1 名前:名無し下士官 mailto:age [02/10/19 08:49 ID:???] 前スレ hobby.2ch.net/test/read.cgi/army/1009497643/l50 前々スレ yasai.2ch.net/test/read.cgi/army/980501031/ ・「この本は絶対読んどけ」「この本は糞」等を 推薦、批判理由と共にお願いします。 ・また「○○について詳しい本はありませんか?」等の 質問、回答も出し合いましょう。 では、マターリどうぞ。
173 名前:イソロク mailto:age [02/12/23 16:34 ID:???] 「烈風と烈風改」23日に発売です。その内容は・・・ 従来初期案からの想像図だけが発表されて来た「烈風改」について、未発表の資料 により5面図(1/72 胃袋さん作図)を起こし烈風改の本当の姿が明らかになりま す。あのキットを改造しましょう。今回の取材の賜物、重要史料2点の世界初公開。 「烈風計画説明書」を全文掲載。開発の経緯には意外な事実が幾つも発見できます。 たとえば、A7M1の発動機選定時に三菱側が主張した発動機はMK9Aではない (!)と言われて「えッ?」と思った方、ぜひお読みください。 「烈風改計画説明書」もまた全文掲載。「堀越二郎最後の叫び」とも言える激烈な 文章を読む事ができます。公式文書でこれだけ書けるものかと驚く内容です。この 史料で機体について通説を覆す新事実も数多く明らかになりますが、それよりも何 よりも堀越技師の「肉声」に触れるような文章を読んでいただきたいと思います。 烈風の完成機全機についてその足跡と「その号機が造られた意味、目的」を1機 ごとに明らかにした追跡記事と一覧表。これで各号機が何の為に造られたのか、 何でこのように改造されたのか、といった事が詳細にわかります。この記事の為 に取材を重ねたようなもの。最重要記事でもあります。 幻の次期戦闘機「二〇試甲戦」について各案の想像図と共に昭和二十年五月に検討 された最後の海軍レシプロ戦闘機計画を新発見の史料から考察します。 未発表写真も沢山あります。「烈風の未発表写真が沢山ある」と言う事がどんなに 凄い事か・・・って好きな人間にとってだけの話ですけれどね。 そしてオマケ。最末期の零戦について最近判明した事を報告しています。 零戦の500kg爆弾懸吊装置図は世界初公開。そして水メタ噴射装置装備型が 復活している事を史料から証明しています。
174 名前:167 mailto:sage [02/12/23 19:17 ID:???] >171 ありがとうございます。 一応、旧文体には多少馴染みがありますので、恐らく読むことには苦労しないと思います。 とりあえず、買ってみることにします。
175 名前:名無し三等兵 [02/12/23 20:07 ID:cmFt57m5] 渡辺洋二の文春文庫の新刊 「未知の剣」が出てましたな。 ・・・既出?
176 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/23 20:30 ID:???] まぁ、「陸軍審査部戦闘隊」の文庫かなわけで既に手持ちの人も多いかと。 渡辺氏のいつものパターンで、文庫化にあたって細かな手直しが入ってるので しょうから、未読の人は買いでしょうけど。 ところで何で誰も「ビルマ航空戦」をあげてないの? すごいいい本なのに。
177 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/23 20:41 ID:???] >176 高い(泣 学生には手に入りにくいのよ〜 ・・・少しレビューよろしく
178 名前:176 mailto:sage [02/12/23 23:40 ID:???] 学生さんには「時間」という最強の武器があるじゃないですか。 「ビルマ航空戦」 梅本弘 大日本絵画 四六ハードカバー 上下巻 上巻3900円 下巻4100円 太平洋戦争開戦から敗戦に至るまでの、ビルマ戦域「だけ」の日米英の航空戦記録。両軍にとって支戦線であった ビルマ戦線の性格を反映し、戦闘の規模は大きくなく、機材も旧式(昭和一八年末まで英軍の主力はハリケーン) なマイナーな戦い。 だが、戦力が拮抗しているこの戦線で、陸軍航空隊は、その本来的運用である野戦的航空戦を縦横に展開、非力な 旧式機一式戦「隼」は敗戦のその時まで、陸軍将兵の希望だった。というお話。 これを生存者へのインタビュー、日米英を中心とした交戦国の部隊記録・公文書によって再構築した労作。 何年何月何日に誰それがどこへ出撃、戦果がどうで、損失がどうで、とういう話を、可能な限り対戦相手の記録と の照合によって検証。