- 75 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2006/09/10(日) 20:39:48 ID:???]
- 時は第二次世界大戦前夜、彼の悪名高い日独伊三国同盟締結前。
当時、日本海軍は其の誕生が英国海軍を手本にした事もあり、親英的な派閥が大多数を占めていた。 この状況を鑑み、英国と敵対関係に会ったドイツは、敵戦力の分断の為、 ある極秘作戦を発動する事を決定する。 これが、半世紀の時を経て、今尚其の忌み名を轟かす、 『日本海軍メイドさん事件』の幕開けであった!!! 作戦の発動とともに、ドイツ滞在中の若い日本海軍将校たちには、それぞれ小奇麗な屋敷与えられ、 それぞれの屋敷には、現地妻とも言うべき可憐なメイド少女達が割り当てられていった。 若い海軍将校達はその手練手管に身も心も骨抜きにされ、次々と親ドイツ派へとニャンゴロしていく! ところが其の中でただ一人、度重なる誘惑攻撃にも惑わされず、黙々と我が道を行く若き海軍将校がいた。 彼こそが、我等が期待のエース櫻田淳海軍中尉である!! それが彼生来の鈍ちゃんに因るものか、はたまた其の鋭利な頭脳に起因するものか、 それともただのインポだったのかは分からない。 だが、事態を重く見たドイツ当局は、彼に対抗する為、特別の部隊を持って応じる事を決定した。 我々の目からすれば『えー、そんなん一人くらいいいじゃん』と思うかも知れないが、 侮る勿れ。蟻の穴から堤防だって決壊するのである。 油断大敵毛がボウボウ、彼等は変な所で完璧主義者なのだ。 たちまちナチの大物ローゼンベルクの号令一下、全ドイツから見目麗しく また、彼の性癖がどのようなモノであっても対抗できるように、様々な性格の乙女たちが あつめられ、一ヶ月の訓練を経た後、其の中から最も適任と思われる七名が選び出された! 彼女達が、『特別選抜日本海軍将校篭絡特殊部隊:薔薇部隊』通称、『ローゼンメイデン』であった!!! (本来は八名だったのだが、ローゼンベルクの「デコはいらんのだよ、デコは。」の一言で一人弾かれた。 『かしらーーーーーーー!』 ローゼン閣下はデコがお嫌いであらせられるのだ!)
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