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【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る6



1 名前:名無し三等兵 [2012/01/27(金) 02:59:27.57 ID:eAiXmLB9]
大日本帝国の砲兵が使う火砲全般を語りましょう。

・砲兵以外の兵科が扱う小口径火器についてはスレ違いです。
・自走砲は可、砲戦車は不可。
・火砲と無関係な雑談(戦略論など)や脱線はご遠慮下さい。

前スレ
【加・榴・高・速・迫】旧日本軍の火砲を語る5
toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1325594528/
過去スレ
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る4
toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1323784862/
【加農・榴弾】旧日本軍の火砲を語る【高射・速射】
toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1314807489/
旧日本軍の火砲を語るスレ2
toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1319478207/
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る2 (実質3スレ目)
toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1319479883/

■関連スレ
【6.5】旧日本軍の歩兵火器を語る9【7.7】
toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1322188154/

239 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:04:31.65 ID:???]
何時の世も男はエロネタには弱いのよ・・・。


240 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:05:06.57 ID:???]
>>33
>>222
イタリアむけの輸出仕様でないのか?
その口径はトルコ、東欧でも需要はあるよね

241 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:12:03.16 ID:???]
>>240
あぁ、イタリア東欧トルコ向けか
ありそうですね

242 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:24:07.80 ID:???]
イタリアに鹵獲以外でフランスの15cm砲って何かあったっけ

243 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:27:05.08 ID:???]
ドイツ軍が工場接収後に生産させるなら、口径149.1mmが砲弾補給で
便利だったろうね
たしかGPF155mmカノンは本来シュナイダー製ではないんだったか?
一次大戦で別のシュナイダー155mmがあるし、サンシャモン製も
サンシャモンやらを吸収合併くりかえしてシュナイダーが75mm口径以上を独占状態
になったから結果的にのはず


244 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:40:26.42 ID:???]
>>242
145mm海軍砲を155mmにボア・アップしたサンシャモン加農のやつはイタリア軍
であるね。これは正規購入のはず。さらにドイツ軍が捕獲の写真あり
口径は149.1mmだったかは不明
ルノーR35、ソミュア35もフランスから接収してるし、正規ライセンス生産
のM1913 105mmもある

イタリア戦線で泥濘のなかGPF155mmの放棄された写真があるが、
ドイツ軍がフランスで接収してイタリアにもちこんだものなのか、イタリア
軍から再捕獲したものかは不明

245 名前:242 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:50:40.25 ID:???]
訂正
サン・シャモン製155mm?をドイツ兵が使用してる写真はあるが
元の持ち主がフランス、イタリアのどちらかだったかは不明
同砲がイタリア軍も使用してたことが判明してるだけで

246 名前:245 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:52:28.16 ID:???]
ごめん242でなく、おれは244だ

247 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 00:52:37.48 ID:???]
GPFって確か本来は国営工廠製じゃなかったか?
75mm野砲と出所は一緒だったような



248 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:15:21.30 ID:???]
>>245
それもおそらくフランスから接収したものではないでしょうか
フランス軍からイタリア軍はかなりの数の火砲を接収しています
その際GPFの155mmカノンもいくらか接収していたようです

あとフランス製戦車はドイツ経由で入手しており直接接収したわけではなかったはず

249 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:27:06.80 ID:???]
>>247
プリンス自動車のスカイラインみたいな存在だと思う
喩えが若い人にはわからないかな…

250 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:34:51.37 ID:???]
>>249
ようは>>243みたいな話で意味はわかるが
その例えはなんか違う気がするw

251 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:35:21.79 ID:???]
>>243
本来も何もGPFはGrande Puissance Fillouxの略で
Filloux(大佐)の大威力砲って意味でプトー工廠で開発されたもの
初期の製造はプトーと自動車会社のルノーで行われたそうな

252 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:39:57.80 ID:???]
>>251
ありがとうモヤモヤが氷解したよ

253 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:41:56.19 ID:???]
>>244-246
落ち着けw
イタリア軍はWW1で155mmをフランスから供給してもらってるけど
こいつはシュナイダーの1917でサンシャモンのじゃない

254 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:46:00.36 ID:???]
>>253
えっ?おれのソースのグランパのドイツ砲特集ではそう書いてあったよ
90年代の本だから内容が旧すぎるのか…

