越し♪
お引っ越し♪」
- 699 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 12:19:21 ID:JLg+7DPh]
- と抗議を受け、しかもそれが近隣のみならず全宇宙にまで広がり、
会社更生法申請寸前まで事態は悪化していた。
監査法人からも経営陣の総入れ替えを要求される有様である。
仮にそれができないのであれば「会社を解散せよ」とまで言われてしまったのだ。
- 700 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 14:36:46 ID:YbFXB7fO]
- そこでガンダーラである。
ガンダーラとは紀元前6世紀から11世紀頃まで実在したといわれる、既に滅びた国である。
だがガンダーラは人々の信仰心により「どこかにあるユートピア」として異次元空間にその存在を移していたのだ。
「いやはや全宇宙からの抗議に対し異次元空間に居を移すとは…さすがは総統、相当なものですな」
ヤスはこの失言により解雇となった。
「しかしサイボーグ帝国め、量産型コリアンダーとはやってくれたな。おかげで全宇宙チェーンまで広げた
『さてライトステーション』もまた一店舗からのやり直しだ…」
店舗縮小に加え、仏教徒の楽園ガンダーラにおいては店の名物ビーフストロガノフが出せないのも痛手である。
- 701 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 20:17:56 ID:gGbo7T0z]
- そこでビーフン・ストロー付き・ガノフ という新製品を発売することに
- 702 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ [2007/09/15(土) 22:32:10 ID:ORiNibMu]
- ビーフン・ストロー付き・ガノフとは、一万年と二千年前から研究していた馬謖ニンニク入りカップラーメン
のことであるが、誰もそんなワケワカメ料理注文しようとしなかった
- 703 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/15(土) 23:03:52 ID:GRQxUTCG]
- 「でも納豆菌入ってるから健康によさそうだし食べようかな～あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！」
- 704 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/16(日) 02:55:11 ID:P4eBhV4v]
- 広大な宇宙を揺るがす、その凄まじい雄たけびを耳にした人は数多い。
しかし、それは何者なのか？鬼神か？獣か？あるいは暗黒の巨大な魔物か？
- 705 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/16(日) 11:03:42 ID:7LIH+vs3]
- 「え、え～と…1…いや2番！」
- 706 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/16(日) 13:43:43 ID:2U/0B1Lk]
- 正解は巨大暗黒鬼神獣で
- 707 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/16(日) 14:20:26 ID:Dgfqqp1j]
- その巨大暗黒鬼神獣は身長:51メートル、B:1万㌔、W:20㍍、H:1.2万㌔ 体重1兆㌧
というとても恐ろしい怪物である
- 708 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/16(日) 15:51:38 ID:hdOa63TM]
- もちろんオレオンナのことである
- 709 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/16(日) 17:41:36 ID:s+g4q46T]
- 正確にはスーパーオレオンナパワード改である。
- 710 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 00:02:34 ID:GxWjjk9r]
- スーパーオレオンナパワード改から注文を受けたビーフン・ストロー付き・ガノフを配達しようと思ったが
バイトのニイチャンが今日はサボっている。どうしようと悩んだデスラーは
- 711 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 00:12:40 ID:m7Nn+nHf]
- セシル店長に蹴り飛ばされた。
「貴様はクビになった男だ、さっさと出て行け！」
- 712 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 01:22:00 ID:3i9s7UQk]
- で、でも！俺やめたら店長一人じゃないすか！
- 713 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 11:29:09 ID:pjkIWHoJ]
- ビーフン・ストロー付き・ガノフ一人前は、直径１m、深さ80㎝の丼にてんこ盛り、重さ2㌧
バイトのニイチャンが100人ががりで運ぶ代物である。とても店長一人ではムリと思ったが
- 714 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 11:38:29 ID:oLcZ8ZHp]
- 店長は秘密兵器を用意していた。
- 715 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 21:40:15 ID:GUkeeNTT]
- 店長は秘密兵器を取り出すために社会の窓へ手を突っ込んだ。
- 716 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 21:59:43 ID:3i9s7UQk]
- お断り！
お断りよ！
十八歳未満お断り！
- 717 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 22:03:21 ID:FElbbsMm]
- との叫び声をあげながら、社会の窓の中の存在は店長の手に噛みついた
- 718 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/17(月) 22:50:59 ID:0pp1uDBR]
- そう、これを客に使い、金だけ払わせてビーフン・ストロー付き･ガノフをあきらめさせようというのだ。
そんなことになっているとはつゆ知らず、ツンデレラたちは孔明の発明した「ガンダーラ探知機」を使って
ガンダーラへとやってきた。
- 719 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/18(火) 03:28:29 ID:jVClfDUE]
- すると時空を引き裂きながら大きい、いや長い物体が現れた。
「あれはスーパーオレオンナパワード改!?」
それを見たオレオンナが驚きの声をあげた。
「なんですの、そのなんとか改というのは」
「…あいつはオレのデータを元に作られた、超
- 720 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/18(火) 09:46:53 ID:/5O3qTlp]
- 銀河グレ○○○ン
- 721 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/18(火) 14:21:55 ID:rOFZbvdK]
- ティストッキング標準装備の強攻型戦闘用アンドロイドだ！」
- 722 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/18(火) 20:24:27 ID:Oz86tFk/]
- そして、ちゃんとストッキングもはいている
- 723 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/18(火) 20:31:47 ID:CYh2rFYe]
- だけでなくあたまにも冠っている
- 724 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/18(火) 21:53:24 ID:V5MAm0Mq]
- かぶりものは、イチゴ柄、水玉、黒、赤、そして純白と毎日違うのが特徴だ
- 725 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/19(水) 11:58:52 ID:oMw9mEOv]
- もちろん普通のパンティストッキング(いわゆるパンスト)にそんな柄は入っていないので
それらはスーパーオレオンナパワード改のお手製である。
そんな彼女の長さ5000kmはありそうなバストが前方の店舗を貫いた。
「あの店は…『さてライトステーション』じゃないのか！？」
- 726 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/19(水) 16:22:12 ID:GfoozNUI]
- 「あれはおそらくさてライトステーションの厨房部分だろう。
おそらく店舗はあれだ。」
そういってオレオンナは、スーパーオレオンナパワード改のブラジャー部分を指差した。
- 727 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/19(水) 21:33:47 ID:w88auqr2]
