- 101 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ mailto:sage [2011/04/16(土) 00:21:10.42 ID:r5Fjmr1z]
- ――神霊は自分を受け入れてくれる人を求めているようだった。
暗くて土くさい霊廟の中。霊達の幽かな灯りが辺りを照らすが、 すぐに闇に吸収され、全容を明るみにさらす事が出来ない。 そこで神霊は悟るのだった。 我々個々人の、稼ぎたいとか弾幕に当りたくないとか、ましてや スペルカードを使いたいとか、そんな小さな欲を聞き入れる者など 幻想だと。その程度の欲は結局自らの努力無しには成就されないと。 それでも一縷の望みをかけて神霊は一心不乱に闇を進む。 そうして自分が生まれた原因も掴めぬまま、無に帰すのだ。 その様子を見てほくそ笑む者がいた事に気付かぬまま果てるのだ。 復活が近いことに笑みを浮かべ―― そして復讐を誓った。 フラグも立ったし魅魔様くれ。
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