- 351 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2011/06/27(月) 13:24:30.66 ID:WVdBoM2/]
- 私はあさおんの秘密を解き明かすためにロシアへと飛んだ。
慣れない飛行機と気候のせいで一日で寝込んでしまった自分に軟弱だと罵倒をあびせつつ一日目を終了した。 妙だ。目が覚めたら異様に身体が軽い。昨日の事が嘘のようだ。 とりあえず私は顔を洗うために起き上がろうと手をベッドにつき起き上がろうとしたら、まるで長い髪が引っ張られるかのようにベッドから転げ落ちてしまった。 「きゃっ」と短い若い女性の悲鳴。しまった。ホテルの人が来ていたのか。恥ずかしい所を見られてしまった。 これは早く謝らなくてはと考えている内に「すいません」とまた同じ声が聞こえた。 私はドアの方を見たがそこには誰も居なかった。 あちらも恥ずかしかったのだろう。私は今できたばっかりのたんこぶをさすりつつ、後できちんと謝ろうと決意した。 しかし可愛らしい声だった。あのような可愛らしい声の持ち主は容姿も可愛らしいに違いない。 そんな事を考えつつ洗面所に立つと、その可愛らしい声が似合いそうな少女が頭のたんこぶをさすりながらこちらを覗き込んでいた。 まだ眠そうだ。
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