淡々とした記述の行間から滲む、緒戦期の九七戦の苦闘と退場、嵐のように南雲機動部隊の インド洋作戦、そして隼の活躍と死闘。 押さえた冷静な筆致の間に、挿入される様々なエピソードは、本書を決して無味乾燥な記録集に止めない。これは 上下巻巻末に付された、当時の搭乗員へのインタビュー記事によっても補強される。 内容的には、航続距離を生かして、後方の拠点飛行場と前進飛行場を活用し局地優勢を確保し連合軍の反撃の中、 奮戦する日本陸軍飛行隊の合理的な作戦運用。戦争末期に主任務となる、孤立した友軍への物資空投やタ弾によ る地上部隊攻撃の実際など、日本側に限っても新たな発見も多く、同方面の英米軍について知識のある読者なら さらなる発見もあるかと。 こんな感じでしょうか。 個人的には、本文ラスト、コヒマ戦没者墓地に建てられたティルモピレーの それを模した碑文に一寸と泣きました。
179 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/24 10:44 ID:???] >>177 公立の図書館にリクエストすべし。
180 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/24 10:51 ID:???] >>178 梅本氏は、小説書くより、こういう資料本に向いた人だよね。 一巻しか入手してないけど(しかも半分しか読んでないけど)、面白いよ。
181 名前:名無し三等兵 mailto:a [02/12/24 13:20 ID:???] >>170 サンクスでつ。 今月既に予算オーバーしちゃったから来月になりそうだけど、楽しみ〜☆ 141より
182 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/24 17:55 ID:???] >>169 情報サンクス!今日買って来ました。 聖夜にスツーカの悪魔のサイレン(笑)
183 名前:89 mailto:sage [02/12/24 18:23 ID:???] ということで当時の歩兵操典を注文しますた United States War Dept"The 1863 U.S. Infantry Tactics: Infantry of the Line, Light Infantry, and Riflemen" まあ、暇を見つけてぼちぼちと読んで行こうと。
184 名前:眠い人 ◆gQikaJHtf2 mailto:sage [02/12/24 22:13 ID:???] ○ゆ艇の本も買いたいけど、今月は予算オーバー。 なので、岩波新書「日本の軍隊−兵士達の近代史−」を買って来ました。 著者は吉田裕、一橋大学社会学研究科教授。 明治から昭和に掛けて末端の兵士の視点で、日本の軍隊を描いたもの。 明治期の人々が兵役を如何に逃れようと努力したか、とか、軍隊を構成した 貧しい農民出身の兵士が如何に軍隊内で上昇しようと努力したか、とか…。 大正時代のデモクラシーによって、少しは柔軟な思考を受け入れようとした 軍の改革が失敗し、硬直化した官僚機構になっていき、やがて自滅する 過程が新書の割には詳しく書かれている。 戦争神経症などの事象にも触れられており、読み物としてもなかなか面白い。
185 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/24 23:28 ID:???] 「逃げたいやめたい自衛隊」 根津進司著 判型四六判 232ページ 定価1500円+税 www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-6663-X.htm ↑この本はどうですか。
186 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/24 23:42 ID:???] ついさっき、「支那事変戦跡の栞」昭和十五年陸軍発行の本を注文したんですが 戦前の軍事関係の書物って、信用どれくらいありますか? それと「支那事変戦跡の栞」を読んだ人がいるなら感想も聞きたいんですけど。
187 名前:眠い人 ◆gQikaJHtf2 mailto:sage [02/12/24 23:57 ID:???] >>186 昭和15年頃ならまだ信用置けるかと思います。 昭和19年頃からでしょうか、信用が置けなくなってくるのは…。 ただ、太平洋戦争勃発後からは海外の情報が入りにくくなってきているので、 軍艦、軍用機に関しては割り引いてみる必要があると思います。
188 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/25 21:42 ID:???] 機甲戦術について詳しく書いてある本ってありますか?