- ブラは寄せ手上げての天使仕様で、しかもかなりの量のパッ○入り
- 728 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/19(水) 22:34:25 ID:Ia096dT9]
- だが問題は大きすぎて、もう３０年も洗っていないことだ
- 729 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 01:30:39 ID:aCT6sJzf]
- 更に問題なのは元となった筈のオレオンナがまだ20歳だという事だ
- 730 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 02:27:29 ID:hqaCzA/u]
- 賢明な読者はもうお気づきであろう。
そう、実はここは電脳球場ガンダーラスタジアム。
現実世界の一分が一年として過ぎて行く空間なのだ。
ぬ
- 731 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 09:04:58 ID:2L0LLUQa]
- こもびっくり！
- 732 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 11:10:34 ID:zi8ZQmEW]
- して死んでしまうほどである。
だが本当にここを電脳空間と安易に信じてよいのだろうか？
電脳空間ならば老いは無い。
新陳代謝も無いし汚れも蓄積しない。
そして電脳空間で稼いでも現実では使えない。
なにより、ぬ
- 733 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 19:11:40 ID:heqSTm6I]
- こは150日経つとリセットされてしまう。
漁師鯖が処理しきれなくなるのを防ぐためだ。
- 734 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 20:55:44 ID:zXmuTmDl]
- だがしかし、ぬこは覚醒する事で
- 735 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 21:57:33 ID:YNgQPfyU]
- 大猫飯店の店長として復活
- 736 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/20(木) 22:14:58 ID:aCT6sJzf]
- するか、あるいは死ぬ。
というかほとんど死ぬ。
運良く店長になれても店長の座は一つ。
殺し合って奪いとるしかない。
電脳空間とはそんな殺伐とした、いやドライな世界なのだ。
だがこのガンダーラはどうだろうか？
- 737 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/21(金) 11:50:02 ID:uEOKKqqi]
- ……「ただ１つの例外」を除いて全て同じだった。
- 738 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/21(金) 18:10:03 ID:c0LfB/hz]
- それは「ぬこ」なる生き物が存在しないという事だ。
- 739 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/21(金) 19:53:49 ID:Vzex1118]
- ぬこは人類ぬこ体化計画によって生み出された人工幻体だったのだ。
- 740 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/21(金) 22:25:34 ID:JYZGa/Hz]
- そして、その「ぬこは人」という種族の正体は実は
- 741 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/21(金) 23:17:36 ID:A1QzsH7N]
- 「ぬこは人」教団という狂信的な宗教団体だったのだ
「ぬこは人」教団の信者は、「ぬこ」に憧れているオバカな連中で
「ぬこ」は元々「人」だった、人が変身して「ぬこ」になったのだ
だから我々も修行を積めば「ぬこ」に類した身体を持つことが出来る
とのアホな教義を持っている
これを実行に移した計画が「ぬこは人 類ぬこ体化計画」である
- 742 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/21(金) 23:39:55 ID:rdZKZoeU]
- その修行とは標高100000㍍のヒマラ山を千日間上り下りするというものである
しかし、あまりの過酷さにわずか３時間でギブアップ
だが、教団は全世界に我々は必ず「ぬこ」に類した体を手に入れる、と宣言していたため
引っ込みがつかなくなり、過酷な修行の代わりにテクノロジーに頼ろうとした
三次元ホログラフ投影装置を作ろうとしたのだ
それによって写し出される「ぬこ」の体が人工幻体なのである
が
- 743 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 00:20:16 ID:L06ExmuF]
- 、しかしそれでは彼ら信者達自身が満足できなかった。
「完全なるぬこの体を！」
その想いの元、彼らはまず電脳空間においてぬこになる事を試みた。
しかし150日の制約を始めとする生存率の低さに信者は減る一方。
次に彼らは孔明の科学力に縋ろうとする。
しかし交渉は決裂、勢い余って孔明を拉致するも逃げられ計画は失敗に終ったのだった。
そんな訳でガンダーラは電脳空間ではなかった。
ただし
- 744 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 00:41:35 ID:HY7aPso0]
- 現実空間でもないのは明らかだ。
賢明な読者ならお気づきであろう。
そう、ガンダーラとは
- 745 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 01:58:33 ID:PQfXGIaW]
- サイバトロン基地だったのだ。
だが、サイバトロン基地は既に破壊されているはず…
これには訳があった。その訳とは
- 746 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 10:00:10 ID:S03jcACr]
- ユニクロンが
- 747 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 11:23:24 ID:OG9dlTNU]
- ユニクロとなったその日から
- 748 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 14:19:15 ID:xbWE5ASh]
- バーニーズを虎視眈々と狙っていたのだが
- 749 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 16:15:02 ID:puKHk0o5]
- なぜかバニーガールのお持ち帰りパックをカーネル三ダースから
- 750 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/22(土) 21:51:43 ID:zV34kL1Z]
- ニッシンＵＦＯ３ダースと交換したとき
- 751 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 04:38:02 ID:b4nRzLwT]
- 遠い宇宙の果てで、プライマスと巨大ツンデレラがスーパーリンクして
- 752 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 10:43:25 ID:PjEidvYS]
- おいしいスパーリングワインが出来上がった
- 753 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 11:38:36 ID:Y/1RVA3i]
- はずだったのだが
- 754 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 18:06:56 ID:9JhGGa5N]
- スパークリングがスパーリングとなり
- 755 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 18:22:39 ID:M1yRhPpy]
- そしてスパークが融合し、頂上神プライマツンデレラが誕生した。
- 756 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 18:34:35 ID:Nw5/Q09J]
- プライマツンデレラは初めに言った。
「サイバトロン基地あれ！」
かくしてサイバトロン基地は世界に満ちたのである。
- 757 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 21:11:41 ID:pL0ZG+C+]
- ゴッド・オブ・ツンデレは次にぬことハンバーガーをおつくりになられた
- 758 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 22:18:13 ID:5dz5PtgT]
- ただ、このハンバーガーは食べると半分馬鹿に