255 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:46:19.51 ID:???]
フランスはあのクラスの火砲が多くてよくわからんw
列車砲程カオスではないが

256 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:56:14.15 ID:???]
>>236
乙です
BTを相手に75mm以上の火砲を有する砲兵部隊で
対戦車戦闘したら当然の結果ですね

257 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 01:59:22.66 ID:???]
>>254
イタリア軍もフランス軍から同じ砲を接収して使ってたんじゃないの?
イタリア軍は鹵獲したML-20なんかも沿岸砲として使ってたりするし



258 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:01:00.21 ID:???]
>>254
ああごめん、調べなおしたらややこしかった
145/155の原型たる145は多くが155に改造され
無改造のは1920年にルーマニアに売り飛ばされたのが確定らしい
んで155/145はGPFより射程有るけど重たいことが嫌われて
WW1後に捨てられたらしい(どうなったかは不明、売られた可能性は高い)

だからWW1中にシュナイダーの155を供給してもらってたイタリアが
捨てるならくれって購入した可能性は勿論あると思うし
フランスが戦間期に145/155を捨ててるならWW2序盤に枢軸が鹵獲することもないから
イタリアが使ってたサンシャモン砲は恐らくWW1後に廃物を貰ってきたものだろう

つまり俺が間違ってたスマヌ

259 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:05:07.03 ID:???]
ソ連の152mm加農榴弾砲をねえ。ドイツ軍が大西洋城砦に据えつけてる写真の本は
もってるけど、イタリアのやつも是非とも拝みたいもんだ

260 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:07:18.17 ID:???]
イタリアも沿岸砲大好きよね
国軍の沿岸砲、要塞砲の師匠でもあるし

261 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:08:26.61 ID:???]
>>258
つまりイタリア人は蚤の市とかリサイクルショップの買い物が得意という
ことですね。解ります。

262 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:14:46.01 ID:???]
日本陸軍が興味持ってた24cmK3ってなんか凄い仰角を掛けてる写真が残ってるが
あんなのが撃ち出した砲弾がほぼ垂直に降ってくるとか最悪だね

263 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:17:54.56 ID:???]
>>259
A-19なら
www.italie1935-45.com/RE/histoire/captureurss7.html

264 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:21:33.37 ID:???]
>>263
122mmのほうだね。ありがとう。イタリアがらみだとスレが伸びるのは、
やはり本スレが荒れてるからなのでせうか?


265 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:22:56.98 ID:???]
と言うかなんだかんだで国軍砲兵科とイタリアは縁深いからねぇ

266 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:25:09.28 ID:???]
グリロー少佐とかね

267 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:28:01.16 ID:???]
逆にチェコとはびっくりする程縁が薄い我が家の砲兵
スウェーデンともあまり深い仲じゃないよなあ
繋がりは鹵獲でみたいな感じだし



268 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:32:10.65 ID:???]
改造十四年と七糎七があるでないのよ、って充分マイナーだよな
チェコ軽機は有名だけど

269 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:43:45.41 ID:???]
大砲入門にイタリアから四メートル基線測高機を購入したことがタ弾や電波標定機と並んで書かれている

四十年代になってもこの分野ではイタリアの方が進んでいたんだろうな

270 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:51:10.38 ID:???]
黎明期で無線の技術はマルコーニ技師だったか

271 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 02:58:35.02 ID:???]
戦後もイタリアは幾つか傑作火砲を産み出してるし
防衛産業でもデカい輸出企業があるし得意な分野はさすがって感じ

272 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 03:10:45.29 ID:???]
三菱東京製作所は魚雷艇のディーゼルエンジンにイタリアの920馬力
イソタ・フラスキーニ社製のエンジンを模して71号6型を製造しようとしたが、
うまくいかなかった
さらに2000馬力のダイムラーベンツMB501をライセンス生産すべく購入し調査
すると、3m半のクランクシャフトとクランクケースに一万分の1mmの精度が
要求され、さらには20気筒のピストンを高速で回転させるのは至難の技だった
もし、一箇所でもうまく作動しなければ、ものすごい振動でエンジンが
自壊してしまう
それでUボートで製造技術を会得させようと技師を送ったが、イ52は撃沈されて
しまった

