- 855 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2019/02/08(金) 15:40:26.07 ID:xqyhnSITa.net]
- >>806
じゃあさ、トランプ前のアメリカが「世界の警察」「民主主義の守護者」とか言ってたの、 リップサービスだってソース出せる? 実際は全然そうじゃないってのは、利害に関係ない場所での紛争は完全スルーとか、 むしろ自分の国の国益の為なら、非民主主義独裁政権でも平気で支援したっていう 事実の積み重ねが、口先だけのリップサービスだと証明する訳だ。 ヨーロッパ優先も同じ事。 上でも挙げたような事実を。実際の行動を見ていけば、ヨーロッパ優先なんてのが 口先だけだと理解できる。 フィリピンの話なんかは正にそう。 対日戦だけを考えれば別にやらなくてもいい作戦だった。 なのに実行したのは、マッカーサーの面子。ひいては戦後フィリピンに強い影響力を 与えるための、政治判断に基づいた作戦だ。 太平洋戦線はヨーロッパと違って、アメリカの国益に直結する戦場なんだよ。 なので積極的に軍を出す。 一方ヨーロッパにはなるべく兵力を出したくない。特に地上戦なんてやりたくないので、 北アフリカという支戦線から入り、次はイタリア。ノルマンディーまで散々引っ張った。 おかげでヤルタ会談ではソ連に主導権握られて、ポーランド亡命政府を抱えるイギリスが 自由ポーランドの実現に固執したのに、結局なし崩し的にソ連の支配下に組み込まれていくのを 傍観している事になった。 そこにアメリカの国益は存在しない(と当時は考えられていた)からね。
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