- 759 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/23(日) 23:11:15 ID:uqvWMmpe]
- また、ぬこの方は食べると半分死ぬ。
- 760 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/24(月) 11:29:43 ID:x+4CEEAh]
- だが幸いなことに、ぬこを食用とする者はほとんどいなかった
が、ほとんど、ということは皆無ではないのであって
- 761 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/24(月) 11:49:26 ID:enRBlQO1]
- かもしれないが
- 762 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/24(月) 14:59:49 ID:fUxg4Hm+]
- ありおりはべり
- 763 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/24(月) 21:00:03 ID:3BjTQiG0]
- いんきんたむし
- 764 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/24(月) 22:07:17 ID:2SIdbaZJ]
- に悩む孔明は「かもしれないがありおりはべりいんきんたむし」の暗号を解けば
電脳世界に暗号として隠された治療法が解読でき、完治することが出来ると信じて謎に挑んだのだが
- 765 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/25(火) 01:35:53 ID:qRSH7v6R]
- どこでどう間違えたのだろうか。
導き出された答えは
「やらないか」
という、一読しただけではよくわからないものであった。
- 766 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/25(火) 09:02:37 ID:VjpiR+jJ]
- だが、生物辞典で調べた所
やらなイカはペレストロイカの亜種
である事が判明した。
- 767 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/25(火) 15:16:47 ID:9zJ/4Vz9]
- さて、そのやらなイカの刺身が出来上がったようである。その芳香は鼻腔をありえない異次元の角度から
名状しがたい衝撃を持ってわたしの脳を震盪せしめた。想像することすら冒涜的な異次元の色彩に
よって彩られたわたしの視界に映ったものは、彼女の満面の笑みであった。
>14に進め
- 768 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/25(火) 18:39:47 ID:IabRBJkh]
- 彼女はこっそりと多額の生命保険を掛けていた。
- 769 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/25(火) 22:07:21 ID:iiVCStp1]
- 薄れる意識の中で叫んだ
「謀ったな、○ャ○」
- 770 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 03:32:53 ID:cv7UtfQF]
- よく聞き取れなかったのでもう一度再生してみよう。
「謀ったな、チャ～」
どうやら死んだのは、たむけんだったようだ。
- 771 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 17:44:55 ID:KjF1CNpb]
- とにかくガンダーラはサイバトロン基地で孔明は孔明という事だ。
ちなみにスーパーオレオンナパワード改の乳パッドが30年ものなのは
サイボーグ帝国の歴代強攻型戦闘用アンドロイドに受け継がれてきた
ものだからという割とつまらない理由である。
ところで「さてライトステーション・ガンダーラ店」だが、ぶ
- 772 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 19:01:38 ID:UNDjLGqG]
- んぶくちゃがま
- 773 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 20:07:25 ID:zqqBahzt]
- によって支配されていた。
その
- 774 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 22:23:48 ID:r0sVKnWI]
- たの
- 775 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 22:36:47 ID:8agvz6mQ]
- きの
- 776 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/26(水) 23:57:08 ID:YS4ZNJXO]
- この
- 777 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/27(木) 02:59:50 ID:OizhNWrD]
- ての
- 778 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/27(木) 11:31:07 ID:jTLRpEMO]
- もの
- 779 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/27(木) 20:33:10 ID:5Fy8yw1k]
- あの
- 780 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/27(木) 22:04:24 ID:aim8xnTM]
- そのとき
- 781 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/27(木) 23:02:11 ID:FVbRV8Mf]
- 魔王降臨。
「少し、頭冷やそうか……」
- 782 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/28(金) 00:39:51 ID:fgq/V1ux]
- 魔王…その名も東村山ポンポコ左エ門ノ丞ゴム長。
彼はゆっくりと額に指先を当てると…叫んだ！
「絶対零度ビーーーーーーーーーーーーーーームッ！」
- 783 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/28(金) 08:38:25 ID:9lODKzkF]
- 庭先ぁ多摩湖
が凍り付いた。
- 784 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/28(金) 09:38:55 ID:yJC2VZM/]
- そこは孔明もかつて電脳空間でブイブイ言わせた魔王の端くれ。
絶対百度ビームで魔王ポンゴムをSATUGAIした。
- 785 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/28(金) 17:24:32 ID:F60Q8pgO]
- ビームは1丁目から3丁目まで到達し、壊滅的な打撃を与えた。
しかし存在しない2丁目は無傷だった。
- 786 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/28(金) 20:52:45 ID:OzVIYA7U]
- 狭山 茶所 情けが薄くなった
- 787 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/28(金) 22:23:10 ID:eVsamhUa]
- そして孔明の頭も薄くなった。そこで孔明は急いで養毛剤を塗ることにしたのだが
- 788 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/29(土) 00:48:39 ID:dGGkE5Lb]
- ガンダーラは坊さんばかりなので、そういうのは売っておらず
- 789 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/29(土) 01:25:03 ID:6Xjh8VH5]
- また養毛剤では二次元になった頭を膨らませる事もできないのは明らかだ。
あまりの事に気が動転して、孔明はその程度の判断もできなくなっていたようだ。
その様子を見ていたぶんぶくちゃがまとキノコの手の者達は、
下町らしい人情あふれるおせっかい精神で
- 790 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/29(土) 12:19:37 ID:S3bRo8Eh]
- まず一服とお茶を立てた後、お茶うけにキノコカレーを食べる事に
- 791 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/29(土) 20:06:46 ID:7TYDnwWm]
- だがカレーに入れたキノコはタマゴテングタケだった
- 792 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/29(土) 20:36:52 ID:/qgezqIx]
- タマゴデングダケは