273 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 03:20:51.93 ID:???]
ごめん、イタリア製エンジンはガソリンだ

274 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 03:23:24.15 ID:???]
すまん、さらにはイ52はUボートでない日本海軍の大型潜水艦だ

275 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 04:40:36.44 ID:???]
>>113
>>125
これ四年式十五糎榴弾砲と三八式十五糎榴弾砲装備部隊の内幾つかは九六式十五糎榴弾砲に装備改編されたのかな?
明らかに生産数と合致しないしなぁ

276 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 05:41:39.64 ID:???]
>>272
71号6型は上手く行かなかったんじゃなくて
航空エンジンと同様に素材制限のせいで生産速度が上がらなかっただけ
(それも数百隻の魚雷艇を一気に作ろうという大量製造に追いつかなかっただけ)
作れた分は相応にちゃんと動いてるし比較的短期間に200基以上製造されてる
あれを「上手く行かなかった」とするのは少し疑問符が付く

277 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 05:49:38.85 ID:???]
日本の魚雷艇建造計画は無茶言い過ぎ
それでもミッドウェー占領に成功してたら
持ち込む予定でこれはマーシャルに転用されてるから
俗説とは違いそれなりの出来の物をそれなりのペースで送り出してたようだが



278 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 07:21:46.36 ID:???]
>>276
生産技術にハードル高かったのは、たしかなんだよ
昭和十五年にエンジン買って、ようやく生産の目処がつくのが十八年末だから

日本舟艇協会の会長 丹羽誠一氏は、当時海軍横須賀工廠で魚雷艇の
開発をしていた
「当時、イタリアのエンジンをコピーした71号6型というエンジンを製造
していましたが、求められる部品の精度が高くて、日本では量産できませんでした」
と「消えた潜水艦イ52」にある

279 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 07:56:19.01 ID:???]
>>258
当該砲のドイツ軍名称は155mm K 420(f)もしくは155mm K 420(i)
戦前にイタリアに輸出してるそうだ
グランド・パワー96/1より

火砲のドイツ軍捕獲コードは製造国でなく使用国でつけているね
おなじ砲でも()内が異なるものがいくつもある
47mmベーラー砲とか、これはイタリアでも製造してるけど

280 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 08:21:07.48 ID:???]
>>275
ごめん、平成7年刊 丸別冊「本土決戦と終戦」の写真総集 日本陸軍の火砲
佐山解説には四年式の生産門数は記述がないね
wikiの280門は新人物往来社本からの由来だろう

281 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 16:16:24.96 ID:???]
>>278
だからそれが一面しかものを見ないでの言葉な
日本でマトモなエンジン製造できる工場や工作機や人間は飛行機に取られたので
魚雷艇用エンジンに回せる人材や設備では苦労があったというだけ
そして製品が出せる様になったら一年で200以上完成してるので
これは同時期の艦爆撃彗星のアツタや三式戦2型のエンジンと比べても多いペース

現実として71号を搭載した船舶が何十隻もあるんだよ

282 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 16:39:12.18 ID:???]
>苦労があったというだけ

問題大ありだろう、その内容は


283 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 17:04:56.91 ID:???]
>>282
舶用低速ディーゼルしか経験の無い工場に
いきなり航空機並みの高速ガソリンやれといわれたら苦労するのは当然で
「日本じゃ避けられない」のか「この工場が足りなかった」のかは別なんだわ

ちなみにP-51のエンジンもパッカード社がライセンス品を送り出すのに2年かかってる
エンジンのライセンス生産ってな手間取るもんなんだよ

284 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 17:37:26.22 ID:???]
グランパを三冊買ったんで、いくつかの砲の生産数が判明したよ

まず立ち読みなんで忘れぬうちに三八式野砲2599門

つぎに2009/9号 四年式十五糎榴弾砲は大正末には年産20〜30門のペースで
製造を続け、昭和3年までに約300門製造した。
その後も昭和11年から13年にかけて約35門、太平洋戦争に入ってからも約80門
製造した。大阪造兵廠第一製造所が調査した火砲製造完成数には、本砲は
414門製造とある