189 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/25 22:21 ID:???] >188 取りあえずは 「パンツァータクティク―WW2ドイツ軍戦車部隊戦術マニュアル」 ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4499227933/ref= sr_aps_b_/249-4603638-2513945 評価についてはこのスレでも結構出てるので参照のこと
190 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/26 02:44 ID:???] >>186 何を持って信用とするかによると思いますが、当時の雰囲気を把握するには一級品だと思います。 ただ昭和もその頃には思想統制が厳しくなっているので、そこら辺割り引いた見方を持ったほうが よろしいかと。
191 名前:名無し三等兵 [02/12/26 09:44 ID:hcqNZLAw] >188 俺も欲しいです(機甲戦術の変遷を歴史的に記述した本、洋書でもいい) 和書だと…絶版ばかりですけど メレティン「ドイツ戦車軍団(上下)」(朝日ソノラマ文庫) マクセイ「英米機甲師団」(サンケイ第二次大戦ブックス) 戦後だとアダン「砂漠の戦車戦(上下)」(原書房)が第4次中東戦争時の雰囲気が分かって よさげですけど…
192 名前:186 mailto:sage [02/12/26 10:15 ID:???] >>187 >>190 どうもありがとうございました。参考にさせてもらいます。
193 名前:191 [02/12/26 10:34 ID:hcqNZLAw] そうそう、あと面白かったのが… John F. Antal Armor Attacks: The Tank Platoon : An Interactive Exercise in Small-Unit Tactics and Leadership 新米小隊長のための対話式教本なのですが、要するにゲームブック(笑)です。 ベテラン下士官に教えを乞いながら戦車小隊の攻撃・防御を学びます。 攻撃準備にはまず時間割を作れとか、事前の徒歩による綿密な偵察とか、素人の俺には勉強になりました。 ダイス目が悪くて死ぬと、実戦では運も重要だ、みたいな説明もあります(笑) 同じ著者の中隊規模の戦闘を扱う Combat Team: The Captains' War : An Interactive Exercise in Company-Level Command in Battle もあります…
194 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/26 17:11 ID:???] >188 次号の歴史群像に機甲部隊の戦術が説明されているはず
195 名前:188 mailto:sage [02/12/26 20:39 ID:???] >>189 .191.193.194 情報サンクス。さっそく探してみます。
196 名前:191 mailto:sage [02/12/26 23:04 ID:???] >>191 の「英米機甲師団」は「米英機甲部隊」の間違いでした。スイマセン…
197 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/27 12:38 ID:???] >>194 次号じゃなくて今号じゃなかったっけ?
198 名前:194 mailto:sage [02/12/27 22:53 ID:???] >>197 今号(no.56)の「戦術入門」は歩兵師団の 戦術についてだったよ
199 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/28 14:31 ID:???] >>193 この人「朝鮮半島炎上」を書いた人じゃない?
200 名前:名無し三等兵 mailto:sage [02/12/28 22:48 ID:???] 「餓死の研究」 立風書房ISBN4-651-70056-X 定価2000円 いわゆるガ島ものです。 現場への想像力の貧しさは今も変わらないようです。
201 名前:名無し三等兵 [02/12/29 00:24 ID:b35Yv+UG] 相澤淳 「海軍の選択」 中公叢書 英米協調主義、穏健派が多かったとする日本海軍像は間違いだ(帯より) 従来の海軍観に対し、軍縮問題、日中戦争・三国同盟問題への対応を中心として再検討を試みる 著者は防衛研究所戦史部主任研究官 さらっと読めます。年末年始、重い本を読んでる時の気分転換にどうぞ
202 名前: ◆Bush/Kch/k mailto:sage [02/12/29 20:05 ID:???] >>166 早速購入して今日届きました。 情報ありがとうございましたm(__)m (´-`)。oO○(27氏には悪い事したな・・・)
203 名前:名無し三等兵 mailto:s [03/01/01 17:28 ID:???] age
204 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/02 15:30 ID:???] >>193 >ベテラン下士官に教えを乞いながら 小隊軍曹でつか?