- 793 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/29(土) 22:45:04 ID:43iSC0+1]
- タマゴテングタケの妹であり、姉妹そろってチョー美人だが、二人とも毒物を使う暗殺者であり
闇社会からは死の美貌と恐れられていると
- 794 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 00:00:47 ID:X4FwO8Wg]
- 思っているのは本人たちだけで
- 795 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 11:28:02 ID:okZDDm8Q]
- 実は、二人とも映像認識をする脳の部位が腐りきっていたことと
顔を映すと、鏡がその醜悪さに耐えられず瞬時に爆裂すること
によってそのようなマチガイが生じていたのだが
- 796 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 15:33:30 ID:aZ6te5X/]
- 本人たちが気づかないならそれはそれでよしという事になり
- 797 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 16:05:04 ID:RqQtJvo/]
- 陰では「お笑いブス姉妹」と呼ばれているのだが
- 798 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 20:39:06 ID:PCfSHOeO]
- 何を勘違いしていたのか二人は
- 799 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 21:32:26 ID:f/Ote8RE]
- プリティーでキュアキュア
- 800 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 22:18:56 ID:6ZcOrEuT]
- という名でＴＢＳに売り込みに行って
- 801 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/09/30(日) 23:36:42 ID:twU4W9t1]
- ツンデレラ＆オレオンナのコンビと漫才対決をすることになった
- 802 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/01(月) 01:41:56 ID:3Mhr+/9n]
- しかし番組収録直前で彼女らは行方不明となっていたのだが、
まさかカレーの具となって発見される事になろうとは誰が予想しただろうか。
そんなことを考えならがカレーパーティが終わる頃には
孔明の頭はすっかり元通りであった。
そして喫茶さてライトステーションも
- 803 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/01(月) 03:25:50 ID:SswSdPoq]
- 元通りにはならなかったが、ガンダーラ東店が新たにオープンしていた。
ガンダーラはかなり広い。
東京ドームに換算すると実に三十
- 804 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/01(月) 18:56:47 ID:t3knjAgZ]
- 万分の一の広さである。
しかし微生物にとっては絶望的な広さであった。
- 805 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/01(月) 19:08:42 ID:yuxSI7fC]
- 普通の人では入る事は出来ないが、入り口に置いてあるスモールラ○トを使う事で
- 806 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 03:10:50 ID:V67OSJ7S]
- 自らがガンダーラとなり、中の様子を知る事ができる。
そう、つまり人は誰も心の中にガンダーラを秘めているのだ。
閑話休題
追い詰められたヤスは
- 807 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 04:07:12 ID:13QbOxqS]
- 「次のバイト先探そっと」
結構平気そうだった。
- 808 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 16:46:13 ID:+GpXifaz]
- 数年後・・・
なんと！そこには樹海の中を元気に走り回るヤスの
- 809 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 18:21:09 ID:x6hveQ57]
- 生首が確認された。
厳しい修行の末、彼は変形合体能力を手にいれ
- 810 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 20:19:23 ID:KInGO2ZR]
- そこねて、変態形合体能力を手に入れた
- 811 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 21:17:23 ID:jidT6Tct]
- 得意技は変態合体オハッピー
- 812 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/02(火) 22:52:49 ID:a8ayMgOj]
- そんなヤスに絶望したぬこはグレてしまいました。↓
www.youtube.com/watch?v=JT-8dIQnIvY&search=kitten
- 813 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 03:03:52 ID:c89PX7sT]
- 全ては因果応報か。
ツンデレラが記憶を失うきっかけとなったあの事件さえなければ
ヤスもぬこたちも、このような異形を晒さずに済んだのだ。
ツンデレラ16歳の春・・・あの日ツンデレラは大相撲協会に
- 814 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 03:15:52 ID:3ZWrFcTy]
- ビール瓶と金属バットを持って
- 815 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 09:13:57 ID:1TlDCHu1]
- 髪をリーゼントで固め、長ラン羽織りモーターサイクルにまたがって
- 816 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 14:16:34 ID:iAMJ+O5J]
- 「四つんばいになれ」
- 817 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 19:01:11 ID:zOEqPoJ/]
- と喚き散らす凶悪犯が立てこもっているというニュースのライブ中継を見ていた。
会館の窓越しにちらりと映った犯人、その人物に見覚えがあるような気がしたツンデレラは
抑えきれない衝動に駆られて直接現場に向かったのだ。
――そしてあの事故(※>>36)である。
実はその時、別の場所では
- 818 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 19:56:29 ID:2vIrFp7k]
- 孔明がオレオンナと２人で茶をススリながら焼きイモを焼いていた
- 819 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/03(水) 21:08:31 ID:A5F5TCNw]
- 焼きイモは美味いが、食べると屁が出るのがこまる
- 820 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/04(木) 08:57:26 ID:F67Pqfp7]
- しかしエネルギー源が焼きイモである以上喜ん・・・仕方なく食べるしかないのである。
そのかわり弾丸よりも速く走れる能力を得られ
- 821 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/04(木) 20:57:29 ID:snTiVsRn]
- 毒ガス放出能力も獲得することが
- 822 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/04(木) 22:11:43 ID:ECDTV95j]
- 出来るだけでなく、屁で空が飛べます。
- 823 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/04(木) 22:28:15 ID:bk7dUJP3]
- ひとこき９３１㌔ぶっ飛ぶスゴサ
- 824 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/05(金) 18:23:23 ID:RvyQ5J+6]
- 飛び立った後にはあらゆる生命が存在しない
- 825 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/05(金) 22:42:33 ID:aVr413Rp]
- 二人が屁飛行能力を会得するまでには血が滲むどころか
切れ痔で血が吹き上がる程の過酷な修練を積んだのだった
なにしろ飛び上がる程のガス圧、ひとこき毎に肛門が爆裂