とまあ佐山解説。あとふたつの砲はみんなが知りたがってるヤツだ
リクエストあればupするよ


285 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 17:47:45.44 ID:???]
陸軍の最後の大拡張の遥か前に生産停止してるのに2600門とは凄いな
一個師団に36門ずつ配っても60個師団以上武装できるとは(当然減耗補充とかも大いにされてるんだろうけど)
そりゃ、更新も進まんわけだよね・・・

286 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 17:51:31.88 ID:???]
これも立ち読みだったんで忘れぬうちに、九九式十糎山砲はたしか104門

287 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 17:58:35.50 ID:???]
>>272
>>276
この経験が奇跡のZC707につながるわけですよコレが。
戦後米海軍学校で5年間性能試験されるくらいの出来。



288 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 18:03:13.76 ID:???]
>>280
書き方が悪かったです
九六式十五糎榴弾砲の生産数を考えると海没分や補充分、本土に残置された分を考慮しても
本来もう少し行き渡ってもよさそうだから
幾つかの野戦重砲兵部隊は九六式十五糎榴弾砲に改編されたのかなと

>>284
>>286
三八式野砲は直輸入400門、ノックダウン生産400門はよく見る数字なので
ライセンス生産分は1800門近いのか
四年式十五糎榴弾砲のこの昭和11年からの分は支那方面や満ソ国境方面への緊張対応と
九六式の遅れに対応した再生産かな?
大東亜戦争中の分も含めて何処で造ったのか気になる
意外に名古屋工廠とかでも作れそうなんだけどなぁ

九九式十糎山砲はやっぱり100門は作ってたのか
残りも気になる

289 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 18:09:31.71 ID:???]
>>287
ZC707を造った経験を本当に戦後の血肉になったみたいね
アメリカもびっくりだし

今ある方ではなくちょっと前のチトスレでも話題になってたな


後、魚雷艇ってスラバヤの現地工廠でも試しに造らせたんだね

290 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 18:34:20.64 ID:???]
お次は四一式山砲

大阪造兵廠第一製造所が昭和17年10月末(おきまりのフレーズだな、書き込み者注)
に調査した火砲製造完成数には、本砲は1868門製造とある。
 また、昭和18年3月末における整備状況調査によると17年度に四一式山砲(歩兵用)
を601門製造している。本土決戦に備えた昭和20年度火砲調達計画に四一式山砲
(歩兵用)300門がある。
7月までに名古屋造兵廠熱田兵器製造所で70門製造した。終戦時に四一式山砲(歩兵用)
の完成品24門、半途品25門、砲身の半途品122門分が熱田製造所にあった。

・・・昼夜連勤なんで、いちど寝るよ

291 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 19:59:59.16 ID:???]
>>290

この記述を見るに17年度末の段階で最大2300門近くあったのか
ただそれでも三八式野砲より少ないしほぼ全戦線で連隊や独立混成旅団が所持してた事を考えると
少し少ないような気がする

毎度お馴染み昭和17年10月末の大阪砲兵工廠の製造数調査って
他の工廠、工場、製造所での製造分も込みなのかなぁ?

292 名前:名無し三等兵 [2012/01/31(火) 20:41:59.98 ID:zYFSi3GQ]
九四式山砲は大阪砲兵工廠と名古屋工廠合わせて1600門近く造ったらしい

293 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 21:32:23.77 ID:???]
寝てるうちに292に先を越されてしまったかな。まぁいいや詳細を書くよ

で九四式山砲グランパ2008/12号

本砲は大阪陸軍造兵廠および名古屋陸軍造兵廠で、昭和10年度から20年度までに
約1500門製造したと推定される。昭和20年度にも4月から7月までに名古屋陸軍
造兵廠は豊和重工業に注文して32門、大阪造兵廠は神戸製鋼所に注文して10門
を製作した。
終戦時に本砲の完成品41門が熱田製造所に、半途品30門が神戸製鋼所にあった
ほか、砲身の半途品66門分が豊和重工業西春工場にあった。

グランパ買ってりゃ、1スレ目から判明してることだったな。
あと、今日は神保町で虎頭要塞の調査研究報告書も買った。それはのちのち
のupということで
あちこちの店覗いて、前にでてる野重七連隊史もあったし、砲兵沿革史も二冊分あったよ。