205 名前:ばばぼん♪ ◆gdH1Km1a0U mailto:sage [03/01/03 19:36 ID:???] 通史として、第二次大戦前後のアメリカ陸軍航空隊・イギリス空軍 について書かれた本はないでしょうか? ドイツ空軍とか日本海軍航空隊だと、ソノラマ文庫とかからいろいろ出ていたのですが、 米英のって、戦略爆撃関係と英本土航空戦に偏っちゃうんですよねぇ。
206 名前:名無し三等兵 mailto: [03/01/03 20:37 ID:???] ソ連のパグラチオン作戦について詳しく知りたいのですが、 良い本があれば教えてください。お願いします。
207 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/04 06:17 ID:???] >204 Pltoon sergeantなので小隊軍曹ですね。 私がお世話になっているRileyさんは軍歴17年、T-72戦車6両とBTR装甲車2両の撃破スコアを お持ちだそうです・・・
208 名前:名無し三等兵 [03/01/04 09:00 ID:pXQSJKH9] >>206 パウル・カレル「焦土作戦」、文庫で店頭にもまだあるはず。ドイツ側「戦記」で読みやすい。購入済み? ソ連側から見た本なら「第2次世界大戦史」ソ連共産党編、古本屋もしくはインターネットで購入。全10巻なので、可能であれば該当巻のみを購入もしくは図書館で借用が適当。 ソ連公式「戦史」。偏りを指摘されることが多いが、資料的価値は他とは比較できない。 「詳しく」という事からは外れるかもしれないが、ほかにジューコフ回想録等にも該当記述があるし、学研の「欧州戦史シリーズ」にもあったはず。 ついでにソ連映画「ヨーロッパの解放」の第3部はバクラチオン作戦を描いている。 こういう方向の資料は?という希望、あるいは推薦図書の追加があればよろしく。
209 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/05 03:48 ID:???] 朝日選書「ベルリン戦争」邦正美 38年から終戦までベルリンで生活した日本人留学生による戦時下ベルリンでの 生活についての手記。 空襲下の生活や配給制度の実体,市民のナチに対する感情やベルリン市街戦での 市民の行動などを日本人の視点から描いてます。ドイツの戦時生活に興味がある人なら買いです。 どーでも良いが,この人もともと舞踏関係の留学生なんだけど大使館関係の仕事もやったり 文化人とのつきあいも多かったりユダヤ人逃亡に手を貸したりゲシュタポからマークされてたりと 周囲から見るとかな〜〜り怪しい人物な気がする。 >206 ハヤカワ文庫NF「燃える東部戦線」 今手元にないけど,確かソ連側視点で書かれた東部戦線通史だったはず。 パグラチオン作戦についてはあまり詳しい描写が無かった気もするけど,参考までに。
210 名前:ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E mailto:sage [03/01/05 09:44 ID:???] >朝日選書「ベルリン戦争」邦正美 面白そうなんで、昼から買いに行ってきます。 情報ドウモです。
211 名前:名無し三等兵 [03/01/06 17:47 ID:EEGa5dwZ] デルタ・フォース極秘任務―創設メンバーが語る非公式部隊の全貌 エリック L.ヘイニ (著), 伏見 威蕃 (翻訳)早川書房 書評ヨロ
212 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/07 19:18 ID:???] 家で凄い(普通だったらスマソ)物を発見。 「野砲兵第三聯隊史」 A4判で700ページもある。 何でこんなものが、と思ったら親戚が所属してたのか。 平成5年発行だから新しいな。 これから読んでみます。
213 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/07 21:09 ID:???] 松村 劭氏の著作はぜひ読むべし。 戦争学 新戦争学 名将の戦争学 ゲリラの戦争学 勝つ戦争学 これらは文芸春秋から出ている、勝つ戦争学を除く4つは文庫化されている。 あと戦術と指揮というのもある。
214 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/07 22:25 ID:???] >>213 > 松村 劭氏の著作はぜひ読むべし。 なんで? (´-`).。oO(理由が無きゃ只の広告)
215 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/07 22:34 ID:???] >>213 一般書籍板の新書スレで批判されているが。 買ってはいけない新書 book.2ch.net/test/read.cgi/books/1039766618/130 まあ人により物の考え方が違うので、批判が正しいとは限らないが。
216 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 00:39 ID:???] >213 作戦・戦術・戦略本の著者としては悪くはないがハードウェア絡み (特に自衛隊関連)については厨房並。 ってのが漏れの印象。