で、二人は悩んだ末、超合金肛門を装着
これにて自由に空を飛べるようになったと
- 826 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/05(金) 23:25:25 ID:ccXNWSEW]
- いうようなアップ系の幻覚を見る副作用がついてくる。
そうして二人でトリップしている間に、孔明が乗ってきた
サイボーグ帝国機密物資運搬トラックが何者かによって盗まれ
ツンデレラはそのトラックにはねられたのだ。
この件で孔明は全国に指名手配され
- 827 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/06(土) 02:24:12 ID:4CBjs/re]
- たりはしなかった。
はねられたと言っても、軽い接触事故で脳震盪を起こしただけであり
しかも、事故直後に孔明がツンデレラを連れて行ってしまっているからである。
だが、この事故から再びツンデレラが目覚めるまでに3ヶ月の時間が流れていた。
その訳は、
- 828 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/06(土) 10:04:13 ID:qfCvYU09]
- 昨夜までの徹夜続きで疲れていたから
- 829 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/06(土) 11:53:26 ID:Ab/m8h3r]
- と言い張る、実際は芋ガスでラリった孔明の医療ミスが原因である。
しかもあろう事か、機密物資運搬トラックに積むはずであった対ぬこミュータントロボ・
センチネルの部品を、誤ってすべてツンデレラに移植してしまったのだ。
これがもとで
- 830 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/06(土) 15:58:37 ID:a3wMbhRt]
- たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体
- 831 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/06(土) 23:17:34 ID:ZFtcSfg7]
- になるはずであったが・・・
ある「異変」が起きていたのだ。静かに、そして確実に。
- 832 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 01:21:26 ID:6nvQf/Q8]
- そもそもツンデレラはサイボーグ手術を受けていないのである。
だが、孔明はそのラリッた状態で確かに何者かにサイボーグ手術を施した。
それは誰なのか？
- 833 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 01:27:53 ID:GrtX44Kh]
- 無論ツンデレラである。
- 834 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 02:14:44 ID:EtoKV02J]
- この無論ツンデレラとは、ツンデレラ100人に１人しか
生まれないと言うレアなツンデレラで
- 835 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 11:25:04 ID:jGNnWGWw]
- コーフンすると背中に「無論」という文字が浮き上がるのでわかる
- 836 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 12:04:27 ID:zToa1iMu]
- 更にスタンドは
「無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論無論!!
- 837 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 16:15:29 ID:O7T2/bqA]
- そして孔明は
「ヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコヌコ!!」
- 838 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 16:38:21 ID:dDaZxnjc]
- なんと孔明はヌコと合体していたのだ
- 839 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/07(日) 17:15:29 ID:1sQJzRn6]
- 孔明・ヌコ・オレオンナ「創世合体！」
- 840 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 04:20:44 ID:He12lIkO]
- 「その辺で結構ですわ…」
ガンダーラ東店店長のヌコことヌコヴィッチ・マタタビスキー(ロシア系インド人)より
あの事故の真実を聞かされたツンデレラはそれ以上は呆れて何も言えなかった。
隣で孔明は目を泳がせながら口笛を吹いている。
これまで孔明と面識がある事を黙っていたオレオンナもバツが悪そうだ。
まあそんな事はもうどうでもいい、とツンデレラは頭を切り替えることにした。
今は自分の出生の秘密をさぐる事が先だ。
ツンデレラはヌコに
- 841 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 05:59:22 ID:D5OFHTE+]
- ヌーブラを見せた。
- 842 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 11:36:38 ID:P6RxxzUb]
- ヌコは、なんとかヌーブラを剥ぎ取って乳首を見たい。という衝動におそわれ
- 843 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 13:00:15 ID:Cucoqv3Y]
- なかった。
何故ならあのヌーブラの下は
- 844 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 16:15:23 ID:RVzbxHsO]
- もう10枚ヌーブラが
- 845 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 17:30:16 ID:+0AGdhsG]
- 金太郎飴のごとく
- 846 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/08(月) 22:25:46 ID:7zF0gnOS]
- 金太郎飴の味はハッカとニッキ
ヌーブラの味はイチゴとレモンである
- 847 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/09(火) 00:53:26 ID:ZdifMCOS]
- そして美味しく頂いたら最後、体中の穴から血を噴いて死ぬ…
そんな危険性が0ではない事をヌコは恐れているからだ。
そこへ店の奥から店員が飛び出してきた。
「店長ー！
- 848 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/09(火) 02:44:13 ID:8MM29mGg]
- 大変です！」
「なんだね、人間モドキ君」
「店長、くどいようですが私は人間モドキではありません
日系ドイツ人のニーゲム大戸木です」
- 849 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/09(火) 12:58:55 ID:t8rBIU/J]
- 次の瞬間、店長はその人間モドキと呼ばれている店員を射殺した。
「・・・私に口答えするとは。身の程を知れ。
はっきり言って貴様の名前など私にとってはどうでもいいこと。
それに、使えない奴はこの店には必要ない」
最悪の解雇法であったが、本当の理由は別にあった。
「それにしても何故こいつはあのことを知っていたのか？
そして最もやっかいなのがあの手紙だ。一体あいつはどこで手に入れたのだ・・・
もしあの手紙が司直の手に渡ろうものなら
国家レベルの話では済まなくなってしまう・・・！」
- 850 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/09(火) 17:16:11 ID:GL/Ytbvj]
- 一部始終をカウンター越しに見ていたツンデレラ達は携帯で警察に通報した。
程なくして
- 851 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/09(火) 18:26:16 ID:ZRV817Rt]
- 孔明は警察に連行され、ガンダーラ事件は解決した。
ツンデレラ「嫌な事件でしたわ・・・」
- 852 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/09(火) 21:37:35 ID:bTrxILTG]
- 孔明「そうだな」
ツンデレラ「あなたは連行されたはずでは・・・」
孔明「これも計略のうち」
- 853 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/10(水) 02:56:36 ID:9oTbmQWT]
- 人間モドキ「お見事です。」
ツンデレラ「あなたは射殺されたはずでは・・・」
人間モドキ「日系人ですから。」