294 名前:293 mailto:sage [2012/01/31(火) 21:45:45.62 ID:???]
睡魔に負けて抜けてたが、四年式の補遺

414門はお約束の昭和17年10月末の数字。奉天ほかで生産してたとすると
500門越えは夢でないかも

295 名前:名無し三等兵 [2012/01/31(火) 22:24:30.37 ID:tf3TpNlx]
四式十五榴の生産が大阪以外の奉天なんかで昭和20年度まで作られたのなら
本当に500門の大台に乗ってるかもね

296 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 22:52:01.46 ID:???]
これだけいままでの数と違ってくるとショックだよな
おそらく以前の生産数は大阪造兵廠のみの生産数だったんだよ
しかも昭和17年10月末のディフォで

297 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 22:59:24.22 ID:???]
ただ四年式15Hは本来昭和17年10月末の数字でも400門越えだし
野戦重砲兵連隊、大隊の部隊数を見れば不自然なの丸わかりだった筈なのにね
人間思い込みの作用は怖いね



298 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:17:54.67 ID:???]
こうなると九二式十糎加農の生産数も気になる

299 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:20:10.89 ID:???]
グランドパワー買う人間が圧倒的少数派なんだろうな
値段が高めなのはあるけど、洋書よりはずっと安くて日本語で読めるのが
多大のメリットなんだが
おれも特集でよほど興味ある号か、再編集の合本化したやつしか買わないし
情報の精度が玉石混交の無料のネットかNF文庫ぐらいになってしまう
やはり趣味の世界も実力がおなじなら、熱意があってカネもそそげるやつ
が有利なんだろう
情報の精度の見極め、ネットの検索スキルなんかも関係するだろうが

300 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:23:18.21 ID:???]
ちなみに十四年式十糎加農も実は確定数ではないかも?って話を聞いた事がある

301 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:25:47.66 ID:???]
>>298
その号はもってるけど、生産門数には進展ないよ

302 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:30:28.24 ID:???]
なら九二式十糎加農の180門って昭和17年10月末の大阪砲兵工廠の調査ではなく
昭和20年度分まで上乗せしてる数字なのか?

303 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:36:35.25 ID:???]
>>302
部屋に埋もれていて当該号がみつからないんだけど、そういった年月ごと
の生産門数は記載はまったくなくて推定180門のはず
九六式十五榴の記述は初代スレのとおりだね


304 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/01/31(火) 23:51:12.19 ID:???]
>>303
九二式十加については推定なんですね
九六式十五榴は2スレ目で600門に達してるかもとか書かれていたけど


後、九六式十五榴って弾帯を変えたら九二式十加の弾丸も撃てるんだね

305 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:01:14.18 ID:???]
>>284
乙乙
これまた皇軍基準では大量だね

大変恐縮だけど、改造三八式野砲はどれくらいだったんだろ
新規製造と文字通りの改造分とで…

306 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:03:26.57 ID:???]
改造三八式野砲ってみんな三八式野砲からの改修でないの?
改造三八式野砲として新造された分ってあるのかな?

307 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:06:53.62 ID:???]
>>305
土曜日でも神保町いって、またバックナンバー買ってきますよ
今度は新本割引で号がなかったら古本かも…
あまり期待しないで待っててくだされ



308 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:15:43.80 ID:???]
九二式10Kの180門って九六式15Hの440門とセットで雑誌とかでもよく見るし
九二式10Kの数字も17年10月時点での数字でないかなあ?

309 名前:43 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:17:22.74 ID:???]
ホルステン河両岸地区での戦闘A(第2大隊・聯隊本部)
防御態勢に入った第2大隊と聯隊本部は、引き続き戦車と歩兵による包囲攻撃を受け続けていた。
砲を壕に入れ、射撃の時のみ牽引して引き出し射撃、またすぐに壕に入れるという形で、
場合によっては射距離数百から数十メートルの水平射撃により対戦車・対歩兵射撃を行った。
榴散弾を使ったという回想もある。
また隣接する野重一と連絡を取り、十加の死角範囲を十五榴で射撃するという協定を締結している。
激しい戦闘の中で火砲や戦車による攻撃により多数の死傷者を出し、火砲には損害が出た。