217 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 02:24 ID:???] 学研M文庫の「エヴァ・ブラウンの日記」って読んだけどさ、 これって1948年ぐらいに法廷で偽書だと確定してなかったっけ? 内容も1943年にエヴァが子供を産んだとか、アレなんだけど。 さすが学研だ。
218 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 03:46 ID:???] >215 そこ酷いな。 いや、内容に関する指摘は漏れには全くわからんから言及は避けるが、 罵倒合戦場だった。粘着酷いし。 すれ違いスマソ。 今日買った本。 「虚構戦記研究読本 戦術・作戦篇」北村賢志 古本屋で発見した。ちょこっと読んだだけだが、 内容がQ&A方式でわかりやすく、面白い。
219 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 04:36 ID:???] >>209 邦正美氏の本良いですよね。私も持ってます。 氏の交友関係の広さは、当時の知的エリートならではとの感じもします。 ハンマシュタイン男爵家(元独軍司令官にして反ヒトラー派)にも出入りしていたとは驚きでしたが。 デ・コバ・田中路子夫妻も登場するあたり、「ストックホルムの密使」みたいな雰囲気も。 戦争当時のベルリンを日本人外交官から見たものとしては、新関欽哉「ベルリン最後の日」NHKブックス という本もあり。
220 名前: [03/01/08 05:31 ID:2W21pM7v] 石原 莞爾についての本を読みたいのですが、何かお勧めはあるでしょうか。 石原莞爾―「満洲国」建国を演出した陸軍参謀 PHP文庫 楠木 誠一郎 (著) 戦争史大観 中公文庫BIBLIO 石原 莞爾 (著) の二つはちょっと読んでみようかなと言う気になってるのですが。 それと、河出文庫のチャーチルの第二次大戦回顧録はどんなもんでしょうか? 質問ばかりしてすいません。
221 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 11:08 ID:???] 冷戦期のソ連の軍制についての現在入手可能な本ってどのようなものがあるでしょうか。 正規軍のみでなく準軍事組織(国境警備隊とか)についても触れているとなお良いのですが。
222 名前:名無し三等兵 [03/01/08 12:31 ID:lDpZblHr] >221 気長に古書を探せるなら… 1 Isby「ソ連地上軍―兵器と戦術のすべて」(原書房) 2 藤井治夫「ソ連軍事力の徹底研究」(光人社) 3 防衛法学会「世界の国防制度」(第一法規出版) 1はソ連軍研究の泰斗によるこの分野の必読図書(情報は古い) 2はサヨ先生の本だけど濃い。五軍種を網羅 3は各国国防制度の簡略な概観。旧ソ連軍の章あり
223 名前:名無し三等兵 mailto:age [03/01/08 12:34 ID:???] >>222 2は初級の入門用と割り切ってくれ。 1の著者は、もう一冊邦訳されていたような気がしたが…
224 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 12:42 ID:???] >223 「アフガニスタン戦争―はるかな地の戦い」(大日本絵画)のこと?
225 名前:名無し三等兵 mailto:age [03/01/08 12:48 ID:???] イズビーだっけ、1は。だとしたら、ワルシャワ条約機構の特殊部隊も、イズビー。 夫婦で、ソ連研究していた著者がいたはず。ソ連軍でぐぐってみてちょ(てめーでやれ、って言わないで)。
226 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 13:06 ID:???] >>211 >デルタ・フォース極秘任務―創設メンバーが語る非公式部隊の全貌 >エリック L.ヘイニ (著), 伏見 威蕃 (翻訳)早川書房 著者はデルタフォース創設時からのメンバー。 デルタフォース初期の選抜試験とか訓練の話が前半を占める。 後半は実際にどのように活動したかを詳細に記述している。 ただ、政治的なものに左右されたりと、色々煩悶することもあったようだ。 人間関係含め、隊員がどのように考え、行動していたかが書かれており 隊員個人の体験記を求める人には面白いと思う。
227 名前:221 mailto:sage [03/01/08 13:14 ID:???] >>222 amazonで調べましたが、2以外は取り扱ってないようです。 イズビーの>>224 、>>225 はありました。 古書店を探し回る余裕は無いので、とりあえず 藤井治夫「ソ連軍事力の徹底研究」(光人社) を注文してみます。 皆様レスありがとうございました。 他にも良い本がありましたら教えていただけると幸いです。
228 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 13:25 ID:???] >>227 都立図書館なら>>222 の1、2、3はありますが、 東京以外でも地元の県立図書館などにあると思いますが。
229 名前:221 mailto:sage [03/01/08 13:35 ID:???] >>228 なるほど都立図書館ですか。 午後8時まで開いているようなので、いずれ仕事帰りに逝ってみます。