- 854 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/10(水) 17:36:02 ID:N1EVOhpv]
- ぬこ「にゃーにゃーにゃにゃにゃー」
ツンデレラ「何を言っているのかさっぱり分かりませんわ」
ぬこ「にゃにゃにゃーにゃにゃ」
- 855 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/11(木) 12:15:54 ID:mibm6ZgI]
- 孔明「彼は『お迎えに上がりました、姫』と言っている」
ツンデレラ「？ どういう事ですの？」
孔明「彼が言うには君は『ぬこは人』の国であるヌコ帝国の皇帝パンタ12世の娘で、20年ほど前に兄と共にさらわれたんだそうだ」
- 856 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/12(金) 22:19:52 ID:0h1QSmC7]
- ツンデレラ「私は生まれてからまだ１９年しか経っていませんけど？」
- 857 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/12(金) 22:50:54 ID:QaMoZqxl]
- キッチリ20年と言ったわけではないのに、女という生き物は年齢にうるさい。
「それは君が身代わりにさせられた少女の年齢だからね…１年くらいの誤差はあってもおかしくないだろう」
孔明もそこはどうでもいいだろう、と言った具合に流そうとする。
- 858 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/13(土) 06:33:11 ID:Kojdr4bt]
- 「それよりも問題は、君と共にさらわれたという兄だ。」
ツンデレラが地球を離れていた3年間とかなんやかやを考えると
ツンデレラが事故にあった時期の計算が合わなくなるような気がする問題にも
孔明はあえて触れないようにした。
しかしここでKY日系ドイツ人が
- 859 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/14(日) 06:11:45 ID:vTdSA/w0]
- ツンデレラに銃を突きつけた。
「フフフ…どうやら
- 860 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/14(日) 12:28:45 ID:yPmOz2HC]
- れたぁ!!!!! 」
そう、KY日系ドイツ人のボディーに内藤のマボロシの必殺ブローが炸裂したのだ
- 861 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/14(日) 17:09:42 ID:V6qa8fqe]
- グフッ！胴、胴を、どうやられたぁ！
でも大丈夫、防具の胴と面とコテをつけいたから
ボディブローはほんのチョットしか効かなかった
- 862 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/14(日) 17:44:58 ID:ENXySzp8]
- しかし次の瞬間、KY日系ドイツ人の胸元からヌーブラがぽとりと落ちた。
KYヌーブラ「ヘヘ ヤッチマッタ。
オマエト デアエテ タノシカッタ ゼ・・・」
- 863 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/14(日) 22:56:33 ID:Nqo8BdBz]
- そしてKYヌーブラは分身の術を使い100個に増殖した
- 864 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/14(日) 23:55:42 ID:R6xqKaWY]
- すかさず亀田○○が必殺のサイドスープレックスを決め、頭突き、タックル、サミングと華麗な連続技に止めの肘目つぶしを
- 865 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/15(月) 12:30:20 ID:S8PJAgKB]
- モチーフにした米菓の詰め合わせを商品化した。
さすがは煎餅あられの製造で名を上げた亀田○○、仕事が早い。
- 866 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/15(月) 21:05:30 ID:utaPa9Wf]
- ブルボ○がその売れ行きに嫉妬して朝○龍のはり手をモチーフにした
チョコ詰め合わせセット「ズル休み叩かれ」を発売したが
- 867 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/15(月) 23:02:27 ID:4CRX4dNo]
- 全く売れず、叩かれただけであった。それはさておき
- 868 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 04:55:02 ID:bawCYW/P]
- サイバトロン基地では
- 869 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 05:36:15 ID:BgmuDyjd]
- ツンデレラたちがKYヌーブラ100個の残骸を前に呆然としていた。
- 870 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 19:31:41 ID:PIwib2hu]
- 「もう……元には戻らないの？」
いくら元に戻そうとしても、100個は100個のまま。再び１つになることはなかった。
「……１つだけ……１つだけ、戻す方法がある。しかしこれは大変危険な方法だ。
成功率も１パーセント以下、下手を打てば絶命する。本当は勧めたくはない。」
どこからか聞こえてきた、聞き覚えのあるその声。
- 871 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 19:45:37 ID:Fmlti75r]
- コンボイだった。
「だが、私にいい考えがある」
- 872 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 21:39:42 ID:SJDo6HBj]
- 「うす」に入れて月のウサギに「きね」で1000000000回ついてもらえば戻るはずだ
- 873 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 22:56:26 ID:FfbpOwuS]
- だが、月のウサギはかぐや姫のお供をしてアンドロメダへ遊びに出かけていた
- 874 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/16(火) 23:23:59 ID:ISou92hW]
- 「…メンドイカラ ホットコウ」
ツンデレラの胸元からヌーブラがそっけなく言う。
「あなた、同じヌーブラなのに親近感とか湧きませんの？」
「ムシロ オマエガ ナニニ コダワッテルノカガ ワカラナイ」
それは
- 875 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/17(水) 03:35:42 ID:7zH/0wWQ]
- ツンデレラの恐ろしい過去をうっとりと、しかしぞっとするほどの冷たさで語り始めた。
「オマエハ アレノ スウヒャクバイモノ ぬーぶら・・・イヤ
”くろーんつんでれら” ヲ コロシテ フミダイニ シ、 イマノカラダ ヲ テニイレタ
”ムロンつんでれら” ダトイウノニ。」
「！」
ツンデレラは頭の奥で、封印されたシナプスがかすかに疼くのを感じた。
- 876 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/17(水) 04:15:28 ID:vgIRRsVE]
- ふと後ろを見ると、ツンデレラの後頭部をオレオンナが指でツンツンしていた。
- 877 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/17(水) 20:16:53 ID:O1UxkFQT]
- 「…何をしてるんですの？」
「いや、ここの皮膚の下に金属反応があるのが気になってな」
- 878 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/17(水) 22:43:44 ID:NlHbKonW]
- 「ああ、それは・・」と言いながらツンデレラは特殊メイクのマスクを
バリバリとはぎ取ると、マスクの下から表れた後頭部の位置に
- 879 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/17(水) 23:03:13 ID:1Q3AOJ3Q]
- エクスカリバーが突き刺さっていた。
- 880 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/18(木) 15:08:01 ID:CjwNeZXt]
- あとマスクの下から出てきた顔はツンデレラとは別人だった。
その時、さてライトステーションの中から手足を拘束され猿ぐつわをかまされた全裸のツンデレラが這い出てきた。
どうやら店内でいつのまにか入れ替わっていたようだ。
「オイ ムロンつんでれら オマエノ モクテキハ ナンダ」
- 881 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/18(木) 17:15:31 ID:Hj4JmA0C]
- 「それがどうした、俺には関係ない」