当初大隊・聯隊本部は同一陣地にあったが、第3・第4中隊はそれぞれ別の陣地にあって戦闘を展開していたが、
23日夜に第3中隊が戦車の包囲攻撃を受けたため本部から救援部隊を出し、両者は本部陣地に合流した。

25日ごろまではまだそこまで敵の攻撃は苛烈ではなかったようで、例えば25日には負傷兵をトラックによりノモンハンへ後送、
途中戦車の追撃を受けたがこれを振り切り野戦病院へと無事到着しているほか、野重一に伝令を送り爾後の戦闘について調整を行っている。
しかしノモンハンにあった段列への連絡線は事実上遮断されており、継続的な補給は不可能、通信は無線により行っていた。
もっとも、ノモンハンにも残弾は殆どなかったようであるが。
22日から24日までの射撃弾数は、大隊全体で1日100発前後だった。

310 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:19:22.81 ID:???]
九二式10Kって太平洋だと緒戦(第1砲兵隊)とガ島以外あんまパッとせんな

311 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:29:12.44 ID:???]
>>310
これこれ、せっかく43が装備連隊の戦史を書いているのに

312 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:30:29.77 ID:???]
>>309
>大隊全体で1日100発前後だった
うーむ…

313 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:35:19.74 ID:???]
>>309
もうボロボロですやん……

314 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:37:40.05 ID:???]
>>310
>>113>>125が上げてくれた九二式十糎加農装備の連隊、大隊の戦歴を調べたら
輝いた瞬間がわかるかも……

315 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:39:50.54 ID:???]
ただ「ノモンハンで日本軍砲兵部隊は一方的に壊滅」って従来の定説で片付けるのはダメだよね
対砲兵戦はともかく、火砲の白兵戦とでも言うべきなこの対戦車対歩兵戦は凄い

>>311
あくまで「太平洋(大東亜戦争)」ではって意味ね

316 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:41:21.48 ID:???]
まあ、WW1後の砲兵としては対砲兵戦で圧倒され大敗すると
ぼろ負けと言われても仕方ないかと

317 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:44:03.87 ID:???]
唯でさえ「九四式三十七粍砲はノモンハンでは役立たずだった」なんていう
トンデモ話が定説だったくらい不遇だからな皇軍砲兵は



318 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:49:02.29 ID:???]
九四式三十七粍速射砲は対砲兵戦の不振を尻目にむしろ無双だからな
おかげでやっぱり対戦車は速射砲だろいょっしゃーって感じになったがw

319 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:50:03.23 ID:???]
>>309
>場合によっては射距離数百から数十メートルの水平射撃により対戦車・対歩兵射撃を行った。
ここまで踏み込まれちゃってたのか

320 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:56:27.19 ID:???]
海軍を尻目に陸軍砲兵が再評価されてるのはいいことだ

321 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 00:56:49.87 ID:???]
>>317
いい戦果だ。感動的だな。だが歩兵科だ。

322 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 02:37:53.65 ID:???]
一式四十七粍速射砲も製造は大阪砲兵工廠と名古屋工廠で良いのかな?
後、一式四十七粍速射砲の初陣は多分47mmチハ同様緒戦のフィリピンなのだろうけど
次の投入地って何処なんでしょうか?
なんか記録見てもよく見掛けるのは44年辺りまで一気に飛ぶような
47mmチハにしてもそうですが

323 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 02:49:09.24 ID:???]
九二式10K装備の独立野戦重砲兵第15連隊って中支に居たのか
てか野戦重砲兵連隊なのに独立を関してるのはなんでだろ?

第8連隊は飯能だし
確かに九二式10K装備部隊は数も相まって地味になるのはわかる気がする

324 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 03:48:00.70 ID:???]
陸大のあの文書だと、10Kを装備するのが「独立野重」で15Hが通常の「野重」って
住み分けしてるっぽい事書いてるけど実際は違うよね
単に野戦重砲兵旅団があった頃(野重連隊が師団砲兵)の名残?