230 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 15:03 ID:???] 二次大戦中のフィンランド軍について書いてある本をどなたかご存じないですか? 雪中の奇跡、しかしらないもので・・・
231 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/08 15:18 ID:???] >205 米英空軍の通史ってなかなか無いですね…洋書すら良さげな本は絶版が多いし 通史とは違いますけど、持っている本でお勧めできるのは C.G. Jefford, RAF Squadrons, Airlife Publishing 英空軍創設から現在までの各飛行隊の使用機種・配置・移動のリストです。 使用機種や配置から飛行隊を検索することもできます。 これに、飛行隊毎の出撃状況・損失・戦果を纏めた本があれば最高なんですが…
232 名前:眠い人 ◆gQikaJHtf2 mailto:sage [03/01/08 22:49 ID:???] >>230 中山 雅洋著 朝日ソノラマ文庫の「北欧空戦史」とかが結構面白い。 他には大日本絵画からフィンランド関係では「雪中の奇跡」以外にもカタヤイネンの 回顧録とか、グスタフ・マンネルハイムの伝記とかそう言うものが結構出ていますよ。
233 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/09 02:16 ID:???] >232 眠い人さん 情報、ありがとうございます。 大日本絵画あたりに探りを入れれば幾らでもあったのですね(^^;
234 名前:ミリ屋哲@モバイリ ◆4EZIX.r92I mailto:sage [03/01/09 09:52 ID:???] >>213-216 松村のおっさんは、ハードウェアはともかくソフト、特に戦史から戦術的な 原理・原則を導き出す手法は秀逸だぞ。その辺、火葬戦記と同レベルの分析 している自称「戦史研究家」とは一線を画する。 まぁ>>215 の所の批評は、戦術的内容に関してはなんら言及していないわけだが。 「グーデリアンじゃねえよ、グデーリアンだよバーカ」とか言っている奴とかわらん。
235 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/09 12:56 ID:???] >>234 漏れもそう思う。 つーか、「戦術と指揮」で、漏れの脳は、遣られてしまいました。 いまはすっかり、松村信者。
236 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/09 15:20 ID:???] 漏れは自衛隊の教本類を手にできる立場ではないので、「戦術と指揮」は貴重だったのですが やはりふつうの教本類と比べても水準は高いのですか?
237 名前:名無し三等兵 mailto:age [03/01/10 11:24 ID:???] 松村氏って、ここ4〜5年のうちに、5〜6冊出してる。 正常な歴史書なら、そんなペースでは出せないよねえ。 あれは、松村解釈の、古戦史四方山話なわけで、インスパイアされるひとは、される。されないやつはされない、でよいのでは?
238 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 13:51 ID:???] >>237 だから歴史書じゃないって。戦術の本だよ、あくまでも。部内の戦術教範に 戦例集を加えた解説書、という味付けの本だ。
239 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 14:20 ID:???] しかし「戦例」を引くなら歴史事実の正確な理解は必要じゃないか?
240 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 15:20 ID:???] 「決戦兵器 陸軍潜水艦―陸軍潜航輸送艇マルゆの記録」 bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%97%A4%8C%52%90%F6%90%85%8A%CD 本屋で立ち読みしみましたが丸ゆ艇を知るには貴重な一冊だと思います。 惜しむらくはハードカバーで嵩張る、値段が高い(贅沢かな)って事で 文庫本サイズで出して欲しいですね。 これに限らず、最近、立川のキ94とかネ20と橘花とか烈風とか興味 深い開発史の本が出てるんですが、いずれもハードカバーに上質紙と豪華版 なんで是非文庫本サイズの廉価版出して欲しいです。
241 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 18:26 ID:???] >>239 正確な理解とは?表記揺れだけではそんな事を言うべきではない。完全に 歴史的事実を誤認しているんなら話は別だが。
242 名前:216 mailto:sage [03/01/10 19:16 ID:???] >237 四方山話で切ってしまうには惜しいと思うけどなあ。
243 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 19:41 ID:???] 偕行社の『南京戦史』買おうと思って注文したんですけど書店扱いしてませんて いわれちゃいました。偕行社の本て、どこで買えるんでしょうか?