拘束されていようが全裸であろうがにべも無い。
- 882 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/18(木) 20:28:06 ID:eAZcdmcX]
- フリをしながらチラチラとツンデレラの身体に視線を
つぎの瞬間「ムッツリスケベめ！」
とオレオンナの金ケリが決まった
- 883 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/18(木) 21:12:03 ID:aCUwXTSt]
- フリをしながらまたしてもチラチラとツンデレラの身体に視線を
- 884 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/18(木) 21:54:21 ID:RHU9QJBs]
- 孔明も一緒にハァハァ
- 885 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/19(金) 00:42:17 ID:X83Tx15t]
- ・・・うっ！
- 886 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/19(金) 03:18:10 ID:NvZDcqCe]
- そもそも無論ツンデレラの体格はどうみても男である。
マスクだけの変装で誰もが彼をツンデレラだと思っていたのには理由があった。
それが後頭部の
- 887 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/19(金) 04:55:24 ID:BlqzHsDg]
- バーニア兼
- 888 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/19(金) 15:10:01 ID:0iuIgpPW]
- GN粒子発生装置により
- 889 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/19(金) 18:42:23 ID:FQnn5MsH]
- コロニーをも
- 890 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/19(金) 22:40:09 ID:oKPvzmel]
- い～
いつまで上にのってるのよ
出したら早くおりてよ! おもいから～
- 891 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/20(土) 01:02:26 ID:D89NlX7q]
- というわけである。
「フハハハハ、まんまと騙されたな！ヌーブラは貰っていくぞ！」
無論ツンデレラは上空から降りてきた縄梯子に掴まると、ヘリで飛び去った。
その間にも孔明は拘束されたツンデレラを見てハァハァし続けていた。
ちなみに彼はツンデレラの裸体にハァハァしているわけではない。
彼を興奮させているのは
- 892 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/20(土) 01:30:49 ID:tFZhlYwH]
- ツンデレラの体にびっしりと書かれた
- 893 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/20(土) 02:07:59 ID:BkRH5QX5]
- 山川純一の漫画であった。
- 894 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/20(土) 11:04:38 ID:ei1g836J]
- しかし描かれている漫画の内容はちっとも面白くなく
- 895 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/20(土) 12:21:35 ID:d2dc9ipN]
- 漫画のインクが原因のアレルギー性鼻炎による鼻づまりのため
- 896 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/20(土) 22:24:42 ID:qaPD1q6q]
- かと思ったが、耳鼻科が診てもらったら
「ぬこアレルギーです」と言われてクスリを出された
クスリを飲んでみた
- 897 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/21(日) 04:22:38 ID:bJMLvpha]
- その耳鼻科は、直後に耳と鼻以外のあらゆる穴から血を吹いて死んだ。
危ないところであった。
孔明はハァハァ仲間だった耳鼻科の、尊い犠牲を生涯忘れないと誓った
- 898 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/21(日) 17:54:19 ID:0qhFC7eX]
- はずだったが
そんなの関係ねぇ！
- 899 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/21(日) 17:54:58 ID:V0kJWFZP]
- こんどは近くにいたヌコにクスリを飲ませてみた
- 900 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/21(日) 18:47:15 ID:kXapiISN]
- ヌコはオハッピーオハッピーオハッピーオハッピーオハッピーオハッピーオハッピーオハッピー
がとまらなくなった
- 901 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/21(日) 18:50:21 ID:Yqxr2/xN]
- 更に薬を飲ませてみた
- 902 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/21(日) 22:30:04 ID:mw9S05oy]
- ヌコはケツから火を噴き、宇宙の彼方へ飛んでいった
- 903 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/22(月) 15:25:14 ID:qt5H0qFj]
- だがそれはクスリのせいではなかった。
ヌコことヌコヴィッチ・マタタビスキー(ロシア系インド人)が目指す場所
それは地球の衛星軌道上に展開する謎の宇宙艦隊…
そう、ヌコは異星人のスパイだったのだ！
- 904 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/22(月) 19:59:52 ID:WWqb7rtU]
- 謎の宇宙艦隊の旗艦はオハッピー号
司令官の名は小○義雄
銀河系一マヌケな異星人達である
- 905 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/22(月) 21:06:14 ID:CsV/z8rO]
- しか～し、銀河系一オソロシイ無敵艦隊であったノダ
どんなに強大な敵であっても「そんなの関係ねぇ！」
とそのまま突っ込みコケる
そしてマヌケなものだから同士討ちまで始める
敵はあまりのアホさに笑い転げ、笑い過ぎて
そのまま笑い死にして全滅するのだ
- 906 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/22(月) 21:38:40 ID:5cOxGq06]
- これらの事について耳鼻科を診察した医師を問い詰めてみると、
- 907 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/22(月) 22:11:14 ID:toUZ0t5q]
- 完全にデタラメだった
- 908 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/23(火) 01:26:31 ID:7XvvQ4Cj]
- 一方その頃、
完全に放置プレイ状態のツンデレラは
- 909 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/23(火) 06:02:24 ID:EnQeumGM]
- 相撲界の改革に乗り出した。
- 910 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/23(火) 22:47:01 ID:8s3TYc93]
- 最初に手をつけたのはあの横綱の件であった。
- 911 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/24(水) 14:02:02 ID:jRzxtsOc]
- 世界征服を目論む大暗黒地獄川関の事である。
彼はすでに全世界の三分の一を掌握したと言われ
- 912 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/24(水) 19:58:36 ID:MkT08bAb]
- ている孔明博士の、ヤプースタジアム時代のチームメイトであった。
しかし孔明のバットとビール瓶によるしごきに耐えかねて相撲界へと逃亡したのだ。
ちなみに「相撲界」とは日本で言う「角界」のことではなく、
- 913 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/24(水) 21:01:25 ID:0Cfn7QOA]
- 「飛車界」の事である
- 914 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/24(水) 21:04:38 ID:0Cfn7QOA]