325 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 03:50:58.95 ID:???]
ただ大東亜戦争後やそれこそ本土決戦準備で編んだ部隊も
特に独立とか付いてないし、なんで思い出したように独立が付くのかわからない

326 名前:名無し三等兵 [2012/02/01(水) 04:01:49.50 ID:NiKaSSla]
国軍の部隊命名にはいまいち統一性に欠けると言うか唐突感を感じるものが割りとあるね

327 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 04:29:25.52 ID:???]
迫撃砲(大隊)と迫撃(大隊)ってどう違うんでしょうか中隊長殿



328 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 04:37:23.43 ID:???]
野戦重砲兵第21大隊って18D"菊"に編合されていれけど
山砲兵第18連隊と一体運用されていたの?

329 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 17:18:54.39 ID:???]
ビルマの山砲なら対戦車戦闘で大活躍って過去スレでも出てたね

330 名前:名無し三等兵 mailto:age [2012/02/01(水) 17:38:16.35 ID:???]
タ弾萌え

331 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 20:07:57.07 ID:???]
九二式十糎加農装備部隊の内野戦重砲兵第7連隊が南東方面に転出
野戦重砲兵第8連隊が本土に残置、野戦重砲兵第22連隊がフィリピン、独立野戦重砲兵第15連隊が中支、野戦重砲兵第9大隊がビルマ
調べたら意外に武勇伝がある気がしないでもないなぁ
特に中支の独立第15連隊とビルマの第9大隊
後、野戦重砲兵第18連隊って満州に居たみたいだが終戦時は何処に居たの?関東軍に見当たらないが……

332 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 20:55:11.34 ID:???]
>>331
野戦重砲兵第18連隊
昭和14年11月 野戦重砲兵第17連隊補充隊(国府台)で編成
昭和16年7月 関東軍(関特演)
昭和16年11月 第25軍(マレー〜シンガポール)
昭和17年3月 第15軍(ビルマ)
昭和19年12月 野重第9大隊に改編され解隊(>>119)

333 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 21:14:37.18 ID:???]
戦史叢書昭和二十年の支那派遣軍〈1〉の462p〜465pに香港砲兵隊の記述あり
装備は第1中隊に10吋K砲塔(ただ記述を読むに実口径は二十四加臭い)が2、6吋(十五加)砲塔が4
増加装備に3吋A×4
第2中隊が10H×4、増加装備に3吋A×4
第3中隊に軽迫×8、増加装備に三一式山砲×4と後BAとあるが詳細不明
第4中隊は88AA×6の高射砲部隊

二十四加砲塔は約三吋の鋼製掩蓋有り、砲床はコンクリートで
地下弾薬庫、地下動力室有り、圧縮空気作動
コンクリート掩蓋も追加されたらしい
十五加の内2門は簡易砲台、2門は洞窟陣地
更に野砲2門分の洞窟陣地有り、砲爆撃への抗堪力は大

第4中隊は現陣地で防空に専念
果たせなくなれば徒歩部隊となり洞窟陣地を死守すべし

第2、3中隊は地形と火砲が雑多な影響で火力の統一困難な為
歩兵砲的運用を行い訓練準備する
次いでに第2、3中隊の増加装備の野砲(3吋らしいが種類不明)、三一式山砲は当初保管装備扱いだったらしいが
現地召集(以前から在郷軍人の教育召集は数回していた模様)で部隊を編成してこれらの装備に
更に九糎臼砲も保管していたらしく九臼4門で新たに中隊編成
後、463pの地図を見る限り種類不明だが10K〜36Kまでの加農を有する砲台が追加で各所にあるみたい
多分鹵獲火砲でしょうね

334 名前:333 mailto:sage [2012/02/01(水) 21:32:16.61 ID:???]
ああ、書き方的に第3中隊三一式山砲とBAは別かと思ったが三一式BAって事なのかな
鹵獲山砲でも別にあるのかと思ったが

335 名前:43 mailto:sage [2012/02/01(水) 21:32:58.34 ID:???]
>>323
今書いてるノモンハン前後の野重七の場合、動員前までは野戦重砲兵第七聯隊だけど、
6月に動員がかかると「独立」が冠せられ(動員完結の件:C04121208100)、
戦闘後の12月には戦時編制が改編されて「独立」が外れてるね(編制完結の件:C01005952700)。
野重七には「独立」がつくのに、野重一は動員しても「独立」がついてない不思議。
平時の編制関係から外れて直属の上級部隊が無くなると「独立」が付くのかなあ。