244 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 19:50 ID:???] >>243 偕行社って旧陸軍が出版してる本じゃないのかな!? 古本でさがすしか… 近くに専門的な古本屋が無いのなら 日本の古本屋 www.kosho.or.jp/ スーパー源氏 www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html とかで探すのもどうでしょうか
245 名前:244 mailto:sage [03/01/10 19:55 ID:???] スマソ。 財団法人偕行社が昭和64年(平成元年)に出版した本のようでつ… ちなみにいま上記2サーチエンジンで調べた所では 「日本の古本屋」では2件、「スーパー源氏」では0件でした…
246 名前:名無し三等兵 mailto:age [03/01/10 21:25 ID:???] >244 南京戦史は偕行社に直に問い合わせればまだ在庫してる可能性がありまつ。 つか、多分ある。 知らない人向けに説明すると、「南京戦史」は旧軍将兵の生の手記による南京戦 の記録。いわゆる「南京事件」関連の記述についても貴重な記述が多数。 「南京事件」関連の書籍で、この本を参考資料にしてないものは、右左の別なく 無視して構わないくらいの必須文献。
247 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/10 21:42 ID:???] >>225 >夫婦で、ソ連研究していた著者がいたはず。ソ連軍でぐぐってみてちょ(てめーでやれ、って言わないで)。 Harriet Fast Scott & William F.Scott夫妻のことかな。 ”The Armed Forces of the USSR”は古典的名著だ。 1979年初版だからいかにも古いがな。邦訳は出てないと思う。
248 名前:名無し三等兵 [03/01/10 22:11 ID:v9z4A4N6] 忘れられた兵士−ドイツ少年兵の手記−ギイ・サジェール著 /三輪秀彦訳 早川書房刊 今は絶版 既出かもしれないけど 昔、工房のころ図書館にあって読んだけど、 とても面白かった記憶がある。 アルザス・ロレーヌ地方の少年が ドイツ軍に志願するというような話だったと思う。 ノンフィクションなのかよーわからん (よく考えてみると、GD師団に独仏ハーフが入れるのか疑問だな) 源文氏がよく中から流用してたね
249 名前:243 mailto:sage [03/01/10 23:28 ID:???] >>244-246 どうもありがとうございました。
250 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/11 00:24 ID:???] 芙蓉書房からリデル・ハートの著書が出ているという話を聞いたのですが、 どなたか御存知ないですか?
251 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/11 00:52 ID:???] >>250 原書房の戦略論のこと?
252 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/11 01:22 ID:???] >>250 タイトル「戦略論大系」出版社「芙蓉書房出版」価格一冊「3800円」 1巻は「孫子」ISBN: 4829503025 2巻は「クラウゼヴィッツ」ISBN: 4829503033 3巻は「モルトケ」ISBN: 4829503041 4巻は「リデルハート」ISBN: 482950305X 5巻は「マハン」ISBN: 4829503068 6巻は「ドゥーエ」ISBN: 4829503076 ネット書店で検索して見てください。
253 名前:250 mailto:sage [03/01/11 02:02 ID:???] >251 >252 ありがとうございます。 ご迷惑おかけしました。
254 名前:眠い人 ◆gQikaJHtf2 mailto:sage [03/01/11 11:10 ID:???] >>240 講談社系とか文春系なら1年経てば文庫本になる可能性が高いよ。 技術系だし、開発者が今でも使われている製品の開発に携わっている 人だから、少なくともキ94は出るでしょうね。 今月の朝日選書の紹介。 二・二六事件全検証 北博昭著。 この人の著書には他に「軍律法廷」とか昭和史の軍事法務関係の本 が多い。 1995年に同じ朝日選書から、「二・二六事件 判決と証拠」という本を 共著で出している。 これは、当時記録がないとされてきた、二・二六事件の正式判決書の 所在を突き止め、校訂したもので、初出であった。 併せて読むのも良いのかも。
255 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/11 11:19 ID:???] >>254 キ94とかは三樹書房だから出ないのでは? 橘花なんて出版から結構たちますがまだ文庫化されてないでしょう。 もしかして、どっかで出てる??