- わけでもなく、実は「歩界」のことである。
歩界とは一見使えないように思われるが、裏返ると
- 915 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/24(水) 22:34:13 ID:rUR+vvUb]
- 腐海になり、パンチラの女の子がメーヴェに乗って空を飛ぶのが見える
- 916 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 01:57:33 ID:pSOLCXhP]
- 人が勝ち組と呼ばれるという弱肉強食の世界である。
つまり既に相撲界とは関係なかった。
これにショックを受けたツンデレラはヌコ王国の使者の事を思い出した。
あと縛られたままな事も思い出した。
- 917 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 09:52:53 ID:P7zqFlys]
- 使者の趣味なのか縛り方は亀○縛りであった。
- 918 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 10:26:19 ID:pY0sUR1T]
- 亀○縛りとは、亀○一家を縛るボクシングのルールからヒントを得た縛り方である。
つまり縛られていないのと同じことなので、相撲界の改革程度なら自由にできるので、今まで忘れていたのだ。
今ツンデレラは自分と共に拉致されたという兄に思いをはせていた。
そういえばさてライトステーション佐賀店の張り紙にも「兄と共に現代に転生」とあった。
ユリザベス女皇も、オリジナルのツンデレラにはツンデリオンという兄がいたと言っていた。
これは何か関係があるに違いない。
ツンデレラは頭の奥で、封印されたシナプスがかすかに疼くのを感じた。
- 919 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 13:41:54 ID:VIjQdNse]
- ふと後ろを見ると、オレオンナがまた後頭部をつついていた。
- 920 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 16:08:32 ID:kHZba5Lu]
- 旋毛を突くと背が伸びなくなるという迷信を実践しているようだ。
- 921 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 22:04:16 ID:d77Rejdt]
- 背が伸びないどころか縮んできた
- 922 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/25(木) 23:24:30 ID:+WS9W9PL]
- 旋毛をひっぱってみた
- 923 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 04:59:31 ID:hGHtQWbi]
- シナプスがとぅるりと芋づる式に抜けた
- 924 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 16:01:39 ID:v2dClP4q]
- 大きなイモもついている。美味そうだ
- 925 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 16:42:04 ID:KIGBRe6H]
- と思った貴方は
- 926 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 19:57:12 ID:fHCWGRyK]
- 美食家である
- 927 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 20:18:22 ID:JrCJIxlO]
- 海原雄山と村田源二郎のツープラトン攻撃を喰らうことであろう
- 928 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 20:31:49 ID:LN+d/ulh]
- ことは必至
- 929 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 23:03:24 ID:Fbj/NPGo]
- それに耐えてこそ
- 930 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/26(金) 23:21:26 ID:2YdAIHa6]
- ワールドシリーズの勝ち投手になれるのだ
- 931 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/27(土) 06:14:59 ID:syWwAh/N]
- だがオレオンナはまだその域に達していない・・・！
彼女が危ない！
その時ウルトラマグナスが
- 932 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/27(土) 11:29:52 ID:Tz/IldN8]
- 俺のマグナムはすごいぜと
- 933 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/27(土) 17:17:20 ID:aTWEIdIb]
- 豪語するのであった。
だが内心、（ほんとはポークビッツなの）とひやひやしていた。
- 934 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/27(土) 18:15:11 ID:tOcKeTC/]
- オレオンナがウルトラマグナスのものを見た時のセリフ
「あっ! ほんとにすご～いw 大人でこんなにちっちゃいのって初めてみた。ちっちゃいけど一応たつんだぁ～♪」
- 935 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/27(土) 22:51:52 ID:WuLu+wdm]
- という予測がたったが、多くの識者の反応は
「オレオンナはそんなしゃべり方しねえ」
と冷ややかなものであったという。
そして実際どうなったかというとオレオンナはさっさとツンデレラと共にバスに乗ってヌコ帝国へと向かった。
道中、
- 936 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/28(日) 11:49:39 ID:xdkviulJ]
- 珍しい宝イベントが起きた。
これが本当の
- 937 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/28(日) 14:40:39 ID:UwrstyJC]
- 宝だったらどれだけ良かっただろうか。
- 938 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/28(日) 16:32:15 ID:8mJOKo/h]
- イベントで手に入った酒が宝酒造の「松竹梅」ではなく、白鶴酒造「白鶴」であった事を嘆く孔明
- 939 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/28(日) 17:04:32 ID:0r4aXgFU]
- の等身大フィギュアが
- 940 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/28(日) 21:30:51 ID:y8bi3l29]
- ヤオフクで50円で売られていた
- 941 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/28(日) 23:21:45 ID:F2n2qUlg]
- などという情報は宝とは言い難いだろう。
孔明自身は、そんな自分のフィギュアが作られていた事に驚いていたようだが。
そんなこんなで一行はヌコ帝国に到着した。
使者ぬこの案内で大きな宮殿の中に入ると、
- 942 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/29(月) 06:54:39 ID:3Timj3pv]
- そこは棺で埋め尽くされていた。
使者ぬこ「この冬にぬこインフルエンザが大流行しまして
にょ
- 943 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/29(月) 10:42:28 ID:PFAmaBsT]
- 取り敢えずタミフルでいいかとタミフルを大量に処方した所、
副作用で
- 944 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/29(月) 20:45:23 ID:0OZwS73m]
- マタタビ酒中毒になったにょ
- 945 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/29(月) 21:23:06 ID:+PoIDHkW]
- ・・・・・・ちょっと待つにょ！
尿が漏れそうだにょっ！！
- 946 名前：名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ mailto:sage [2007/10/29(月) 22:58:36 ID:CfmKfdwy]
- みんなアルコール性肝炎と膀胱炎を悪化させて棺の中にょ
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