あと面白そうなサイト
ttp://tose.sadao310.com/
九二式十加を装備していた、独立野戦重砲兵第十五聯隊段列に所属していた人の息子さんが作ったページ。

336 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/01(水) 21:58:24.30 ID:???]
>>332
野戦重砲兵第9大隊が後身だったのですね
てか、最初から南方に居たのに気付かなかったw
マレー、シンガポール、ビルマと存分に活躍してそう

337 名前:43 mailto:sage [2012/02/01(水) 22:10:24.43 ID:???]
ホルステン河両岸地区での戦闘B(第2大隊・聯隊本部)
8月25日から26日にかけて、敵の攻撃が次第に活発化するとともに、弾薬その他物資の欠乏が深刻となっていった。
特に真水は数日前に河川からの取水部隊が撤退したため、調達が非常に困難になっていた。
本部陣地では第3中隊の火砲により直接射撃を行う一方、25日前後に小火器や敵戦車から捕獲した機関銃による自衛部隊を編成、敵歩兵と戦闘を展開した。
一方第4中隊は放列前方(ノモンハン方向)に弾薬を集積していたが、26日夕方、
攻撃が緩んだ時期を見計らって補給を行おうとしたもののソ連軍の攻撃にあいトラックは炎上、乗員3名が戦死した。
深刻な弾薬不足のため、中隊は本部陣地に救援を求める伝令を派遣、近辺で戦車や歩兵がうごめく中、気配を押し殺して過ごした。

27日、本部からの救援部隊が到着、誘導に従い第4中隊も本部陣地へ合流。
移動中に戦車から攻撃を受けたが、その場で砲を展開してこれを撃退した。
すでに使用可能な火砲は大幅に減少しており、これを背面配置するとともに自衛部隊を全周に配置し、敵を制圧し続けた。
昼ごろには書類のほか残存火砲を含む各種装備の処分を実施した。
火砲1門と弾薬車1両以外のほぼ全ての火砲・車両が処分された。焼却の火炎に対して敵砲兵から集中砲火が加えられた。
なお、聯隊長は戦後のインタビューにおいて、「書類焼却を車両焼却と聞き間違えた」と述べたという(ttp://d.hatena.ne.jp/maroon_lance/20090610/1244634237)。
しかし完全にすべての車両を処分したわけではなかったらしく、少数はその後の撤退に際し使用されている。
同日午後、壕の上部で敵情を監視していた第2大隊長近藤少佐は、頭部を銃撃されて戦死した。



338 名前:43 mailto:sage [2012/02/01(水) 22:11:11.21 ID:???]
ホルステン河両岸地区での戦闘C(第2大隊・聯隊本部)
大隊長や中隊長は玉砕覚悟の訓示を行ったが、翌28日、聯隊長はノモンハン方面への転進命令を発令、弾薬車と火砲は人力牽引された。
しかし旧段列陣地付近で敵戦車多数に遭遇、軽い弾薬車が先行していたため弾薬が続かず、直後に戦車に向けて突撃した十数名は戦死した。
それ以外の将兵は周囲の隠匿された横穴(段列用に構築したもの)に避難した。
こうして、第2大隊最後の十加は失われた。

以降は小グループに分かれ、各自が自力でノモンハンを目指した。多くの将兵はおおよそ9月1日前後には友軍の線に到達したようである。
なお、あまり果敢に陣地攻撃を仕掛けないなど、ソ連軍の攻撃は全体的に積極性を欠いていたようだ。
もっとも物資弾薬が欠乏状態なのは明らかだったし、撤退した陣地を次々と占領していたから、戦闘不能になるのを待っていたのかもしれない。
また、この撤退の際聯隊長が兵服を着用していたとする数人の回想がある。

@からCの期間における戦死者は第2大隊長、聯隊副官を含め78名、戦傷者は73名、
装備の損失は火砲8門牽引車16両のほか各種車両。

339 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2012/02/02(木) 00:25:37.23 ID:???]
>>335
>>337-338
乙です

どういう基準で独立を冠するかよくわからないなぁ
そのサイトは中々興味深い

ノモンハン戦もこの時期になると悲惨だなぁ
完全に砲兵としては活動停止状態に






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