256 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/11 12:17 ID:???] >>247 いや、緑の表紙で読んだような気がします。図書館で10年以上前に借りただけなので…。
257 名前:眠い人 ◆gQikaJHtf2 mailto:sage [03/01/11 12:31 ID:???] >255 弱小出版のものでも文春は丁寧に拾ってますよ。 渡邊洋二の一連の本は、グリーンアローとかそう言うところから出てた ハードカバーを文庫化してますもの。 ただ、版権がどうなるかにもよりますけどね。
258 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/12 09:33 ID:???] 「ドキュメント 戦争広告代理店」 高樹徹 著 講談社 ボスニア紛争におけるアメリカPR会社の情報操作のルポ。 文章読みやすいしすごく面白かった。 筆者は元NHKプロデューサーで、 日本政府ののPRの下手さへの視点もあり、興味深し。 オリジナルのNHKスペシャル(2000年放映)見逃したのが残念。
259 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/12 23:19 ID:???] >>248 漏れの知り合いが、その本を古本屋で「100円」で買ったんだそうだ。 うらやましさのあまり、気が遠くなった。
260 名前:山崎渉 mailto:(^^)sage [03/01/13 03:30 ID:???] (^^)
261 名前:名無し三等兵 mailto:age [03/01/13 11:44 ID:???] age
262 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/13 13:36 ID:???] 梅本弘って人の本がなんか好きだ
263 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/13 13:39 ID:???] >262 漏れも。 こないだ「流血の夏」買ってきますた。
264 名前:ばばぼん♪ ◆gdH1Km1a0U mailto:sage [03/01/13 22:38 ID:???] どなたか、この本をお持ちの方、いらっしゃいますか? Ian Gooderson著 "Air Power at the Battlefront: Allied Close Air Support in Europe, 1943-45 (Cass Series--Studies in Air Power, 6)" www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0714646806/qid=1042463476/sr=1-8/ref=sr_1_0_8/249-6981423-2640327 大戦から朝鮮戦争辺りの近接航空支援任務について調べているのですが、 値段が張るので注文するのに躊躇しています(Amazon価格\8,327)。 目次がどんな感じで書かれているか、任務に対して使用する兵装の変遷みたいなことが書かれているか教えて下さい。 「おねがい☆ティチャー」のDVD買ったおかげで金欠状態。ハァハァ(;´Д`) >>231 ありがとうございます。探してみます。 》英空軍創設から現在までの各飛行隊の使用機種・配置・移動のリストです。 》使用機種や配置から飛行隊を検索することもできます。 これが書かれているのが実にありがたいです。
265 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/13 23:20 ID:???] 目次ならamazon.comの方に。 www.amazon.com/exec/obidos/tg/stores/detail/-/books/0714646806/reviews/qid=1042467439/sr=1-1/ref=sr_1_1/104-3258874-2822312
266 名前:ばばぼん♪ ◆gdH1Km1a0U mailto:sage [03/01/13 23:44 ID:???] >>265 をを、ありがとうございます。 Amazon.comの方では検索かけてませんでした。
267 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/14 20:56 ID:???] 書籍関係なのでこちらで質問します。 昭和45年ごろ朝雲新聞社から本郷健 氏による第二次大戦叢書という シリーズが刊行されたそうですが、 第一号 空挺奇襲作戦 アルベルト運河とエベンエマエル 第二号 バルバロッサ 対ソ戦役の研究 第三号 キエフ会戦の研究 史上最大の全周包囲会戦 第四号 北方軍集団のレニングラードに向かう突進 は確認できたのですが、第五号モスクワ戦 以降の号は出版されたのでしょうか? お教え願います。
268 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/14 23:41 ID:???] >>264 P.パレット編「現代戦略思想の系譜」(ダイヤモンド社)の第21章「大空からの声〜空軍力の理論家達」 の文献解題(p850以降)にも、古いようですけど英米空軍に関するかなりの文献があがってます。 既に参照されておられたらスイマセン・・・
269 名前:名無し三等兵 [03/01/15 07:59 ID:b2Kq8q5K] チャーチルの回想録『第二次世界大戦』が色々なバージョンありますが一番量が多いのはどれですか?
270 名前:名無し三等兵 [03/01/15 08:47 ID:OTck4l89] 米軍だけ勉強したら問題ないでしょう 米軍を勉強できる本を教えて下さい
271 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/15 09:01 ID:???] >>269 翻訳ということであれば、昭和20年代に毎日新聞社から出ていた24巻本ではないかしら。
272 名前:名無し三等兵 [03/01/15 09:26 ID:b2Kq8q5K] >>271 最近出ているやつでです。 文庫とか単行本とか色々あるので。
273 名前:名無し三等兵 mailto:sage [03/01/16 21:53 ID:???] ジェームス・F・ダニガンの「新・戦争のテクノロジー」を買ったのですが、 旧版の「戦争のテクノロジー」との差異はあるのでしょうか?